洪水

すべてに想いを込める
すべてに思い出をつける

すべてがいとおしくなり
すべてに優しくなれる

だけどそのうちすべてが忌まわしくなり
すべてが必要でなくなる時がくる
だけどそれでも捨てられないの
想いの深さをすべてが主張し
上書きしようとすると過去がトリガー
私は大洪水 引き裂かれる気持ちで
君達を見る 触れる 君に触れた時みたいに

それの繰り返しが人生で
今まで上書きしては泣き叫び
過去の私は喜んでいる
現在を束縛できることに

こんなに過去が恨んでいる中
未来の私は笑っているのかしら
未来の私、今は永遠でないということを
きちんと理解してるかしら

洪水

洪水

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2014-05-10

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