ポエムというか戯言集

結局のところ人生なんて決まってしまっているらしい。
時間順序保護予仮説。
そもそも起きる事は決まっていて、そこに至るための道が幾つか分岐している。
よくわかってはいないけれど運命ってやつ?
神とか信じてみたかったなぁ。
僕はどうも面白いとは感じるものの崇拝にまで至らなかった。
どんどん流れてく時の中で、僕等は何ができるだろう。
いや違うな。
さっき言った事に準ずるなら、どうやって結果に至ろう。
そういうことだろう?
決まってしまっている人生は楽だけれど、つまらないものだ。
一定の快楽は与えてくれるかもしれない。
でも実際自分で切り開いた時の快感はそれの比じゃ無いだろう。
ああ、勇者とか魔王とか。
そういう世界に生まれたかったなぁ。
だってなんでも自分で切り開けるじゃないか。
しかも目指す方向まで決まってるなんて最高だ。
舵は自分で取るけど目的地は決まってる。
でもどこにでも寄れる。
一直線じゃないんだ。
それがとても羨ましいなぁ。
ネット社会も嫌じゃない。
見るものの自由が保証されているしね。
でも逆にその自由を逆手にとって悪事に使うものがいる。
秩序あっての自由。
節度があってこその紳士。
無節操な欲望を晒すだけなら子供でもできる。
それこそなんも教えられていない子供でもね。
でも僕らは常識を知っているだろ?
節度を知っているだろ?
だから守ろうって言ってるんだ。
暗黙の了解だよ。
だからって堂々とルール破るやつだっている。
そりゃ理不尽かもしれない。
でも。
守ることで得られる得もあるんだ。
例えば。
野鳥を銃で撃って点数を競うスポーツがある。
でもそれは種類が決まってる上に大きさもある程度暗黙の了解でボーダーがあるんだ。
そのあと食べるし。
節度を守るというのは自分のこれからを守ることでもある。
それにお手本なんだよ、僕らは見られている。
僕らより小さい次代を担う子供達にね。
だから下手なことはしちゃいけないと思う。
何が言いたいって?
ただの愚痴だよ。

ポエムというか戯言集

ポエムというか戯言集

  • 小説
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2014-05-08

CC BY-NC-ND
原著作者の表示・非営利・改変禁止の条件で、作品の利用を許可します。

CC BY-NC-ND