香水
ブルガリのブラックが通りすぎて
特定の誰かを思い出す
ああ私の傷痕
キスマークだって爪痕だって消えるのに
いつまで経っても消せやしない、香り
勝手に流れ出す記憶
お互いの香水瓶を並べていた棚には空白
私はもう香りをつけなくなった
つける理由がなくなった それだけ
香水
ブルガリのブラックが通りすぎて
特定の誰かを思い出す
ああ私の傷痕
キスマークだって爪痕だって消えるのに
いつまで経っても消せやしない、香り
勝手に流れ出す記憶
お互いの香水瓶を並べていた棚には空白
私はもう香りをつけなくなった
つける理由がなくなった それだけ
香水