ダブルクロスお試し企画3
・これは過去に別場所で公開したF.E.A.R.出版のダブルクロスthe 3rd editionの疑似リプレイを小説として書き起こしたものです。何卒。
・鬱、流血表現なども含みます。閲覧のほどは自己責任でお願いします。
ダブルクロスお試し企画:『汝は人狼なりや?』
ダブルクロス、お試し企画その3
GM:それじゃ、ダブルクロスお試し企画第3回、始めて行こうか。
四人:ヒャッハー!
GM:おおう、いきなり世紀末だなぁ。
ルカ:で、今回は全員合流からだろ?
夕月:演出はどうする? 普通に合流する?
凛:私は……どうしよう。とりあえずお茶用意しといたとかそう言う設定で。
ルカ:俺は多分支部に殴り込みにきてるんじゃ無いかな。こう、「支部長はどこだ!」みたいな感じで。
羽月:で、そこに俺らが空気を読まずに登場か。
夕月:せめて空気だけは読んでよw
GM:じゃあそんな感じで演出して行こうか。
ミドルフェイズ1、「邂逅の白い花」。登場は全員。宣言と侵食率上昇お願いします。
四人:シーンイン。
>侵食率上昇
伊月 1D10 → 4
椎堂 1D10 → 2
四方坂 1D10 → 9
夕月 1D10 → 10
>伊月空也の侵食率 39% → 43%
>椎堂臨の侵食率 40% → 42%
>四方坂都の侵食率 38% → 47%
>那智の侵食率 44% → 54%
夕月:う、うわぁ……。
ルカ:なんかゴリっと上がったな。侵食率上昇にクリティカルとか無いのか?
羽月:そんな事したら最悪序盤でジャームコースだぞw
凛:このまま順調に行けばいいんだけどな……。
・ミドルフェイズ1「邂逅の白い花」
「椎堂、どう言う事だよ! 説明してくれ!」
「私にだってわからないんだよ! 無茶を言わないでくれ!」
おそらく年もそう違わないだろう、一組の男女の怒号でUGN支部は満ちていた。
終わりの見えない平行線の論争を2人はこうしてもう十分は続けている。それは2人が冷静さを欠いているのもひとつの要因だったが、何よりも焦りが先にあった。
唐突に襲われた不安と先の見えない恐怖。そして、早くなんとかしなければと言う焦り。心と体が噛み合わない実感に徐々に冷静さは剥離する。そして訪れたのは当然の衝突。ただそれだけだった。
と、その時随分と間抜けな音を立てて支部の扉が開く。
「おはようございまーす……って、お取り込み中? 何なら出直すけど?」
開いた扉の向こうには肩辺りで黒髪を切り揃えた切れ長の瞳の少女と、青い髪とすらりとした体躯が特徴の美青年が佇んでいた。想定外の乱入者に驚いたのか最悪乱闘ものの怒鳴り合いをしていた2人は数秒睨み合ったのちに視線を外して沈黙する。
「えっと……うん、都に任せた」
「丸投げすんな。隣の支部から派遣された者だ。とりあえず座って自己紹介でもしないか? 喧嘩両成敗はその後だ」
投げやり気味に四方坂が2人に向かってそう言うと、伊月は大人しく手近な椅子に腰掛け椎堂は給湯室へと姿を消した。そして数分後、事務所の応接机の上に人数分のコーヒーが並ぶ。酷くささくれ立った空気の中、四方坂は小さくため息をついて口を開いた。
「俺の名前は四方坂都。これでもUGN支部長だ。で、こいつが那智。イリーガルだから非戦闘員だがな」
「よろしく」
軽く頭を下げて人当たりの良い笑みを浮かべる那智を見て伊月は少しギョッとしたような表情を浮かべる。柔和に微笑むそこらのモデルや俳優よりも整った顔立ちの美青年。だが、違う。普通のオーヴァードと何かが違う。存在感があまりにも希薄なのだ。一点を注視すれば他の印象が霧散し、上手く全体像が掴めない。そんなまるで蜃気楼のような人間。数秒して伊月は自分の行動の失礼さに気付いたのか視線をそらす。那智はそんな伊月の様子に少し困ったような笑みを浮かべた。
「私の名前は椎堂。椎堂臨だ」
「俺は伊月空也。伊月でいい」
一通り全員の自己紹介が終わったところで椎堂はノートパソコンを四方坂と那智の前に置き、画面を開いて説明する。
「失踪したのはこの支部の支部長、『東雲恵美』。昨日出かけたきり帰って来ていないんだ」
「行き先に心当たりは?」
「ある場所は全部当たったが、何処にも」
椎堂の返答に四方坂は腕を組んで思案する。それを横目に那智は少し身を乗り出してパソコンを操作し、詳しい情報を調べ始める。
『東雲恵美。都内の大学に通うソラリスピュアのオーヴァードでN市のUGN支部長。
面倒見も良く仕事に対しても非常に真面目。成績も優秀で学業にも真面目に取り組んでいる。』
酷く少ない情報量に那智は表情を崩さぬまま内心眉をひそめる。通常ならばいつ何をするか分からないオーヴァードの情報は微に入り細を穿ち記録されるはずだ。それがここまで少ないと言う事は本人が情報を消したかあるいは。
そっと気付かれぬように那智は椎堂の顔を覗き見る。目の前の彼女が消したかの、二択だ。
……いや、それは彼女の人となりを鑑みるにあり得ないと思っていいだろう。やはり本人が消したか。
では何の為に? ただ事件に巻き込まれただけならば消す理由は無い。本人が、自分の意思で情報を消したのであれば何か知られたく無い事があったか。
足取りを掴まれたくなかったか、か。
>夕月→使用エフェクト、「完全演技」。イージーエフェクト。その名の通り個人の人格を完全に模倣・演技するエフェクト。
>夕月→使用エフェクト、「プロファイリング」。イージーエフェクト。通常は気付かないようなちょっとした情報から対象の人物像を描き出すエフェクト。
「……支部長が何処にいるかも分からないのか」
「分かってたら苦労はしないよ」
伊月の言葉に椎堂はため息混じりに答える。と、その時不意に四方坂のケータイが鳴る。
「ん、すまん」
そう言うと四方坂は部屋の隅へ移動し通話ボタンを押した。
「もしもし」
『おう、俺だ。湯川だ』
「なんだ、久しぶりだな」
『そうだな。ところでここ最近話題の失踪事件。どうやら普通じゃ無いモノが一枚噛んでるらしくてな。これから暇か? 失踪した支部長とかの件も含めて久々に話がしたいんだが』
「あいよ。じゃあいつもの喫茶店に1時で頼む」
分かった、じゃあまた後で、そんな返答と共に通話は切れた。
湯川誠は四方坂の支部に時々出入りしているオーヴァードであり、表向きは警察官として働いている人物でもある。ここ最近は失踪事件の捜査が忙しいらしくほとんど会う事はなかったのだが。
「すまん、ちょっと警察の知人と情報交換に1時から行ってくる」
「警察の知人って、湯川さん?」
「そうそう」
電話から戻った四方坂が軽く詫びを入れながら席に戻り那智と話をしていると、今度は伊月のケータイに着信が入る。
発信者は神原純だ。
伊月は慌てて立ち上がると給湯室に駆け込んで電話に出た。
「純か!?」
『ああ。こっちは何とか上手くいった。今はほのかの家にいる。それで、悪いんだがほのかを安全な場所まで移動させたいんだが手伝ってくれるか?』
「分かった。それじゃあこっちがある程度片付いたらそっちに行くからな」
◇
GM:いやー、シーン長い! 文章練るのも一苦労だ。で、次のシーンだ。まずミドルフェイズ2は四方坂が中心となって喫茶店で情報収集をするシーン。ミドルフェイズ3は伊月が中心となって安藤ほのかの家に向かうシーンだ。那智と凛はどちらに参加するのか選んでくれ。
凛:どっちも、ってのはダメか?
GM:時間帯がかぶってるから今回は無理だな。
夕月:それじゃあ僕がルカについて行った方がいいんじゃない? 支援的にもロールプレイ的にも自然だと思うけど。
羽月:経験者も上手く分散するしなw
ルカ:購入や情報収集判定はその後か?
GM:自分が登場するシーン終了後に各一回ずつ情報収集や購入判定ができるぞ。購入判定で思い出した、羽月にはクレジットデータが譲渡されるぞ。これで四方坂の財産ポイントは11になる。
羽月:んー……期待値5,5……低めに5と見積もってそこに<調達>2で+2……達成値は18くらいか……。それなら使用しなくてもそれなりのモノは買えるな。
凛:なんか羽月がメタ計算してる……。
夕月:慣れてくると侵食率の期待値計算しながらシーンに出るか出ないか考えるようになるよ。
ルカ:とりあえず俺はこれからどうすればいいんだ?
夕月:出来る限りロールプレイ頑張ってとしか言いようが無いw
羽月:ロールプレイの中で情報引きずり出してくれたら万々歳だがなw
凛:俺はもう羽月に投げるぞw
羽月:クトゥルフ慣れしてるんだからはよ慣れてくれw
GM:じゃあミドルフェイズ2をそろそろ始めるぞー。演出とかあったら言ってくれ。
凛:社会不適合者だから引っ込んどくw
ルカ:おいこら働けw
夕月:まぁエンハイピュアだったら演出は難しいかもねwモルフェウスは演出がやりやすいけど。
GM:じゃあ喫茶店に集合したところからでいいか。と言うかお前らロイス取らなくていいのか?
羽月:もうちょいロールプレイが進んだら取得するぜ。
ルカ:だな。椎堂に対するロイスをどっちを表にしようか悩んでるんだが。
夕月:友人のはずなのに暴走して大喧嘩で「不快感」か……なんかちゃんと流れにそってるから面白いねw
羽月:とりあえず今後のロールプレイで決めたらどうだ?
GM:お前らシーン始めるぞw
羽月:ほーいw
凛:了解w
GM:それじゃあミドルフェイズ2、「カプチーノは甘めで」。登場は椎堂と四方坂のみ、他のプレイヤーは登場不可。宣言と侵食率上昇お願いします。
凛:シーンイン。
羽月:シーンイン。
>侵食率上昇
椎堂 1D10 → 7
四方坂 1D10 → 5
>椎堂臨の侵食率 42% → 49%
>四方坂都の侵食率 47% → 52%
・ミドルフェイズ2「カプチーノは甘めで」
気だるい音楽を垂れ流す暖色寄りの暗い色調の内装の喫茶店に椎堂と四方坂はいた。店の中に2人以外の客は居ない。時刻は約束の時間より少し早く、椎堂は来慣れていない場所なのか所在なさげな視線を窓の外へと投げている。
「椎堂っつったっけか。お前、今日平日だがここにいて大丈夫なのか?」
「それはお互い様だろ? 私は元々学校行ってないからな」
「へぇ……あ、ここの店員は全員関係者だからそこまで気を張らなくていいぞ」
そう言って四方坂はニヤリと笑うと店員を呼んでカプチーノ2つとドーナッツのセットを注文する。
「アイスでよかったよな?」
「ああ。でも……」
「あ、お代とかは気にしなくていいぜ。貸しがあるからさ」
手際良く運ばれてきたコーヒーとドーナッツの皿を前に椎堂は小さく頭を下げてコーヒーに手を付ける。一方四方坂は手近なドーナッツを手に取り一口齧ってコーヒーを口に含んだ。
「かく言う四方坂さんは学校とかいいのか?」
「都でいいぜ。一応行ってるけどな。金曜だしサボりはいつもの事だから」
「……へぇ」
「ま、アレだ。日常に片足突っ込んでる俺はまだ日和見なのかもしれないが仕事だけはきっちりやってきたつもりだぜ?」
「日常か……」
そう呟くと椎堂は苦笑を漏らす。
椎堂は世間一般で言う「日常」と言うモノを経験した事がなかった。物心つく前からUGNチルドレンとしての教育・訓練が椎堂の日常だったからだろう。
学校に通って友人と遊んで勉強して部活をして。そんな普通の人間が経験するだろう普通の日常は、椎堂には手が届かないモノだった。
「羨ましくないって言ったら嘘になる。憧れてなんていないって言っても嘘になる。でも、どうしようも無いんだよな……この為だけに生きてるんだから仕方ないさ」
「那智とおんなじ事を言うんだな、お前は」
諦めとも未練ともつかない微かな笑みを浮かべる椎堂に四方坂は苦笑してコーヒーを更に飲む。
「ま、仕事の無い日はガス抜きも大事だぞ。仕事以外にやる事が無いって言うなら俺の友人でも紹介してやんよ」
「……いいのか?」
「万能四方坂さんに任せなさいな。馬鹿から恋人まで手厚くフォローしてやるよ。
そうだな、この仕事が終わったら遊びにでも行くか」
「なんか死亡フラグに聞こえるぞ。じゃあ、お願いしてみようか」
その時、ドアに取り付けられたベルがチリンチリンと来客を告げる。2人がドアの方を見ると、スーツ姿の二十代後半と思しき男性が佇んでいた。と、店内を見渡して四方坂を見つけると男性は2人の元へ歩み寄ってくる。
「支部長、久しぶり。元気にしてた?」
「まぁお陰様でそれなりには」
何と言うか何処にでもいそうなちょっと疲れたサラリーマン風の男性は店員にアイスコーヒーを注文しつつ隣の机から椅子を拝借し、適当な場所に腰掛けた。
「えっと、こいつは椎堂。例の失踪した支部長が面倒見てたやつだ。で、こっちは湯川。一応警察でうちの支部によく出入りしてた」
「過去形なのが相変わらず手厳しいな……ま、よろしく」
「ええ……はい」
相手が警察官と言う事もあってか少し緊張気味の椎堂は小さく頭を下げる。それを尻目に四方坂は2つ目のドーナッツに手を付けながら聞いた。
「で、失踪事件が一枚噛んでるって?」
「ああ。どの現場にも<ワーディング>が使用された形跡があってな……こいつは臭いなって思ってた矢先に東雲さんの失踪だろ?」
><ワーディング>。オーヴァードなら誰でも使えるエフェクト。一般人を気絶させたり無力化する能力。別名人払い。
「東雲恵美が失踪事件と絡んでると?」
「恐らくそうだろうな。東雲恵美の失踪と同時にUGNデータバンクの情報が相当数抹消されてた。しかもヤバげなやつばっかりな」
それを聞いて四方坂は腕を組むとチラリと椎堂に視線を送った。
「まず『境界線』と呼ばれる存在についてだ。これは名前しか残っていないからデータバンクは調べるだけ無駄だな。それから東雲恵美に関する情報もあらかた削除されていた」
「『境界線』? ふむ……聞いた事がないな。椎堂はどうだ?」
「いや、私も全然」
「そうか……。どうも失踪事件で死んでる連中はジャームでな。そしてほぼ同時期に失踪した支部長……どうも引っかかるモノがあってな」
そう言うと湯川はアイスコーヒーを一気飲みしケータイを確認する。四方坂もそれにつられてケータイの時計を確認するがまだあまり時間は経っていない。
「チッ、お上からだ。また被害者が出たらしい。ちょっくら行ってくる」
「警察様は忙しいのな」
「つれないねぇ……あ、店員さんこれ勘定ね。3人分」
そう言って湯川は店員に勝手に抜き取った伝票を渡して会計を済ませると颯爽と店を出て行った。
◇
GM:さて、ここから椎堂と四方坂は自由行動が出来る。
夕月:情報収集の項目は?
GM:2つあるぞ。<情報:UGN>、東雲恵美について。難易度は7。
もう一つは<情報:裏社会>、『境界線』について。難易度12だ。
夕月:うわ、境界線って結構ヤバイ?
ルカ:難易度12ってそんなにヤバいのか?
羽月:難易度が高ければ高いほどゲームマスターが易々と渡したくない情報って事だ。二桁を越えたら危険域だな。8くらいまでなら安心して貰っていい。
凛:じゃあ東雲恵美に関する情報は比較的簡単に手に入る、と。
夕月:全員<情報:UGN>持ってるしそっちは凛でも何とかなるかもね。
羽月:とりあえず宣言通り購入判定させてもらうよ。UGNボディーアーマーで頼む。
>「UGNボディーアーマー」。装甲8の防具。
GM:OK、達成値12だ。
>購入判定 <調達>難易度12
→12(成功。判定値8+<調達>2+財産ポイント2)
>羽月→残り財産ポイント9
羽月:全く持ってクレジットデータ使用しなかったな。とりあえずUGNボディーアーマーゲット……っと。あ、欲しいモノあったら言ってくれよ。
夕月:あ、じゃあボルトアクションライフル買って。
>「ボルトアクションライフル」。攻撃力8の武器。
羽月:大型拳銃持ってるやつが何言ってんだ。 と言うか購入15の武器を人にねだるなw
GM:と言うか那智なら自分で買えるだろw
夕月:ちっw
ルカ:えっと……ルールブック見てて見つけたんだが応急手当キット頼めないか?
凛:そう言やこのチームに回復役いなかったな。
夕月:その辺は姉さんが<万能器具>で作ればいいんじゃないかなw
ルカ:じゃあボルトアクションライフルも作ってやればいいのにw
凛:あ、俺にも防具作ってくれw
羽月:オイコラてめーら人を工場扱いすんなw武器防具は無理だからなw
GM:と言うか羽月のぶっぱする超電磁砲ってボルトアクションライフルを越える威力だからな? むしろボルトアクションライフル二挺構えて乱射してるレベルだからな?
凛:何だこの歩く武器庫。
羽月:そのセリフお前に一番言われたくないわこの人体兵器w
夕月:と言うか本格的に僕に武器をくださいwこのままじゃ火力不足で死んじゃうよw
GM:すぐ隣に火力発電所みたいなお兄さんがいるじゃないかw
ルカ:ちょっと何を言ってるのかわからないな。
羽月:とりあえず俺は情報収集は<情報:裏社会>担当するよ。アイテム持ちならまだ可能性ある気がするし。
>「コネ、○○」と言うアイテムを持っているとその分野の情報収集時のダイスが2個増える。
凛:じゃあ<情報:UGN>でも担当しようか。購入判定……何買おう。 無難に応急手当キットかな。
GM:応急手当キットなら難易度8だぞ。頑張れ、【社会】1w
>購入判定 <調達>難易度8
→9(成功。判定値7+<調達>2)
凛:おお、買えた。
ルカ:あの様子なら俺らはもうちょい高いアイテム狙えるかもなw
夕月::10面ダイスの期待値は5,5だからねwみんな常備化ポイントのためだけに<調達>2持ってるからw
羽月:問題はここからなんだよな……じゃ、情報収集判定やるよ。しかしコネ・情報屋って……ここの喫茶店のマスターでいいかw
GM:マジかwwwそれじゃあ難易度12の<情報:裏社会>判定どうぞ。ほら、頑張れw
>情報収集判定 <情報:裏社会>難易度12
→18(成功。判定値18)
羽月:よっしゃあ!
ルカ:すげぇw
夕月:これは本当にすごいね。回ったよ。
GM:情報の前に凛の方の判定だな。ほれ、難易度7だぞ頑張れ【社会】1w
凛:うっせw
>情報収集判定 <情報:UGN>難易度7
→3(失敗。判定値2+<情報:UGN>1)
凛:ですよねー。
羽月:まぁあとでリトライするか。
GM:じゃあとりあえず『境界線』に関する情報だな。
>情報『境界線』
『境界線』と言うのはN市市内に住む非オーヴァードの住人の事である。極めて覚醒する可能性は高いが未だ覚醒する様子は無いためUGNは経過観察という形を取っている。
『境界線』は未知数の力を持つオーヴァードとなる可能性が非常に高い。ジャームにならないよう注意して観察を行うべし。尚、『境界線』の管理は同市のUGN支部長である東雲恵美が行っている。
GM:非オーヴァードの情報であるため個人情報までは分からないぞ。
夕月:わぁ、何か全体的に黒くなってきた。
ルカ:……何かヤバい気がするぞ……。
凛:えーっと……東雲恵美の失踪と関係ありそうだな……こりゃ。
羽月:とりあえず現段階で一番難しい情報はブチ抜いた。俺の仕事は終了だ。
夕月:とりあえず次で東雲恵美以外のシナリオロイス全員と遭遇した事になるから、考察するのはその後でいいんじゃないかな。
ルカ:それもそうだな。
GM:じゃあ次のシーンに移るがいいな? ミドルフェイズ3は安藤ほのかの家の前から始まるぞ。何かやりたい演出とかあるか?
ルカ:じゃあさっきのシーンみたいな会話とかを道中で。
夕月:いいね、それ。あ、シナリオロイスとの関係性はかくかくしかじかって感じにしたいんだけど。ついでに四方坂との関係も。
羽月:俺は問題ないぞ。
GM:こっちもオールOKだ。じゃあ安藤ほのかの家へ向かう道の途中からスタートするか。
ミドルフェイズ3、「見えない空」。登場は伊月と那智のみ、他のプレイヤーは登場不可。宣言と侵食率上昇お願いします。
ルカ:シーンイン。
夕月:シーンイン。
>侵食率上昇
伊月 1D10 → 10
夕月: 1D10 → 3
>伊月空也の侵食率 43% → 53%
>那智の侵食率 54% → 57%
ルカ:ゴフッ!?
羽月:ダイスの女神様が荒ぶっておられるどーw
夕月:僕より侵食率マシでしょw
凛:レネゲイドビーイングなんて選ぶから……w
・ミドルフェイズ3「見えない空」
薄く刷毛で伸ばしたような雨雲が空を塗り潰し、夏特有の嫌な湿気を含んだ風がアスファルトを撫でる。平日の昼間であるからか路上に人はおらず、伊月と那智だけが歩道の真ん中を歩いていた。
「しっかしあれだねー……伊月って高校生でしょ? サボり?」
「補修くらいサボらせてくれ。と言うかこの緊急事態に授業なんか受けてられるか」
「あはは、まあ一理あるね」
伊月のつっけんどんな返答に那智は面白そうに笑う。伊月は不意に覗き込んだショーウインドウのガラスに那智の姿が写っていないのを見てギョッとした表情で視線をそらす。
まるで幽霊のように存在をつかめない青年が、伊月はどうも苦手だった。
「そう言うお前は?」
「僕ほら、学校には通えないし。と言うか普通に生活できないし」
「……普段何してるんだ? と言うかどうやって生活してるんだ?」
「支部間借りして寝てるよ。生活費とかは、まぁ支部繋がりのとこで働いてる」
相変わらず笑顔を崩さない那智に伊月は微かな違和感を感じる。何の疑いようもない笑み。柔和で穏やかな笑み。一般的に見られる作り笑いである事すら思い至らない、完璧な笑み。
だが、その笑みが完璧である事そのものに伊月は違和感を覚えた。高校生として学校に通い友人と戯れ、部活や勉強と言ったごく一般的な日常を謳歌してきた伊月だからこそ分かる。
「作り笑い……」
「……え?」
その瞬間、その言葉を口にした瞬間完璧な笑みは一瞬にして瓦解する。隙だらけの、驚愕の表情。仮面の外れた素の表情を曝け出して那智は呆然と立ち尽くす。だがそれもわずかの事ですぐにまた完璧な笑みを浮かべて那智は笑う。
「急に何言ってるの?」
声の震えや呼吸の乱れすらない、穏やかすぎる反応。完璧だ。疑う余地は何一つ無いはずだった。
「絶句した直後の人間がそんな対応出来るわけ無いだろ。いくら表情が完璧でも人間らしさが無いんじゃ演技にリアリティが無いぞ」
淡々と伊月が告げると、那智は表情を消して俯いて沈黙する。チラリとその表情を覗き見ると、伊月は今までとは全く別の意味で驚愕を覚えた。
顔が、認識出来ない。
表情が無いとかそう言った感覚ではない。顔が、認識出来ないのだ。
やけに目立つ顔形は覚えているつもりだった。だが目の前の青年の顔を思い出そうとするだけで記憶の中の顔の印象が霧散する。目や鼻、口と言ったパーツそのものは人間だ。おかしいところはない。大きさや形も変わっていない。大丈夫、人間の顔のはずだ。
なのに、彼には顔が無かった。
「……那智?」
「…………」
表情と顔を失った青年は伊月の言葉にゆっくりと口を開く。
「……都にね、言われたんだ。『自分が無いなら他の誰かを真似ればいい』って。ねぇ、伊月。今、僕の事、ちゃんと見えてるかな? 僕、今、ここにいるかな?」
「…………、」
「怖いんだよ。忘れられた瞬間に消えるのが。怖いんだよ、自分と言う存在が無いのが。だから、羨ましいよ。普通の人間が」
数秒の沈黙。そして、その後に那智は顔をあげて
「ゴメン、余計なトコで時間食っちゃった。急ごう」
笑った。違和感しか無い、完璧な笑みで。
伊月は何となく、この青年に対して抱いていた苦手意識の正体が分かった気がした。
彼の悟り切ったような口調や、疑い様の無い完璧な笑みではない。不安定すぎる存在に対する、恐怖。
守るべき日常があって帰るべき場所のある伊月にとってここは非日常だ。そして非日常に身を投じる人間は当たり前の様にまだ日常にわずかにでも踏みとどまっていると思っていた。しかし、那智は違う。非日常にしか居場所が無い。そしてその非日常は那智にとって日常だ。
伊月と那智は、ある種対極の位置にいた。そしてお互いに決して手が届かない。那智がいくら伊月のような日常を欲しても永遠に手は届かない。お互いの日常が噛み合わない齟齬は解消出来ないのだ。
……何となく、伊月は那智のコードネームの意味を理解した気がした。
「えっと……安藤さんの家ってこっちであってるの?」
「ああ、あってるぞ。すぐそこの角を右だ」
もう完璧な笑みには伊月は何も言わない事を決め、通い慣れた道を案内する。街外れのニュータウンと言った風貌の新しい家が立ち並ぶ住宅街には人影一つ無い。
いつ来ても真新しさが目に痛い住宅街を抜けた先に、安藤ほのかの家はあった。カーテンは全て締め切られ、ガレージの扉も閉じられているため車の有無は分からない。閉ざされた門をチャイムも無しに伊月は平然と開け、通い慣れた幼馴染の庭に入る。庭はすっかり荒れ果てており、日光にやられたらしい茶色に干からびた植物が地面に這いつくばっていた。
「いいの? これ」
「俺が許可すりゃほのかも許可するから大丈夫だ」
そして伊月は玄関ではなく裏口に回り、植木鉢の下から鍵を取り出すと裏口の扉の鍵穴に差し込んだ。実に手馴れた動作に伊月はうっかりここが自宅で無い事を忘れかけて苦笑する。どれだけここに通い詰めたかよく分かる。
そして裏口から靴を脱いで伊月と那智は上がり、玄関に靴を移動させて中から裏口の鍵をかける。那智は案外一般常識があるのか家族と会ったらどうしようと考えている様だったが、伊月にとっては大した事ではない。幼少期から何度こうやって上がり込んだ事か。安藤の両親は共働きでしかも安藤本人は鍵を忘れる悪癖持ちのためかいつもこうやって上がっている。
「ほのか、純、俺だ。上がるぞー」
一応伊月は安藤の部屋がある二階への階段を上がる前に声をかけ、それから階段を登り始めた。
「純……ってもしかして神原純?」
「なんだ、知り合いか?」
「一応ね。あ、そう言えば傘返してなかった」
「なんだそりゃ」
そんな話をしながら階段を登り切り、迷う事なく二階の突き当たりにある安藤の部屋の扉をノックする。しばらくして中から部屋の扉が開いた。
「おう、よく来たな。急に呼んじまって悪いな」
そう言いながら一人の青年が姿を現す。癖のある茶髪にピアスを開けたいかにも今風な風貌の青年だ。彼はふと伊月の他に誰かがいる事を察し、伊月の背後を覗き込む。
「うおぁ、また随分と懐かしい顔もいるな」
「純、ご無沙汰だね」
「みや姉さんと仲良くやってるか? まあ聞きたい事は山ほどあるが後回しだな」
とりあえず上がれ、と言うと青年、もとい神原純は伊月と那智を部屋に上げる。
部屋の中はいたって普通の女の子の部屋だ。とは言っても過剰な装飾があるわけではない。机とベッドと本棚、後はクローゼットくらいしか家具は無く、年頃の女子が持っていそうな化粧品の類も見受けられない。ただ、ベッドの上にはぬいぐるみが綺麗に手入れされた状態でずらりと並んでいた。そんなぬいぐるみとクッションに埋もれる様にして、ベッドの上にちょこんと一人の少女が座っていた。
「空也君、来てくれたんだ」
白い肌にセミロングの黒髪、子供っぽさが抜けない童顔の少女。体格も小柄でとても伊月と同い年には見えない。そして彼女のどん臭さを象徴する様な、時代錯誤とも取れる大きな眼鏡をかけている。
そんな少女が伊月の幼馴染である安藤ほのかだった。
「おう。元気そうで何よりだな」
「うん、あ、お茶いれてくるね。4人分」
そう言うと安藤は布団に足を引っ掛けて転びながら裸足でペタペタと部屋を出て行った。
伊月は勉強机の椅子に、那智は床に、神原はクッションの上にそれぞれ座り楽な姿勢をとった。
「……ほのかにはなんて説明してるんだ?」
「適当な脅迫状をでっち上げて見せてみた。効果はバッチリだったな」
「ああ、口裂け女にビビって学校から出れなくなったあいつなら確実だろうな」
しかし脅迫状か、と伊月は神原もうまい事やったなと思案する。友人の言う事はなんでもかんでも真に受ける様な性格の安藤なら実物を見せられた日には間違い無く信じ込むだろう。
「とりあえず一息ついたら集会所に移動する予定だ。ほら、あの山ん中の。俺は出来るだけほのかのそばに居る。だから、恵美さんの事、頼む」
「分かった。こっちも全力を尽くす」
そこで不意に神原は所在なさげに床に座っている那智に視線を移す。
「で、みや姉さん元気にしてたか?」
「え……あ、まぁ有り余るほどにね」
「なぁ、純……みや姉さんって……」
「都さんだな。四方坂都。姉御って呼んだら殴られたからみや姉さん」
「同い年なんだけどね」
やはりか、とみや姉さんとやらの正体に伊月は頭を抱える。何故か知らないがあの飄々とした性格がどうにも伊月は苦手な気がする。主に極度の実力主義らしきところが。
「お待たせー……えっと、みんな、ミルクティーでよかった?」
その時、誰が見ても危なっかしいと断定出来る様な不安定な歩みでほのかが四人分のマグカップをお盆に乗せて部屋に入って来た。その様子に伊月と神原は手馴れた様子で転ぶ原因になりそうなものを除去しながら自分の分と安藤の分を確保する。最後に残った一つを安藤は那智に差し出した。
「はい」
「あ、どうも」
そしてすぐさま伊月と神原は安藤からお盆を取り上げマグカップを安全な場所に動かしベッドの上まで手を貸す。手慣れすぎた2人の連携プレーに那智は思わず苦笑を漏らした。
「じゃ、これ飲んで一息ついたら出発するぞ」
十数分後、必要最低限の日用品を詰め込んだリュックサックを背負った安藤を連れて集会所へと向かった。
◇
GM: さて、2人のシーンはこれで終了だ。ここからは情報収集&購入判定パートに移る。
あ、情報項目は2人が調べたい事によって決定されるから。
夕月:うーん……調べたい事、ねぇ。とりあえず東雲恵美に関する事かな。
羽月:…………。
凛:羽月? 殺人鬼みたいな目してるぞ?
羽月:誰が殺人鬼だ。いや、少し引っかかる事があっただけだ。まぁ気にする事じゃないと思うな。
ルカ:とりあえず経験者的に考えて何を調べればいいと思う?
羽月:……そうだな。無難に深読みせずに行くなら失踪事件に関してだ。裏を読むなら……
凛:裏を読むなら?
羽月:…………。
夕月:姉さん?
羽月:さっきのNPC、神原純の情報をぶち抜く。
ルカ:は?
凛:どうしてだ?
羽月:神原純に関する描写がどうも少ない気がするんだ。ゲームマスターの管理するキャラクターである以上ある程度手札が分かった方があとあと動きやすい。
GM:それじゃあ項目だけ提示しとくぞー。
<情報:UGN>、東雲恵美について2。難易度15。
<情報:噂話>、失踪事件について。難易度10。
<情報:UGN>、神原純について。難易度7。
夕月:冗談でしょ!?
ルカ:な、難易度15……!
羽月:今はバレたくない情報、ってことか。諦めた方がいいか……。
夕月:……とりあえず、僕が失踪事件について調べるしかないっぽいね。その前に購入判定……うん、ボルトアクションライフル買おう。
GM:結局自分で買うのなw難易度15だw
夕月:……あれ、これ成功しちゃったら東雲恵美の情報も出てくるんじゃwww
羽月:銃は基本高すぎるんだ。(難易度20とか稀に良くある)仕方ないさ。
>購入判定 <調達>難易度15
→15(成功。判定値11+<調達>2+財産ポイント2)
夕月:無事買えたけど……これはちょっと無理くさいなぁ。
ルカ:クリティカルが出ること自体奇跡っつーかなんか経験者2人運良くないか?
凛:重要なところで妖怪1たりないが出て来たりとかありそうだw
夕月:一気に不安になってきた。
羽月:その辺はほっといてミドル終盤で財産ポイント無双ありそうだな。
GM:やめてください死んでしまいます。
ルカ:とにかく俺は……念のため救急キットもう一つ買っとくか。
凛:武器とか買わなくていいのか?
ルカ:「羅刹(タイラント)」の影響で攻撃する度に使った武器が壊れるんだよ。燃費が悪すぎる。
>「羅刹(タイラント)」。Dロイス。素手攻撃力を強化する。ヒャッハー! 物理はパワーだぜ! ただし武器を使うと武器が壊れる。
羽月:最近の流行りは低燃費高出力だぜ?
夕月:自家発電型が何言ってるのw
ルカ:とにかく救急キット買っとくぞ。
GM:難易度8だ。
>購入判定 <調達>難易度8
→11(成功。判定値9+<調達>2)
ルカ:よし、買えた。情報収集……どうしようか。
夕月:無難に失踪事件について調べるのがいいんじゃないかな? 仕方ないから僕は東雲恵美についての方やってみるし。
凛:神原純については調べなくていいのか?
夕月:うーん……スカだった場合が痛いから無難に行きたいんだよなぁ。
羽月:ま、俺の考えすぎって可能性もあるからそこまで気にしなくていいぞ。
ルカ:そっか。じゃあ失踪事件について調べる。
GM:あいよ。<情報:噂話>で難易度10だ。
>情報収集判定 <情報:噂話>難易度10
→6(失敗。判定値6)
ルカ:げっ。
夕月:……これ、僕も失踪事件の方にトライした方がいいかも。
凛:だな。
GM:じゃあ判定どうぞ。
>情報収集判定 <情報:噂話>難易度10
→17(成功。判定値17)
夕月:東雲恵美の情報にしとけばよかったw
凛:【社会】5ってすげーw
ルカ:とりあえず情報だな。
GM:おk、失踪事件についてだな。
>情報『失踪事件』
ここ半年の間にN市を中心に発生している事件。失踪した場所やその他条件に類似点は無い。抵抗した痕跡が残っていることから警察は事件とみて捜査を進めているが難航している模様。
また、被害者同士に接点は無く時間帯もまた同様に共通点は無い。また、ワーディングなどのオーヴァード独特の痕跡が残っていることからジャーム絡みと見ていいだろう。
夕月:……真っ黒じゃん!
羽月:どう見ても犯人はオーヴァードかジャームです本当に(ry
凛:おわぁ……。
ルカ:うーん……でもまだ断定するには情報がたりない気がするな。これと境界線、東雲恵美の繋がりが見えてこないぞ。
GM:まぁとりあえず今日はここまで。閲覧ありがとうございました。
おまけ。楽しいレネゲイド教室。
GM:どうも。SANチェックの時最高の笑顔を浮かべているらしいゲームマスターです。今回で大分ストーリーの謎が提示され始めました。次から情報集めつつ推理を重ねる様になります。じゃあ解説する事なさそうだけど解説やります。
・ダブルクロスをプレイする上で必要なもの
GM:まずダブルクロス3rdのルールブック1と2、更に10面ダイスが10個程です。一応アプリとかでも代用はできますけど。基本はこれだけで出来ます。
さらにこの卓のように「Dロイス」を導入するのであれば「ダブルクロス上級ルールブック」が必要です。あとは場合によっては「ダブルクロス INFINITYCODE」ですね。インフィニティでは「ウロボロス」と言うシンドロームやその他諸々が追加されます。今回PLたちは使ってないですけどね。
・ちょいちょいその2のステータス変わってない?
GM:はい、ちょくちょく計算ミスや誤字誤爆を見つけては発狂しながら直してます。本当に申し訳ない。
・UGNイリーガルってなんぞ?
GM:那智のカヴァー、UGNイリーガル。簡単に言ったら外部協力者ですね。那智の場合最早エージェントでもいいんじゃないだろうか……。
・レネゲイドウイルスってそもそも何?
GM:名前の通り、ウイルスです。 研究者によれば全人類の8割が感染しているとかいないとか。
しかし覚醒(発症?)する例はごくわずかですね。死んだりとかがきっかけで発症する人もいます。凛のキャラがいい例じゃないでしょうか。
・銃持ってていいの?
GM:問題ないです。ダブルクロスの銃刀法は現実と全く違うので影響ありません。何故か購入アイテム表のなかにごく普通にアンチマテリアルライフルやグレネードランチャー紛れ込んでますから。
では今回はこんなところで。待て次回!
ダブルクロスお試し企画3
「ダブルクロス the 3rd edition」は有限会社ファーイースト・アミューズメント・リサーチの著作物です。一切の著作権はF.E.A.R.に帰属します。
※サムネイル画像はCROSSRED MATERIAL(http://cross.x0.com/red/)様よりお借りいたしました。