居ない

本当に思ったことを

ことの葉に込め

風に乗せて届けられたのなら

どんなにいいのだろう

それをできる友達も

それをできる家族も

私には居ない

友達に合わせて家族に合わせて

本当の私はどこに行ってしまったの

どんなにダイアルをひねって合わせて見ても

本当の私はどこにも居ない

探し当てた私は誰にも見せれない

強がりで弱虫で

泣きたくてたまらない夜は

一人の部屋からこっそり抜け出して

さらけ出してしまおう

泣いたって強くなれないのはわかってるけれど

泣かずにはいられない

本当の私の居場所はないのだから

居ない

居ない

居場所なんてない。そんなのわかってるけど、そんなに強くない、そんな私はダメな人?

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2014-04-20

Copyrighted
著作権法内での利用のみを許可します。

Copyrighted