毎日書く

これから毎日

あ、あー…マイクテスッ…マイクテステス、ワンツー…

これは星空文庫さんです。
そして私はくずまのもずくといいます。
これから私は毎日文章を書く事にします。
日記のようなものになってしまうので、もしかしたらブログを書いたほうがいいのかもしれませんが、誰かがいるかもしれないという緊張感のもと書くのも悪くないということもあり、こちらで練習することにします。

今まで私は、文章力というのは才能だとどこかで思っていました。
音楽も、文章も才能だと思っていたんです。才能が何ぞやと聞かれたら人を思いっきり惹きつけるもの…みたいな言葉しか出てきませんが、たぶん天性のものとかそういうものだと心のどこかで信じて疑わなかったんです。
でも、私の場合は文章の才能以前に人が読んで読みづらい、すなわち文章力という基本的な部分が欠けていることに気づいたんです。

私は今、文章を書くという事を仕事としている…といったらなんだかすごい仕事しているように感じるかもしれませんが、量産型の文章制作機と思ってくれたらいいです。
そういう毎分ごとに文章「ほんまはどうでもええ様な中身のない文章」をさも価値のあるように見せて発信していくのが私の仕事です。
その仕事もついこの間まで、自分は100パーセントしっかりした文章が書けている上で挫折したと思ってたんです。
でも、ふたを開けてみると私は、まるで怠惰していました。
出来るふりして、白目向いて居眠りして、何も変わらない現状を嘆いて凹んで…のエンドレスループです。
いらちの関西人がおったら「しばきまわすぞ、ぼけ」と言われているような私でした。

でも、この間作文を書いてみて改めて自分の文章がめちゃくちゃだという事に気づかされました。
しかし、それを修正して、文章を正しい方向に直していくと自分の文章が読める文章になって少し涙が出るくらい感激したのです。
私にそれを教えてくれたのは、文章の先生です。本当は文章の先生ではないのですが、私にとってはその瞬間から師に近い存在になったのです。

文章を書くという事は、言葉のかっこよさとか自分の頭の中のイメージをそのまま書きなぐるのではないのだとやっと、ほんとにやっと気づいたというか…知ったというか、わかったというか…そんな感じで。

私は今まで自分の頭の中でぐるぐるしたものが渦巻いているイメージとか、性欲がぐんぐん湧き上がっていく感じとか、人に嫌なことされてくっそ腹立つ瞬間とかを文章の力ではなく、自分が持っていると過信していた愚かな文章で相手に押し付けていたんです。
でも、当然それは人に伝わるわけがなくて…友人には訳が分からない、読むに堪えかねる、彼氏にもよくわからないといわれてしまう始末。

相手に伝える気持ちというか、まず文章あってからの表現…なんですよね。


これから毎日練習して、いつか文章力あっての私の頭の中のイメージの一部だけでも相手に鮮明に伝わるといいなと思う。
それだけで、なんか失禁してしまいそうになるのです。私。

ふふふ。

毎日書く

毎日書く

  • 小説
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2014-04-19

Copyrighted
著作権法内での利用のみを許可します。

Copyrighted