若い日の記録
私が20歳のころの作品です。
一人孤独でした
私の愛する人よ
私の悲しい運命を聞かないでおくれ
私はお前を誰よりも愛する事が出来るゆえ
お前を私から離さなければならないのだ
お前の愛するものは私だ
私以外に愛せるはずがない
しかしそれは魂の上でだけ
私がお前を心から愛するように
おまえは私を心だけでしか愛してはいけない
おまえが私をいつまでもいつまでも慰めてくれたら
こんなに嬉しいことはないのだが?
おまえの道は違うだろう
おまえに与えられた使命は
ただおまえが生きてるためだけに与えられたのではない
明日の
もっと未来の新しい生を作るために
りっぱなは母親となるべきことが
おまえに与えられた一番目の使命なのだ
幸福になっておくれ
そして明日を
幸せににしてやっておくれ。
若い日の記録
遠くにいる恋人を思って
作った作品です