縄奥続き

◆◆◆◆◆縄奥14章・・・・・・1番目


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 俺と結婚前提に交際して下さい!!

 亭主のプロポーズから半年の交際期間を経て結婚とまでは決心出来ずにいる私は
この人と暮らして見たい… そんな情にかられた
半年間の間に、彼は誠意を見せるためか私を母親や弟の奥さんに親戚の人たちと引き合わせ
勿論、私の側の母親や弟とも彼と、彼の家族も何度か一緒の時を過ごし結婚まで秒読み的に
周囲も彼も期待してる感じだったけど どうしても彼との結婚に今一つ気乗りのしない私だった
だから、彼に結婚前提の同棲を持ちかけた…
何故 女の私から彼に同棲を持ちかけたのかと言う理由を聞かれれば話しは簡単なのだけど
別に私自身、男女の性に対して欲求が溜まってるわけでもないし、それはそれでいいとも…
でも、知りたいことが一つ…
彼は私と交際して半年にもなるのに私を求めてこない…
勿論、彼は誠実な人だし礼儀や常識に長けた人だからかも知れないけど… 何かあるの?
そんな思いが付き合ってて日に日に増してくる 普段から見慣れてるかも知れないのも
当然、あるんだろうけど それにしても6ヶ月間と少しの交際で一度も求めて来ないのは
私自身、納得行かない… だから結婚するならするで彼のことをもっと知りたい
結婚意欲4割の私が5割、6割にれるかも知れない
普通なら半年付き合ってれば女だって身体を許す人も多いだろうし 男の人だって我慢に限界も

 彼は都市の産婦人科で勤務医をしていたお医者さん
給料もソコソコあるのに汚いワンルームに住み 同僚の先生達は高級外車に高級マンションと
お決まりのコースなのに彼はボロボロの中古で買った四駆車に乗っているし
雨が降ると動かないワイパー 彼曰くヒーターを使うと電気が足りなくなるらしくワイパーも辛うじて
ヒーターを止めれば動くらしいけど… だから彼とのデートでは寒いか怖いかのどちらかだった
私は彼に何か、素朴さを感じていたと思う…
産婦人科の先生だから朝から晩まで女性の陰部を見て過ごしてるから当然、休みの日くらいは
見たくないのかも知れないけど それにしても…
そのくせ病院の応接室の椅子に対座してて私が何の気なしにスカートで足組するとチラッと
私の脚を見たり 何度かスカートの中を見られたような気もするし…
見てもいいし 触ってもいい関係なのにと妙にヤキモキすることも当然の私

 もしかしたらインポ? そんなことも考えたしもしかしたら女に興味が無い人…
だったら、プロポーズなんてしないだろうし… 
彼と知り合ったのは、私が都市から田舎へ車で移動してた冬の深夜氷面でハンドルが効かず
車はクルリと一回点して車道の端っこの雪の吹き溜まりにドスン!
携帯電話も使えない寂しい峠の中で何とか自力で脱出を試みては失敗の連続…
もうダメだわ… 朝まで誰かが通るのを待つしかない!
そう決心してルームミラーに目をやると 後ろから頼もしい四駆車が見えて一目散に外へ出て
手を降るとガラガラゴトゴトと嫌な音を立ててオマケにヘットライトも消えそうな感じの車だった
手を振って止めてくれたのはいいけど、中に乗ってる男性は何故か厚着して帽子にマスクに手袋
小さいワイパーが二つ着いた妙なゴーグル…
瞬間! ヤバイ人? 私の脳裏に極寒の中で泣き叫びながら犯される女の姿が浮かんだ!
車から降りた人に一生懸命に愛想を振りまいている私に対して 無言で四駆車の前から
ウインチのフックの着いたワイヤーを伸ばし、私の車のリアに引っ掛けると 勝手にバック発信
オートマもパーキングに入ってるにも関わらず四駆車はグイグイと力強く引くと私の車は
いとも簡単にスキーのように滑りながら車道へ脱出… お礼をと話しかけたのに無言でワイヤーを
元に戻すと何も言わずに走り去ってしまった…

 車も無事に脱出し犯されることも無かった私は胸を撫でおろする気分に……
そして車を発信させたものの、いくら走っても四駆車には追いつかず 変だなーと思っていると
脇にそれる夏場のみ使用出来る山道の立て札のところに雪を漕いで進んだタイヤの跡が…
いくらなんでも、1メートルを超える雪の中を進むなんて!!
しかも、私の目指してる実家の街へと通じる山道だったから驚いた……
峠を超えて何とかふもとへ降りると時間は1時になっていた 少し走ると右側にガソリンスタンド
コウコウと何台もの車がヘッドライトを点灯しスタンドの明かりも手伝って昼間のような勢い
実家に来てUターンする時によく使うスタンドだったから気になって少し手前で止めて見ると
さっき、私を助けてくれた人のポンコツ四駆車が中にとめられていた……
お礼を言わなきゃ! そう思って車をスタントへいれ 中を見るとステーションにさっきの妙な人
大きな円いストーブに抱きつくようにして座り団を取っていた…
近付いてお礼をいい頭を下げると…
「アンタ誰?」

 よくよく話を聞くとゴーグルの所為で顔もほとんど見ていたかったらしく
私の実家のあるこの街の三つ隣りの街が実家だと言う彼…
電気系が弱くヒーターも効かず ヒーターを使えばライトが使えないと説明をうけ事情を知った私
しかも そんな車で私と同じ都市から来たことを聞いた私のショックは二倍に!
あれから暮れと新年を実家で過ごすも何度か街で彼を見かけては手を振り
彼もまた、笑顔で話しかけてくれいつの間にか友達みたいになっていた
三つ離れた街と言っても田舎だから信号もなく30分と掛からないところの彼と携帯で話すように
正月休みも終って働いてる都市へ帰る時も並んで3時間かけて無事に到着

 そして、偶然の再会…
私の仕事は役所の事務方で度々 書類を持って外科関係の病院周り
偶々、同僚の産婦人科担当が風邪で休み、私がピンチヒッターで産婦人科へ…
小説のように偶然の再会に何かを感じた私だった…
彼は田舎では地元の営林署の職員だと私に教えていたから、驚きは爆発的だった
恥ずかしかったらしい… 産婦人科と言う職場が…

 そして、二人で不動産屋巡りの末に都市から30分の田舎の家に彼と住むことに
彼のことを知りたいと思う心が私を動かしたのかも知れない…


◆◆◆◆◆2番目

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 街から山側へ車で30分国道から細い道に反れ両側に田園が何処までも続く
街灯も最初は数十メートル間隔で立っていたのも数百メートル間隔に変わり
民家もポツポツとあったものはいつの間にか殆ど見られないくらいに奥まって同じ都市名とは
思えないほど長閑(のどか)な風景に早代わりするもアッと言う間に雑木林が茂り緩い坂道が続き
平らになったと思ったら一気に下りへ… 鬱蒼(うっそう)と生い茂る両側の大木はトンネルのように
通行人を守っているようにも思える 下った先は一気に広がりを見せ太陽の光を街全体が受けてる
左右に扇状に広がり遠くの方で左右が緩やかに結びを見せる… まるでアレのような形だ
私と彼の住む家はアレの形をした街の中心部から左側に伸びる小川沿いの細い道を走る
山々から湧き出た源流がいくつにも入り混じった辺りにポツンと立っている一軒家
築数十年と言う元は農家の借家で 家の右側にある大きな桜の木の幹が何故か家の中へ
太い幹は家の中を通り左側へと憑きぬけている…
不動産屋の話しでは持ち主の人が大きくなって伸びて来た幹を切ったり曲げたりは可哀相だと
家に穴を開け自由に木を育てたとか… 何度も、何度も木が太くなるに連れ苦労して穴を広げたとか
今は発育も止まり穴を広げる必要もなく、一度伐ろうとしたものの木が家を支えている仕組みが解り
伐るのを断念した経緯があったと言う… 物珍しさで見に来る客は後を絶たないものの
殆ど借りての付かないこの家を私立ちは破格の安値でゲット 家賃も通常の半額以下で広々した
庭と必要以上の畑 そして側をサラサラと音を立てて小川が流れる…
最初は買おうかって彼が言ってくれたんだけど、不動産屋さんが まずは住んで見てからとアドバイス
小川から枝分かれして家の庭にある直径10メートルくらいの楕円形の池には小魚たちが住み着き
時折ポチャッと音を立てては跳ね上がる… 家の建坪も優に200坪はあろうかと言う平屋の中は
都会のマンションや戸建てでは考えられないほど広く 居間だけでも60畳はあろうかの勢い
居間の真ん中に炉端があって天井には大きな真っ黒な梁が家の中を突き抜けている
そして平行するように太い桜の幹が梁の横を通っている… 有り得ない構造に驚く
居間の他の部屋も広く平均して20畳から30畳くらいの広さで家の左右には納屋も同じ空間にある
昔は両側の土間(納屋・納戸)に馬や牛がいて持ち主の代になってトラクターに変わったとか
だから、左側には修理して使うなら使ってもいいと言う大きなトラクターが一台置かれている
トラクターの他に除雪機やエンジン伐採などの農機具が勢ぞろいしている……
どう見ても外観は農家の家なのだが、中は倉庫… 各部屋には居間の半分くらいの囲炉裏があって
必ず部屋の押入れの横に炭の収納庫が設けられている どう見ても家全体を暖めると言うりは個々
そう言う作りになっている… ショッピングセンターにある暖房機器が数台は欲しい広さだ。
各部屋に設けられた納戸は殆どが6畳間かそれ以上の広さで窓も何もなく換気口だけがついている
不動産屋さんの好意で何なら納戸に窓を着けて部屋への改装もして良いと言うことに…
それならと、彼が患者さんの旦那さんが工務店を経営している人がいると連れて来ての改装…

 何人もの大工さんたちが道具や機材を持ち込んでの改築が始まり 何故か私は奥さんと呼ばれた
事情を知らない人たちだから仕方ないけど、何だか本当に奥さんになったような気が…
何日も掛けて納戸は明るい陽の入る部屋へと改築され、炉端や囲炉裏のある場所は大広間として
それ以外に活用方法もない と言うより6畳の改装して作った部屋だけでは12室もあるし
台所なんて26畳もあるし お風呂は最高の12畳間の広さに大家族でも入れる5畳くらいの湯船
薪釜で沸かすタイプを私の背丈よりも大きい巨大なボイラーに替えて湯量もジャンジャンと言うところ
水道料金もなく井戸式のポンプで物凄い量の水が使えるから家計も楽かも知れない

 彼と家の中を探検して歩くも2時間かかっても把握しきれない古物備え付けの設備
両側の土間にはトラクターの他に農機具と農作業用なのか荒縄が束になって積み置かれ
縄の側には大量の大中小の滑車が山積みされていた… 小川で使うのか釣具がギッシリ
天井を覆いつくしていたし 台所の上には数十個もの非常用のランプにロウソクが…
初めて見た私の腰くらいまである巨大ロウソクは炉端を照らすための物だとか

 全てが整って住めるようになると二人の引越しが始まり二人の使用領域を取り決めた
使える部屋は二人の寝室の他に一人二つずつの6畳間 ホントはそんなにいらないけど
折角、改装したこともあって、私は左側に二部屋と彼は右川側に二部屋ずつ
寝室は一応、二人用だけど寝る寝ないは本人の自由に決めた。

 結局広すぎるこの家の一割くらいしか二人で使えないと言う結論
これからどんな生活が待っているのか不安と期待が私の中で交差していた……



◆◆◆◆◆3番目

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 二兎追うものは一兎も得ず…
私は職場へ退職願いを出し彼にもそれを伝えた 彼は両手を大きく上げ歓喜したが
多分、彼は私が彼と確実に結婚するものだと勘違いしたに違いない…
私は一度に多くのことをするのが出来ないわけではないけど 仕事と同棲の両立も
完全な結婚生活ならクリアするだろうけど、同棲… ルームメイト… 他人との共同生活
職場と言う、逃げ場を持っていては真剣になれないから敢えて自分で自分の逃げ場を断ち切った
断ち切ることで、私は真剣に彼との生活を強いられる… 向き合うことが出きるかも知れない
彼にも大きな経済負担をかける以上 私に逃げ場があってならない そんな気持ちも確かにある
それにしても、彼は私のことを、さん付けで呼ぶ… いつまで、さん付けなんだろう
彼が私の中に入ってきたら… さん付けは止めるんだろうか
男は大抵が女の中に入ると自分の物と言う錯覚にとらわれ女である相手を呼び捨てにする
当たり前のことなんだろうけど 何故か私はそり部分に対しては納得行かない
男は女を味見して自信を付けるのだろうか…
私は愛撫だなんて言葉は嫌いだ… 中年のオジサンたちの使う言葉が妥当だと普段から思ってる
よく、オジサンたちが同僚達との会話の中で何処の誰を味見してみたいとかセクハラまがいの会話
聞こえて来る女性は多いと思うけど 女は男に実際 舐められて吸われムシャぶり着かれる訳だし
当然、物理的にも恥ずかしい部分の匂いだって嗅がれる…
彼と知り合う前に付き合っていた前彼の時も、私の中には常に女である自分は味見される側
そう言う言葉が付き纏っていたし 彼もまた最初の頃だけだったけど美味しいよぉ~って
私の陰部にムシャぶり着いたり脇の下とかお尻の穴まで… 身体の隅々までも
オマケに私に隠れてコソコソと私の下着やパンティーストッキングの匂いを嗅いでたのも知ってた
男にとって私たち女は食べ物でしかない… 性欲を満たす道具なんて表現する人も多いけど
道具じゃない… ライオンの獲物
前彼とは恋愛して男女の関係になったわけではなく殆どレイプに近かった…
同僚達との飲み会… 行きたくはなかったけど 仕方なく行って弱いお酒飲まされて
酔って挙句に送ってくれるといいながら、気がつけば私は自分の部屋のベットの上で彼に…
叫びたくても叫べず 抵抗したくても身体が動かず…結局 処女を奪われてしまった
前彼が私を犯した後に言った一言… いい味だった

 私は仕方なく好きでもない、男を彼氏にすることで犯されたと言う事実から逃げ出した…
彼氏になら処女を上げても当然… そう自分に言い聞かせ続けた
ところが、彼は私とは遊びだといい 私は警察に行くと言って無理矢理 私の彼氏にした
そうしなければ、私は犯された女になってしまうからだった… 勿論、男のことは好きではなかった
男は腹を括ったのか 私の彼氏として振舞うように 私も彼女として振舞うように努めた…
職場でも評判のれ層のカップルとして噂されたものの 結局、男も私も互いに演技していただけだった
二人は半同棲のようなことをしていた… 職場でもされは事実として広まった
当然 結婚の二文字が囁かれるようになったものの 二人に、その気はなかった……

 男は私との半同棲で少しずつ本性を現してきた…
普通のセックスから徐々に…
私は男に荒縄で後ろ手に縛られるセックスが多くなり恥ずかしい格好をさせられたり
明るい部屋の中で床にシャガまされてオシッコまでさせられた… 言うことを聞くしかなかった… 
「別れるの男の一言」 

 男は既に飽きていたらしい 私を…
男のオモチャのように身体中を縄で縛って、セックスやオナニーまでさせられた……
ロウソクまで持ち出して背中に垂らされ悲鳴を何度も上げた… 後に低温ロウソクに変わったけど
近付けられたら低温ではなかった… 
男は私の叫びと揺れる身体を見てエレクトさせた物を私の顔の前で扱いて
何度も縛られて動けない、私の顔に体液をかけた…
その都度、泣き叫んで男に嘆願するものの 男は私をムチで甚振った…
ムチとロウソクのどちらかを選べ! 男は私に無理な選択を突きつけ
選ぶと執拗に責められた… 拷問だった
私から楽しいはずの人生の全てを奪った男はサディストだった…

 後に私は最初から最後まで包み隠さず父親のように私の面倒を見てくれていた上司に相談
男は地方に左遷された後、別の女性から警察に駆け込まれ婦女暴行で逮捕された…
私いがいにも男にレイプされた女達が何人もいたと後で知った…
レイプと拷問を受けた私のところにも警察から婦人警官が来て職場にも噂が広がると
私も、私もと、結局 職場の別の部署の女性たちの殆どが同じ目に遭ってたらしい
男は同じ部署の女には手を出してはいなかったらしい… 
男は刑務所に居る……

 男の所為かは解らないけど……
自慰の時に自分で自分の身体を縄で縛って痛みを伴わせないとイクことができなくなっていた
荒縄… ロウソク… ムチ… 滑車… バイブ… 自分で自分の身体を縛り滑車を使って
天井から自分を吊り上げたり天井から吊るしたロウソクが私の身体に垂れ落ちる…
扇風機の羽を取り外しムチを固定して回しながお尻を打たせる…
壁に無数につけたU字フックに紐を結び先端にマジックテープをつけ それをパンストを履いた
両足に無数に着けて 私が暴れると、ストッキングはビリビリと音を立てて伝線…
まるで誰かにレイプされてる錯角に陥る… 勿論アルコールの力が必要
「何故か作業着姿の荒くれ男」

 こんな身体になってしまった私だけど 今の彼とはきちんと恋愛をしてみたい……
ちゃんと、彼を心から愛せるようになりたい 私の空白を彼が埋めてくれたら… 結婚

 よしっ! まずは掃除から始めるかぁー!!



◆◆◆◆◆4番目


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 旅館の大きなフロアのような炉端のあるリビング 黒光りしている歩いてもビクともしない床板
大きな梁と平行するような桜の太い幹 梁からブラ下がるなべ用の引っ掛け金具…
台所まで異様に遠く炉端の前に座っていると昔の大家族が笑い声を上げ ここで食事する風景
見たこともない風景が見えるような気がする 小さい子供たちがこの大きなリビングの端を
歓喜さながら走り回り 真ん中の炉端を御爺さん、御婆さんがそして子供達の両親が
炉端の炎の調節をしながら火鋏を自由自在に躍らせる…
パチッ… パチッと小枝が音を立てて高い天井にこだまして、台所から熱々の御飯の入った
お櫃が運ばれてくると チャンチャンコに身を包んだホッペの紅い子供達が
爺ちゃん~♪ 婆ちゃん~♪ と駆け寄って来て お櫃のフタをお母さんが開けると
ふわ~っと白い御飯の湯気と香りが天井に舞う……

 みたことも無いシーンが見える大きな炉端(囲炉裏)……

 一人でこの大きな屋敷と言っても過言ではないところに居ると 聞こえないはずの声や
見えないはずの笑う家族の姿が見えるような気持ちになってくる
テレビの影響だろうか…

 普段、動き易くて好きなミニスカートにキャミもここでは場違い… そんな気分になってくる
辺りは鬱蒼とした森の中と言う雰囲気… 床も壁も天井も黒く端から端の区切りが見えない
不思議な空間…
奥側に背を向けて炉端の前に座ると入り口側に横に一直線に連なる木枠の内戸から光が入る
不審者が入ってきても直ぐに解るように室内は暗く そして玄関方向は明るい 住む人の工夫
立ち上がって炉端を通り越して3メートルくらいで内戸に辿りつき 内戸をスーッと横に開くと
廊下が左右に伸びていて何れの端も薄暗く見えない… 廊下は1メートルくらいの幅で外側が
一段… 30センチくらいだろうか下がっていて 下がった場所も1メートルくらいの幅の廊下のよう
そして更に40センチほど下がって長い時間を経て踏み固められた土間が左右に広がる…
荷物の搬入や搬出に便利なような構造と大人が腰掛けて話せる高さの配慮
昔の人たちの知恵と他人への配慮が優しい純日本風の屋敷…
 
 土間に降り立ち左側へ移動すると更に左側へと土間は続き台所があって横には井戸がある
ポンプ式で蛇口のついた台所の横に緊急用と書かれた札の付いた井戸は手動式のポンプがある
井戸の上に木のフタが覆い 開けて見ると微かにしたの方に水鏡が見える…
こう言う時に限って映画のシーンを思い出す…
早々と井戸にフタを戻して 台所をチェックするものの 靴を履いたまま煮炊きした経験と言えば
同僚たちと行ったキャンプか海水浴のバーベキューくらいのものでピンッとこない
奥行き1.2メートルくらいで幅が4メートルの巨大な台所のシンクは深さ30センチ幅1メートル
そして奥行き1メートルくらいのが3つもある… 不動産屋さんの話しでは大根なんかの野菜を
一度に洗うために大きく作られていると持ち主から聞いたとか…
まるで、小さい子が遊びまわれる大きさにびっくりする 戸棚は全てレンガでドアの部分だけが
木で出来ていて板の厚さも3センチはあろうかと言うブ厚いものだ…

 高さが2メートルで幅が約8メートルくらいあって 万が一雪で家が埋まっても春までは
家の中で生きられるようにと、米も味噌も醤油も油も私が二人楽々は入れるくらいの巨大な
瓶(カメ)がドアを開けると立ち並んでいた… まるでこの家そのものがシェルターのようだ
巨大な倉庫の中に家があると言う感じの造りに何度も驚かさせられる
洗濯場にしても干し場にしても とにかくスケールが大きい…
テレビでみた馬や牛が居た時代の家の中は確かに人間に合わせてではなく 身体の大きな
馬や牛に合わせて作られているからスケールが大きいのも頷ける

 炉端のあるリビングに行くと真っ暗で何も見えなかった… 明るいところから来たからだ…
仕方なく炉端の横に座って目が慣れるのを待ち 床にごろんと仰向けになって天井を見ていると
微かに 光が入ってることに気が付いた… 目が慣れるのを待った
暫くしてようやく暗さに慣れたとき 光が消えた… 怪しい!
そう考えながら、よお~く 目を凝らしてみると何やら細工がしてあった…
早速、不動産屋さんがくれた取扱い説明書を持って来て見ると 奥側の壁のとひろに
扉があって、中にハンドルが付いてて そけを回すと開くとかかれてあった
行って見ると確かに幅20センチくらいの観音開きの小さなドアのようなものが…
開けるとハンドルが付いていて それを回してみる…
「ヨイショ… ヨイイイショ…」

 天井から太陽の日差しが真っ暗なリビングに入って来た♪
凄い♪ 凄い♪ 思わず飛び跳ねて大喜びしてしまった私だった……
全開にするとリビングはサアァァァーーーっと明るくなり そして中の匂いも一気に消えて行った
思わず 床にゴロンと寝転がって天井から入る日差しに感動してしまった♪
暫くして 取説を見てみると これだけ大きな家なのに 更に地下があることを発見!
しかも、建物の下に数箇所あることも解った! 私はワクワクな気分に浸っていた
「両脚をバタバタさせ思わず キャッホゥー♪」

 ワクワクして喜んでいると外に何やら大きなトラックの音が何台もした…
驚いて玄関に出てみると工務店さんの大型トラックやクレーン社と何十人もの大工さんが…
外に出た私に軽く頭を下げて近付く女性…
「先生から屋根に陽とりの天窓の設置を頼まれましたのでとのこと…」

 髪の長い爽やかな感じの目のパッチリした女性は工務店の社長の奥さんだった
社長さんがこれなくなったとのことで 奥さんが代わりに御挨拶とか…
私と奥さんとで立ち話をしているうちに、大工さんたちがテキバキと梯子と足場を築き始めた…
天窓を何箇所かつけるものの 煮炊き用に天窓は全部開閉できるように設計していると言い
大雪でも壊れない外国製の強化硝子を使うとも教えてくれた…
私は奥さんを家の中に案内すると、奥さんは一瞬 顔を両手で覆った…
「広ーーーい! 目を大きく開いてピョンと一度跳ねた奥さん」

 炉端から少し外れた場所の応接セット… プラスチックの箱が三つで代用
お茶をしている中に入って来た大工さんたちが巨大なビニール製のシートを何枚にも貼りだして
天井の陽取り屋根は取り払われ上から長い梯子が下に降りて来た…
私と奥さんは止む無く外へ… 大工さんたちとは別のトラックが次々に入って来ては
奥さんから指示をと図面を渡されトラックからボイラーや大きな暖房機器がドンドン下ろされ
職人さんたちが家の中へと雪崩れ込み、あちこちから聞こえる電動工具の音が辺りを騒然とさせる

 スーツ(パンツ)姿の奥さんが何故か格好よく思えた…
図面を手に次々にくる別の工務店さんや設備屋さんに指示を与える奥差の目…
長い髪がサラサラと風に舞う… 形の整った綺麗なヒップライン
天窓の設置とボイラーは予備として 大きいのがあるけど一応故障した時のためにと説明
そして数台の暖房機は50畳用の業務用だと言う…
奥さんから数日間の予定表を渡された 外壁にサッシに玄関から何から全てらしい…
残して欲しい箇所があれば○で囲むようにと頼まれた…
話を聞いてみると奥さんはまだなのだが姉二人が彼の担当だったとか
そして、今度は自分の番かなって照れ笑いする奥さんは可愛い女の顔になっていた

 奥さんと話してるうちに 私は奥さんに親近感を持ってしまった…



◆◆◆◆◆5番目


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 家の改修も終わり平穏な日々に戻るまで4日間を要しようやく本格的な彼との生活が始まった
家の中は以前と比べ時間の経過が解るほど下手すれば他の家よりも太陽の光が家中に立ち込む
三角屋根の天井はその強固な骨組みの一つ一つまでを私に見せてくれている
恐らくこの家、始まって以来のことだろうと思いながら見回している私
家の改築中は彼は調度、病院の当直になっていたから都合よかったけど、正直ここに一人で
泊まった私は心細いと言うよりは薄気味悪かった… 台所の井戸が恐くて恐くて
前は日中でも暗くて恐かったけど、今は日中なら日差しが燦燦と降り注ぎ壁紙も白で統一
日本家屋の面影を残しながらの快適空間へと変わった……

 今日は彼が帰って来る日… 朝なのに今から少し緊張気味だ
彼と過ごす時間もそうなのだが、やっぱり気になるのは夜のこと… もし求めてきたら… 
ただ、黙って彼を受け入れるだけ… 解ってはいるものの やっぱり緊張する
考えただけで胸がドキドキしてくる 帰って来た時 何を話そうか どんな服装にしようか お料理は
いろんなことが頭の中に出て来ては消え 消えては出て来る… 胸がいっぱいで息苦しい
一人で こんな大きい屋敷の中にいると時折不安になって 気づけば炉端から遠く離れ
お部屋の隅っこの角に体育座りして両手で両脚を抱いている…
こんなとこにするんじゃなかった…
「少し後悔している私」

 台所は解体され綺麗になくなり外の物置に仕舞われ 今は炉端の部屋の角にL字に
キッチンとして作られ快適にはなったものの、ポッカリ開いた前の台所は何にも使えない空間に
工務店さんは冬になれば除雪用品とか置けばいいから言ってくれたものの、巨大な空間は
卓球台が3つ以上も置いてプレイのできるほどだ…
「私… とんでもないとこにきちゃったのかも…」

 高校の教室くらいある このリビングに家具を配置してはみたものの 壁から壁までが遠く
テレビのリモコンも使えない距離はチャンネルを替える度にソファーから降りて歩いて行っては
近付いてリモコンを操作している… まるでコントだ
かと言って殆どの家具を角墨に配置するとリビングは閑散としていて寂しい…
このリビングに似合うのは高校の学生机と椅子に黒板… 一番似合いそうだ
6畳用の絨毯を引いて見た… 学校の体育館に置いた学園祭のブルーシートのようだ 
「笑えない」

 大きな冷蔵庫の音が聞こえた…
「ブゥオ~ンオ~ンオ~ン」

 街からはなれているからレストランで使ってるような業務用だ…
不動産屋さんのお勧め用品… 冬になって大雪になったら四駆車でも無理だろうからと…
教室のようなところにある家電はまるでフィット感がなく家庭実習室のようにも見える
冷蔵庫もキッチンも後ろに回って後ろ側が見える辺りが何故か寒く感じる…
私が以前使ってた16インチのテレビはキッチンの場所からだと1インチのハンディーテレビのようだ
彼が、少し前にホームセンターでシャレだと言って買って来た物を開梱して組み立てる…
台所のあった場所にあるアルミのキャタツを持って来て リビングの中央の暖炉から少し離してセット
「何で家の中にブランコがあるんだろう… しかも二つ」

 出来立てのブランコに乗ってみる…
中々の出来栄え 天井の梁に座布団を乗せてそこにロープを通して下で板に取り付けたから
高さ調節も楽々だ… 暖炉が砂場に見えないこともない…
彼が帰ったら二人で乗ろうと考えているけど、取敢えず一人でブランコに乗ってみる
ユラユラ揺れるブランコは快適なのに風景が家の中と言う点が気に入らない
時計を見ると午前11時なのにお腹が空かない…
と言うより食べ物が無い… 私は慌てて出かける準備をすると彼が私用に買ってくれた
軽の四駆車に乗り街のショッピングセンターへ…
何度かは来ているものの閑散とした入りの少ないショッピングセンター…
田舎故なのか広さだけは半端じゃなく在庫量の割りに大型ホームセンター並の広さが凄い

 まぁ 軽自動車だから大して荷物もつめないんだけど、もう少し在庫が欲しいと思う私
買物袋二つ分買うだけなのに脚がパンパンになるほどクタクタになる
結局、買おうと思ってた分の10倍を仕入れた… 一度で済ませたかった…
四駆車とは言え軽自動車の中は狭く窮屈になってしまった
家に戻って早速 冷蔵庫の中へ仕舞うものの 業務用冷蔵庫くんに鼻で笑われた…
車に満載だった品物は業務用冷蔵庫のホンの片隅に纏った…
「何故か悔しい」

 家の取説を持ち出して炉端の説明を見る…
項目は5項目だけだった
①引いている鉄板の上に炊きつけ用の木片と炭をいれる
②キャンプのようにする
③必ず消火器を用意して側に置く
④火の取扱いは厳重に
⑤換気は十分に
「見るんじゃなかったと後悔する私」

 夕方…
今夜は炉端で焼き物を考え 彼から電話が来てから準備に入った…
炉端のことをネットで詳しく調べてから周到に準備… 不動産屋さんの取説とは違っていた
真ん中の部分に円筒をいれ、鉄板の上に砂を引き詰めて厚さを均等にする
円筒の中に墨と焚き木をいれ着火したら、上に五徳又は渡し網を乗せて使用する
暖房として併用の場合はそのままで使用し、煮炊き用なら円筒を使用することで無駄なく使える
確かに、何に使うのか解らなかったけど円筒が炉端の隅に置いてある…

 外から彼のポンコツ四駆の音が聞こえ、嬉しくなってリビングから玄関の一段高いところで待った
彼がニコニコしながら玄関に入って来た!
「お帰りなさい♪ 笑顔で迎えた私」

 ただいまと言うと、彼が突然私の目の前で立ち止まり土間のところへシャガミ込んだ…
えっ!? 私が考える間もなく、彼は私のスカートを捲り上げると中に顔を入れた!
「突然の彼の行動に頭が真っ白になって固まった私」

 スカートの中に顔を入れ、中からスウゥゥーー ハアァァーーー スウゥゥゥーー ハアァァァーー
彼は私のスカートに顔を入れると突然、私の恥ずかしい部分の匂いを嗅ぎ始めた!
彼の手が両足首を持って私に脚を開かせ、パンスト越し陰部に鼻を押し付け
スウゥゥーーー ハアァァーーー スウゥゥーー ハアアァァァーー
「凄い吸引力で匂いを嗅ぐ彼」

 な… 何してるの…?? 固まって動けない私がスカートの中の彼に恐る恐る聞く…

ぅん? 匂いのチェックだよ! オリモノの量も多すぎないし 尿臭もOK 汗や体温もバッチリだな!
「スカートの中で私に話す平然とする彼」

 ねぇー 普段もそう言うことするの? 患者さんとかに?
「全身に怒りを覚え小刻みに身体の震える私が彼に聞いた」

 いやぁ 患者さんは知らないだけだけど 俺たちは匂いで患者さんの結構チェックはしてる
看護士たちも知ってるから俺の指示でリストに細かくデータ書き込んでる~
「スカートの中から顔を出して平然と答えながら私の前にたった」

 バシンッ!!
私は思い切り彼の頬を引っ叩いていた!
何も… 家に来て…!! 私のチェックしなくても…! いいんじゃないの!
しかも、突然 そんなことして!! 私はアナタの患者じゃないのよ!!!!
アナタが医者じゃなかったら… ただの変質者よ!
二度としないで!! もししたら出てくから!!
今日は記念の日なのに… 帰って来て突然 女の部分の匂いチェックなんてー!!
「私の陰部は汚れていたのを私自身知っていた」

 嗅がれた! 汚れてる部分の匂いを! 私のショックは大きかった…
まだ、セックスでさえしてない人に 汚れた陰部の匂いを散々嗅がれて平然とする彼が許せなかった

 彼は無言のまま 段差から上がりリビングへと向かった…
彼の突然の行動は私には理解できなかった… こんなことする彼じゃないと思ってた
「冗談じゃない!! 心で叫んだ私だった」

 彼は勝手に自室に行きカバンを置くと 風呂場へと向かった…
お風呂を沸かしてないことに気づいた私は慌てて走り出してボイラーを点火したものの
彼は既に風呂場に入っていた… 
あんな理由付けてしなくても、今夜好きなだけ私を自由にすればいいのに…
複雑な気持ちだった… 悲しかった… 

 彼の頭を叩いたことを後悔している私だった…



◆◆◆◆◆6番目


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 あの… さっきは ゴメン…
「お風呂から手背手くるなり私に謝った彼…」

 炉端に火も入り粗塩を振って串刺しにした岩魚な山女から香ばしい香りが辺りに漂い
パチッ パチッと炭の割れる音がこだまし魚から落ちた油が下にポタッと落ちる度にジジュゥ~
ジュジュゥゥーっと白い煙が天窓へと立ち上る……

 何て返事していいのか 解らずに黙って夕食の準備をキッチンでしていると
「彼は後ろから私をギュッと抱きしめた…」

 もうしないから… なんかおかしくなってた… 俺…
ギャグのつもりだったんだけど してるうちに気づけば照れ臭くなって… ホンとにゴメン…
「彼はそう言うと一旦緩めた両腕をもう一度ギュッとした」

 グウゥゥゥゥーー ギュルギュルギュル~♪
「私を抱きしめる彼のお腹が大きな音を立てた…」

 あっははははは~♪ 突然の彼のお腹の音に それまでシリアスだったシーンからお笑いへ
私は両手で口を押さえて大笑いしてしまった!
「私の後ろに硬い何かが当っていた…」

 彼が腕を離した瞬間 クルッと向きを彼の方に変えてノッポの彼を下から見上げた私
いいよっ♪ 健康管理は医者の努めでしょ! 恥ずかしいけど… してもいいよっ♪
「私は笑顔で彼に頬を熱くして彼にそう言うとあばら骨の浮き出る彼の胸にそっと頬を寄せた」

 彼は恥ずかしそうに口元を少し緩めると静かに私から離れて炉端の前に座った…

 あぁ! そこダメ~ そこは給仕する女の座るところっ!
旦那… あっ… あの… 男の人はここに座って! 彼にキッチンから彼に話した私
「旦那様と言いかけた瞬間 一瞬彼の目が大きくなった」

 彼を暖炉の、主が座るところに引いたフカフカの大座布団の上に座らせ私はその横に
材料は更にその横へオボンに乗せて配置して、彼にギンギンに凍らせた大ジョキを手渡し
ビールを注いだ 彼は口元に笑みを浮かべ 私の小さいジョッキにも注いでくれた
ジュクジュクと岩魚や山女は狐色に焼けプクプクと中から旨味が染み出してきていた…

 じゃぁ! 乾杯しようか♪ 
「彼が私の顔を真剣に見つめた」

 うんっ♪ 乾杯しよぅー♪
「私も彼の顔を真剣に見つめた」

 串焼きの魚たちは食べごろサインを音で知らせるように響かせた…
天井を見上げれば お月様が真上から私たちを羨ましげに覗いていた
彼は頬を紅く染め串焼きに舌鼓を打ち 終始満面の笑みで上機嫌 ビールをグイッと一飲み
サクッと音を立てて串焼きを頬張る… 彼の何気ない行動に暖かさを感じる私だった…

 宴も中盤に入ったころ 彼が一言…
「今夜… 一緒に居たいなっ!」

 彼が私を欲しいと言う一言だった…
「私は黙って頷いた…」

 急に頬が熱くなったのはお酒の所為ではないと感じていた私だった
彼は、うん! うん!と数回頷いて笑みを浮かべた…

 夕食終わり後片付けをしていると、疲れているんだろうに無理して一緒に片付け始めた彼
それは、優しさなのかそれとも早く 私を欲しいと言う彼の流行る気持ちなのか私には解らない
でも、一緒に食べたあとを一緒に片付けるって言う行為が私にはとても暖かく感じられた
二人で、片手に缶のオレンジジュースを持って、私が頑張って作ったブランコに並んで座った
ジュースを飲みながら交互に少し揺れながら無言でいると彼が…

 ずっと… こうして居たい… ずっと… ずっと…
「緩やかに弾みをつけてブランコを揺り動かした彼」

 うん! ずっと一緒に居られるといいね~
「彼に釣られて出した私の一言」

 どれほど時間が経ったのだろう 心地良くなってウトウトしてしまった私が時計をを見ると
さっきまで10時だったのに、突然11時に… 隣の彼はブランコのロープにもたれて眠っていた
マズい! 私、何やってんのよぉ~! とゃんと寝かせないと!
「私は心の中で自分を叱った」

 起きて… ねぇ~ 起きてょ~ ねぇぇ~
「何度も彼を揺り動かしたものの一向に起きない」

 仕方なく、私は寝室から布団を運んでブランコの横に引くと 彼を頑張って布団へ…
「ウンショ ウゥゥゥンショ ウッゥゥゥゥゥンショ」

 何とか彼を寝かせリビングに18度設定で暖房をいれ灯を落とした時だった…
ドンと軽い音がして彼の方を見ると布団を跳ね除けていたのが見えた
彼の元へ近付いて布団を直してお風呂へと思った時だった…
スウゥーっと私に手が伸びた… 一緒に居よぅ… 寝ぼけた彼が寝ぼけ声で私を掴んだ
私は今夜のお風呂を諦め服を着たまま彼の隣に 

 朝、目覚めると私だけが寝ていて枕元にメモが…
「一緒に居てくれてありがとう! 気になる患者がいるから病院へ行くから…」

 時計の針は8時を回り、私は彼を送り出すことも朝ごはんを出すことも出来なかった…
悔しかった… 私の所為でブランコの上で寝てた彼に気付きもせず自分も寝てしまい
挙句、彼が家を出たことも知らずに8時まで寝ていた自分が許せなかった
私は彼の足を引っ張る女… 悔しさで悔しさで布団の中で大声で叫んでいた
産婦人科の医師の過酷なほどの多忙さは知っているはずなのに 私は何もしてあげられない
それどころか、彼を労ることも出来ずに……
「ちきしょおぉぉぉぉぅぅぅぅーーーーーー!!!!」

 自分を安売りしたくないなんてバカな自惚れに無性に腹が立った…
私は、この日を堺に私の中で何かが変わった……



◆◆◆◆◆7番目


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 なぁ~ ちょっとさっ! 頼みがあるんだけど…
「いつもより早めに帰って来た彼が 台所キッチンの前に立つ私に後ろから声を掛けてきた」

 えっ? なに?
「まな板の上に包丁を置いて振り向く私」

 いゃ~ 実はさぁ~ 今度、病院で新しいナースの制服… 替えようかってことになったんだけど
うちの病院、女性は看護士意外 ほとんどオバサンばかりで オマケに事務の連中は男ばかりだし
かと言って看護士たちに決めさせると 前回もそうだったんだけど アレやこれやでモメルだけモメて
結局、何ヶ月もかかって オマケに残業代払えとかってなって…
でさっ! 一番若い奥さんって言うか… お前のことみんな知ってるしさぁ~
もうとわけないんだけどさぁ~ メーカーから預かったナースの制服、何種類か持ってきたんだけど
みんなで決めると時間掛かるからってことになって、俺が一任されたんだよ~
着てみてもらえないかなぁ~… 一応、イメージ沸くからサンダルとかストッキングも持って来たし
「床をみながらチラチラと私をみながら申し訳なさそうに私に頼む彼」

 ………
「黙って頷く私」

 すまんけど 頼むよ…
「そう言うと私に大きな紙袋を二つ渡した彼」

 私は恥ずかしかった… 協力するのはいいけど 照れ臭くて、うんいいよ! そう言えなかった
袋を受け取ると、台所仕事を中断させて、自室に入り服を脱いだ…
椅子に腰掛けて 袋の中を出すと、何故か制服意外に新品の白いパンティーやスリップも入ってた
私は少し嫌悪感を感じながらも、裸になって白いパンティーを履きスリップを身に着けると
生まれて初めてナースの制服に腕を通した……
サンダルを履いて大きな鏡に映した自分の姿に少し嬉しく そして恥じらった…
何度かクルクルと左へ右へと身体を動かし、着衣を確認して部屋のドアを開いた

 うわあぁぁー!
「突然、私を見て驚き、声を上げた彼…」

 リビングに立つ私の周りを何度も何度も回って見ては 小走りにソファーへ行き座って私を見たり
中腰になって見たりと大忙しの彼は満面の笑みを浮かべていた…
「恥ずかしさに俯いて無言で居る私」

 この、クレーム系の色もいいなぁー! うんっ! やっぱり!
いやぁー 病院でも一番評価があったんだけど、うんっ… やっぱりいいなぁ~♪
「腕組して私の周りをクルクル回る笑顔の彼」

 もう… いいかなぁ~ 別のにしても…
「恥ずかしさの余り声も小さくなってしまう私」

 うんっ! うんっ!
「彼は大きく頷くと私の正面に立った」

 ご… ゴメン ゴメン! そうだった! あとは機能性だなっ!
「彼は私にいろんなポーズをさせてた…」

 ちょっ… ヤダァー… ダメェー!
「肩膝を床に着けて逆膝を水平に屈んだ時に彼は私の真正面から見ていた」

 あっ! すまん!
「彼は突然後ろを向いてしまった」

 私はまた自室に入り淡いブルー系ホワイトやピンク系ホワイトと何種類かを着ては彼に見せた
その度に 嬉しそうに笑顔で私を見て大喜びしていた…
結局彼の採点表ではどれも100点で決められないらしかった…
あとは、機能性は私に決めろと言う彼に従って、私は淡いピンク系を選んだ
そして色は淡いブルー系がいいと進言した…

 やっぱりかぁー! よし! ありがとう!!
「彼は私の両手を握るとホッとしたような表情を浮かべた」

 もう着替えるから…
「小声で彼に言う私」

 あぁ うん! ありがとう! それと下着は貰ってもいいことになってるから…
「照れ臭そうにはにかんだ彼」

 私が自室に入り着替えて出ると ソファーに座った彼が突然立ち上がって私の側に来た
「いやぁ~ やっぱり黒のストッキングはいいなぁ~!」

 彼は無意識の内に発した一言だと心の中で思った私だった
確か… 前の彼も 黒いストッキングを私に履かせていたことを思い出していた…
黒系ミニスカに黒いストッキングがそれほど男心を刺激するのかと 不思議な気分だった
台所に立ち仕事していると、後ろからの強い視線に気が着いた私は台所の鏡に映して後ろを見た
ソファーに座り前屈みになって私の太ももくらいをジーッと見つめる彼の姿が少し恐かった
私が見ていることに気付かず食い入ってみている彼…
「欲しかったらグスグスしてないで奪えばいいのに! 心の中で強く思う私」

 一緒に暮らして一週間近くなるのに、私には指一本触れない彼…
お互い別々の寝室で寝ている不思議な感覚…
彼が熟睡できるようにと私なりの愛情… 部屋に鍵は掛けていない…
いつでも彼に奪われる準備はしているのに 彼は深夜でも決して私のところには来ない
疲れているのも解るけど、コソコソ女であね私を見られるのは正直 嫌でしかない
彼が、洗濯籠から私に隠れてストッキングやパンティーを出して見ているのは知っている…
オナニーしてるのかもしれないけど… ここに私がいるのに! もどかしくなる
女として、抱かれてもいない人に汚れた下着を見られるほど辛いものはない
だからって、抱いてとは言えない…

 男はみんな何がしかの性癖はあるものだと私は思っているし 間違いではないと思う
彼は間違いなくパンストと下着の匂いフェチ…
もっとも、フェチでなかったら女に魅力を感じない、下手すればホモってこともあるから性癖は
否定していないし するつもりもない… でも使用済みの下着の匂いを嗅がれるのは嫌で仕方ない
一度でもだかれたなら 諦めもつくけど 私は一度も彼に抱かれていない…

 私はまた、今夜も彼に嗅がれることを知りながら汚れたパンティーと履き終わったパンストを
洗濯籠にいれ 私の部屋に来ることの無い彼のために身体を手入れして備えてから眠る…
自然に彼に抱かれたい… 私の方から抱いてなんて絶対に言えない……

 私は今夜も一人ぼっちで眠ることになるんだろうなぁ…


◆◆◆◆◆8番目


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 結局、昨日も彼は私のところへは来なかった…
二人の寝室は空のままポツンと空いている 彼は彼の部屋 そして私は私の部屋で
私は何のためにここに居るんだろう…
勿論、彼との生活はセックスだけじやないし 彼との同棲をを望んだのも私の方だけど
朝ごはん用意して彼を送り出して、その後は何するでもなく 偶に買物行く程度で掃除に洗濯に
お風呂にトイレにゴミ出して… 夕食の支度して彼と少しの時間を語らって そして寝る…
こんな生活が毎日続くなんて考えられない…
彼と交際して半年 そして同棲して一週間 私には何の変化もない 私… 何してるんだろう?
仕事してたら毎日が充実してて、アッと言う間に一日が終わる… 同僚達とのホッとする終業の時間
こんな大きな屋敷に一人でポツンといる日々… 失敗だったかも知れない
急患が入ればいつでも行ける準備をして家の電話器の音量は常に最大になってて携帯も枕元に
置く彼の医師としての宿命… 解らないわけではないけど 24時間 責任と言うものに縛られている
普通のサラリーマンだったらと知らずのうちに考えてることも…

 幸い、急患は今のところ無いようだけど いつ来るかのかと言う不安が付き纏う……
心配しなくてもいいよって彼は言うけど 実際のところは解らない
今朝も、折角 彼のためにと頑張った朝食も時間がないからとお茶漬けサラサラだった…
彼を仕事に送り出した後のポッカリ感がたまらないほど私を打ちのめす
何のためにいるんだろう… 私

 自室のベットを整えて窓の外を眺めていると草木も生き生きしてて自分が惨めな気持ちになる
窓の上から下へ伸びるレースのカーテンだって理由があってそこにあるのに 私は…
部屋の角に置かれたベットの上 角に背中を持たれ両脚両手で抱えて膝に顔を乗せる
大きな溜息だけが部屋に響く 彼に抱かれるまではと ずっと我慢してたオナニー
考えるとモンモンと高鳴る胸の中の何か… 指でストッキングの上から謎って見る…
「ビクゥン!」

 激しく感じる… 駄目よ! 彼に抱かれるまでは! 毎朝、自分と戦う日々
彼に抱かれるまでは清い身体でいたい… せめて胸だけなら… 逃げ道を探しながらブラをずらし
そっと胸に手を忍ばせる… 数回乳首を転がすだけで恥ずかしいほどに勃起する乳首
前はこんなことなかったのに… 乳首の根元から3本の指で軽く摘んで上に押し上げる…
「ビクンッ!」

 全身に女の感度が伝わる… 恥ずかしい瞬間… 今、どんな顔してたんだろう?
シャンプードレッサーへと小走りして冷たい水で顔を洗う… 頬が熱い
何度も顔を冷水で冷やす毎日… 縛りたい!
縄が欲しい… 縄が欲しい!… 鏡に映った自分の顔を見て苛立ちを覚える
身体が縄を欲しがってる! 食い込む痛みを要求している 自分を虐めたい! 辛い!
縛られたい… 虐められたい! 恥辱されたい! 
心の底から何度も込上げてくる要求… もう… 耐えられない!
考えただけで溢れた愛液がパンティーを濡らしストッキングから滲み出る…
鏡の前で涙目になる惨めな自分…

 彼には内緒のバイブセットの入った鍵のかかるケースの側に行きあけることをせず
ただ、黙って横目にみる… 一人無言で片付けると脱衣場で汚れたパンティーとパンストを脱ぐ
彼にバレちゃう! 医者の彼ならパンティーの汚れで全てが解る気がする…
パンティーとストッキングだけを手洗いして乾かすものの 乳首は起ったままの自分に嫌悪感
ショーパンに履き替え、モンモンとする自分を改するために家の横を流れる小さい川に…
小川はサラサラと風情を出し心地いい音を聞かせてくれる…
「落ち着きを取り戻す私」

 水の中に小魚の群れが見え隠れし時折聞こえるポシャン ポシャンの音が私の気を引く…
音の方向を見るとちょっとだけ大きい魚が跳ねては直ぐに消えるのが解った
ジョボジョボジョボと段差から落ちる水 そして水面に浮き出る気泡が可愛く思える
いつしか、私は女から子供へと変わっていた……
「そうだ! 辛くなったらここに来よう♪」

 そう思った朝だった…… 



◆◆◆◆◆9番目


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 彼の部屋を掃除していると机の横の木目風のサイドボックスの扉が少し開いいた…
ダニの発生を嫌う彼は洋間の床には何もひかず板面がそのままだから ついだせいで当った
「ボンッ!」

 結構強く当たった掃除機の先端部分…
そのまま閉めれば良かったの、つい開けて中を見てしまった…
此間、私に着せたナースの制服が入っていた… 返し忘れかな? 中に手に取る…
「何か変だなぁ」

 目の前で広げて見ると それは体格のいい人向けの物だった
ナースサンダルも25.5と大きく 白いパンストもTLと長身者向けで私のLLとは比べ物にならない
袋に入った白いスリップやパンティーまでも大きめサイズ…
太った人か長身の人のも任されていたんだわ… でもどうして私に話してくれなかったんだろう…
「私はそう思った」

 彼にバレないように元に戻して掃除し終わると窓を開けて空気を入れ替えた…
バサッ バサ バサッと風で机の上のコピー用紙が数まい飛んだ
私はそれを追いかけると机の上のノートパソコンに繋がったマウスに手を当ててとまった
突然、パソコンの液晶モニターが浮き出て来た! 
消し忘れで待機モードに入っていたらしかった… フワフワと浮き出る画面…
私は映し出された映像に一瞬固まってしまった 身体を荒縄で縛られたナース服を着た女性が
天井から吊るされ 両脚を開かされストッキングもビリビリに破かれパンティーも引き千切られ
そう… 彼のパソコンが映したものはエスエム画像だった…
両手を壁から伸びる荒縄で縛られ両脚を広げられ お知りに大きなロウソクを垂らされた裸の女性
泣き叫ぶスーツ姿の女性を複数で犯すレイプ画像…
ガーターベルトにレースのストッキング姿の女性は両手を後ろ手に縛られ後ろから犯されている
両手足を斜めに縛られ四方の壁に固定… 陰部を歓喜して舐める荒くれ男…
どれを見ても女達は恥辱で泣き叫んでいるシーンばかり…
縄、ロウソク、ムチ、吊り、レイプ、恥辱… 
「彼がこんなもの見てたなんた…」

 私は静かにパソコンのフォルダーを閉じた…
フォルダーの中にフォルダーが何個にも別れ更に一つのフォルダーに纏まった…
アレ!? なんだろう これ…?
閉じたフォルダーの横にある別のフォルダー…
「俺の女」

 俺の女って??
「開けてはいけないような気がした私」

 私は恐る恐るフォルダーを開けて見ると いっせいにズラーーーッと勢い良く並んだファイル
何百枚あるのか見当もつかないほどに縦に横にと広がった凄い量だった… 
恐々と一枚目を開いた 息を飲んで見守る私
「何? これ?!」

 誰かの体育座りする写真… 黒いパンストのシームが白いパンティーの下から上に伸びた写真
二枚目は同じように座るレースのパンティーにオーバニーを履いた写真…
三枚目には素足で座りパンティーにアソコの筋がくっきりと見える写真だった
四枚目は誰かがトイレで用を足した後にアソコを拭いている写真
「背筋が凍りつきそうになった私」

 咄嗟にトイレに走った私はドアを勢いよく開けるとドアの真上の棚を凝視した!
きちんと片付けて整頓してあったはずのトイレットペーパーと生理用品の箱の間に隙間が!
急いで、彼の部屋に戻ると次々にファイルを開けて行った…
「俺の女の下着」

 題目のファイルを開けると そこには私の箪笥の中の下着やストッキング類の写真
汚れたパンティーの写真が何十枚もあった… オリモノの量が多い時の写真にはパンティーが
黄ばんでいる様子がハッきりと映し出され 陰部の抜け毛や排便の筋跡までもが写っていた
「恥ずかしさと悔しさで涙が滲んだ私だった」

 フォルダーには私を隠し撮りした写真が何百枚も…
ずっと下の方へ降りて行くと動画のフォルダーが二つあった
開いて見ると、やっぱりかと思う映像… 私の着替えのシーンが… ナース服のまで…
パンストを履くシーンばかの映像が入ったフォルダー そしてもう一つの方には…
私が自室で我慢出来ずにオナニーしようかどうか迷いながらも指でパンスト越しにパンティーの
上からアソコを上下させている映像がハッきりと映し出されていた… 頬を紅く染め片手は胸を
そして片手は陰部を… ミニスカートで体育座りして自分を慰めるシーンが取られていた
顔から火が出そうなほどに恥ずかしさと情けなさでポロポロと涙が溢れて来た…
「頭の中は真っ白になった私」

 今も撮られてるかも知れない! そう思って泣きながらビデオを探してあるくと
私の部屋に3箇所 居間に2箇所 全部で5台のビデオが仕掛けられていた…
もしや! そう思ってトイレをもいうち度 くまなく探すと ビデオではなく四角い小さな黒い箱が
何? これ? 普段余り見ることのない天井の蛍光灯の傘の上に両面テープで張り付いていた
赤いランプが点灯して 息をころすとランプが消えた… 今度は手をパンッと叩いてみると
赤いランプが点灯した…
「盗聴器?」

 私は以前テレビ番組でやっていた家庭にある物で盗聴器を探す方法と言うのを見たことを
思い出すと早速、携帯用の小型ラジオを持って来てアンテナを伸ばして ダイヤルを回した!!
ザアァァーーー ザザッ スウゥーーーーー! ラジオで聞くタイプの盗聴器だと解った!
私は彼の部屋に行くと天井付近を入念に見て回った! 
すると… 彼の部屋の蛍光灯が微妙に左に傾いてるのを発見し 直ぐに椅子を持って来て昇った
見つけた! 小型のテープレコーダの付いたラジオ!
両面テープで付いたラジオレコーダを外し巻き戻してみると…
ドアの音がしてスカートをまくる音が… ストッキングとパンティーを降ろす音がした瞬間!!
「ブッ!ブウゥッ!!」

 オナラの音まではっきりと向く音されていた…

 酷い… あんまりよぅ~ オナラの音までとるなんて~…
彼は変質者だと思い知らされた… 彼にとって私はただのオモチャ …
汚れた下着を見られ 着替えも見られ 挙句にオナニーまで… しかもオナラの音まで知られ
唇を噛み締めた私は一人床に蹲って泣いていた

 許せない!  アイツ! 



◆◆◆◆◆10番目


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 ハイ! お待ち致しておりま~す♪

 突然の電話だった…
彼からは何も聞かされていなかった… 私は相手のの話しに会わせるように受け答えした…
既にそこまで来ていてどうにもならなかった 義母に義妹そして義弟たち三人の訪問
数日間、滞在予定だと言う… 酷い人… 私は彼をそう思うようになっていた

 私は隠し撮りに気付いたその日のうちに荷物を纏め始め後は出る日を伺っていた
勝手に自分の家族を招待して 私には一言の相談もなかった
彼の中では 既に私は自分の物(モノ)であり何でも許されると思っているのだろうか…

 私は隠し撮りに気付きあの後、他になにかないかと彼の部屋をチェックした…
既に私の中では彼に対して何も遠慮の必要も無い… そう感じていた
病院での患者さんたちの隠し撮りビデオ 看護士さんたちの着替えにトイレの様子と
看護士さんたちのロッカールームでの汚れた下着撮影の数々… 汚い男
まるで、テレビにでも出てくるスクープ映像のごとくな種類… 彼は犯罪を犯している
彼の秘密の趣味は全て私が別にコピーして手元にある 使うことの無いことを祈っている

 30分ほどして彼の家族が屋敷を訪れた…
勝手に他人の家を我が物気取りで徘徊する義妹になるはずだった嫌らしい女と
体裁のいいことばかり口にする義母になるはずだったオバサン… そして変質者の弟
勝手に自分の部屋を決め 勝手に入り 勝手に冷蔵庫を開ける変質者ファミリー
することなすこと常識から逸脱している やりたい放題…
未使用状態と知ってか知らずか 私と彼の寝室に無断で入って観察するオバサン…

 ワイワイガヤガヤと上がりこんで徘徊しおわってようやく 一息ついたのかリビングに集まる一家
私は変質者ファミリーが来るのを黙ってリビングのソファーに座って待っていた
今度は、買物に行くから場所を教えろと言う 横柄な態度の一家
一番遠いスーパーの場所を咄嗟に教える私… 一斉に財布だけ持って屋敷を出た一家
家の中でスキップする弟の妻であるバカ女…
家族が出かけた瞬間 私の頭に浮かんだ一言…
「今だ!」

 私は軽四駆に積めるだけの荷物を積み込み 気付けば街から慌しく出ていた…
2時間後、携帯に着信… 彼からだったが出なかった
私は元居た大きな街の友達の家に身を寄せたものの不在で仕方なく実家へと更に車を走らせた
途中の奥まったところにある知る人ぞ知る温泉旅館が目について一泊を申し出ると
シーズンオフも重なって予約無しで泊まれることに…
和服姿の似合う私より少し年上の若女将は実は私の高校時代の先輩でクラブ活動のキャプテン
何年かぶりの再会に手に手を取って抱き合って喜んだ… 積もる話しは止むことは無かった
彼女は一番上等な部屋を安い料金で用意してくれた 暫くぶりに会う彼女のお母さんは年老いていた

 夕方、二人の再会を祝うかのように、お母さんが気遣いしてくれ
二人の時間を取ってくれた… 先輩である彼女とお風呂に入ったのは高校のクラブの練習帰りに
よく、この旅館で入浴して以来のことだった… 一本道を次々に学生を降ろし走るバス
私はこの○○旅館から40分先の実家へ帰る途中 ここによく先輩と来ては入浴を楽しんだ
入浴し終わると旅館で働くオジサンが軽トラックで買出しに行くから乗せて貰って帰った
蘇る懐かしい日の思い出…

 お風呂から出た私と彼女はお部屋で 美味しい料理に舌鼓を打ちお酒で盛り上がった
話しても話しきれない 聞いても聞ききれない別々に過ごした時間の流れ…
再会の宴も午後の9時で終了し一緒に片付けを楽しんだ…
働いてる人も全員 私のことを覚えていてくれてたし 誰ひとりとして辞めてなかったのが嬉しかった
独りでポツンと部屋にいて窓から入る夜風に当っていると 浴衣姿の彼女が 寝酒と称して
ウィスキーセットを持って来てくれた… 二人で語る世間話も大ハシャギからゆったりに変わる
彼女も一度、結婚歴があって旦那さんの浮気とドメスティックバイオレンスで破綻…
裁判で離婚したらしいことがわかった…

 私の番になった… 話すかどうするか迷った末に私は体験した全てを告白してしまった

 いいなぁ~♪ それ… 感心があるって言うか… 取敢えず彼のしたことは犯罪だけどさぁ~
そのことを除外すれば 殆どアナタのことでしょう~?
だって~ 別に暴れてあなたに暴力振るうわけでもないし… 浮気するわけでもないし
それに 結局はアナタのこと好きなんでしょぅ? 好きな人の秘密って暴きたくなるし… 男は!
まぁ~ ねぇ~ トイレとかの盗撮は女として怒りを覚えるけど~
偶々、昼間にオナニーしたアナタにも責任無いとはいえないし~
第一、まさか昼間にオナニーしてるなんて思わなって言うかぁ~
まぁ! アタシならわざと大胆に盗撮させて! 彼が自分のこと愛してくれるように仕向けるとか!
逆に盗撮しちやうとかぁ~♪ 別れるのはその後でもいいかなぁ~♪ あっははははは~♪
お医者さんて結構♪ 変態が多いって聞くし~♪ あっははははははははは~♪
アッ! ゴメン ゴメン♪
「逆転の発想が昔から凄い彼女」

 確かに私以外の人の盗撮は許されないことだけど、私に限って言えば私に感心があると言うこと
仮に彼に悪意があったとしても やられっぱなしで引下るなんて悔しい!
「俯いて心の中で考え込んでしまった私」

 ねぇ! 今夜 ここに一緒に泊まってもいいかなぁ~♪
「突然 聞いてきた彼女」

 えっ! あっ! うん! いいよっ!
「何も考えずにOKした私」

 じゃぁ 用意してくるねっ♪
「彼女はそう言うと一旦部屋を出て行った」

 何時ごろだろう… 布団を引いて待ってたものの中々来ない彼女を待ちきれずに灯を小さくして
私は先に床に付いた… スzzzzzzzzz

 何か身体がモゾモゾして熟睡から意識が戻って来た……
気持ち… いい… 誰かに胸を優しく揉まれてるような気分…
「疲れとお酒で意識朦朧の私」

 スゥーっと何かが胸を滑り流れるようにスロープを描く そして消えるを繰り返す…
何かが乳首に絡み音を立てた瞬間 私はそれが人間のものであることに気付いた…
目を開けようとした時 既に遅かったことに気付きなおした…
全身に伝わる快感 電撃ショックは私の全身の細部にまで伝わり私を動けなくした!
乳首は チュゥチュゥ ニュルニュルと嫌らしい音を出し誰かの舌が纏わり付く そして吸われる
否応なく自分の女の声が… 恥ずかしい自分の声が… 耳に届く
両脚を広げられ優しい誰かの手が太ももを… お尻を… 恥丘に触手する… お臍の周りを滑る指
ビクッン ビクンッと全身が痙攣する ニュルニュルと纏わり付く誰かの舌と唇は隣の乳首にサッと移り
誰かの両手は嫌らしくなく自然に私の両脚をフィギアスケートのように踊り回る
乳首に絡むネットリとした感覚は次第に胸を離れオヘソの周りを激しくそして 優しく滑るように
ビクゥンッ ビクウゥッンと勝手に反応する身体と部屋に響く奏でられる女の鳴き声…
円を描くようにネットリした舌がオヘソに近付いた瞬間!
ビクウウウゥゥゥゥーーーーーン! 私は一際大きく反応した!
「オヘソの中に入って来た舌先」

 ニチュニチュゥと恥ずかしいほどにオヘソの中で踊る舌先 身体はビクッン ビクッンと反応し声も出ない
ハァハァハァハァ 誰かの大きな吐息… 荒息… 

 ニュリュゥー ニュリュゥー ニュリュゥー オヘソの中の音が聞こえた…
脇腹を左右をの5本の指が擽るように微かに触手で周り始める
まるで夜空に打ち上げられた夏祭りの花火のように左右の5本の指は蠢きながら周る…
生き物のように左右の脇腹をうごめく5本の指 そしてオヘソから伝わる私をトロケさせる快感
オヘソから這い上がったニュルニュルした舌は徐々に降下をし恥丘へ 同時に降下する左右の生き物
身悶えを繰り返しヨガリ声をひたすら奏でる小鳥の私…
恥丘の密林地帯を 激しく襲う舌先 そして唇 チュウゥー チュウゥーと嫌らしい音を出す口元
やがて… 舌と唇は内側から溢れた私の愛液の中で泳ぎまわるように…
両手で軽く持ち上げられる私の下半身 開かれる秘密の部分 クチゥッ クチュゥッ クチゥッ ニチュリュゥ ニチュリゥー
私の秘密の部分に容赦なくスパルタンんなほどに分け入る唇と舌 荒息…
まるでカーニバルのように行ったり来たり右往左往を繰り返す…
反射的に大きく仰け反る私の身体 アァァーン アァァーン アァァーン 女の鳴き声が! ハァハァハァと荒息が!
重なり合った瞬間! 私の中に回りながら入って来る長い舌先 キュッと摘まれる両乳首…
ガクゥッ ガクゥッ 勝手に激しく揺れる私の身体! チュゥゥゥー チュゥゥゥーとバキュームする唇
ハフハフハフハフハフ ビチャッ ビチャッ ハァハァハァハァハァ 激しさを増す私の陰部への攻め

 イクゥゥゥゥゥーーーーー いっちゃうーーーーー! いっちゃうーーーーー!
ガクン ガクン ガクン 全身が大きく揺れ反応した瞬間 私は気を失った……

 何かが私の中で蠢(うごめ)く感覚で目が覚める…
パーンッ パーアッン パーアン 股間に何かが当る音 前後に揺れる私の身体…
薄暗い中で正常位で彼女が私の上に… パーンッ パーァンッ! 私の中に出し入れされる硬い物…
切なくくるおしい声を出す私… アンッ アンッ アンッ アンッ
上に居て目を閉じている彼女… 揺れる長い髪 荒息 ハァハァハァハァハァハァハァハァ
強弱付けて振られる彼女の腰 そして目の前で大きく揺れる彼女の両乳房……

 快感に溺れ身動き出来ない私は必死に震える両手を伸ばし 彼女の両胸を下から押さえそして
両乳首を両手で軽く摘む… ハゥ! ハゥ ハゥッ ハウゥッ! 顔を上下に振って私に答える彼女
滴り落ちる彼女の汗… 荒い吐息… 振り乱れる彼女の髪…

 私は生まれて初めて女性に抱かれた……

そして思い出していた… 高校時代彼女がレズだと噂されていたことを……


◆◆◆◆◆11番目

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 朝、目覚めると彼女(先輩)の姿は無く私一人だけがお部屋の布団の中に居た
布団を畳んで浴衣着姿のままで一階へ降りてお風呂に入り洗顔して戻った…
布団も片付けられていて部屋のカーテンも開けられ朝日が部屋の中に降り注いでいた…
着替えて一階フロアーに出ると忙しく動き回る人達の中に彼女がいた
私に気がついて向かって来た彼女(先輩)に挨拶するものの 恥ずかしくマトモに顔を見れず
彼女に俯いたまま、もう一泊したいと申し出た私…

 もう、戻った方がいいよ! 二日も泊まったら戻れなくなっちゃうから…
少し強い口調で彼女が私に言う… 止む無くもう一度彼女の前で頷くと これを私だと思って頑張れ
そう、渡された彼女の簪(カンザシ)…

 朝食を済ませ彼女の言う通り帰ろうかなと思ってフロントへ料金の精算に出向く
料金は頂くなと大女将と若女将に言われていると取り合わない、フロントにいる昔なじみのオジサン
部屋に戻ると 窓辺に彼女が和服姿で立っていた…
もう、ここには来ない方がいい… 
「私に背を見せながら彼女の一言」

 頑張ってごらん! 頑張ってどうしても駄目な時は もう一度 ここへいらっしゃい♪
「窓から外を眺めながら私に背を向け話した彼女」

 私は荷物を手に彼女から貰った簪(カンザシ)を胸に旅館の玄関に…
何故か違和感… 旅館の前に高校時代から見知った旅館の人達全員が一同に横並びに…
数年ぶりに見た人たちは皆、清清しい顔で私を見送ってくれた…
彼女と手に手を取って別れを惜しんで車に乗り旅館を後にした
旅館の玄関から真っ直ぐに国道へと伸びる一本道は左右に大きな雑木林を抱え砂利道の音が
空いた窓からパチパチと音を立てていた… 15分くらいしてようやく国道が見えて来た…

 左側から右側へとカーブしながら伸びる国道の調度真ん中辺りでT字路になる旅館からの道
左右が開けて国道進入手前の右にある車が数十台ほと止まれる国道沿いの駐車場
自販機が立ち並びトイレがあるところに一台のタクシー 休憩しているのか中で新聞を読んでいる
私は 国道には入らず、タクシーの隣に車を止めて自販機で缶紅茶を買うとその場でグビグビ…

 突然、タクシーの運転手さんがタクシーの窓を開けて不思議そうな顔して話しかけてきた
「お姉さん 道にでも迷ったのかい?」

 ハイ… いいえ… この先の旅館に機能一泊して今、出て来たとこなんです♪
友達が若女将をしてて高校時代からの知り合いなんです♪
「タクシードライバーに話す私」

 えっ? いつから開業してんだろう? 変だなぁ~
営業を再開したなんて話も役場から聞いてないし… 
「不思議そうな顔して首を横に傾ける運転手さん」

 えっ? 私、昨日の夕方近くに旅館に入ってたった今、旅館の人たちに見送られて…
私が話してる最中、運転手さんが無線を取り出して仲間の人たちに連絡していた
無線機の音は何を話してるのか私には皆目解らず その場を立ち去ろうとすると
運転手さんが大慌てでドアを開けて出て来た…

 アンタ! 本当に旅館に泊まったのか!!
「物凄い形相に変わった運転手さん」

 えっ? あっ! ハイ…
「受け答えする私」

 あわわわわわわわわわわわわわわ…
「真っ青になっておびえはじめた運転手さん」

 どうしたんですか?
「尋ねる私」

 あそこの旅館! 2年前に火事にあって経営者も従業員も全員焼け死んだはずだ
今、会社と仲間に無線で聞いたら… あの旅館に間違えて入って行って数人が戻ってきてない!
あわわわわわわわわ… 何てこった! だが、アンタ運がいいよ!! 良かったなぁー!!
アンタ連れて行かれなかったんだから! アンタ運がいいよ! 

 そんな! あっはははははは~♪ もおぅ~♪ 運転手さんたらぁ~♪
「突然の話しに大笑いした私」

 暫くすると近くを走ってたと言うタクシーが3台くらい来て 一斉に駐車すると
次々に車を降りて来て私と運転手さんの側に寄って来た…
信じずに大笑いする私に、じゃぁ行ってみようと強張った顔の運転手さん…
私の車を最後に4台のタクシーかせ旅館を目指して走り始めた
砂利の音がケタタマシく辺りに鳴り響き土煙をモウモウと空似舞い上がった…
走り出して15分くらいでようやく、旅館の前にくると 私の車の前にタクシー4台が横一列に停車した
そして、私の見たものは…

 真っ黒に焼け焦げて残ったであろう屋根の無い柱だけの朽ち果てた旅館の姿だった…
綺麗に手入れされてたはずの周囲は草木が生い茂り 屋根の無い旅館は野晒し状態で
私が泊まったであろう二階の部屋の辺りににだけ僅かに床が残り辺りは荒れ放題だった…
私は夢を見ているのだろうか… フッと彼女から貰った簪(カンザシ)を服の内ポケットから出して見た
余りのショックで固まってしまった… 焼け焦げて黒く煤けた簪

 車から出ることも出来ずに放心状態のまま座席に座っていると どこからか声が聞こえて来た
○○ちゃん! 頑張って見て! 私はもう頑張れないけど… ○○ちゃんには頑張れる身体がある
解った? いい! 私みたいに悔いを残しちゃ駄目だからね♪

 私は彼女から貰った簪をギュッと握り締めていた…

 今、私は彼の家を目指して車を走らせている…



◆◆◆◆◆12番目


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 家へ近付くと義母達が乗った来ていた車も彼の車も何処にもなく家はひっそりとしてた
鍵を開け中に入ると何かいつもと違う匂いがした… そう女の人が着ける香水のような匂い…
昨日ここに来た義母や彼の弟の奥さんの匂いとも違う少しキツメの香水
匂いに釣られ歩いて行くと少し空いた寝室のドアが目に着いた ドアをさっと開けて見る…
ふわぁ~っと香水が充満している… 咽せそうなほどに強い香水
ベットの上に無造作に脱ぎ捨てられている私のとは違う黒いレース柄のスリップ
ガーターベルトにストッキング そして、誰かのパンティーにブラジャー…
私よりも少し身体の大きめサイズのドレス… 咽るような強い香水の中から逃げるように寝室を出る
ドアを閉め自分の部屋に行く天井から吊るされた大きな滑車に通された荒縄…
何個もの滑車と荒縄がぶら下がり床にはハイキング用の大き目のシートが敷かれている
私の部屋でどんなプレイがあったのかひと目で私には理解できた…
何かが違う… 前日と何かが違っている… リビングや台所に土間にと歩き回って見る
結局、何も見つけられずにリビングに戻って 何気なく見たテレビの上の日捲りカレンダー
ぅん? 何か変! 昨日は12日だよねぇ~… なんで16日なの?……………

 私がここを出たのは昨日12日のーだよねぇ… だから今日は13日なのに…
間違えて捲っちゃったのかな… 
彼の部屋に入って見る… どう言うことなのぉ? 彼の部屋の日捲りも16日になっていた
もう一度、リビングのソファーやテレビのところに行って見る… 新聞入れから新聞を手に取った
その時、頭の中が真っ白になった… 16日の日付になっていた…

 そ… そんな? たった一日でどうして4日も経ってるなんて! じゅぁ 私は旅館に4日も居たの?
その時だった… 急にめまいと空腹感が私を襲った! 激しい空腹感は過去に経験のないほど
フラフラになりながら台所の冷蔵庫へ そして開ける あれほどあった食料はまるで数日経過したように
なんにも残っていなかった… 何か! 何か無いか! 両開きのドアを開けて中に頭を入れた私
左の奥にハムの箱を見つけ慌てて取り出すとハムの包装を口で食いちぎって貪り食べた!
喉に何度も詰まりながら必死で貪り食べた! キッチンへ食べながら歩き蛇口からミズを出し
そばにあったコップで水をガブ飲みし 直径10センチはあろうかと言うハムを貪った!
長さ25センチ直径10センチのハムを丸ごと食べたのは初めてだった
空腹も満たされ満足した私は急に床に座ったまま動かなくなった
私… 4日間も食べてなかったって言うのぉ? 先輩! ひどいよぉぅ!
その時 タクシードライバーの言葉を思い出していた…
「アンタ! 運がいいよ!」

 無意識でハムの入った箱からベーコンを出して一枚ずつ食べては水を飲み繰り返す…
お腹いっぱいなのにハムの箱から焼き豚を取り出して両手をタレに染めながらそのまま食べる
お腹が膨れウトウトと眠くなり そのまま冷蔵庫に寄りかかって眠ってしまった…

 目が覚め辺りを見回すと薄暗くなっていた…
シンクの上の時計は4時を指し彼が戻る2時間前を伝えていた
車を家の横の大きな物置の中の積み上げられた藁の後ろに隠してペットボトルに水を入れ
家の取説を握り締め、何故か私はある場所へ向かった…
地下室…
何に使ったのか解らないと言う不動産屋… 正直、旅館の後だっただけに涙目になりそうなほど
恐かったものの 取説には電気を通り照明もついているとのこと 私は意を決して床のドアを開けた
中は真っ暗で下に伸びる幅50センチほどの階段 そして左側の壁に照明のスイッチ
パチッンとスイッチを入れると裸電球が点灯し黒く煤けた階段を浮き上がらせた
降りながら床のドアを閉めるた… 中の空気はヒンヤリしていてホコリっぽくもなく澄んだ空気だった
私は、リビングから出て左側の元の台所を通り左に曲がった突き当りの地下室を選んだ…
取説では中は複数の地下室があるものの 全てが綱かっていると書かれている
階段を軋ませながら降りると普通の家の中の部屋と勘違いするほどに綺麗な空間に出た
部屋に入って直ぐの左側の壁にスイッチが…
点けてみると部屋から四方に繋がる通路に灯が一斉に灯が灯った 最初の部屋は白熱灯が…
通路は裸電球が… まるで映画に出て来る戦争ものの秘密基地のようだ…
部屋の中には特別なものはなくシートに覆われたレザー貼りのソファーに引き出しの着いたワゴン
小さいサイズの机にいつの時代のものか解らないほど古いラジオ 壁にはムギワラ帽子が掛けられ
他なの上には古い週刊誌が無造作に置かれ更にドアの無い通路が部屋の四方に続く…
まるで、地下壕のような造りだ…
入って中央部から左側へ伸びる通路の幅は1メートルくらいで高さは2メートルと普通の造り
建材もふんだんに使われどう見ても家と言う感じになっている…
通路を進むと 吸うメートル先の部屋の灯が見え そして… キャアァァァーーーー!!
一瞬驚いて悲鳴を上げてしまった私… 人影が見えた! 確かに人影が!
その場に蹲る私… 人影が動かないでジッとしている… ドキドキしなかせら奥へと進むと
衣服を着せられた女性のマネキンが数体立ち並んでいた!
「何でこんな物が?」

 どれも今の服じゃない20年以上前の服にスカートを履きアミタイツにバックシームのストッキング
カツラの髪型も古い時代のデザイン 恐る恐るスカートの中を覗くとスリップ?
シュミーズと言う大昔の下着 そしてパンティーまで履かされていた…
中には皮で出来た高給そうなガーターベルトにナイロンストッキングバックシームタイプ…
「ここ…何なの? 恐さで震える私の心」

 壁には木目の合板ではない高給そうな洋服ダンスが立ち並び全部で5つも…
中を開けると物凄い数の女性用の衣類に下着が入っていた…
開けても開けても物凄い数の衣類 中には毛皮のコートまで
一番右端の洋服ダンスの中には見たこともないように当時のランジェリーがギッシリ吊るされ
どうみても、ここは物置ではなく衣装部屋にしか見えない私だった…
「でも… なんのためのマネキンなんだろう…」

 私はワクワクしていた♪ 探検に…



◆◆◆◆◆13番目

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 奥の部屋へ通じる廊下を歩いていると見えて来た何やら妙な造りのドア… ポチャンと音…
ドアと言うより引き戸のようだ… 何故か通路の幅は急に狭くなって天井も斜めに低くなった
引き戸の真ん前に来るころには通路の幅は人、一人がようやく立っていられるくらいまで狭く
そして、天井も私の頭上スレスレに… 引き戸には古いさび付いた金網の小窓が一つ付いていて
奥の方にはポツンと裸電球が点いてるだけの小部屋のようにも見えた… ポチャンと音がする
引き戸は時代を感じさせるほど年季が入っていて相当の古さを感じさせる
引いて見ると古さを感じる割にはスーッと嘘のように開いた…
中に入ってみると裸電球とは別にヒモ付きの白熱灯が付いていてそれを引くとカチッと音がした
ブ~ン パチパチパチッと音がして辺りを照らした部屋は小部屋どころか10畳間はある広さ
ただ、さっきの部屋と番うのは壁は山から切り出したようなイビツな長方形の石で積み上げられ
部屋の四方をグルリと取り囲んでいた… 何に使ったのか解らない農具のような錆びた鉄の道具
石積みの壁から竹の筒がが15センチほど室内に突き出てその下に今で言えば石で出来たシンク
そこへ湧き水が竹筒を伝ってポチャン~ ポチャン~と落ちていた…
石の壁に太い直径3センチほどの鉄の棒が何箇所か打ち込まれ その棒に引っ掛けるように
頑丈そうな黒々した栗の木か樫の木だろうか 碁盤の目のように縦横に組み上げられ固定されていた
何か農機具や道具でも片付ける設備のようにも思える…

 フッと横に目をやると馬か牛に使う手綱(タヅナ)のような皮で出来た物があった
側へ行って屈んでみると 相当の年数が経っているのが解る…
馬や牛の背中にでも乗せるのだろうか 皮で出来た座布団ほどの大きさで厚さは、そう…2センチ
皮で出来たロープ状の数メートルくらいのものが無造作に丸められている
気持ちの悪さから手に取ってみないけどムチのような物が数本 そして腐って朽ち果てた荒縄…
相当の長さの縄が車のタイヤくらいの大きさで微かに原型を留めていた
ポチャン~ ポチャン~と背筋が寒くなるような水の音が石垣部屋に響き渡っている
その横にある大昔に作られたような洋服ダンスほどのロッカーのような造りの箱も朽ち果てている
ドアノブが木で作られた四角いものはいつの時代なのか見当もつかない…
ドアの蝶番(ちょうつがい)の部分は錆びているもののしっかりとした鉄で出来た物…
「開くかも知れない…」

 四角い木のノブを掴み手前に引く…
「ギィッ ギギギギギッ」

 嫌な音を立ててドアはゆっくりと開いた…
観音開きのドアを片方ずつ開けると中に何段にもなったブ厚い板で出来た棚…
中断から下は引き出し… 上側の棚の上に何かが並べられていた
覗き込んで見ると 一番上に黒く煤けているものの白熱灯の灯に黒光りしている何かが見えた
「うっ! なにこれ?…」

 木で出来た、ペニスの形をした物が左側から小さい順に右側へ大きくズラリと30本ほど並んでいた
小さい物は長さが10センチ太さは3センチほどで 大きい物は長さが30センチ太さは10センチほど
その大きさに息を飲んだ私だった… こんなもの入るの? とっさに浮かんだ言葉だった
大昔の手動のオナニーグッズと言う感じなのか… 二段目は相当使い込んだロウソクや真新しい物
種類なのか解らないものの木箱で分けられていて1箱に12本ずつ 太いものから細いものまで
その下の棚には厚い鉄板で出来た鎖の付いた手錠が何個も 見るからに頑丈で重さがわかるほど
そして最後の棚には信じられない物が…
囲炉裏で使うはずの鉄で出来た40センチほどの長さの箸… 火鋏… 持つところが円い木で出来た
長さ40センチ 太さが1センチ弱くらいの鉄の棒…
「心臓が止まるほど驚いた私」

 ここって… なんの部屋なの…??
「素直な疑問」

 中心から下の引き出しを開けると 物凄い年数の経ったと思われる紐閉じしてある何冊もの本…
数十冊はあるようだ… 軽く上にあるページを捲る… 和紙?
一枚だけ捲ると難しい漢字がズラリと縦書きでしかも筆書きされて書かれていた…
頻繁に女と言う文字が書かれていた… なにやら恐ろしくなって引き出しを閉じて次の引き出しを開けた
ヘッ? 一瞬息を飲んだ…
新しいとは言ってもそれにしても数十年は経っているとノートが何十冊と重なりあっておいてあった
そして、ノートの上に万年筆で書かれたような一枚の紙…
「女体拷問記録」

 そこに書かれていたのは万年筆で書かれた一際大きい文字… 女体拷問記録…
恐らく筆跡から行くと、生きていたら100歳くらいの人が40代くらいに書いたような物だと解った
難しい字で綴られた解説書のような文面… 書道を習っていた私にでさえ読めない字もあったものの
書かれていた内容に腰を抜かすほど驚いてしまった。

 その昔、冬になると男達は女房の腹が大きくなっている頃に自分の性欲と、ある事を満たすために
わざと、泥棒に入られやすい工夫を用いて、自宅に泥棒に入らせた…
昼間農作業に負われる農家には昔は頻繁に泥棒が入り収穫したものを盗まれたり金品を盗られたり
朝から晩まで働いても その3割は泥棒被害にあっていた…
そこで、農家の主たちは、考えた…
農作物を盗みに入るのは殆どが女子(おなご)であり 金品は男だったため
わざと、女子(おなご)が泥棒に入りやすくし家の中で隠れて待ち伏せし 入ったオナゴを捕まえ
役人に突き出すと脅かしては、オナゴを手篭め(レイプ)したそうな…
しかも、その頃 頻繁に来ていた人買い商人に拉致監禁したオナゴを売り飛ばしたりしていたが
仕舞いには拉致したオナゴを妊娠させ生まれた子供を育てては6歳になると売り飛ばしたそうな
そして、子を産み落としたオナゴは男達が性欲を満たしたあと拷問して殺し田畑の肥やしにしたと言う
さらに、男達が歩いて1ヶ月ほどかかる他の街へ出稼ぎに出てる間のオナゴの楽しみとして
金品目的で入った泥棒を罠を使って捕まえては監禁して女達の性の捌け口として男を働かせた
両手を後ろに頑丈な手鎖(手錠)で固定し逃げられないようにしてオナゴたちのオモチャに
そして男共が戻る少しまえに生きたまま金玉を切り落として殺した後、餅を吐くように皆で細かくして
裏山に捨て獣に食わせていたいう…

 この隠し地下牢は盗人女たちを監禁され夜な夜な降りてきては楽しむ男衆の楽園
別の部屋は女衆の楽園になっていたそうな…
御先祖さまたちの悪行なのかハタマタ盗人が悪いのか計り知れぬところがある…
盗人の亭主たちも大っぴらに女房を探せず 時折、様子を覗う男達の姿もみられたそうな…
女達はここで犯された挙句に子を産み落としその後 楽しみで拷問され惨殺の後 埋められる
その子は男なら6歳で親だと信じていたこの家主に人買に売られ そして女は妊娠のしない
生理前に親だと信じていた家主に犯され女として扱われ逃げようとした女は地下牢に閉じ込められ
母親と同じ運命を辿る… そうして御先祖さまたちは我が子を売らずに済んだそうな…
ここで、女達は激しい拷問を受け 中には真っ赤に焼けた鉄で出来たペニスを中に入れられ
それを周囲で余興として酒をのみながら楽しむ男達だったそうな…
そうして、この家は先祖代々… 守られてきている。

 この家の畑には何百人と言う女が埋められている そして裏山では同じくらいの男が獣に食われた
盗人女を捕らえては子を産ませ、人買いに売り払った家主たちは怨念なのかその血筋が絶え
今は小生(私)のみが生きている… 昭和○年○月○日

 この本を書いた人は既に亡くなっている…
急に恐くなった私はこんなところで一夜を明かそうとしていたなんてーーーーーー!!!
一目散に地下室から上に逃げ戻って来た!
すると、彼の車がヘッドライトを点けて家の方に向かって来たのが見えた!!
何処? 何処に隠れればいいのよぉー??

 私は焦った!!



◆◆◆◆◆14番目


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 彼の車がドンドン近づいて来る…
「隠れなきゃ!」

 私は頭の中がパニックになるのを堪え辺りを見回した!
そうだ! リビングから一度土間に出てさっきの地下入り口とは真逆の野菜の保管庫へ走った!
トラクターの置いてある側の奥にあるドアから入り暗がりの中で灯のスイッチを探した…
左右の壁を手で探ると一つのスイッチが手に当った…
「パチッ!」

 スイッチを押すと階段の下の辺りに灯がともった… 裸電球が一つ
階段を降りて行くと確かに野菜室の匂いが微かにする四方をコンクリートが覆う6畳ほどの部屋
ドンドンと人の歩く音が上の方から伝わって来る 彼が家に入ってきた足音だ
四角い野菜室の右側に小さいドアと言うか入り口が床から50センチくらいのところにあった
金属のノブがついている妙なドア そして横に旧式の黒いスイッチ スイッチを入れてドアを開けて見る
縦横1メートルほどの新建材で出来た小さい通路… 取説を見るとリビングへの点検口と書いてある
私は野菜室から点検口に入り奥へ奥へと突き進んだ!
真四角な通路は意外に頑丈な造りでしかも暖かい… 這うようにしてドンドン進む…
中にいる私から見て進む方向に真っ暗な空間 壁のところにスイッチがあってそれを押すと灯が点いた
1メートル先は通路がなくなっていることに気付いて心臓がドキドキした…
空間を見ると下は土で少しホコリっぽく上からテレビの音がして彼の歩きまわる音が…
「ぅん??…」

 彼の歩く大きな足音の他に別の小さい足音が聞こえた…
誰だろう? 彼と一緒に帰ってくるとしたら彼の母親か弟の奥さんか?
台所のシンクに落ちる水の音… 忙しく動き回る小さな足音 そして大きな彼の足音…
幸い履物を持って来ていた私は通路からそっと下へ降りて見た… 長い年月で乾燥した土は
フワフワしていて履物の音を消してくれた…
どうやら彼はリビングと自室を言ったり来たり 多分着替えているのか…
小さい足音は炉端と台所を行き来しているようだ…
30分ほど同じ動きを繰り返すと二つの足音は暖炉の辺りで止まった… 彼が誰かと食事している
「何故か少し苛立つ私…」

 ちょっとぉ~ ヤメテェ~! そんな気分じゃなーいぃー!
それにぃ いつ奥さん帰ってくるかもしれないしぃー ○○君だって心配なんでしょぅー?
「聞き覚えの無い女性の声」

 あぁ… すまん! ホントすまん!
「女性に謝る彼…」

 さぁ~ 時間ないから、食べたら お風呂に入って涼んだら急いで着替えて!
また、今夜も始めるからね!
「意味不明なことを言う女性」

 あぁ… すまんな! お前にまで負担掛けちまって…
「申し訳なさそうな態度の彼」

 上で食事するその床下で私は二人の会話を聞きながら冷蔵庫にあったピーナッツをボリボリ食べた
裸電球一つの薄暗い床下で少し眠くなってきた数十分後 上の方で何やら女性の声が…
風呂場の方から大きな足音… 多分彼
戸締りはしたから 涼んだら軽くお酒飲んでから着替えて!
「風呂場から出て来た彼に玄関から歩きながら小さい足音の女性が声をかけた」

 1時間後 二人の足音は一緒に彼の自室へと入って行った…
何かある! そう思った私は彼の自室の方へ床下で歩いて行くとコンクリートの基礎が私を邪魔した
これじゃー 向うに行けない!
「焦る私…」

 辺りを薄暗い中で見回すとコンクリートの基礎と上の床下に40センチくらいの隙間を見つけた!
私は野菜室にあった折りたたみ式のキャタツを思い出して取りに行き戻ると5分くらいが過ぎていた
急いでキャタツを伸ばしてコンクリートの上に這い上がると身体を仰向けにして中へ入ろうと試みる
「カタッ!…」

 何かに当った!
暗がりの中で目を凝らしてみると、家主が置いたか何かの職人が置いたか解らないタイヤの付いた
カーゴが置いてあった! ラッキー! 私は再度、仰向けになって静かにタイヤ付きの荷台に乗った
両手で壁を掴んで両脚でタイヤの下を押してドンドン突き進んだ… まるで職人のように!
数メートル来た辺りで静かだったはずの彼の自室で誰かの呻き声が聞こえた!
「アァゥ! アアゥ! ウゥゥゥゥン! ウゥゥアァァァゥゥン!」

 二人は上でセックスをしていると思った!
イヤ~ン! イヤ~ン! 痛~い! アウッフン… イイ… 気持ちイイ… アゥッ!
ギシギシと軋む私の顔の上の床板… 慌しく歩き回る足音 止まった瞬間に激しいヨガリ声…
床の岸家音意外にも聞こえるカラカラカラーンと言う何かの音…
「滑車!」

 この二人… 私が留守の間に滑車を使ったプレイをしている…
思わず叫びたくなるほと激怒した私は慌てて口を押さえた!
こんな男とは、やっぱり別れよう! それが一番いい方法だわ 戻って来た私がバカだった
恐らく、寝室のベットにあった黒いランジェリーはこの女の物… あの香水も全部 この女の物…
「騙されていた…」

 その時だった!!!
「お姉さまーー! もっと… もっと虐めてぇぇぇーーーー!!」

 私は一瞬、耳を疑った!!
彼の声だった… 彼が女言葉で発した言葉だった…
上の二人は間違いなく変体プレイをしている! 私は確信した!
その後も何度も聞こえた彼の女言葉 そしてわざと低くしたような女性の声…
「どうだっ! 気持ちいいかぁ! この変態野朗!」

 こんなに硬くしやがって… フッ! どれ私が少し扱いてやろう!
「低い女性声」

 アァァ~ン! イイッ イィーわぁ~ん お姉さまぁー♪ もっとぉー♪ もっと虐めてぇ~ん♪
「歓喜して女性に叫び声を繰り返す変態な彼」

 私は聞くに堪えない彼の女言葉から逃げるように寝室の床下を後にした…
私が居ないことをいいことに 彼と女は変態プレイして楽しんでいた
許せないと言うよりも こんな男を選んだ自分が情けなかった
野菜室に戻ると隅っこ体育座りすると膝を抱えて全身を震わせ泣いていた…
戻って来たのに! 戻って来たのに! 盗撮されても戻って来たのに!
唇を噛み締め泣いているのに涙が途中で止まった!
このまま引下ってなるものか! どうせ出て行くんならアイツの秘密を暴いてやる!!
全部暴いて病院に送りつけてる!

 私は野菜室の階段を怒りを沈めながら昇ると静かにリビングへ行き仕掛けてあったデジビデを取り
リビングの隅っこで月明かりを頼りにテープを巻き戻してその上から重ね録画にした常態で
ビデオを構えて彼の自室の前にたった! けたたましいほどに中から聞こえる女言葉の彼
そして女王様気取りの女の声に全身からパワーが漲った!!

 そして一気に彼の寝室を力任せに開けた!!!
「バタアァン!!」

 中に入って蛍光灯のスイッチを入れた瞬間 私の目に入った物は!!!!

 アミタイツに黒い皮のボディスーツに身を固め真っ赤なハイヒールを履き手には黒光りしたムチを持った
見たことの無い女がギョッとした目付きで顔を強張らせて立ち尽くしビデオを構えた私を見ていた!!

 そして女の横には……………



◆◆◆◆◆15番目


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 黒いレース付きのストッキングを履き腰にはガーターベルト 胸にはレースのブラジャー
ロン毛のカツラをかぶり厚化粧 白いハイヒール 両手を上で縛られしかも、M字開脚された挙句
何本もの荒縄で天井から吊るされた、どう見ても化け物のような顔した彼が吊るされていた
ブゥ~ラ ブゥ~ラ ギィ~シ ギィ~シと前後左右に揺れ、その股間には大きく聳えて撓る
亀頭を紫色に染めた彼の逞しい物が天を仰いでいた!

 彼は空ろな目で私の存在に気付いていない様子で頭をユラユラさせロン毛のカツラの髪ん゛揺れる
側にいる、女王様の格好をした女は目を大きく見開いたまま固まり立ったまま 微動だにしない
咄嗟に私はビデオを机の上に置き彼の側に近寄ると そばにあった手拭で彼を目隠しし
女の側に来ると力任せに引っ叩いた!
「バシッン!」

 床に倒れた女にタオルで猿轡をすると女が持っていたムチで女を後ろ手に縛り彼の真ん前に
ぶら下がるけたたましい数の滑車と荒縄を使って女を吊るした…
考える余裕もないほどの咄嗟の行動だった… 何故、こんなことしたのか自分でも解らなかった
彼の真ん前にぶら下がった女王様は彼と同様にM字開脚させ吊るしたところで私は我に帰った
吊るされた女王様は放心から我に帰り顔を上下左右に振ってモガイていた…
「ウグゥッ ウゥ ウゥ ウー!」

 前後に天井の梁に吊るされた彼と女王様の二人をビデオで前から後ろから横からと撮影した
一物を聳え立たせたまま自分の世界に浸っている彼の前で私は女王様の股間を下から上へと
手の平で何度も何度も撫で擦った… 女王様はウグゥッ! ウグググッ!と唸り声を漏らし
私のラブハンドを拒絶していた… 側の机の上のペンたてから鋏を持ち出し女王様の陰部に近づけ
皮のボディースーツ… クロッチに入れバッサリと切り離した!
「ウゥゥゥゥーー! ウグウグウグー! ウゥー! ウゥー!」

 女王様はボディースーツの股間を切り離され激しく全身を揺らして唸り声を上げた!
切り離されたスーツの中には陰部が空けるほどに薄いスキャンティーが女王様を晒していた
スキャンティーの上を覆うアミタイツを両手で引き裂く私… 唸り声を上げる女王様
「ウゥゥゥゥーー! ウグウグウグー! ウゥー! ウゥー!」

 スキャンティーに太ももの付け根から中指を引っ掛けて力任せに剥ぎ取ると女王様の陰部に
蛍光灯に照らされる怪しい光… 女王様の滴る愛液… 股間に顔を近づけクンクンと匂いを嗅ぐ私
生臭く酸味を放つ陰部… 女王様に屈辱を味合わせた瞬間だった!

 側にあったバイブを女王様の陰部に下から縦に押し当て上に下にとニュルニュルと上下させた
女王様は顔を縦横斜め左右にと振り拒絶を私に示した…
「ズブリュゥー!」

 間髪いれずに女王様の中へバイブをいれ前後させると 女王様は全身を大きく震わせ
頬を耳を紅く染め抵抗を始めた… ギシギシと音を立てる荒縄 カチャカチャと揺れ動く滑車
抵抗する割には愛液をバイブに伝える女王様…
私は女王様の吊るしている滑車の荒縄に手をかけバイブを前後させながら女王様を上へと上げた
女王様の陰部が調度、彼の竿の少し上に来た時 私は女王様の身体を彼の方へと少し動かした
「梁の上でクルッ! クルッ! ねじれ回転する滑車ょとめる荒縄」

 私は彼の竿を握り締め軽く扱きながら女王様を吊るした滑車を緩めて始めた!
「ウゥゥゥゥーー! ウグウグウグー! ウゥー! ウゥー!」
「ウゥゥゥゥーー! ウグウグウグー! ウゥー! ウゥー!」

 自分がどうなるのか気がついた女王様は全身を使って激しく蠢き抵抗を始めたものの
聳え立った彼の先っぽが女王様の中へムリュッ! ムリュッ!と音を立てて入っていった!!
滑車を緩めるほどに彼の上から女王様は彼を受け入れた!
けたたましい勢いで全身を揺り動かす女王様の目から涙が零れていた!
ヌプッ ヌプッ ヌプッと音を立て そして女王様から抜ける空気の音… ヌプッ ヌプッ ヌプッ…
やがて彼の根元まで女王様は入ってしまった! 
号泣する女王様… 意味も解らず腰を下から上に突き上げる彼…
吊るされた彼が吊るされた女王様をしたから上に突き上げる様は異様なほどだった…
ビデオカメラを手に私は彼が腰をふり女王様を辱める様を彼が行くまで撮り続けた

 挿入してか腰を振りだし20分後に彼が大きな声を出した!
「イクウゥゥゥゥゥゥーーーーーー!!」

泣きながら身体を揺すり抵抗し続ける女王様
「ウゥゥゥゥーー! ウグウグウグー! ウゥー! ウゥー!」

 やがて、彼の血管の浮き出る肉棒が入った女王様の肉ヒダから濃厚な白い液体が溢れ
床にポタポタと音を立てて落ちていた… 女王様は号泣し唇を噛み締め鼻水を出していた…
大量の白い液体が彼の肉棒を伝って女王様から滴り落ちている…
ところが! 出し切ったと思われたはずの彼がまた腰を振り始め た!!
グッタリする女王様の入った自身を激しく パアァァーーーン! パアァァーーーン! 高鳴る音
彼が腰を振る度、女王様の中から白い液体が辺りに飛び散り男の匂いを振りまいていた
私は二人から離れると彼と女王様のシーンをビデオを回しながら手前のクッションに座りとっていた

 彼は抜かずの2発 そして3発と女王様の中に放出していった…
調度4発目が終った辺りで彼はガクッンと顔を前に倒し眠ってしまった…
彼を床に降ろしてやると 女王様の陰部からボタ ボタッ ボター! 彼の出した4発分の体液が
一度に床に流れ落ちた! ボタボタボタボタボタボタボタ! ボタボタボタボタボタボタボタ!

 女王様を吊りから床に降ろすとグッタリと床に倒れてしまった
女王様は屈辱の所為か涙で目を腫らし鼻水を出し化粧はグチャグチャに…
私はグッタリする女王様の耳元に呟いた…
「妊娠したら彼と結婚してあげて下さい」

 何か吹っ切れたように私は彼と女王様を放置して女王様の側に彼の携帯電話を置くと
女王様に、携帯で助けを呼ぶといいよと言い残して この屋敷を後にした…
でも あんな格好見られたら 大変だけどねー♪ うふふふふふふふ~♪


 あれから数ヵ月後…
どうなったかと思い屋敷を見に行くと貸家と言う看板が立てられていた…
その後 彼は病院を辞め実家の病院を継ぐために戻ったらしいことが解った
あの女王様は元々 私と彼が知り合う前からの相手で彼がコッソリと囲っていた女だったらしい



 でっ! どうかなぁ~ こんなストーリーなんだけど いいと思わない♪
「鼻を膨らまして自身満々に語る私」

 おいおい! ちょっと待てよ! それじゃー まるで俺が変質者だったって話しだろう?
だいいち、話しがグチャグチャでストーリーになってないだろう!?
だいたいなっ! 俺は葬儀屋で医者じゃねえし! 
「ソファーで私の方を横向きしながら頬杖ついて語る彼」

 いいじゃなーい! 小説なんて結局はさぁ~ 嘘なんだし~ 嘘に上手いも下手もないでしょぅ!
「ベットに仰向けで右側の彼に少し怪訝な私」

 おい! お前まさか!? こんな駄作で出版するつもりじゃないだろうなぁ!? 
「突然、横向き頬杖から仰向けの私の側にほふく前進する彼」

 いいもん! 私のお金でやるからぁ~ 
「足組する私」

 いくらかかるんだ!? そんな金あんなら 車買おうぜ なっ! なっ!
俺、もうヤダヨー 原チャリで会社行くのはよおぅ~ 
「ベットの上 私の右側で合掌して拝む彼」

 て言うかさぁ~ アナタのあの妙な行動止めて欲しいのよねぇ~
アナタの前でストッキング履けないだも~ん スカートにパンスト履くと直ぐによってきて
太ももに頬ずりするし 伝線はするしぃ~
此間なんてアナタ、私の太ももに挟まったままスカート被って寝ちゃったじゃない~
トイレにもいけずに ず~っと アナタが起きるまで大変だったんだからぁ~!
「仰向けから左に横寝する私」

 いゃ~ アレは… あっははははは… その…
「笑って誤魔化す彼」

 だからぁ! アナタにも買って来たでしょおぅ ! アナタ専用のパンスト!
自分で履くのは許可してるんだからぁ~ アナタが自分で履いればいいのよぉ~!
「腕組みして後ろの彼に言う私」

 いや! だからなっ! なっ! 自分で履いたって頬、スリスリ出来んだろう!
それになっ! お前の脚だからいいんであって 誰のでもいいわけじゃねえしよ~
お前の脚じゃなきゃ駄目なんだってぇ~♪ 
「真横の私のスカートの中に後ろから手を入れパンストの上からナデナデする彼」

 もおぅ! うっとおしい!! 
「スカートの中の彼の手を追い出す私」

 それより お前… もしかしたら♪ ホントは縄で縛られて見たいなんて思ってんじゃねぇ~のか~
うん♪ おい~ おい~ なんなら俺が縄で縛ってやるか? グッフフフフフフ~♪
「左向きで横寝する私の右肩に圧し掛かってスカートに手を入れ陰部の下 両太ももに手を挟む彼」

 ちょっとぉー ヤーダー! ダメェー 動かしちゃ! だ… め… だってばぁ~
アンッ! ビクゥン! だ… め… 動かさないでってぇ~ もおぅ!
「私に股間で手をスリスリと動かす彼」

 こうして私の太ももの間にはパンストの上から彼の顔が挟まり そしてスゥーハァーと
恥ずかしい匂いまで嗅がれまくりで今日も数時間 私は動けずじまい…

 そしてこの物語はようやく始まった…
小説の中の大きな屋敷とは打って変わって実際には2LDKの小さな借家…
そして彼の仕事は葬儀屋 もちろん私も一緒に仕事するものの
彼は物凄いパンストフェチで喪服と黒いパンストに仕事中でも欲情する困った人
しかも、隠さないオープンな変態だから尚、面倒…
黒いスーツで黒いストッキング履いて仕事が終ると早速、私の脱いだものを物色して
スウゥゥゥーーー ハアァァァァーーーー と私の目の前でパンスト丸めて嗅ぎまくりの彼
散々、匂い鍵まくって それで満足しちゃうから、セックスなんて暮らし始めて半年で2度しかない
でも… 彼の言う通り ホントは縛られて見たい… なんて欲求も確か私の中にはあるけど
死んでもそんなことは彼には言えないし…

 まぁ、こんな感じで話しは進行しまーす♪



◆◆◆◆◆16番目


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 おい! 急げホラ! 間に合わねぇーぞ!
「亭主が身支度する私に追い討ちを掛ける」

 ちょっとおぅー アナタがあんなことするからー! こんなに! もおぅ!
「私が上下黒スーツに身を纏い出かける直前 始まった亭主の病気」

 私は心の中では彼のことを亭主と呼んでいる そり亭主… 出かける直前私を見た瞬間
例のごとく、例によってスカートに頭を入れて中の匂いを嗅ぐ病気…
亭主に言わせると着用して数時間経過したものもいいし着用して直ぐのも新品感があっていいそうだ
で… 床に押し倒されるように私の黒のパンストを履いた両太ももに顔を挟んで30分…
ようやく満足したころには太ももが汗ばんで 序にパンティーの中も亭主の荒い息の所為でムレムレ
亭主の好きなパンストの色は黒・ショコラブラウン・アッシュグレー・ブラウン・ライトブラウンなどなど
普通に私立ち女が履く色が好きなくせに、ロングストッキングだけは白も好きで
ガーターベルトにレースの黒ストッキングだと見た瞬間に私は押し倒される
序に下着にもこだわりを見せ普通に女が普段履かないようなものは嫌いだそうだ…
生活感がないものはよくないと意味不明なことを説明する亭主
そのくせ滅多に着けないガーターベルトはOKだそうだ…
パンティーは無地物とレースの混合が好きでレース100%は嫌いだそうで 殆ど黒系
ビキニタイプが好きでお臍までくるスタンダードは嫌いとハッキリしているし
スリップやキャミも大好物で色はやっぱり黒系… ブラまで黒が好きとかで
私は全身黒ずくめになってしまう… アウターに響くから使えないけど我慢して服も黒系にしてる
勿論、何からなにまで亭主の言いなりでもなく普通の色の下着もランジェリーも持っているけど
それに夏なのに黒いパンスト履くのは仕事ならいいとしても 普段も黒系に煩い亭主にうんざりしてる私
それでも、浮気もせず大好きだったパチンコもすっぱりやめて パソコン使ってはパンストヌード写真
集めてたのに それもスパッと止める 私一筋って言う亭主…
この人が筋金いりのパンストフェチって言う証拠は パソコンに入ってるパンストヌード写真1万枚の
全てが下半身にカットされていて上半身は全て切り取って捨てるところ…
そのくせ私をデジカメで撮ると私だけは全身を撮ってコレクトしているから私も嬉しい♪
ただ、暮らしてからセックスが2度しかないんだけど はっきり言って凄いのよ亭主
何が凄いったって、私を抱く時には裸とか下着姿じゃなくて、服を着たまま…
例えば、黒のスーツ上下に黒のパンスト、しかも中はパンティーからブラにスリップまで全部黒
しかも私に入る時意外は全部電気点けっぱなし その結果、例えば開始が夜の10時だとすると
私は翌朝の8時までは寝かせてもらえないの~♪
噂で聞く外人さんのセックスみたいに 愛撫に三時間セックスに三時間 終ってから愛撫が三時間
半端じゃない愛しかたをしてくれる逞しい亭主 一晩に私を何度もイカせるガムシャラな程のパワー
だから、半年で二回だけど大満足な私なの♪

 そんな、亭主だったんだけど… 最近私に隠れてオナニーしてるところを目の当たりにした私…
休みの日に買物から戻ると静まり返った我が家… 亭主の姿もなく 普段なら真っ先に飛んできて
スカートの中に頭を入れて私の陰部の匂いを嗅ぐはずなのに出て来ない…
私が帰ったことに気がつかないなんてと、変に思った私は脚を忍ばせ寝室の隣の自由部屋の前に…
中から聞こえる亭主のハッスルしたような荒い吐息… 木で出来た引き戸を静かにミリ単位で開けると
何と、机の上のパソコンに向かって椅子座って大砲を傾斜65度に保ちスコスコしていた亭主が見えた
結構、他人に自慢できるほどの太くて逞しい亭主の大砲…
食い入るようにパソコンを見詰める亭主… しかも、亭主の顔半分は私が昨日履き終った使用済みの
パンスト… 私の匂いを嗅ぐまくりで大砲をスコスコ シュッシュッと音を立てる亭主
両足をデーンと広げ 全身をブルブルと小刻みに揺らしては時折 ウォー ウォーと鼻息を飛ばす
生まれて初めて見る男のオナニーに絶句し息を飲んだ私…
スコスコしてる手を離してパソコンに繋がるマウスに手を置きドラムを回して次の画面に切り替えた亭主
「ヤダー 大砲を握った手でそのままマウス使ってるぅー!! 私の心」

 ドンドン、亭主の大砲の先っぽは色が変わり やがて赤系から紫色に変わった瞬間
亭主は忙しく大砲からマウスへ そしてマウスから大砲へと慌しく手を替え動き回った!!
「そろそろイクな! 私の心」

 何だろう…? 何だか私 イライラしてる… 何でだろう…? 何だか悔しいような感覚…
スコスコ大砲とマウスを往復する亭主を見ていて 何故かイライラしてる自分に気付く
……………
 パソコンに嫉妬している… かも知れない… ここに本物の女がいるのに! あんなもので!
亭主が目を空ろにした後で目を閉じた瞬間 私は… バンッ! ドンッ! ガンッ!
力いっぱい目の前の引き戸を明け、スコスコしてる亭主の部屋の中に入っていた…
「アンター!!!」

 うわあ!!
「スコスコしていた手を止め慌てて左側に仁王立ちしている私を見た亭主!」

 私は亭主の真横に立ってパソコンの画面を覗きこんだ!!
私は固まった!! 亭主の見ていたのは私の知らない 私がレイプされかかっている画像だった
「何… これ!!…心の私」

 あわ… あわわわわわ… あっ あわを…
「大砲を持ちながら言葉にならない唸りを出す亭主」

 ねぇー!! 何みれ!! 何なの!!
「亭主の大砲を右側に見て亭主に大声で聞いた私」

 こ… これは! こ… これは… その… 加工して… あの… お前… 写真… お前…
「かたことの言葉を私に語り掛ける亭主」

 ……………
もおぅ! バカなんだから! 私は亭主にそう言うと亭主の大砲をフェラチオしてあげた…
大きくて口に入りきらない亭主の大砲は汗ばんでいて少しツンッと言う酸っぱい匂いと塩臭い味がした
私の亭主にする初めてのフェラチオだった…
亭主はパソコンで私の写真と他の女性のを合成して作った写真を見てオナニーしていた…
初めてのフェラチオは亭主の大砲に散々歯が当りまくりで結局 萎んでしまったけど
その夜、亭主は翌朝まで私を可愛がってくれた…
勿論、OL風スーツスカだで、亭主に激しくレイプされてあげた♪
どうせならと思って 本気で抵抗し演技で泣き叫んでみせると 普段なら一回目は三時間持つ亭主も
1時間と持たずに大砲を唸らせた!!

 そして、私は亭主に古いスーツをプレイ用に提供し新しいスーツを買わせた…
もちろん亭主の小遣いは半分に減額された♪
ドンドン増える亭主の欲求… 私は心の中で縄縛りも追加すればいいのにって秘かに思っていた
我が家の女である私のパンストの使用量はその辺のOLよりグゥ~ンと上だ♪
仕事がらもあって大量に買うパンストの消費量は今後もグングン伸びそうな予感がしている
でも… 男の人の大砲! やな匂いだったなぁ~ 生臭くて… せがまれたらと思うと憂鬱だな~

 さてと! 煩いからそろそろ仕事に行くか!!

 よし! 行ってみようかあ!


◆◆◆◆◆17番目


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 亭主の実家でやっている葬儀屋に私も働いていると言うものの全然仕事のことは知らない
亭主と義母と義弟に義弟の奥さんの4人とパートの人達の10人程度でやっている田舎の葬儀屋
私の仕事は義弟の奥さん同様に弔問者の少ない場合のエキストラ…
と言っても田舎だから既にバレバレなんだけど皆 真剣そのもの
仕事の主役は亭主と義母と義弟の三人 あとパートさんたちで全てをこなす
みんなそれぞれに役分担があって、真剣に悲しみに暮れたような顔して業務に励む感じが私は好き
まるで毎日が高校の学校祭のようで中々 面白い!

 例えば従業員達で話してる時は みんな普通なのに親族の人が来た瞬間 それまでの笑みが
嘘のように掻き消され 瞬時に悲しみに暮れる顔付きになる そして親族がいなくなるとまた
さっきの笑みの続きになる…
都会の葬儀屋だと普通の表情でいいのだろうけど 田舎はそうは行かない
田舎は何かしらの関係が無きにしも有らずだから喜怒哀楽が絶対に必要なのだ。

 黒いスーツを着た親族の足元をチラチラ見る亭主…
黒いストッキングを履いた足を見ては忙しそうに動き回り私と目が合うと気まずそうに逃げる始末
そんな変態亭主でも、仕事とは別にボランティアで身寄りの無い人たちが亡くなると
最低線ではあるものの 葬儀をしてあげている優しい心の持ち主だ…
ボランティアの葬式だから形だけと言えばそれまでだけど 実際、葬式なんて大なり小なり
殆どが形だけのものなんだけど…
町役場から依頼がくれば率先して出かけていってはボランティアで幼馴染の坊さんに声をかけ
他の仲間達数人で出かけて行く…
そして、葬儀終了後は故人の家の中の処分までと徹底している
私たちも参加すると言うと、それは駄目だと切り返す亭主…
実はボランティアが多くなると その人数を町役場があてにしてしまい 次から次からと
無料の葬式をもってきては亭主たちは赤字が孕んでしまうと言う…
ボランティアにも限界があるんだと亭主は力説する
「なあん~だ! ボランティアでそんなに人数集まるなら金なんて払わんでもいいんだろう!」

 そう言う人まで出て来て 葬儀費用を踏み倒されそうになったこともあると言う…
小さい街でのボランティア活動と言うのは道楽の一つと見られることが多いから 都会ほど
ボランティアは定着しないとも亭主は力説していた…
亭主のボランティアはこの街意外にも隣接する街にも出かけている
出かけるのはいつものメンバーで坊さんに運送屋に弁当屋 酒屋に義弟に亭主の6人
そんな時…

 あぁ~ あぁ~!
今月も赤字だわ…
「事務所でボヤいた義弟の奥さん」

 どうしたの?
「浮かない顔の義弟の奥さんに聞き始める私」

 先月! ボランティアが3軒あって 大した物もなくてさぁ~! 収益がゼロなのよ!
「家計簿みながら首を左右に振った後… お茶を飲む彼女」

 収益? 収益ってどう言うこと?
「聞く私」

 あぁ~ 義姉さん知らなかったのか~ 一応ボランティアなんだけどさぁ~
故人の持ち物とか処分も町役場から任されてるんだけど 持ち物とか捨てるにもお金かかるから
少し離れた大きい街へリサイクルとかに出すのさっ!
で、その時に出たお金を葬儀費用に補填はすんだけど~ 大体は赤字…
物持ちのいい年寄りが稀にポツン ポツンって入ってれば何とか+-ゼロなんだけど
貧乏人ばかり重なるとぉ~ マイナス、何万とかばっかり!
ボランティアどころか慈善事業になっちゃうのさ~
田舎の年寄りって結構 物持ちいいし手入れもしてあるから着物でも高値がつくけど
最近の年寄りは暮らせないからって都会から逃げてくるのが多いから殆どなんにも持ってないの
だから、車代も出やしないのさっ!
オマケに最近 不景気だから弔問を装ってタダ酒にありつこうって奴も多くてさー
全く! 全くってなもんなのよぉ~

 ボランティアなのに慈善事業になってる実体… 何でそこまでするんだろう
彼女に聞くと最初は店の宣伝を兼ねてのことだったけど ドンドン無料だからと町役場で宣伝し
その結果、アチコチの町役場に情報が飛んで 断りきれずに今に至っていると言う
田舎の町役場も財政難で一円でも節約したいから 亭主たちに損をさせていると憤慨する彼女
町役場は下手すれば坊さんだけでも良いなんて言う始末…
故人の財産の全てを亭主たちに無償で下げ渡す趣旨の書付は実際には役に立たず
一円の黒字にも、ならないと彼女が事務所の奥から持って来て私に見せてくれた契約書…

 そんな時…

 たっ! 大変だぁー!
突然、店に飛び込んで来た義弟! そして亭主に坊さんたちボランティアメンバー全員!
大慌てで目を血走らせて店に飛び込んだ全員は一同に大声で大笑いを始めた!
「うわっははははは! がっははははは! うっひょひょひょひょ! いっひひひひひ!」

 腹を抱え 頭を抱え 握りこぶしを両手に握り 個々に満面の笑みを浮かべた全員!
1億! 1億だあぁぁぁぁぁーーーーーーー!! うわっははははははははは!!
「亭主と坊さんが抱き合って叫んだ!」

 抱き合う亭主と坊さんを囲んで大騒ぎする運送屋・弁当屋・酒屋の経営者たち…
ボランティアで葬式した故人の持ち物の中に1億円以上の土地や有価証券に預貯金があったらしい
早速、街に一人しかいない弁護士に話を依頼してきたと言う…

 まるで、嘘のように突然 飛び込んだ朗報に葬儀屋一家は夜遅くまでメンバーたちと宴会を始めた
この話しは瞬く間に近隣の街にも広がり、これで継続してボランティアに励めると大喜びしていた最中
町役場が待ったを掛けてきた!

 どう言うことだ!?
ボランティアのメンバー全員が役場の対応に驚いた!


◆◆◆◆◆18番目


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【数日後】
 
 役場が1億町に寄付してくれ… そう言うんだよ
財政厳しくて破綻寸前らしい… 全部が無理ならせめて 今までのボランティアに掛かった費用
全額差し引いて、残りを寄付してくれないかと言うんだ… 「亭主」
「落胆した顔する亭主とメンバーたち」

 それに… 俺たちが町から受け取った故人の財産の全てを譲渡するって言う契約なんだが
故人の財産は実際には国にいってしまうことが解ったんだよ… 「亭主」
だから、本来は故人の残した財産は全て国に没収されるらしいんだが役場はそれする知らなかった
まぁ、そう言うことらしいんだわ… 弁護士によれば。
だから、国に没収されるんなら役場の方で理由着けて、国と掛け合うから寄付してもらえないか…
そう言う話しなのよ結局… 「亭主」
このままで行けば1億どころか 今まで俺たちが少なからず故人の物を処分した収益も遡って
国に収めなきゃならんと言うんだよ… 「亭主」
「事務所の中でお茶をのみながらガックリと肩を落すボランティアメンバー」

 ホラッ! 地元の新聞にもこんなに大きく載ってるし… 「田舎日報」
「どうなる葬儀屋ボランティアの1億円!」
「国が没収するのか!」
「財政難の役場が国と対決!?」

 そんな最中、一人の若い女性が町役場を尋ねていたらしいことを 未だ誰も知らなかった……

【更に数日経過して】

 ねぇ~ あの1億の話しどうなったの?
「自宅の居間の床にゴロンと横になっている亭主に聞く私」

 あぁ~ あれかぁ~ 何か今更って感じで孫だか親戚だかってのが役場に来て1億の下げ渡し
要求したんだとよ! 全く! さんざん年寄り放置してからに! こんな時だけ出やがって!
「フテ腐れたような言い方をして側に正座する私の膝に頭を乗せる亭主」
「黒いスカートにブラウンのパンスト脚の私」

 キャッ!
「突然亭主が私を床に押し倒してスカートの中に顔を入れて来た」

 うわっはははは~ すぅー ハァ~ すぅー ハァ~ あぁ~♪ いい匂いだあぁ~♪ ウッヒョヒョ♪
半端なムレ具合じゃねぇなぁ~♪ あっは~♪ たまんねぇ~♪ この匂いがよおぉ~♪
「床に仰向けにされ、スカート押さえるものの亭主の力に負けてアソコの匂い嗅がれる私」

 私の両太ももの間に亭主の顔が入りストッキングとパンティー越しに亭主の熱い吐息を感じるアソコ
物凄い鼻の吸引力で吸われると一瞬、陰部から熱が奪われ そして熱い熱風が陰部を直撃…
女としてこれ以上の恥辱はないものの 暮らし始めて少しずつ恥じらいも薄れがちな私
それでも、まだ脱がされて陰部を舐められたりしないからいいけど 正直、汚れてるから恥ずかしい
日々 暖かくなり陰部は常に熱を帯びムレムレ状態… トイレで拭き取るくらいじゃ誤魔化せない匂い
そして、私は亭主が満足するまでシッと亭主に嗅がれながらただ、天井を見ているしかない…
そう思っていたのに この日は違った…

 恐れていた出来事…
「キャッ! ちょっとぉ! ヤダー! ヤメテョー!」

 亭主の鼻音が、すぅーハァ~ からグオオゥゥーーーに変わり物凄い荒息に変わった瞬間
スカートの中。私の腰に両手を入れてきてパンストを脱がしに来た!
抵抗空しくパンストとパンティーはスルスルスルっと脱がされて途中で更に私が抵抗すると
パンストとパンティーは片足だけ脱げて脱げ切れない片方は膝で止まった!
瞬間、亭主は私の陰部に顔面を近づけ グオォォォーーーーっと言う台風のような鼻息で匂いを嗅いだ
両手の指で無理矢理開かれた私の陰部が涼しい… 熱い吐息と涼しい吐息を繰り返した亭主
「グオッフ グオッフ 咳き込んだ亭主」

 激しい陰部の匂いに咽ての大きな咳き込み…
両手を私の太ももを抱くようにして陰部の中に!!
「ニュリュィ ニュリュィ ニチャ ニチャ ニュリュ ニュリュと舌を入れて来た亭主」

 ビクゥン ビクゥンと激しく反応を繰り返す私…

 ウンゴォ ウンゴォ ウンゴォ ウンゴォ ウンゴォ ウンゴォ ウンゴォ ウンゴォ ウンゴォ
「鼻を鳴らしなか゜ら匂いを嗅ぎそして私の陰部を舐めまわす亭主」

 脚をバタ付かせようが身体を捻ようがガッシリと抱いた私の下半身から一向に離れない亭主
私はそのまま亭主に抱かれ物のようにベットへ運ばれ半日をベットで過ごした
初めてだった… 昼間から亭主に襲われるように抱かれたのは…
亭主は私の中に入っている時も 私の顔の上で 私のパンティーとパンストの匂いを嗅いでいた…
しかも、洗っていない私の脇の下やアナルまで匂いを嗅いでムシャぶり着いた後だった
「恐るべしフェチの亭主… そして私は6回もエクに達した…」

 そのまま寝入った二人だったが 先に目を覚ました私はシャワーを浴びタンクトップにショーパン姿に
亭主が起きてくる前に出来なかった洗濯と夕飯の下準備をしていた
午前9時から始まった亭主の儀式は夕方の3時まで続き 目覚めたのは私が夕方の5時
亭主はそのまま寝続け起きて来たのは7時になろうかと言うときだった
夕方になって少し冷えてきた感のあった私はオーバニーを履いて台所に立っていた…
ずずずぅっ、引き戸が開いて出で来た亭主の足音はフラフラで大きなアクビをしたのが後ろから聞こえた
「ペッタッ ペッタッ ペッタッ… 聞こえる亭主の足音」

 真後ろで止まった亭主の足音に振り向こうとした瞬間 私のお腹に抱きついて
後ろから太ももに頬ずりしてきた亭主!
「ちょっとぉぅ! やめてよぉ!さっきしたばっかでしょぉ!」

 怪訝な態度をする私の声など耳に入らないとばかりに抱きついて離れない亭主
後ろでオーバニーとショーパンの隙間の太ももにチュゥ チュゥと音を立ててムシャぶり着いて来た亭主
「チュゥ チュゥ レロレロレロレロレロ ブッアッチュゥッ ブッァッチュウゥー」

 仕事出来ないってぇー! ちょっとおぉー!
後ろで私にムシャぶりつく亭主を振り解こうと一言…
「ねえぇ! パンスト履いてないんだけどおぉ!」

 ヘッ?
「亭主が一瞬ピタッと止まり、私から少しはなれた」

 ペッタン ペッタッン ペッタン ペッタン ペッタン… 私からはなれて行く亭主の足音だった
よっかった~ 一時はどうなるかと思ったぁ~♪ まさかオーバニーもかって思ったけど
亭主はオーバニーには無反応と言う私の理論は正しかったと改めて安心した私だった
「亭主に舐めまわされた太ももが痒かった…」

 でも、何だか亭主が可哀相な気持ちだった
1億は多すぎとしても 今までの分だけでも回収できたのに 親族の登場でゼロになってしまったし
仕方ないとは言え 何だか何だかって感じ… 「チンッ」
グリルで焼いた焼き鳥君もコンガリと狐色に 付け合せの野菜も程よい感じに♪
山菜ごはんも、もち米と寒天を少し足して中々のモチモチ感♪
亭主に隠れて私のモチモチ太ももをサッと濡れ手拭でふき取ってから居間の食卓テーブルに
夕飯のオカズを運び出して完了~!

 私はこの後、亭主のためにショーパンの下にパンストを履いてあげた…
この日の夜、亭主は激しく燃えて感動していた… ショーパンの下にパンスト そしてオーバニー
亭主は新しいフェチに目覚めたらしい… レイププレイは全身が疲れるって私は思った……



◆◆◆◆◆19番目


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 ねぇ、これ何?
「事務所に寄らずに仕事先から直接帰った亭主、出迎えた私、車の前」

 あぁ… うん、置く場所なくて… 
「○○葬儀社の看板の入ったワンボックスの後ろに満載されたダンボール箱をチラッと見る亭主」

 亡くなった人の物?
「ワンボックスの真ん中の開いてるドアの前で亭主に聞く私」

 あぁ… うん…
「歯切れの悪い返事をする亭主」

 私は亭主が何か隠してるような気がしてドアを閉めようとした亭主をすり抜け手前の箱をスッと開けた
すると…

 何これ! ねぇー! 何でこんなものまで持って来るのぉ?!
「手前の箱を開けると 中から女物のワンピースやらスカートやら挙句に下着にパンストまでギッシリ!」

 えっ… いや… これは明日、リサイクルの業者に渡すもんだから… それに
向こう(葬儀場所)には置けないって大家さんが言うし…
「またまた歯切れの悪い態度を示す亭主」

 違ーう! 私が言ってるのは! 何でこう言うものまで本人の承諾無しに勝手に他人に渡すのか!
それを言ってるのよ! 見ればそんなに高齢者でもなさそうだし、あんまりよぉー!
「車に積まれてる箱に背を向け目の前の亭主に話す私」

 いゃ! だって! こんなもんしか無くて!
それに、承諾って言ったってもう居ない人だし… 捨てるわけにも行かんし…
「身振り手振りで話す亭主」

 可哀相よ… 死んだ後に自分の服や下着まで他人に見られるなんて…
「少し悲しくなって必死に話す私」

 結局、亭主には私の思いは伝わったものの現実的な話しになって私は引下った
売れる物は何でも売って少しでも回収して次の人に備える… 亭主の話しには説得力があった
でも…
死んだとは言え、男ならまだしも女のしかも、衣類や下着 中には小さい袋に入った使用済みまで…
同じ女として耐え難い苦痛だった……
「お金さえあれば… 心の中で思う私だった」

【数日後】

 いつものように事務所で滅多に鳴らない電話の前でパソコンでネットえつらんしていると…

 こんにちは~♪
「見たことのない20代中くらいの紙の長いスーツ姿の美人の女性が入り口カウンターの前に立った」

 接客応対する事務所の女性スタッフ…
何やら小声でスタッフに聞いている様子でチラチラと事務所の中を見ている女性…
調度そこへ、亭主と義弟が黒スーツで仕事から戻って来ると、女性スタッフから話しを聞き
営業スマイルになった亭主と義弟が女性を中に通した。

 間仕切りのある応接セットの中で女生徒談笑する亭主と義弟の二人…
なにやら本気で嬉しそうな笑い声を出している亭主…
暫くして話しも終わり 女性が帰ると、亭主と義弟が大喜び満面の笑みで見送る入り口から中へ
やったー! やったぞおー!
「突然両手でガッツポーズをして見せながら奥へと入って来た亭主と義弟」

 例の1億の親族だと言う女性が1000万円の小切手を置いて行ったと言う…
結局、遺族に下げ渡された1億は親族である女性に下げ渡されたものの
役場でボランティアの葬儀屋である亭主のことを聞き行方不明だった叔母の居所が解ったのは
亭主たちのお蔭であり丁重な葬式もして頂けたと感謝の念として寄付と言う形で1000万円を…
一円にもならなかった1億円騒動は遺族からの寄付と言う形で終止符が打たれた。

 亭主たちやメンバーたちもおおいに喜んでお酒に酔いしれた…
そして、○○年○月○日、葬儀屋の事務所の横に立てられた二階建てのプレハブ事務所
NPO法人○○葬儀事務局が開設され、寄付による1000万円を出した女性を筆頭出資人と定め
亭主たちの活動に一定の兆しをみせ、小さい町なればこそに一人数百円単位で出資者を募り
半年後には活動範囲も広がり役場からも出資が出る規模に成長した。

 そして、私と亭主の間に半年間の間に特別なプレイが出現するようになった…
亭主の趣味は半年間の間にレイププレイから荒縄で縛られて身動き取れない哀れな女をレイプする
数ヶ月前のある夜のこと いつものようにスーツ姿でベットに横になっていると黒覆面の男が
突然部屋に進入し私をレイプする… いつものパターンだったんだけど この日は違った…
わざと亭主が読んでいる週刊誌の中に出ていた縄で縛られた女性の写真を亭主の前でパラパラと
めくりながら見て見せた! そこへ亭主が来て覗きこませる作戦を展開…
見事に亭主は私の作戦はまった… 

 お前… こんなもん見てんのかぁ~ フェッフエッフェッ♪
「亭主が腹の中から笑うと無意識に出る喜びの笑い方」

 なぁにぃー! たまたま開いただけじゃなーい! もおぅ! エッチなんだからぁー!
「壁に背を凭れさせ週刊誌を覗く亭主を軽く威嚇して見せた私」

 亭主の大好きな黒いパンストを履いて黒いスーツ姿でベットにいる私… 電気は小玉に切り替える
この亭主を待ってる僅かな時間が実にマヌケだと思う私はいつものようにベットで仰向け 目を閉じる
すると いつも通りに来た黒覆面をして部屋に入って来た亭主は手に何かを持っていた!
薄目で亭主を観察する… やっはり! 心の中で思っていると 亭主が一言…
「相当疲れているんだな! よーく眠ってやがる!」

 亭主は寝たフリの私を優しく抱き起こすと私の両手を後ろに縛った!
突然、異変に気付いた未亡人役の私は見知らぬ男 しかも黒覆面の男に動揺して悲鳴と叫びを上げた
「隣と下の階は土日は実家に帰ることを知っていた私と亭主」

 抵抗しようとした時に両手が縛られてることに気付いた未亡人は顔を顰めて相手を威嚇するものの
ひ弱な女で両手を縛られてる未亡人は殆ど抵抗出来ない!
男は未亡人の黒の上着を脱が背中の方へと押し込んだ瞬間 私の口にタオルで猿轡をした!
私は身体を前後左右斜めにと揺すり更に両足をバタつかせ抵抗した!
男は私の着ている黒い服の裾をスカートの中無理矢理引き上げると顔の上から後ろに捲り上げた!
曝け出された黒いレースのスリップ! 全身で起き上がろうと必死の私!
男は私の両肩に手を掛けるとスリップと黒いブラジャーの肩ヒモを二つ同時に両胸の下まで
一気に引き降ろした!!
プル~ンと揺れた綿の両胸 激しく身体を揺さぶって抵抗する私の左乳房にムシャぶり着く男!
右胸はムンズと掴まれ揉みまわされ チュゥー チュゥーと嫌らしい音を立て左乳首に貪りつかれた!
男は悲しみに涙して顔を左右に振る私に… 「うめぇ~ いい味だぁ~と歓喜した」
揉まれ吸われる私の乳房… 男は涙を流す私に一言… 「今夜はタップリ味見させてもらう」
男の右手が私の左のスカートの裾を捲くり中に手を入れ黒いストッキングの上から私を辱めた
嫌らしい手は左の太ももの前、横、外側に内側へと忙しく滑り始めた!
渾身の力を注いで男を跳ね除けようと必死な私は自分の無力を知った…
男は左だけではなく右太ももにも同時に手を這わした!
私は乱れるスカートの裾が太ももの上までストッキング越しにわかった…
右乳首を思い切り吸いながら両太ももは男の手によってストッキングの上から私を辱めた!
スカートの後ろのファスナーに手をかけた男! 腰に力を込め外されまいとする私
男は後ろのホックを外すと一瞬のうちに私からスカートを剥ぎ取った!
「バサッ! 床に放られたスカートの音」

 男は荒い吐息をたて私から黒いパンストを剥ぎ取ろうと試みるも私の抵抗をうけ断念…
次の瞬間だった! ビリビリビリー! 男は私のパンスト腹部辺りに両手をかけ引き裂いた!
容赦なく黒いパンストは激しく引き裂かれた! そして男は歓喜に声を荒げた!
私は右足の膝上あたりに縄を縛られベットの右側上の方の下に縛られた…
「上の方に引っ張られた右脚」

 そして左脚… 私は男の前で両足を大きく開かされてしまった…
起き上がろうと何度も試みるとと男はベットの下に縄を通して私の両胸の下辺りで固定した!
動けない! 超えにならない私の叫びだった…
男は私の両方の柔らかい内太ももに手をかけると嫌らしい手つきで撫で回し鷲掴みにした!
「痛い! 痛い! 痛い! 声にならない私の声」

 そして男は…
「臭せぇ~ 臭せぇ~! 凄い匂いがする! あっははははは 臭せぇ臭せぇ!」

 私は身動きできずに男に屈辱と侮辱を繰り返された…
男は何度も私を侮辱するとまるで味わうかのように、太ももに貪りつき歓喜な声を上げた!
どれほど時間が経過しただろうか…
ピチャ ピチャ レロレロと音を部屋に響かせ私を辱めるとパンティーに手を掛けた!
まるでテッシュのように強い力で引き裂かれた黒のレースのパンティー
男は私に見せつけるようにパンティーの匂いを嗅ぎそして舌を出してパンティーを舐めしゃぶった
私にはもう抵抗する力も術(すべ)も残されてはいなかった…
男は私のパンティーを口に入れシャブリ転がし暫くしてペッ! 床にパンティーを吐き捨てた!
男が私の下の方へと消えた瞬間だった! 強い力で私の陰部にムシャぶり着いて来た!
「痛い!痛ーーーい! 痛ーーーーい! 猿轡の所為で声にならない声で叫んだ私」

 激しくけたたましい男の口から響く音は私の耳s頭に痛みを運んだ!
陰部の肉がちぎれると思うほどの力で男は陰部の隅々にまで舌を這わせ唇で吸った!
私から溢れた愛液が男の唇を滑らせたのか徐々に痛いほどの辱めはゆるやかになった…
口で陰部に吸い付き私から溢れる愛液を飲干す男の喉が鳴っているのが解った!
「ジュルジュルジュル ゴクッ ゴクッ」

 男は私の愛液を飲み終えるとベットに立ち膝をしてその巨大な大砲を撓らせて私に見せ付けた!
脈打ち グウゥイン グウゥインと撓る男の大砲の先からはキラキラと光る愛液が滴り落ちていた
犯られる! 私は心の中でそう叫んでいた!
「ズブリウゥゥゥゥゥーーーーー! ヌプヌプヌプ!」

 私の中に容赦なく入って来た大砲!
「痛い! 裂けちゃう! ビリビリビリと激しい痛みが脳裏に到達した私」

 私は何時間も侵入者に犯され続けた…

 最近、こんな感じのプレイになっちゃって~ 今度はどんなプレイをさせようか 毎日ワクワクして
考えるのが私の趣味と言うか 亭主をその気にさせるって言う作戦を考えるのも楽しいし
でも、最後は荒縄で全身縛られてレイププレイにロウソクプレイやムチなんかも考えてるし
やっぱり最後は吊りかなぁ~ でももしかしたらバレてるかもって思うことも…

 私が縄好きだってこと…




◆◆◆◆◆20番目


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 義姉さん… ちょっと話したいんだけど… いい?
「珍しく奥の方で義母と経理をしている義妹が事務所真ん中辺に居る私の側に来た」

 そう言う彼女は何故か身体を小さく震わせていた…
「えぇ、いいわよ」…

 私がそう言うと彼女は場所を変えて欲しいと言うので席を立った私は事務所の外へと
彼女を連れ出し道路を渡って100メートルほど右側に行った小川に掛かる橋へと彼女を導いた
「でっ、何? 橋の手前に来た時に振り返って彼女に聞く私」

 水色系のチョッキにタイトスカート、白いブラウスにリボン、ブラウン系のストッキングに黒のパンプス
元気一杯の彼女にピッタリのスーツ姿 なのに元気の無い彼女…

 義姉さん! 義兄さんとは… してる? セックスとか…
「モジモジしながら地面を見て突然顔を上げて私に聞く彼女」

 私たちがいる橋の手前、道端の右側はなだらかな傾斜のついた川原の土手…
彼女から見て左側には緑が風にユラユラと葉を靡かせている…
「突然の彼女の質問に固まる私…」

 アタシは彼のお人形なの…
「ずっと我慢して来た… 最初の頃は毎晩のように私を求めて来たしアタシも応じた…
でも! でも… 結婚して2年にもなるのに子供も作ろうとしないのよ彼! それどころか
結婚して数ヶ月くらいしてから彼は私を求めて来なくなって… アタシに、ある物を着せるの!」
「突然、感情的な表情を見せては時折寂しそうな顔する彼女」

 最初の頃はセックスの前の余興かな程度に考えて居たの… アタシも…
ところが、週に1回、多い時は3回も、アタシに何処から持って来たか解らない新品のセーラー服や
制服… 高校の… 制服をアタシに着せてはそれに合う下着も揃えさせて着せるの!
しかも、片手にビデオカメラを持ってあたしを何時間も撮り続けてはコレクションしてる…
結婚して数ヶ月後からセックスは無くなって… アタシはずっと彼に撮られ続けてる!
別にいいのよ! 男の人はみんな誰でも少なからず そう言うもんだって思ってるから…
でも! でも! アタシ! アタシ… もう… 我慢出来ない!
だからアタシの家には何処の高校の物か解らないセーラー服や制服に白いハイソックスにタイツまで
何百もあって… アタシは家に帰ると必ずセーラー服に着替えて黒いタイツを履いてハイソックスまで
最近、暖かくなってきたからタイツは要らないって言うけど… 義姉さん!!
アタシ! 仕事が終ったらセーラー服着て主婦してるのぉ!
もおぅ! たくさん!!
子供が着けるブラしてスリップ着けて! まるで女子高生見たいにして御飯作ってるの!
こんな年でパンダのパンティー履かされてるのよ! アタシ…
明るい部屋でいろんなポーズさせられて… 時には恥ずかしくなるようなポーズとか…
アタシ! 普通の生活がしたいの! アタシにセーラー服姿でバイブ持たせてオナニーの真似も…
もう、嫌なの!! 
考えられる? 成人してる女がセーラー服着て旦那と御飯食べてるのよ!
そして 子供用の下着を着けて寝るの! もちろんセックスなんて無いのに散々 身体弄られて
反応させられるだけさせられて、濡れるだけ濡れさせれて!
あの人は満足した顔でアタシの真横で寝てしまうの… そしてそのビデオ見ながら、あの人は…
アタシに隠れて一人で… アタシ… もう気が狂いそうになっちゃう!
「感情を激しく起伏させ涙目になって私に真実を語る彼女」

 流石は兄弟 私はそう思った……

 私は彼女にこう、アドバイスした もちろん思いつきだった…
「じゃぁさぁー! 旦那にも学生服着るように勧めてみな!」

 1週間後の朝だった、事務所に彼女がニコニコ満面の笑みを浮かべてやって来た!
彼女に聞くと 最初は喜んで着ていたものの段々と疲れが取れないとか言い出して
最近になって、もうこんな物着てらんないとか怒りだした挙句、彼女にも脱いでいいぞって言ったとか…
彼女はセーラー服から解放されたって大喜びだった… 今は買い置きの下着とかが勿体無いとかで
取敢えずは箪笥に仕舞ってあって今度の週末にでも彼のために着てあげようなんて微笑む彼女
10日目の朝だった… 平日にも関わらず彼女は眠そうな顔で事務所へ出勤…
事情を聞くと、朝まで寝かせてもらえなかったらしい… 
その状況が面白かった
「セーラー服姿でタイツとパンティーは左脚だけ脱がされ右側は膝上辺りで止められスリップは
肩ヒモを脇腹まで降ろされながらブラは首の方にズリ上げられた状態で前から後ろから何度も
何処からどう見ても女子高生の雰囲気のままベットで朝を迎えたと力説する彼女」

 最初は純愛風で愛し合った後 彼女の頭の中では無理矢理犯されているのを想像して
今、彼女は水分補給とかいいながらペットボトルサイズのスポーツドリンクをグヒグヒ飲んでいる
眠たそうなのに、何故か爽やかにも見える彼女だった……
そんなこんなで、10時を向かえた辺り、電話が掛かってきて応対すると義母充ての電話…
私は席を離れ義妹の仕事場のある奥へと向かった 義母に電話を伝えるためだ
奥の部屋に行くものの義母が見当たらない 二階かなと思って階段に脚をかけると
突然、義妹に止められた… 妙に慌しい顔した彼女に用件を伝えると 彼女は私の手を引いて
電話口に… 先方さんには彼女が 義母は出かけていると嘘を教えた…
不審に思った私が彼女に聞くと 最初は渋っていた彼女だったが やがて私に…
いつまでも隠せないからと固い約束をさせられた後で 義母が二階にいる理由を知らされた
「私は顔が熱くなった…」

 彼女の話しによれば 義母は時折二階の社長室に篭ってはオナニーをしていると聞かされた
義母本人は誰にも知られていないと思ってるらしいものの、過去に何度か義妹の彼女が
妙な呻き声がするからと、ドアの隙間から覗いてみると椅子に座りスカートを捲くり上げて
ストッキングとパンティーをズリ降ろして指を使う義母の姿を目撃していると語った…
時には椅子に右足を立てて左脚を左側に広げてしていると言う…
部屋に鍵は付いてないのかと言う質問に…
「以前は付いてたんだけど壊れたまんま放置されてんのよねぇ~ 義妹」

 詳しく聞くと 義母は事務所の社長室が一番落ち着く空間だと口癖のように言っているとか
朝、ストッキングを履いてたのに数時間後に二階の義母を尋ねると素足だったなんてことは
何百回もあるとか… 聞いていて頬が熱くなるような話をする義妹だった

 そんな話しを聞いていたのに数日後、私は義妹が出かけて不在だったことから、ついうっかり…
トラックのキーの場所が解らずにスタッフたちも出払っていた所為もあって 10時ごろに二階へ
「アン… ウッゥゥン… アンッ…」

 ドアに近付いた瞬間聞こえて来た何かの声…
気にせずに私はノックもせずにドアを元気よく開けてしまった!!
「お義母さん! バタンッ!」

 キャァー!
「一瞬小さい悲鳴を上げると同時に義妹の話しを思い出した私」

 ううぅぅっ!! 
「驚いた声を一瞬上げた義母は椅子に座りスカートを捲くり上げストッキングとパンティーを
膝まで降ろしM字開脚しドアの方を向いて、手動バイブを入れたまんまで目を大きく見開いて
固まっていた」

 微動だにしない義母…
右手に持つバイブは義母の陰部の中に半分くらい入っている…
動かない義母… 近付く私… 一歩… また一歩と近付いてM字開脚の義母の真ん前1メートル…
頭の中が真っ白になり何も考えられず放心状態と言う感じの義母… 私も同じだった…
私は義母の座る椅子の真横に立つと義母の椅子の背凭れをゆっくりと倒した…
スーッと後ろに倒れた義母は身動き一つせずに放心していた…
こともあろうに、私は義母のバイブを握る右手をゆっくりと開いて静かに肘掛におくと
義母に入ったままのバイブに手を掛けた!!
そのまま義母に入ったバイブを持って静かに前後に出し入れを始めた!
義母は口をへの字にして言葉にならない呻き声を出し始めた!
「アゥ… アゥ… アゥ… アゥ…」 

 義母は唇を小刻みに震わせ顔を強張らせ ヒクヒクと時折大きく頬を引き攣らせた…

 クチョッ クチョッ クチョッと出し入れする度に恥ずかしい音が部屋に響き渡る
クチョッ クチョッ クチョッ 時折深くバイブを中へ入れると義母は大きく息をしては口を大きくあけた
少しずつ出し入れを早くしていると 突然 ヨガリ声を奏で始め義母の中から夥しい量の愛液が溢れた
見開かれた目は静かに閉じられ息遣いも荒くなり全身を少しずつ揺らし始めた!
ブルンッ! ブルンッと揺れる義母のダイナマイトボディー は床を軋ませる…
ギシッ ギシッ ギシッ! 軋む床に合わせて机の上野小物が揺れ花瓶の中の花も首を振りだした
義母の中から溢れた愛液は波打つように滑り滴り椅子を濡らした…
まるで、産婦人科の椅子にM字で座る妊婦のような格好になっている義母だった…
バイブを持つ手を次第に早くすると 義母は全身を激しく揺らして何度も喘ぎ声を出した
暫くすると、階段を誰かが上ってくるような音がした…
このサンダルの音は?
私には義妹であることが直ぐに解った!
静かにドアが開けられ、私の後ろに少しずつ気配を感じたものの、今の私には振り向くことより
義母をイカせて上げたい気持ちの方が強く必死でバイブを出し入れしていた…
私の後ろに立った彼女は 無言で私の後ろから背凭れと一緒に倒れている義母の真横に立った
義妹は無言でパチッ! パチッと義母のブラウスのボタンを外すとバイブを出し入れする私の側で
義母のスリップとブラの肩ヒモをスーッと下へズリおとした…
突然、義母が激しく身体を揺らしヨガリ声を頻繁に上げた!
「アァァァァーーーン!! ウゥゥゥゥゥーーーーン!! アァァァァーーーーーン!!」

 驚いて義母の方を見ると義母は義妹に両胸を揉まれ更に両乳首を指でクリクリされていた!
悶え、声高らかに部屋に激しい女の鳴き声を奏でる義母だった…
すると もう一人誰かが階段を上げって来た!
この音は? 私には直ぐに解った! 一番長く勤めている従業員の○○さんだった!
彼女もまた義母のことを良く知る人物の一人だった…
ドアをスーッと静かに開け閉めした彼女は無言で近付いてきた…
無言でいるところを見ると、どうやら義母のことは気がついていたのだろうと私は思った
彼女が私の右耳に、一言…
「疲れたでしょう? 代わるから…」

 彼女は私の持つバイブに手を掛けるとそのまま、ヌチョツ ヌチョッとバイブを出し入れさせた…
ヌルヌルになった義母の愛液の滴る私の右手…
更に階段から音がした!
この音は2番目にここでの勤務が長い○○さんの靴音だった…
静かに社長室に入るとやはり無言で私立ちに近付くと 黙って義母の上半身の方へ…
義妹と向かいアホ瀬のようになると、○○さんは義母の左乳首に吸い付いた!
「アアァァァァァァーーーーーーーン! アアァァァァァァァァーーーーン!!」

 激しく義母が鳴いた!!
それを見た義妹も左側の義母の乳首に吸い付いた!!
「二人から同時に両方の乳首に吸い付かれた義母は身体を仰け反らせ上下左右に身悶えした!」

 余りの壮絶な義母のオナニーに圧倒され立ち尽くす私に、一番長い従業員の○○さんが
突然、義母にバイブを出し入れしながら 私を見て 義母の机の左側の下と小声で語った!
私は言われるがままに机の引き出しを開けるとそこには、アナル専用の真珠が入っていた!
それを取り出して義母の股間側へ戻ると突然 義母の下半身をバイブをしながら持ち上げた彼女
はっきりと見えたアナルを見ながら私に合図する彼女の指示どうりに 私は義母のアナルに!
「アアァァァァーーーーーーーーーーーーン!! アアァァァァーーーーーーーーーーーーン!!」

 義母は二穴同時攻め そして両乳首同時攻めの4点攻めに遭遇し、椅子が壊れるのでは思う程
全身を捩り そして仰け反り 更に絶叫し数分後にエクスタシーに到達し気絶して果てた!!
4人の女達が一つになって力を合わせた瞬間だった!

 その日を堺にパワフルだった義母は少し大人しくなり二階でのオナニーもしなくなったものの
週に1回の割合で4人の女達は義母を慰めるように行動を供にした…
そして、2週間に一度、人目を気にせずにとの全員の意見で義母の自宅に行っては
4人で義母を… そして義母がイった後に
気付けば私は義妹と、従業員の二人は二人でと、初めての女を互いが互いに求め合うように…
全員、レズではないけれど、いつの間にかそう言う関係に…
義母も徐々に若返りスカートの丈も短くなり最近では殆ど事務所ではミニスカートを履いている
最近多発する、女だけのバーベキューパーティーに亭主と義弟はのけ者扱いに少し不機嫌…
でも、みんなが纏まって仲良くってのが亭主兄弟には良く見えているらしい

 さてと! 今夜は亭主に抱かれるとするか…


◆◆◆◆◆21番目


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 今夜は、彼女が俺の実家で事務所の女共とバーべーキューやるとかってさっき出かけた
久し振りの一人きりの夜にと俺は大いに喜んだ… なにせ一人きりで過ごすなんてのは何ヶ月ぶり
彼女は俺の母親とも弟の女房ともオマケに女従業員たちとも親しくなって上手くやってるようだし
このまま、来年の春には結婚することになるだろうし 万事いいことだらけだ♪
次男のアイツが結婚してんのに 長男の俺が未婚なんてのは格好とかんし、これで何とかなるだろ
取敢えず時間もあることだし準備だけはしておくか…

 俺は風呂場の脱衣場に行くと天井の点検口の板をヒョイッと上に押し上げ真横にずらした
そこには、俺が彼女に秘密にしている物を隠している…
俺はストレス解消のためと位置づけているが実は昔からの秘密の趣味がある
誰にも言えるものじゃない俺だけの秘密…
彼女と暮らす前まで俺は少し離れた街の郵便局に私書箱を開設しそこへ通販で買った物を届けさせた
俺の肌に合った化粧品からロン毛のカツラにドレスにワンピースに上下揃いのスーツ…
下着にパンストにガーターベルトにレースのストッキングと完璧なまでのグッズだ
全て、俺の体型に合うものを勉強して何度も失敗を繰り返しながらここまで来たのだ
ブラなんぞはトップとアンダーの区別も解らんで出費も嵩んだし パンストもLTとLLの区別も知らんかった
本当はフリルやビキニタイプのパンティーが好きなんだが、俺のは少し大きいから仕方なくボクサータイプ
これなら玉も竿も何とか納まるし 第一 長時間に対応出来るから股間がとても楽なんだ…

 予め彼女が留守にするのを知ってたから一発でほろ酔いになれる小瓶のウォッカまで買ったし
荒縄にロウソクに竹の物差し70センチタイプも事前に調達してあるし 後は暗くなるのを待つだけだ
以前は毎晩のように女装して自分で自分を荒縄で縛り性欲異常者と女を演じてフィニッシュする
まぁ~ 一人二役を楽しんでいたんだが、今は彼女が一晩留守にでもせんと出来ないからな
性欲異常者が女を拉致監禁して荒縄で縛って身動き取れずに泣き叫ぶ女を無理矢理犯し
そして、虐めて楽しむと言う設定なんだが、これが実に燃えるんだよ不思議だ…
縛られて身動き出来ないのにも関わらず身悶えして抵抗しながら辱めと屈辱を受け続ける女
そして、それを満面の笑みを浮かべて口からヨダレを垂らして見続ける性欲異常者…
昔はブラだけだったんだが、新製品と言うかブラの下に着けるバストニッパーだかリッパーとか言う物
これを出て直ぐに購入して着けた時の感覚は今でも忘れられん!
彼女も知らない俺の秘密 その2 実は俺は昔から女装していた所為か最初は何も感じなかったが
徐々に目覚めたことがある… それは 俺の乳首は激しく感じると言うことだ
最初はくすぐったい感覚だったが、女装しての一人プレイ 当然、胸を揉んだり乳首を弄ったりするが
弄ってるうちに徐々に感じるようになって最後は乳首弄りだけでイクと言う神業を会得してしまった
男の胸は優しく揉んでから搾るようにして乳首を弄ると普通の10倍は感じることが解っていたし
更に乳首の周囲を中指でクルクル回してから乳首を弄ると感度が5倍になることも会得した
ところがだ! クルクルは最初の前儀のようなこんでいつまでも続かない…
だから、次は左胸を揉んでから左手で優しく搾るようにして乳首を弄る これが中期だろうか…
感度は10倍に跳ね上がり下の方は大体がこれで濡れて来る…
さてさて、ここからが問題だったのだ! 片方ずつではなく両方で感じて見たい!
それは誰でも思うところなれど俺には腕が4本もないから、結局左の次は右と交互が限界だ!
そんな時に出あったのがバスとを下から更に左右から肉を集めるブラの下に着けるブラ…
コイツの出現は俺の感度を30倍に持ち上げてくれた…
片手で胸を搾るという動作をブラ自体がしてくれるから、両胸を同時に弄れることが可能になった
これには驚いた! 両胸を持ち上げられると言う動作は優しく搾ると言う動作に類似していたのだ!
これによって俺の乳首は何もしない時の30倍もの感度を与えてくれたのだ!
ただ、彼女は気付いてないかと思うのだが、俺の胸は若干丸みを帯び しかも乳首が少し大きく長い
これは、今更どうにもなることじゃないとネットに出ていたのを見て愕然とした…
だがっ! 結婚してしまえばそんなものは引け目に感じることは無い!
ただ、好都合なのは彼女は凄い羞恥心の強い女だけに彼女とのセックスでは俺は大満足している
辱めを受け恥らう彼女は実は 俺の中では俺自身になっていて 辱めを与える俺は俺の中では
女装して自慰する時の性欲異常者なのだ! そしてそれを横で見る俺がいる…
即ち! 一人5役になっているのだ! まぁ~ 理解できないだろうが…
俺と彼女の二人で俺一人 更に辱めを受ける彼女と彼女を辱める俺は一人 そして横で見る俺は一人
全てが俺なのである! 一人5役で5人分の刺激なのだ! だから一晩に何度でもセックスが出きる
これは、彼女の知らないことだろうが… そにしても 考えるだけで濡れてきそうだ~♪

 さてさて、独り言はここまでにして辺りも薄暗くなってきたし そろそろカーテン閉めて
鍵かけて… 隣も下も出かけたようだし 換気もちゃんとしてと…
ベットにはビクニックシートを敷いてと… よし! 準備OKだ!
あとは彼女に電話してオヤスミを言うだけだ!
食卓テーブルに座る前に完全に女に変身するが化粧はしない! 匂いがつくからな!
久々に履く女の水色のボクサーパンティーの心地良さ… この窮屈なのが俺のハートをワクワクさせる
スルスルスルッと膝へたくし上げるショコラブラウンのパンティーストッキングがまた、心地いい~♪
ブラの前に肝心のアレをつけると久々に盛り上がる俺の両胸 それを優しく覆う水色のワイヤーブラ
そしてブラに合わせるるようにフリル付きの水色のロングスリップ……
この時点で、既に俺の竿から滴る愛液… 冷えると冷たい
下着に合わせた膝丈の水色系のワンピース… 歩く度に裾がヒラヒラする辺りが心地いい♪
そして、服に匂いが着くといけないから事前に焼いておいたポークステーキをレンジで温め
ワインの代わりにウォッカを頂く… 完璧なまでの俺の一人ぼっちショー
ただ、俺に付き纏う影を感じる 何かの都合で彼女が帰宅するのではと言う危機感だ!
一人暮らしなら そんな危機感もないが 今の状態から行けばそれも十分に考えられるから
俺の一人ぼっちショーの前に、おやすみの電話は絶対に必要だ!
こんな姿みられたら結婚どころか親にも弟にも知れてしまうからな!

 カチカチカチカチ… 時計の音が部屋にコダマする カチカチカチカチカチ…
中々、10時にならない… 

 プルルルルルルルル♪ プルルルルルルルルッ♪
突然の電話に心臓ドキドキものだった…
結構酒が入ったのか楽しそうな彼女と後ろから聞こえる女共の笑い声 俺は確信した!
彼女はもうここへは戻らない! 向うで泊まると!
彼女にオヤスミを言い電話を切ると俺は歓喜した!

 さぁ~ 俺の一人ぼっちショーの始まりだあぁーーー!!
イヤッホォゥーーー!!


◆◆◆◆◆22番目


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 妙なことから一体感を生んだ亭主の働く義母経営の葬儀屋の女達…
みんな義母の社長室でのオナニーは知っていて知らんフリを決めこんでいたなんてね
それにしても、義母のオナニーを目撃していながら一緒に手伝うなんて正直自分でも驚いてるけど
二階に上がって来た義妹や従業員の二人も参加して結局4人の女が全員で義母をいかせたなんて
普通なら絶対にありえない展開だったな~
それまでは、何となく仕事で一緒にいた4人だったけど あれ以来、妙に連帯感て言うか
まぁ~ その後、何度か女だけの、いけない遊びもしちゃったけど 後悔はしてないし
ただ、義母と関係を持ったことが私としてはどうしても亭主に対して後ろめたいというか
それは義妹の彼女も同じだよって言ってたけど… 生まれて初めての同性のアソコの匂いを嗅ぎ
そして、生まれて初めて同性のアソコを舐めた時の感触と言うか味と言うか 確かに噂に聞いた通り
海鮮風味と言うか生臭いと言うかチーズと言うかオニオンと言うか… とにかく臭いのを知った
あんなものを喜んで舐めたり吸ったりする男の人の気が知れないと言うか…
そのくせ 自分がされると何か 自分もしてあげなきゃって気持ちに駆られ 気がつけば…
でも、自分では気が付かなかったけど、確かに女の身体は隅々まで柔らかく とくにお尻や胸は
男の人の使う表現そのものでプリン プリンだった…
自分では殆ど死ぬまで気が付かないことだけど他人の身体を触ってて気がついたと言うか…
義母のメリハリの利いた豊満な胸や括れたウエスト 年齢を感じさせない張りのあるプリプリの太もも
身体中が性感帯と言っていいほどの熟しきったボディー 溢れて止まらない愛液の量…
今夜もここで女達の時間が始まろうとしていると言うか 既に義母のスカートの中に
従業員の○○さんが顔を入れ息を荒くしているし、もう一人の従業員の○○さんは義母の真後ろから
服の中に手を入れ豊満な胸を楽しんでいる… 女の喜びに浸るウットリする義母

 義妹は寝室の準備をしに義母の部屋へ入ったままで手こない…
恐らくこれからのお楽しみの準備をしているに違いなく その間に二人の従業員は義母を女に変える
既に、義母は服もスカートも脱がされ下着姿にされていて その下着さえも二人に剥ぎ取られかかる
寝室から出て来た義妹は二人の女達と一緒に義母を寝室へと運ぶ… 少し降ろされたパンティー
寝室に引き詰められた5組の布団の真ん中に義母が寝かせられ同時に義妹と二人の女の3人が
一斉に義母の身体を貪り始めた… 見ていて恐くなった私
義妹がチラッと私を見て側のバックを開けるようにと合図した… 遅ればせながら的な感じで
バックを開けると大小10数本のバイブに電気マッサージ器が数本そして乳首用のバイブが数個
大きな瓶に入ったゼリー 低温と書かれたロウソクにソフトと書かれたムチまで様々な道具があった
バックの口をあけて義妹の側に置くと、義母は裸にされ仰向けのまま大きくM字開脚され
陰部に義妹がムシャぶり着いた! 両側から義母の両乳首に貪りつく二人の従業員達…
大きなヨガリ声をあげ身悶えする義母…
義母にムシャぶり着いてる義妹の陰部から太もも伝いに滴り落ちる愛液…
みんなが、一緒に義母を味見している… 私も何かしなきゃ!
私はバックからペニスバンドを取り出し装着すると義母の陰部にムシャぶり付いてる義妹の後ろに立つ
そして、彼女の陰部に左の中指をゆっくりいれると 突然、彼女が義母の陰部を一瞬離れ
ガアァァーーっと頭を上に顎を前に突き出した! まるでライオンのようだった!
彼女の中に入る私の中指… ヌプッ ヌプッと中の空気がぬける音を微かにする…
おくまで指を入れ時計回りに 逆周りにと指を回す… 暖かい柔らかな肉感が私の指に伝わる
指を動かす度に尻を突き出したり左右にプルプル揺らせて振り始める彼女…
指を彼女から抜くと中から溢れた大量の愛液… その愛液を馴染ませるようにペニスに左手で撫でる
そして、彼女の両腰に両手を置いてヌプッ! ヌプッ! ニュリュニュリュ… ズニュゥー!
大きな吐息を立ててライオンのように頭を上に上げ顎を前に突き出した義妹は大きく唸った
「ハアゥ!!」

 パアァーーン! パアァーーン! パアァーーンとリズムを着けて私は義妹の白くてプリンプリンの
お尻をペニスバンドで前後に叩いた! 身体で彼女の尻を前後に叩くと彼女の尻はコンニャクの様に
プルプルと波打ち波紋のように広がりそして 彼女からは女の鳴き声が奏でられた!
鳴き声を上げながら義母の陰部にムシャぶりつくものの 彼女の動きは徐々に衰えると
義母の身体を義妹から引き離した従業員の二人は義母に正常位から特大バイブを手に戦いを挑んだ
両足を正常位の義母の肩の方に押し付けた二人は特大バイブを右側の○○さんが…
さらにアナル真珠を左側の○○さんが… 二穴攻めに激しい鳴き声を上げて身悶えする義母
私にバックから入られた義妹の腕は振るえはじめ 徐々に肘を曲げ 最後は右頬を布団の上に
両方の手の平も顔同様に布団の上に置いてしまった…
私は咄嗟に彼女の腰から手を離し彼女の背中に抱きついた!
ユッサ ユッサと私が腰を振る度に上下左右に揺れる彼女の乳房を両側の上から優しく揉み始めた
手から零れそうなほどに柔らかい彼女の乳房… 心地良く私の手の平で泳ぎ始める
乳房は弾力で上下に揺れ その質感が確実に私の両手に伝わる… 男の喜びを実感する私
パアァーン! パアァーンッとリズミカルに腰を振り彼女の乳房を揉みながら乳首へと指を絡めた瞬間!
アアァァァァァァーーーーーーーーン!!
「彼女は義母にも負けないくらいの鳴き声を部屋に響かせた!」


 【一人ぼっちタイムの亭主】
 
 さてさて、程よく酔いも回ったし… むっふふふふふふふふふ
俺は、女装したままでベットの上でM字開脚しながら両方の太ももに片側4本の荒縄を結び
仰向けで寝ている頭の方のベットの金具に縄を縛った… 
そして、少しだけ身体を下方向に移動させるとジワジワとパンストの上から太ももに荒縄が食い込んだ
上の方で縛ってからベットの下方向へ身体を移動されば当然縄はピンッと張り食い込むのだ!
そして目を閉じて考える…

 街を歩いていると突然、見知らぬ男が私(俺)に声を掛けてきたと思うと、私は男に口元を押さえられた
気が付けば、薄暗い倉庫の背凭れの壊れた古びたソファーに両手足を縛られ身動きとれなかった
辺りを必死に見回すものの物音一つしない倉庫の中で一人恐怖と戦っていた…
やがて、何処からともなく靴の音がして徐々にその音は私の方に近付いてきた!
「恐い! 誰か助けてー!」

 口をガムテープで止められていた私は声にならない声を心の中で叫んでいた!
近付いてきた男は縛られて身動き取れない私のスカートに手を掛けるとゆっくりと上に捲くり上げた
後ろ手に縛られた私は必死にモガいて見せると 男は両足を揃えて縛っていた縄を解きそして
スカートをグイッと上に捲くると左右の足に片側4本の荒縄を縛りそれを私の頭の方へと縛りつけた
私は見知らぬ男に後ろ手に縛られた上に両足を大きくM字開脚させられた!

 男は黒いサングラスを掛けたままニヤニヤして、太い声で私に言った!
「女にとって… これほど恥ずかしい格好は… 無い… な…」

 男はそう言うとスカートの中に顔を生めストッキング越しにパンティーの上から恥ずかしい部分の
匂いを嗅ぎはじめ 嗅いでは私を侮辱した!
「臭せえぇー! 臭せえぇー! ヒッヒヒヒヒヒヒ 臭せえぇーーなあぁぁーー!」

 男は歓喜し私を恥辱しては私の顔に見入っていた!
嫌らしい男の手が私の太ももを嫌らしい手つきで滑り始めると私は背筋が凍りつきそうになった!
男はパンティーストッキングを両手の指でチリッ チリッと言う音をさせて少しずつ破り始めた…
ヤメテェー! ヤメテェー! お願い! 許してぇー!
ガムテープの所為で声にならない声を心で叫んでいた私だった…

 ビリッ! ビリビリビリーーーーー!
男は私(俺)のパンティーストッキングを激しく引き裂いた!


◆◆◆◆◆23番目


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 私が義妹を攻めている時、フッと義母を攻めてる二人に目をやると 一人はバイブで義母を責め
そして、もう一人は義母の胸、乳首に輪ゴムを結びつけ30センチくらい引っ張ってはギターのように
ビヨンッ ピ゛ヨンッと弾いていた… 彼女が輪ゴムを弾く度に義母は足の指を折り曲げたり広げたり
最初は1本だけだった輪ゴムは何度も重ねられ片方の乳首には3本もの輪ゴムがまるで
ギターの弦のように 彼女は左手の一刺し指と中指、薬指に輪ゴムを巻きつけ右手で弾いている
輪ゴムの弦を上から下に弾くと義母は部屋の中へ可愛らしい鳴き声を合わせるように奏でる…
陰部に入ったバイブとの隙間から溢れ出る愛液… それを舐め摂るもう一人の彼女
蜜の壷から零れた蜂蜜を舐め摂る熊のように長く先の尖った舌先でジュルジュルと音を立てる彼女

 輪ゴムをもう片方にも縛りつけ義母の顔の上に跨る彼女の陰部からは止められぬほどの愛液
ヨガリ悶えながら開けた義母の口の中に滴り落ちる彼女の愛液をジュルジュルと舌なめずりする義母
やがて彼女が義母の顔に陰部をつけると 義母の顔は隠れ彼女の陰部を生き物のように這いずる
義母の舌だけが見えるようになった… 義母の舌が上に乗る彼女の陰部に侵入すると
上に居る彼女の輪ゴムを持つ両手が前後し、そして義母の乳首はビヨーン ビヨーンと引っ張られ
引っ張られる度に義母の左右の太ももは左右に広がり そして狭まりを繰り返す…
動く度にプリンと波打つ義母の太もも…

 バイブを義母の中にいれたまま放置した彼女は義母の両足に両手を掛けバイブの周りを
舌先を使っては零れた蜜を拾い集めるように滑らせている…
私が強弱着けて入っている義妹は次第に陰部に力が入り刺激を増そうとしいてる…
イク、準備に入ったようだ 私は未だイカせまいとバック位置から彼女の左右のお尻を叩いた!
パーンッ! パーンッ! 叩く度にプル~ンと揺れる義妹の尻はゼリーのように波紋を繰り返す
「義妹の身体がイキたいと全身を硬直させる」

 義妹の腰に手を当てゆっくりと、ペニスを入れたままで彼女の体位をバックから正常位へと
回して行く… 途中、横位で彼女の片足を私の肩に掛け攻めて見る…
ウワァァァァ~ン! 泣き出しそうなヨガリ声を上げた義妹 上の方にいる義母との鳴き声の共演…
どうやら、義妹はどの体位でも感じるらしい… 女を鳴かせる男の喜びを知った私だった

 横位で数分攻めたあとで正常位にし義妹の中で前後を繰り返しながら、彼女の左乳首に吸いつき
右の乳首を私の右指で… そして義妹のクリトリスを左手の中指で弄る さらに腰を使っての
4点攻めで彼女を自然にエクへと導いてやる…
数分後、彼女はフィナーレを迎えるべく鳴き声を奏でた…
クウゥゥーーーーーーー!
腹を上に持ち上げ仰け反りながら発した義妹の終焉の声…
失神した義妹に布団を掛けてやると 一気に疲れの出た私はペニスバンドを腰から外した…
まるで荒野のガンマンのように……………

 【そのころ…】

 嫌らしい男の手が私(俺)の服を力任せに左右に開くと私(俺)の服の胸ボタンがビシ、ビシッと
音を立てて弾け飛んだ!
モガイテも身動き取れない私の胸はスリップのレースが剥き出しに…
顔を左右に振って抵抗しても何も効果なく私はスリップとブラの肩ヒモを同時に下へと引き降ろされた
叫んでも届かない声… 抵抗も出来ずにただ辱めを受ける私の両胸に男の手が!!
男は涙を零す私の顔をニヤニヤして見詰めると、私の右乳房に吸いついて来た!
嫌らしい手つきで揉まれる左胸 無造作に吸われる右乳首…

【自分の両手で想像しながら腕組するように乳首を指で転がす】

 イヤアァーーーー! ヤメテェェェェーーーー! 口のガムテープがはがれ落ちた瞬間叫んだ私
男は私の口を手で押さえながら一言!
「死にてえのか!」

 ドスの聞いた低い声で私を脅すと 男は抑えていた私の口から手を離しパンティーに手をかけた!
引き千切られたパンストの隙間から剥ぎ取られた女としての最後の砦… パンティー…
無残にも男のよって剥ぎ取られたパンティーを男は私が見ている前で匂いを嗅ぎ そして舐め回した
背筋が凍りそうになる私は動けなくなってしまった…
男はパンティーを口の中に入れるとグチャグチャとガムを噛むように味わっていた…
「ニヤニヤと私を見る男」

 男は突然パンティーをペッと床に吐き捨てると私のスカートを引き裂いた!
ビリビリビリーーー!! 引き裂かれるスカートの音が私の耳に恐怖として突き刺さった!
胸は肌蹴られ下半身は裸にされ恐怖に震える私の身体を男はピチャピチャと音を立てて舐めた…
お腹を舐められる度に嫌悪感が全身を駆け巡った! 止まらない涙…
さんざ、男に身体を嘗め回された挙句、私は女として死ぬほど恥ずかしい部分を広げられ
憎い男は舌を入れて来た… 頭の中が真っ白になって何も考えられない… 涙だけが頬を伝う
「チュゥゥゥーー! チュゥゥゥーー! ピチャピチャピチャ レロレロレロレロレロ チュゥゥゥーー!!」

 痛いほどに陰部に吸い着く憎い男…
やがて男は私に硬い肉の棒を見せ付けるようにグルグルと腰を振って私に見せ付けると
一気に私の中へと入って来た!!
イヤアァァァァァァァァァァァーーーーーーーーー!!
上下左右、斜めに思いつくままに全身で抵抗したものの 男は私の奥へと入って来た!!
バタバタと動かしていた私の両足は動きを止め 私は人形のようにただジッとしているしかなかった…
鼻水が涙と一緒に流れて止まらない…


【ここで登場】

 プラスチックの野球のバットを途中で切断して中にコンニャクを刻んで入れた物に
エレクトした私(俺)の大砲を入れて左手で右の乳首を抓んで男に吸われているのを想像して
さらに、コンニャク入りのバットをグニュグニュと前後させる。

 
 男は動かなくなった私の心など無視するように私の中で前後を繰り返した!
早く! 早く終って欲しい! そればかりを願うものの男は一向に終る気配なく私を辱めつづけた…
前後しながら私の胸を無造作に揉みそしてチュゥー チュゥーと嫌らしく乳首を吸う憎い男
男は次第に顔付を硬直させ そして私から肉棒を抜くと私の顔の前で肉棒を扱きはじめた!
数分後、男は私の顔に肉棒の先を向けると勢い良く生臭くドロドロした白い体液を飛ばした!
男は根元から搾り出すように体液を私の顔中に掛けた!
肉棒を回すようにして熱い体液を唇の上 そして鼻の上に額にと ニヤニヤし荒く肩で息しながら…
「ハァハァハアハァハァハァ」

 鼻の穴から男の体液が入り込もうとする! 私は顔を左右に振って鼻の穴からの進入を防いだ
顔中にドロドロとした体液が広がって行く… 開けられない口… 鼻から入る男の体液の匂い…
吐きそうなほどに臭い… 目に流れそうになる体液… そんな私を見てヤニやして男が一言
「女は男に味見されるために生きてんだ!」

 【フィナーレ】

 両足を縛っている荒縄をそのままに 自分の下半身を頭の方に目一杯、屈むようにして
自分の大砲を自分の顔に向けて扱いて発射! 最後のフィナーレは顔射で終了!
最後の最後までなりきることが大切だ。


 男は私にそういい残すと私を拘束していた荒縄をナイフで切り離し何処かへと消えて行った…
真っ先に顔をタオルで涙と鼻水… そして男の体液を拭き取る
ボロボロになった私は服を集め吐き捨てられたパンティーを拾い破れたパンストに包んだ
心も身体もボロボロのまま私はその場に倒れてしまった…


 【そのころ義母の家】

 私はそっと寝室を抜け出すと 義母をイカセた後で愛し合う従業員の二人を残し
お風呂場へと向かい身体を洗ったものの 自分自身の身体が火照っていることに気付いた
無我夢中で義妹を攻めエクさせてからまるで気付かない自分の身体だった…
私は自分の家意外で始めてオナニーをした…


◆◆◆◆◆24番目


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 ねぇ、どうだった? 一人で寂しくなかった?
「帰宅した私はミニトマトの鉢植えに水をやる亭主の後ろから声をかけた午前10時」

 あぁー まぁ~ 久々の一人ぼっちも偶にはいいもんだ♪
じっくりと読みかけの本も見れたし、お前こそどうなのよ 楽しかったか?
「鉢植えの根元のところやトマトに優しく指を触れ後ろ向きのまま話す亭主」

 うん! あぁ! そうそう! お義母さんたらねぇ~ 何か若返った気分とかって言って
レザーのミニスカート! 買ったんだってぇー! 驚いちゃった! お義母さん すんごい似合ってた!
「急に思い出して、話しながら亭主の真横に移動した私」

 えぇ? ミニスカートー? なんだそりゃー! 母さんもいい年して恥ずかし~いなぁ~!
「驚いたように声を濁して咄嗟に私の方に振り向く亭主」

 お義母さんてさぁ~ 普段、とっても地味じゃな~い! でも最近明るくなったって言うかさぁ~
元気になったって言うか 前だとぉ 落ち着いてて無口って感じだったけど 最近明るいよねぇー!
「亭主の左肩に寄りかかるように笑顔で話す私」

 うん! まぁ… 確かに感じが変わった気はするけど… いいことだとも思うが…
それにしてもミニスカートはネエだろう? あっははは♪ いくらなんでもミニスカートはよぉ~!
「照れ臭そうに口元の笑みを閉じ込めるように口元ょ締める亭主」

 あらぁ! どうしてぇー! お義母さんは今はフリーの女なのよぉー!
オシャレくらい楽しんでもバチはあたらないでしょぅー?
「隣のしし唐の鉢植えに移動した亭主と横並びに移動する私」

 まぁ~ 確かにそれはそうなんだが… いくらなんでも息子の俺としちゃ 母親のミニスカはなぁ~
見たくないっちゅうか、何と言うか それに弟だっているし 世間体もあるし…
「少し顔付を曇らせながら笑みを止めた亭主」

 ネェ! いつまで、お母さ~ん お母さ~ん してるつもりなの?
アナタには私が居て、弟には彼女が居るのよ! お義母さんには誰も居ないのよぉ~
せめて、オシャレくらいはいいと思うんだけど、そうは思わないのぉ!
「しし唐をジーッと見詰めて無言の亭主」

 そうだなぁ~ お前の言う通りかもしんねえなぁ~ 
母さんの再婚しようと思えばまだ行ける年だもんなぁ~ 天国の親父だって許してくれっだろうし!
「少し、シンミリして溜息一つ付いた亭主」

 そうよぉー! お義母さんにだって 残りの人生は自由に使って欲しいもん 私はそう思う
じゃぁ! いいよね! お義母さんもオシャレとか自由にしても! いいよね♪
「しし唐の次の茄子の鉢へ移動しようとした亭主の前に割り込んで亭主を見上げる私」

 あぁ… 俺は賛成! するしかないわなぁ~ まぁ 母さんの服装までは文句は言えんし…
「一瞬豪気だったのに段々と意気消沈する亭主」

 亭主も義母の残りの人生については自由に生きて欲しいって言う気持ちはあるものの
義母が母親から一人の女になることへの不安と不満が交差しているらしかった…
たかが、スカート一枚のことで、ここまで悩むなんて私も考えてはいない訳ではなかったけど
私たち女にとってミニスカなんてただの履物なんだけど、男にとってのミニスカの位置付けは違う
ミニスカート=女の象徴、そしてエロなんだろうけど それにしても古いと言うか
そのくせ私にはミニスカ履かせたがるし… 全く男の頭の中は理解し難いな…

 【翌朝】

 おはよぉー♪ お店のフロント側から入って来た義母を見て固まってしまった亭主とと義弟の二人
そして奥の事務所から出て来た従業員の男性は声を上擦らせたまま絶句!
「あぁっ!!」

 ヒールに黒いレザーのミニスカート、白い光沢のあるブラウスに黒いストッキング
上げていた髪は肩へ自然に流したスタイルに変わった義母は微笑するとカウンターから私の居る
中間をとおり更に奥へと入って行った… 亭主と義弟の真ん前をスーッと通り過ぎ何事もないように…
私達、女は全員が事前に知っていたが何も知らない亭主と義弟は目を真ん丸に見開き
固まったままで通り過ぎる義母をやり過ごした…
「義母は母親から女へと変身した瞬間だった」

 亭主は義弟は顔を見合わせると深呼吸をして側のソファーに同時に腰を降ろし
「ジーッと床を二人で見詰めていた…」

 社長、何か若返っていい感じですねぇ~♪ ぱぁーっと明るくなったって言うか~♪
「嬉しそうに一番長い女性従業員が声を上げた」

 うん! 社長、凄い綺麗♪
「二番目に長い女性従教員」

 驚いたわぁ~ マジで綺麗♪ お義母さん… いいよ! 絶対! 普段ああしていて欲しい♪
「両手を胸の所に持ち上げて女性従業員たちを見回して満面の笑みを浮かべる義妹」

 うん! 今までは地味でイカにも葬儀屋って感じだったけど なんか会社って言うかビジネスって言うか
僕は賛成です! 社長はやっぱ! 格好いいほうがいいすっよ! 絶対いいっす!
「奥から出て来た男性従業員は大喜びしてから目は遠くを見ていた」

 ソファーに並んで座り無言で床を見詰める亭主と義弟は微動だにせず黙っていた…
時折 大きな溜息を何度か繰り返すものの 何も語らずひたすら床を見ていた
男性従業員が二人の空気を読めずに遠くを見た後、停車と義弟の真向かいのソファーに座り
満面の笑みを浮かべ、義母の変わりように感動しては聞こえていない二人に声を弾ませた
「綺麗 カッコイイ 凄い」

 何度も二人に大喜びで語る男性従業員を亭主たち二人から引き離そうと女性従業員の一人が
側へ行って、仕事の打ち合わせをするように、男性従業員の腕を掴んでおくの方へ引っ張って行った
残された亭主たち二人は、無言で静かに立ち上がると店から外に出て行ってしまった。
後を追おうとした義妹を私が止めた… ショックだったらしい実の母親のミニスカート姿が…
もっともミニといっても膝上15センチ程度なのだけど、息子達にとってもショックが大きかったようだ
店の前から左に30メートル行った先の自販機で缶入り汁粉を二人で自販機に向かって飲んでいた。
「渋い顔しなから缶汁粉を飲み、互いが互いの肩をポンポンと叩いては顔を見合わせた」

 亭主たち男が葬儀の打合せで外出したあと、私立ち女は二階の社長室に全員居た
亭主と義弟のことには誰も触れずに義母と楽しげにオシャレのことを話していた
店の方に来店者が来て一番長い従業員の彼女が下へ降りると電話が鳴って二番目の女性も降り
アタシも降りるわって一言言い残し、義妹も無言で降りて行った…

 ねぇ、あの子たちどうだった?
「心配げに私に尋ねる義母」

 うん… 大丈夫よっ!
「私はさっき見た様子を義母に話しながら応接セットから義母の座る社長の椅子の後ろに立った」

 私が義母の肩に両手をそっと置くと義母も私の右手に左手を重ねた…
ねぇ… ワタシと関係もったこと後悔してる?
「右手に左手を重ね軽く握りながら囁く義母」

 後悔なんかしてないよ! 自然にそうなっただけだし それにみんな一緒だし…
ねえ、二人でいるときはアナタ(義母)のこと名前で呼ぶから~ いいよね♪ 恋人なんだから!
「義母の後ろで左に置いた手を義母の襟口からスリップの下のブラの中へ滑らせた」

 いいよ♪ 当然ってとこねっ! 
「一瞬、ワタシの右手を少しだけ強く握り締めた義母」

 義母の右胸をブラの中の左手を静かに回し揉みながら乳首に指を絡める私…
義母は座りながらビクゥッ!と身体を反応させ、私の右手に頬寄せた義母は可愛い表情を浮かべた
○○っ! 小声で義母を呼び捨てると 義母はハイ… 囁いて答えた
義母の右乳房を少しだけ激しく揉み回しながら乳首を抓んだりコロコロ転がしたりすると
次第に身体を震わせそして虫の声のように小さい女の鳴き声を私に聞かせた
義母の胸から手を抜いて、座る椅子をこちらに向ける…
義母の両脚を少し開かせて、ミニスカートの中へ右手を忍ばせる
「恥ずかしそうに顔と目線を左側に傾ける義母」

 黒いストッキングの上に右手の中指を斜めにして滑らせると義母の頬は薄らと紅くなった…
ストッキング越しに滑る指は義母の目を閉じさせた…
ゆっくりと 回るように そして突然のフェイントを繰り返すと義母は私に恥ずかしい声を聞かせた
静かに焦らすように指を奥へと滑らせると太ももレース部分に到達…
義母はガーターベルトを着けレースのストッキングを着けていることに気付いた私だった
ガーターの紐に沿って奥へ行くとやがて、しっとりとした柔らかな肌へと到達し三本の指を少し立て
ゆっくりと太ももの上で回すと、義母はビクウゥン! と全身を揺らした…
立てた三本の指を回しながら奥へと進むとサラサラしたレース感触のパンティーへと到着した
パンティーラインに沿って指を内モモへと滑らすと義母のアソコから熱を感じた…
女の筋に沿って上から下へと指を降下させると、ビクッ! ビクンッ! 目を閉じる義母が揺れる…
義母は、ガーターの紐の上からパンティーを着けていたひとに気付いた私は義母の両腰に手を沿え
軽く義母を立たせるとスカートの中に両手を入れてゆっくりとレースのパンティーを下へ降ろした
降ろされた義母の黒いレースのパンティーは既に彼女の愛液で陽の光にキラキラと反射していた。

 義母のスカートを捲くり上げ椅子の上に体育座りさせると義母の陰部に顔を近づけ私…
無言で陰部を広げて、静かに義母の中へと舌を這わせた…
生臭い妙な匂いのする義母の陰部の奥からヌルヌルした液体が静かに溢れ出ている
毛で覆われた大陰唇の中に年齢を感じさせないピンク色した小陰唇…
穴から溢れる湧き水… クチュッ クチュッと舌で生肉をナゾルだけで可愛い音が聞こえる
大陰唇と小陰唇の間にフルーティーな甘酸っぱい匂いのする白いクリームが薄く広がっている…
舌先で舐め摂るとピンク色の生肉が綺麗な色あいを私に見せつけた。

 目を閉じて股間に力の入った義母に聞こえるように、語りかけた私…
「○○のここに白いクリームが着いてるよぉ~」

 見上げれば義母の顔は紅く全身を震わせ恥辱に耐えていた…
可愛らしい少女のような恥じらいだった


◆◆◆◆◆25番目


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 休みの日に義母に買物に誘われた。 二つ離れた街に大型衣料の専門店が出来たと言う
亭主も一緒にと思ったものの、あいにく亭主は義弟と釣りに行こうと考えて居たらしく
結局、私ひとりで義母の家へと向かった。

 義母の家に着くと待ってたと言わんばかりに出て来た義母の格好を見て唖然とした。
紺のマイクロショートパンツにサイハイ履いてブーツで下半身を決め更に、上は胸の谷間が見える装い
その上からパーカーとまるで十代をイメージしたような服装だった…
言葉の出ない私にニコっと微笑すると私の運転する○○葬儀社のワゴンの助手席に乗り込んだ…
助手席に乗った瞬間、義母のマイクロショートパンツは更に上にずり上がり殆どVライン状態に
太もも、丸出しと言った感じで白い弾力のある両足は乗った衝撃でショーパンを食い込ませた。

 ねぇ、その格好で行くの?
「顔が引き攣るような思いで義母に聞く私」

 えぇ~ そうよぉ~♪
「アッケラカンと笑みを浮かべて返事する義母」

 ちょっとさぁー それ短すぎだと思うんだけど~
「義母のプリプリした下半身を見ながら恐々聞く私」

 アラァ~ どーうちゃったのぉ~ ○○らしくないわねぇ~♪
「私の方に機敏に顔を向け不思議そうに答える義母」

 ねぇ、ショーパンの下って、まさか! ノーパンじゃないよねー?
「食い入るようにショーパンの付け根を見て聞く私」

 あっはははは~♪ そんな訳ないじゃん♪ ちゃんと着けてるよぉ~ タンガって言うんだけどぉ♪
「両脚を開いて少し上に両膝上げチラッと黒いレース部分を見せた義母」

 私は義母に圧倒されたと言うり驚かされたと言う感の方が強かった…
何処までも明るくサラリとした感触の義母だったけど、そんな訳ないじゃん♪ 「じゃん♪」
この言葉使いには違和感をタップリ味わっていた。
少し若返りを勘違いしている風のある義母を乗せて国道を走ると、義母が言う
そこの大橋のとこで一人拾って行くから!
真っ直ぐ走って行くと女性らしき人物が小さく見えて来てこっちに手を振っていた…
近付くと、たまに店に来る婦人会の副会長の○○さんだった。

 赤と青の、夏を思わせる派手な色彩の花柄ワンピースに腰ベルトを飾りで着け薄い生地が風に舞う
そして、義母ほどではないものの、太ももが見えるミニタイプ…
「こんな人達と一緒に行くの? 心の中の私」

 後ろの座席に乗った副会長さんは義母とは大の仲良しで幼馴染…
ルームミラーに映った副会長さのワンピーは中が透け、下着が殆ど見える薄さだ
しかも、中に着ているのは黒いレースのスリップ…
私は思わず聞いてしまった!
「○○さん、中が見えてますけど?」

 あぁー、いいのよぉ~♪ 見せパンならぬ、見せ下着だからぁ~♪ うっふ♪ ちょっと見えすぎ♪
「殆どスリップ丸見えの状態で照れ笑いしながら口元を隠す副会長さん」

 こんな人達といったら、私は笑い者になっちゃう!
何か、いい方法は無いかと運転しながら考える私に名案が浮かんだ!
幸い、義弟の家が近くにあり、私はトイレに行くからと嘘をいい、義弟の家に向かった…
この時間なら未だ出かけてないはずの義弟を巻き込む作戦だった。

 義弟の家の前で車を止めると急いでるフリを義母と副会長さんに見せながら 義弟宅のチャイムを…
出て来たのは義妹、私は玄関に入って状況を説明すると、飲み込み早い義妹は奥にいる義弟に一声
私は義妹に手招きさけてトイレの方へ…
そろそろ いいだろうと思ってトイレから出て家の外へ出てみると、車の側で義母と副会長さんが並び、
その真ん前に義弟が頭から湯気を出して怒っていた。
しかも、副会長さんの薄い生地のミニワンピーは風に舞い捲れ上がっているものの、
捲れ上がるスカートには御構い無しと言う感じで義弟の話しょ義母と聞いていた。

 副会長さんのスカートは腰まで捲れ、中に履いている白いハイレグは晒し者になっていた…
一向に隠そうとはしない副会長さんを、オロオロしながら見ている義妹、気が気じゃない感じだ。
Vラインまで食い込んだマイクロショートパンツ姿の義母は息子に小言を言われる母ではなく
オシャレを強調する一人の女として豪気を強めていた…

 だからぁー これはねぇー 最近のブームでぇー! ちゃんと本にも書いたから!
ホラー! よく見てごらんなさいよ! 全くファッションに疎いんだからぁー!
「義弟に本を車から取り出して見せている義母」

 無言で義母が義弟に見せる本を横から覗く副会長さんは、うん・うんと頷いた。
「相変わらずスカートが腰まで捲れ白いハイレグが晒されている」

 大体! 母さんなら兎も角! なんだい! オバサンまで母さんに唆されて!!
ホラホラホラー! オバサン! パンツ丸見えだっつうの! いい年してそんなハイレグ履くか普通!
「副会長さんに頭から湯気出して本気で怒る義弟」

 兎に角! 駄目なものは駄目だ! 行かせないからな!!
オバサンも、今、俺が息子の○○をここに呼ぶからなっ!! いいねっ!!
全く、そんな格好、息子の○○に見られたら自殺もんだぜ!
「副会長さんの息子とは幼馴染の同級生の義弟は身振り手振りで怒っている」

 ちょっと! アンタ、○○さん(副会長)に向かってなんてこと言うんだい! この! バカ息子!
ワタシ達はねぇぇ! 旦那も死んで、アンタ方はそれぞれ結婚してぇー! 
ワタシ達にだって何か、楽しみがあったっていいじゃないのさぁぁー! それを何だい!
「自分の姿を下から上までスーッと見回して義弟に怒り出した義母」

 いいんだよぉー! いいんだってぇー! ファッションでも何でも楽しんでくれていいんだよ!
ただなっ! 物事には限度もあるし、第一、オバサン! さっきからパンツ丸見えだけど隠せよ!
パンツ丸見えでもファションって言うのか!? 違うだろう!
母さんは母さんで、股座(またぐら)を他人に見せびらかして気持ちいいのか?!
それじゃ、ただの変態じゃねえか!!!!!!
「勢い余って義母を変態と声を荒げた義弟」

 この子! 親に向かって変態って何言ってるのよぉーーーーー!!
「バシーーーーン!」

 義母が義弟目掛けて平手打ちしようとした瞬間、隣に居た義妹を咄嗟に義母の前へ押した私
義弟の前に立ちはだかるように止まった義妹の左頬は義母の平手が直撃!
「痛ーーーーーーーい!」 義妹

 ちょっとぉーーー! いい加減にしなさいよぉーーーー!
私に押され義母に平手打ちされた義妹が聞いたこともないような怒りの声を発した!
後ろに居る私を目を吊り上げて睨むと義妹は突然、義母のマイクロショートパンツに掴みかかった!
義母は殆ど抵抗する間も無くスルッとショーパンを脱がされパンティー一枚に!
「キャァーーーーー!! 叫び声を上げてから両手で股間を隠す義母」

 なんじゃぁーー そのパンツはぁぁぁーーーーーー!!!
「義母の履いているタンガを見るや否や顔を大魔神のように変貌させた義弟が吠えた!」

 えいっ!! ビリビリビリーーーーーー!!
「隣の副会長さんのミニワンピーのスカートの裾に掴みかかり下へ引き摺り降ろした義妹」

 うわっ! あわわわわわわわわわわわ!!
「腰の辺りからワンピースが引き千切れて下半身丸出しになった副会長さん」

 呆然と立ち尽くす義母と副会長さんを前に義弟は茹蛸のように顔を真っ赤にして大魔神に完全変身
その横で左頬を赤く腫れさせて目を吊り上げている義妹…
風が千切れた副会長さんのスカート部分をフワフワと空に舞い上がらせた。

 下半身丸出しで立ち並ぶ熟女たちは放心状態に突入したようだった…

 この日、二人の熟女たちは義弟が亭主と釣りにいっている間、義妹から正しいファッションについて
下半身裸のまま正座させられて、講義を受けることになった。
二人の熟女たちは謙虚な姿勢で義妹から紙と鉛筆を使って、また義母の本を使ってと工夫され
半日を勉強に費やした…
自分達のファッションの知識の低さに 二人は終始、義妹先生の前で照れ笑いしていた。
実の息子に使用中のタンガを見られた義母の心境を複雑だと私は思った。

 危険な下着、タンガ…



◆◆◆◆◆26番目


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 股下5センチ、それがショーパンの時の最低ルール、それ以上は変態。
そう言う約束を義母と副会長さんに納得させてから何日かした仕事帰り、義母の家に様子を見に…
既に、あの一件は亭主の耳にも入り、普段、どんな服装でいるのか気になる亭主は、
漬物を貰いに行くと理由付けした上で、私を連れて義母の家に向かった。

 先に仕事を終え帰宅した義母の跡を追うように、30分遅れで義母の家に到着…
車から先に降りたものの、先に家に入れずに玄関前でウロウロする亭主。
「なぁ、お前、先に入れよ。 何か入りづらいからと、亭主」

 私はウロウロする亭主に見かねて玄関を開けた。
「お義母さーん! 私だけど居るぅー! 中へ声をかけた私」

 声を掛けても返事の無い義母の家、悪いと思いながらも勝手に靴を脱いで中へ上がりこんだ。
「ねぇー! いないのぉー? 歩きながら声をかける私」

 後ろから着いてくる亭主…
「母さーん! 少し大きめの声の亭主」

 居間のソファーに座って待っていると、奥の方から出て来てビックリする義母
股下5センチに縫い付けられた青のショートパンツに、上は白のTシャツ、しかもノーブラ。
歩く度に、揺れ動く義母のボディーに目を丸くして、唖然とする亭主…
「どうしたのぉ、こんな時間にぃ、ソファに並んで座る私たちの目の前のソファーに座る義母」

 耳を澄ますと、風呂場からシャワーの音がする。
音の方向へ私が顔を向けると、笑みを浮かべた義母が…
「あぁー 今夜ねえー ○○さんがお泊りなのよぉ~♪ 嬉しそうな義母」

 会社で、一番目に長く働いている女性の○○さんが来ていると言う義母を、無言で見ている亭主。
「でっ、どうしたの? 不思議そうな顔する義母」

 私は義母の目を見て、漬物を貰いに来たと説明すると、義母の目はキラリと一瞬光って、
私の腕を軽く掴んで台所へと向かった。
「偵察に来たんでしょ! 台所で私に囁くように耳打ちした義母」

 軽く頷く私
「うん…」 

 亭主に聞こえるような大きな声で、義母は漬物を切らしていると言った。
すると、居間にいたはずの亭主が、台所まで来て、怪訝な表情で義母の脚を見てから、
スタスタと台所から出て玄関へバタバタと移動した音が聞こえた。
「あの子には解ってもらえないようねぇ~ 少し寂しげな表情を見せた義母」

 私の前で、大きな溜息をついて見せた義母の目は遠くを見ていた。
「もう、母親、やってるの疲れたわ…  はぁぁぁー!」


 私は寂しい表情の義母に提案した。
「ねぇ! 偶にさぁ! ここの庭広いし、テント張ってバーベキューパーティー!
彼ら兄弟は、見慣れてないからだと思うのよねぇ~ だからさぁ! 月に二回くらい女だけじゃなく、
あの人達も呼んで、パァーっと宴会もいいかもよっ♪ とにかく、見慣れてもらえばいいのよ!
○○(義母)の自由な姿に慣れさせたらいいと思う! 今まで固いイメージしかなかったもの。」

 私の提案を聞いて微笑したものの、寂しげな表情は変わらず、一言もらした。
「年寄りは年寄りらしく、地味のまんまで居ろってことなんでしょうねぇ~」

 私は、必死になって義母を元気付けようとしたものの、義母は回復せず意気消沈。
居間の方へ歩きソファーに腰を降ろした義母が投げやりに履き捨てた言葉…
「朝から晩まで、ボディスーツで身体をガチガチにして、履きたくもないパンスト履いて、
 肌を見せないようにって暑いの、我慢して、ジッと耐えて死ぬまで、我慢するしかないんだろうね」

 私は義母の一言、一言が将来の自分を言っているように思えた…
年をとったら、年寄りらしく、自由に生きることも、楽な格好の服を着ることも出来ず、
亭主はパンツ一枚で家の中をウロウロしても、女だと言うだけで、死ぬまで我慢しなきゃいけない。
私は、義母の自由を勝ち取らなければ、10年後、20年後に私の自由は無くなるものだと思った。
何とか、亭主たち男から、義母の自由を勝ち取らなければ、私の将来は耐える人生になってしまう!
それだけは、回避しなければと、固く心の中で思った。

 私は提案した。
「ねぇ! 今度の木曜日、確か空きだったわよねぇー? でさぁ! 確か真夏日になるって言うし、
 みんなで海に行かない? 女が暑さにどれだけ耐えているかを、男共に解らせてやるのよぉ!」

 一瞬、エッ?と言う顔して見せた義母に、事細かく説明すると、義母の顔は憂いを取り戻した。
男達に、女と同じ格好させての我慢大会を義母に提案すると、義母は満面の笑みを浮かべた。

 私は、義母の笑みを見て安心して亭主と一緒に帰宅した。

 数日後、空きの木曜日は朝からギンギンなほどの好天に恵まれ、何も知らない亭主と義弟も、
朝から、乗りに乗っていると言う顔つき、そんな彼らを温かく見守る女たち…
車の中は既に25度を超えてエアコンも全開とばかりに風を送っていた。

 海までの2時間は快適なドライブだったものの、トイレやジュースの度に、車を降りると、
カンカン照りの太陽と、保温されたアスファルトからの熱気でサンドウィッチ状態に、男達は根を上げ、
数十分後にようやく海に辿りつくものの、平日とあって、人も疎らでガラガラだった。

 テントを張って、バーベキューセットを用意して、準備に追われるものの、何故かウキウキの女たち、
一番長く働いてる従業員の女性が声、たからかに発表として企画を説明し出した。
「本日のー メインイベントを発表しまーす♪ 本日は厳しい夏を生き抜くために! 男女平等で、
 我慢大会を開催しまーーーす!! 男女は同じ服装で砂浜に座って長く居られた人たちがー!
 優勝でーーーす! 幸か不幸か、明日も空きになっていますので! 最悪、具合が悪くなってもぉ
 ここで一晩、ゆっくりと休養が出来まーーす! しかも、何かあっても! 元、看護師の彼女が!
 看病をしてくれまーーーす! 全員参加なので宜しくー!!」

 彼女の演説の後、元看護士と言う二番目に長い彼女が、前に来てルールを簡単に説明…
亭主と義弟、そして一番若い営業の彼ら三人は、えぇぇー?? と言う顔して、立ち尽くした。

 テントの中にある服は全員が下着まで同じものを身につけるルール…
男達がテントに入るや否や、慌しい声が外に漏れてきた。
「おいおい! 女装しろってかよぉー! 何やら楽しげな義弟の声」
「勘弁しろやぁー どうやって着るんだよぉー こりゃー? 弾む声の亭主」
「誰か、教えて下さいよぉー♪ 楽しげな若い彼の声」

 女も男も全員同じ服装で、テントの前にズラリと並んだ。
全員、喪服の上下スーツでパンティーにガードルにブラジャーにスリップにパンスト、タイトスカートに
ブラウスそして、チョッキ姿で全員がテントにの前に並んだ。
最初はブーブー言ってた男共も、静まり真顔になって焼けるような砂の上に体育座りした。
全員、海を見詰め額から流れる汗に耐えているものの、男共も楽しげにしていた化粧の所為か
いち早く、暑っちぃー 暑っちぃーを繰り返し始めた…
女達がしてやった、男達の化粧に、最初はブーブーだった彼らも、変わる自分の顔にウットリ…
30分が経過し40分に達したころ、一番、若い彼が、
「もう… もうダメっすよぉー 叫んだ」

 30度の炎天下で黒い喪服姿の変態集団はジッと耐えていた…
女の自由を勝ち取るために、負けるわけには行かない。
そうは言うものの、女達の顔は涼しい顔で、男ほどに汗もかかずといったところだった。

 1時間を経過した辺りで、一番若い彼が、大きな声で叫んだ!
「僕は、もーーう 降参でーーーーす!」

 彼はそう言うと、チョッキを脱ぎ汗でビッショリになったブラウスを脱ぐと、テントの中へと入った。
出て来た彼は、全員の前に立って降参宣言をすると、缶ビールをブッシュッと開けゴクゴク飲んで見せた。

 一番端っこの長い従業員の女性が大きく叫んだ!
「目の前に男子が居るのでぇー 全員、女座りに変更しまーす!」

 体育座りから、全員が右か左の両膝そろえて女座りをした!
「アッチィーー! 義弟が大声を張り上げた」

 パンスト越しに伝わった焼けるような砂の熱が足を攻めた。
亭主も義弟も、最早限界と言わんばかりに頭をフラフラさせて亭主が、一言。
「これって、なんのためにやってるんだぁー」

 亭主の質問にキビキビと答えた義妹。
「これは、女性が普段、どれほど暑い思いをしてるかを男性に解って欲しくて、女達全員で考えたの!
 家に居るときくらい、涼しい格好をさせて欲しいって言う、女達の切ない気持ちを形にしたのよ!」

 えっ? 驚いた顔して左右を見回した亭主。
「おい、おい、おーーーい、 そんなの自由にしていいって言っただろうよぉぅ~ 切ない声の亭主」

 その後、亭主たちは兄弟は1時間と30分でダウンしたものの、女達は三時間後に全員終了し、
イベントを終了させた。
亭主も義弟も、頭を用意していた氷で冷やし、テントの中で女達の仰ぐウチワの風にあたっていた。
女達は具合の良くなったと言う、彼らのために、食事の準備を始めた…

 全員、チョッキを脱いだだけの姿で…

 後に、亭主も義弟も、あまりハメを外さない程度でと女達の服装の軽装を認めた。
店での仕事の時でも、表に出ない者は、原則自由な服装でと言う規則が新しく加わった。
イベント後、店での女達は、自由にミニスカやショーパン姿で、キャミもタンクトップも自由になり
涼しく仕事の出きる環境に変わったものの、外回りをする亭主と義弟、若い彼だけは、
相変わらず、黒系のスーツにネクタイ姿だった。

 少し男性人が可哀相に思えた……


◆◆◆◆◆27番目


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 今日は朝から気温もグングン上がり、亭主も上着を手に持ち、半そで姿で一人バイクに跨った。
最高気温も、揺るの2時で32度と本格的な、夏に突入したと言う感じで、冷蔵庫もフル稼働、
中には、ギンギンに冷えた、生ビールと麦茶が常に常駐、飲み物大使館のようだ。

 献立は、真夏、ギンギンに冷えたビールと言えば、これしかないでしょう、と言えば、
そう、ジンギスカン。
いつものように、焼いて食べるのではなく、今夜はヘルシーにシャブシャブに決定した。

 スーパーで売っている、シャブシャブ用のジンギスカンは、美味しくないから、我が家では、
普通の、ジンギスカンを、そのままシャブシャブに使うから、まぁ、シャブシャブと言うよりは、
ジンギスカンの煮込みと言う方が近いかも知れない。

 普通に、油の乗った分厚い、ジンギスカンをそのまま、お湯に入れて満遍なく白くなるまで、湯通し
そして、ジンギスカンと言えば、ベル食品のジンギスカンのタレがお決まり。
野菜は、白菜のみで、うどんも一緒に、軽く煮込み、シャブシャブのように箸で掴んでシャブシャブと
タレは、食べてるうちに、ドンドン熱くなるから、継ぎ足しでOK。
大汗かいてグッタリして帰る亭主に、お風呂で大汗、更に、シャブシャブで、一汗かかせると
ギンギンに冷えたビールが喉を潤す。

 家の中の南側の窓を少し開け、北側と東側、更に西側の窓を開けると、ジェット気流のように、
中の熱い、空気はドンドン外へと流れ出るから、ガスコンロの熱も逃げてくれる。
なんて、考えている内に、外の方でバンクの音…
「あじぃー あじぃー」と、ヘルメットを片手に亭主御帰還。

 小上がりのところに、ヘルメットを、ゴロンと置くと、崩れるように床板に仰向けになる。
「ずずしい~♪」と、頬を板の上に、両手を広げて、腹這いの亭主。

「お疲れさま~♪」 と、亭主のメットを片付け、バックを手に取る私。

 板の上に、腹這いで、頬を着けて涼む亭主をそのままにして、バックを片付け、風呂場へ向かう、
風呂場の湯加減を見てから居間へ戻ると、亭主はようやく起き上がって、ワイシャツを脱ぎ、
ズボンを脱ぎ、そしてステテコ姿になって、ソファーへ座り、パタパタとウチワを使う。

 「いゃぁ~ 毎度のことながら、身体は涼しいんだが、メットの所為で頭が暑いんだよ。」と、赤い顔の亭主

 亭主の身体は確かに、涼しげな色をしているものの、顔だけが、赤く額に汗、
私は、タオルを持って亭主の真ん前で、亭主の額の汗をパタパタと、吸い取る。

「おぉー、涼しそうでいいなぁ~」 と、薄生地の淡い水色のワンピースの私の、尻を軽く撫でた、亭主。

「ほらぁ~、ジッとしててよぉ~!」 と、動く亭主をいさめる私。

 散々、私のお尻を撫で回し、満足したのか、お風呂へ行ってしまった亭主。
ザブーン! ザッブーンと勢い良く、掛け湯する音が、居間の方まで伝わると、一緒に暮らす実感が、
私の中で、心地いいもに変わった。
亭主が、お風呂で掛け湯してる音を聞きながら、台所で夕食の準備をしている私は、何故か鼻歌、
知らず知らずに、女房している私は、幸せ気分に浸っていた。

 テーブルに食器と箸を並べて、真ん中にガスコンロを置いて、溶かしたお肉と野菜の容器置くと、
何か、これが、新婚気分なんだなぁ~って、シミジミと実感してしまった。
これも、多分、猛暑の所為かも知れない…

 亭主が、お風呂から上がって、タオルを首からぶら提げて、ソファーに座ってウチワをパタパタ、
そこへ、私が、ギンギンに冷えた麦茶のボトルと、氷を沢山入れた冷えた、大ジョッキを持ち寄ると、
亭主の、ジョッキへの視線が、突然、強くなったのが解った。

 ジョッキに麦茶を入れると、ジョッキからは白いユゲが上がり、冷えているぞぉーと知らせる。
ゆっくりと、ジョッキを傾け注ぐ、麦茶に亭主の強い視線を受ける。
バチッ、バチッ、バチッと、氷が割れる音に亭主の喉がなり、ゆっくりとジョッキを立てて行くと、
テーブルの上に置いた、ジョッキに目にも止まらぬ速さで、亭主の手が、サッと入った。
「ゴキュッ! ゴキュッ! ゴキュッ」 と、物凄い音を立てて飲干した亭主。

 飲干した後、ジッとして動かなくなった亭主…
頭の中で、キーーーーィンと何かが鳴り響いているに違いないと、私は思った。

 動かなくなった、亭主から離れ、ガスコンロに点火して、事前に沸かして置いた、鍋を置いた。
この時、五徳に渡し網を必ず乗せることで、省エネと安全が確保される。
かけた、鍋から泡がサァーッと浮いてくると蒸気がフワッと、一瞬上がって、スッと消えた…
部屋の気温はまだ、29度もあるからかと思って、亭主を見ると、二杯目を飲干していた。

「ねぇー そろそろいいわよぉー!」 と、私が亭主に声を掛けた。

 頭から、機関車のように湯気を昇らせて、席に着いた亭主の目は、ただ一点を見詰めた。
油の乗った、ジンギスカンをジーッと見詰めて、微動だにしない亭主の横に、冷凍庫から持って来た、
二つ目の大ジョッキを置くと、白いユゲがジョッキの上に舞った。

 麦茶と同じように、泡の嫌いな亭主の前で、ジョッキを斜めにしてゆっくりと、ビールを注ぐと、
亭主の視線は、ジンギスカンから、注ぐビールの方へと瞬間移動した。
顔は一切、動かさず、右から左へ、目だけスーッと移動し、その様子は殺気を感じた侍のようだ。
思わず、噴出しそうになる私。

 亭主のお腹から、グウゥゥ~っと音がしても、亭主の視線はジョッキから離れることは、なかった。
ビールを注ぎ終ると、亭主は、目の前のジョッキをジーッと睨み、ニコォーって満面の笑みになり、
そして! 私の顔を見て笑みを浮かべ、ジョッキにゆっくりと手を入れた。
まるで、処女の女の子のスカートの中に手を初めて、入れた男のような笑み…

 亭主は、獣のように目で、ジョッキの色や、水滴を楽しみそして、一気に口へとジョッキを運んだ。
ゴキュー! ゴキュー! ゴキューッと喉を鳴らして、顔を顰め、目を閉じて、ビールを飲干した。
固まった… 亭主はまたしても、固まった!
恐らく、冷えた炭酸が、亭主の中で出口を探して、彷徨っているのだろうと、私が思った瞬間!!
ゲボオォォォーーーーーーーーっと、特大のゲップを居間へ轟かせた!
それは、まるで、戦争で戦艦が轟沈されたごとくの凄まじい音だった。

 亭主が飲んでいる時に、鍋に入れておいた、ジンギスカンからは、適度に油が抜け、灰汁が浮き、
そして、一緒に入れた、白菜に、纏わりついていた。
白菜の周りを、ジンギスカンの灰汁が取り囲み、鍋底からは海底火山のような勢いで泡が立ち、
亭主の視線は、程よく桜色になった、ジンギスカンへ注がれていた。
万遍なく、桜色に染まりつつある、ジンギスカンから一時も目を離さず、ベルのタレのフタを開け、
起用に、タレ皿へ流し込む。
この時、亭主の目は獲物を狙う、ハンターのような、鋭い視線を一時も離さなかった!

 私が、次のジョッキを冷凍庫から、出しているうちに、物音一つ立てずに、亭主は満足げに、
獲物を堪能していた… そして、満面の笑みで、ジョッキを持った、私を迎えた亭主。

 この日、ハントされたのは、肉や野菜だけでなく、予定外にも、私自身が亭主の獲物に、
ジンギスカンで精のついた亭主は、ビールを5本、ウィスキーを水割りで数杯飲んでおきなかせら、
自身は戦艦大和の大砲のごとく、聳える角度は富士山よりも高く、発射した弾丸は、私の胸を越え
ベットの上の壁へと、轟音と供に、着弾した。

 散々食べて、飲んだ挙句に、これから、お風呂と考えていた私は、悪者に浚われるごとく、
ベットへ抵抗も空しく、汗で汚れた身体を散々、味見され辱められ、それがまた、亭主を反応させ、
結局、眠ったのは、朝の3時だった。

 私の亭主は、私を平均、5時間は寝かせてくれない…
しかも、その間の私は、平均10回はエクを無理矢理、体感させられる。
昔、読んだ、縄奥と言う小説では、亭主は三擦り半だとかいてあったが、我が亭主は真逆。
三擦り半も空しいけど、一回、5時間のセックスも厳しいものがある。




◆◆◆◆◆28番目


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 まだ、8時30分だと言うのに、朝から茹だるような暑さで、すでに25度を越えていて、
タンクトップにショーパン姿の女達が、首からオジサンのように手拭をぶらさげて、出勤する。
亭主たち、男はスーツにネクタイ姿で、見てるだけで、こっちが暑くなる気がする
女達は、なるべく、男達をみないようにしているのが解る。

 社長である義母の挨拶が始まり、女も男も全員、扇状になって義母を見る。
上下、お揃いの、ピンク系のタンクットップに、ショーパン姿の、義母は涼しそうな顔する、エアコンの前
対する、スーツ姿の男たち、は朝日の差し込める窓側に三人並んでいる。

 義母の訓示を聞きながら、フッと義母の横の机の上を見ると、何やら新品の服の入った袋、
15分ほどの朝の朝礼が30分に感じる暑さの中。
「本日より男子にも清涼スーツを進呈することらしました!」 と、嬉しそうな義母

 義母が、一番長い、従業員の○○さんを見ると、並ぶなかから、一歩、前に出て、
義母の横の袋を男子たちに、配り始めた。
一斉に、顔付が笑顔に変わった男子3人組は、一人ずつ、手渡された袋を受け取った。
「これかぁー! オーダーメイドのスーツってのはぁ~♪」 と、嬉しそうな義弟

「では、早速、新しい我が社の男性諸君のスーツを着てみてもらいましょう~」 と、義母

 男達は、ニコニコしながら、間仕切りのある応接間へと入って、行った…
何やら、聞こえる、亭主たちの、驚く声と、笑い声に、事務所の女達は、口元に笑みを浮かべた。

 「うおーっほほほ~♪ なんじゃこりゃぁ~♪ あー! こりゃいいやぁー!」 と、男達

 応接間から、聞こえる、亭主たちの声が、まるで子供のように聞こえていた。
なかから、順番に出て来た、亭主たちを見た、女達は一瞬、無言で目を大きく、見開いて固まった。
亭主たちが、ロボットのようにギクシャクと、歩き回って見せた瞬間、女達は一斉に爆笑した!
黒い靴、白いソックス、膝上までの、スラックスに、ワイシャツも背広も、半そで状態で、
まるで、大きな子供のような仕上がりで、何かのマンガのキャラの様相がバカ受けしてしまった。

 口々に、涼しいを連発しながらも、何だか恥ずかしいのか、照れているような三人組だったが、
この日、亭主たち、3人組は、照れながらも、ニコニコ、笑顔で外回りに出かけて行った。
一番、若い彼は、店の外にでるなり、飛んだり跳ねたりして、ガッツポーズをきめていた…

 男達が、出て行った後、気温はグングン上がり、29度になったのが、午前10時ごろ、
役所に出す、書類を作っていた義妹をサポートしていた時、後ろに気配をょ感じて、振り向くと、
義母が、何やら怪しい笑みを浮かべていた。

 隣に居たはずの、義妹の姿は、いつの間にか消えていて、辺りを見回しても誰もいなかった。
「ちょっとぉ~ 暑いから離れてよぉ~」 と、私が義母に言う

 次の瞬間だった、机に向かう私のタンクトップ、脇の下から、突然スゥッと両手を居れてきた…
「もおぅ! 暑いし、そんな気分じゃなってばぁ~!」 と、義母を疎ましそうに言った私

 それでも、義母は、服の中に両手を入れ、カップを避けるようにして、両胸を揉み始めた…
「もおぅ! 勘弁してよぉ~!」 と、身体を左右に振る私

 義母は、暑さの所為か、盛りが付いたネコのように、私から離れようとせず、胸を揉み、やがて、
両方の胸を揉みながら、乳首にまで指を絡めて来た…
最初は、暑くて嫌だったはずなのに、揉まれている内に、心地良くなって来て、机の上に、
両肘を、着いてしまうと、義母の鼻息も少し荒くなって、乳首に指を絡められる頃には、
知らずのうちに、私は、小さくヨガリ声を奏でていた。

 義母は、私の鳴き声を聞くと、同時に、私の胸を弄りながら、ウナジの下辺りを舐めて来た…
「ちょっとぉ~ もぅ、やめてぇ~ ねぇ~ お願いだからぁ~」 気の抜けた声の私

 何度、頼んでも、一向に辞めようとしない義母の、右手が胸から、出ると、今度は、
右の太ももに手を這わしてきた…
左、乳首を弄りながら、ショーパンで剥きだしになった、太ももを撫で回す義母…
私は義母に弄られ、鳴き声を出して、机の上に伏せてしまった。

 椅子に座る、脚を開かされて、義母の右手の指が、ショーパンの隙間から、前側の中へと進入、
パンティーの上から、クリトリスを弄り始めた!
「アンッ!」 と、声を出す私

 弄られながら、机に伏せていると、後ろから義母の、ヨガリ声? が聞こえて来て、
私を弄る、義母の動きが少しずつ、早くなって行った。

 私は、もう、義母の弄りに耐えられずに、机に伏せて目を閉じてしまった…
すると、後ろの義母のヨガリ声が激しくなり、同時に義母以外の、ヨガリ声も聞こえた気がした。

 30分後には、私と義母以外の、誰かのヨガリ声が聞こえて、頑張って、顔を上げて、辺りを見ると、
私を弄る、義母、そして、義母を弄る、古参の従業員、そして彼女を弄る、義妹、更に義妹を弄る、
二番目の古参従業員が、列になって数珠繋ぎのようになっていた…
私は、ゆっくりと、椅子を後ろに下げると、一列は、私に合わせて後ろに下がった。
「こっちよぉ~ こっちに来て!」 と、小声で列の端の彼女に声をかけた私

 少しずつ、少しずつ、列は円を描き、一番後ろの彼女が、お尻を私に突き出した…
彼女の、ショーパンを降ろし、パンティーの中へ、手を入れると、彼女の陰部はグショグショに濡れていた
指で、優しく彼女のクリトリスを回すと、彼女もまた、ヨガリ声を上げた。

 私たちは、今、一つになった…


◆◆◆◆◆29番目


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 ワンツゥー! ワンッゥー! ワンッゥー! ハイッ! 足はもっと高く上げてぇー!

 義母が街へ出かけて、買って来た、エアロビクスのCDに合わせて、踊るエクササイズ。
正直、嫌で仕方ないんだけど、付き合ってあげてる、私達、女4人。
オマケに、頼んでもいないのに、レオタードまで、買ってこられて、しかも全員、青なのに、
義母だけが、何故か、赤で、講師を気取っている。

 元々、人知れず、エアロビをやっていたと言う、義母は、私たち初心者でも出きる最新型の、
CDを探して、買ってきてから、既に1週間も立っていて、毎日、仕事が終ってから、着替えては、
二階の社長室で、大声出して、飛んだり跳ねたりしていた。

 ただでさえ、暑くて、倒れそうなのに、暑い時だからこそと、一人で気張っている。
当然、一回ごとに、大汗かくから、毎日、洗濯すねはめになる。
涼しい格好で、仕事して、終ったら、黒いタイツ履いて、1時間から2時間は踊りまくる、
家に帰れば、7時を過ぎて、それから食事の用意をするから、みんなクタクタだ。
義母は一人暮らしだから、いいけど、みんなはそうは、行かない。

 最初のうちは、亭主たちも、待っててくれたものの、最近は、私を置いて帰ってしまい、
結局、車で来てる、古参の彼女に、遠回りして送ってもらっているけど、
そろそろ、みんな、限界に近付いていた。

 そして…

「ねぇー! いい加減にしてくんないかなぁー!」 と、義妹

 踊り始めて2時間後、ようやく、終った時、声を低くして、義母に声を発して近付くと、
どうしたの? と言う感じの顔で義妹の方を振り返った義母。

「みんなさぁー 仕事終って疲れてんのにさぁー こんな2時間も踊らされてさぁー!
  挙句に、家に帰って食事の仕度とかして、もう、クタクタなのさぁ~!」 と、義妹

「オマケに、彼女(古参の彼女を見ながら)なんか、態々、遠回りして、みんなを、送ってさぁ、
  いい加減して欲しいのさぁー! もう、アタシ、辞めるから、こんな踊りなんか!」 と、怪訝な義妹

「エッ! ちょっとぉ~ ワタシは、みんなのために…」 と、周りを見渡す義母

「みんなのためって、みんな、アンタに、付き合って上げてんだよ! アンタが楽しそうだから、
  今日まで、我慢して、付き合ってたんだよ! 誰も、喜んで、踊ってないんだよ、
  見てみなよ、みんなの、疲れきった顔をさぁー! アンタは、一人暮らしで気ままだけどさぁ、
  アタシ達は、アンタと違って、帰ってからもやることが、あんだよ! 踊りたきゃ!
  アンタ、一人で踊りなよ! 明日から仕事、終ったら、アタシは帰るから!
  好きな時に来て、自由に踊るならともかく、毎日、毎日、こんなんじゃ、たまんないわよ!
  明日から、アタシは来ないから!」 と、タオルで額から流れる汗を拭きながら、話す、義妹

「えぇ! みんな、そうだったのぉ! ワタシは、みんなが、楽しんでくれてるって思って、
  ねぇ! みんな、そうなの? ねぇ、みんな、そう思っているの? ねぇ、黙ってないで教えて!」
  オロオロしながら、一人、一人の顔を見て回る義母

「ごめん、私も、明日から暫くは、出来ないから…」 と、古参の彼女
「あのぉ、私も、旦那が毎晩、遅いって不機嫌だし、暫くは結構ですから…」 と、二番目の彼女

「ねぇ! ○○はどうなの!」 と、私に詰め寄った義母

「あの人が不機嫌なのは確かだし、毎晩、コンビニの弁当じゃ…」 と、義母に申し訳ない顔の私

「もおぅ! いい!! なによおぅー! みんなで、寄って集って、ワタシを悪者にしてぇー!!
 解ったわよー! もう、いいわよ! 勝手にすればいいんだわ!」 と、目を吊り上げる義母

 義母は、この夜、頭からユゲを出して、大声で怒鳴って、帰宅した。
私たちも、悪気はなかったけど、どうしようもない、選択だと、全員の顔に出ていた。

 翌日、義母は、顔付を変え、挨拶しても、声を掛けても、返事一つしない不機嫌さを強調した。
義母の、不機嫌さは、女たちだけでなく、男達にも、直ぐに解るほど、あからさまだった。

「ねぇ、彼女(義母)さぁ、何とかなんないのかなぁー?」 と、困り顔の、古参の彼女

「うん、でも、明日になれば、少しは元に戻るかもよぉ…」 と、楽観視する、二番目の彼女

「戻る、戻る! 最近、可愛がってあげてないから、溜まってんだよ!」 と、微笑する義妹

「そうかなぁ~ 何か、初めて見たけど、彼女のあんな顔…」 と、不安げな表情の私


 更に、翌日も、義母は仕事のこと以外は一切、口を開かず、女たちを無視し続けた…
亭主も、義母の変化に気付いて、前日の夜は、私に遠まわしに聞いてきたものの、
私、自身、どうしたら、いいのか、解決の糸口が、見出せずに困り果てて居た。
ただ、それは、義妹のところも、同じで、義弟から、何かあったのかと、言い寄られたらしく、
義母の異変には、男達からも不安の声が上がっていた。

 それから、数日しても、義母は、以前のような明るさにも戻らず、無口なままだった。
仕事が、終れば、サッと、後片付けして、お疲れの一言もなく、立ち去る義母になってしまった。
あれ、以来、女達は、愛し合うこともなくなり、徐々に心が離れて行くのを私は、感じていたし、
義妹や二人の従業員の彼女たちも、義母の所為かどうかは、別として、事務所からは、
楽しげな、笑い声も消え掛ていたのは確かだった。

 あれほど、仲良が良くて、毎日が楽しく、笑い声の絶えなかった事務所の中は、暗かった。
何かの拍子に、纏まった物が、何かの拍子にバラバラになるなんて、考えもしなかった。

 私は、バラバラになった物を元に戻す、方法はないかと、毎日、考えていた…



◆◆◆◆◆30番目


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 最近の。暑さの所為か、亭主、夜になっても、私を求める気配なし。
ここ、10日間は、殆ど、求めても来なければ、私に触れようともしない、その理由は簡単、
暑くなってきて、私が普段、パンストを履かなくなったからだ。

 仕事場でも、殆ど、みんなと同じでラフな服装だし、葬儀場所では、まぁ、しかたないから、
上下黒で、パンストも履くけど、終ったら、直ぐに着替えちゃうから、殆ど、亭主は触れない。
葬儀が終ったら、女達は全員、ワゴン車に乗って、一斉に脱ぎ始めるから、ワゴン車から出る時は、
いつもの、ショーパンにタンクトップになってて、亭主の目に触れる機会が極端に少ない。
当然ながら、亭主のエッチの発動源になっている、二人だけで、パンストに出会うことは無い、
従って、亭主は、ムラムラくる間が無いと言うところだ。

 ただ、暑くてムレムレに蒸れたパンストは、水でジャブジャブしないで、亭主のために、
空気を抜きながら、ビニール袋ににいれ、鮮度をを保ちつつ、洗濯場に、そのまま放置している。
まぁ、亭主孝行ってな感じで、亭主も、気付く気配もなく、こっそり、袋の中の匂いを嗅いでるようだし、
気がつかない、フリしてあげるのも、私なりの愛情表現…
もちろん、汗でグショグショになって汚れた、パンティーは、暑さに耐えて黒スーツ着て、
頑張った亭主への、御褒美として、提供するのは当たり前のことだ。
外回りは、義母が、入れてくれた、清涼スーツでもいいけど、葬儀の時は、そうも行かないから、
亭主達、男共は、暑さとの戦いだ。

 でも、ちょっと、スタミナ切れの亭主を心配しているから、今夜辺りは、例のアレにしようか、
実のところ、迷っている。

 例のアレとは、アレのことである…
日本全国、山間なら殆ど、自然に生えている、キトヒロ(行者ニンニク・アイヌネギ)の玉子炒め
そして、味噌煮漬け込んだ、味噌漬けと、串焼き。
ただ、これは、亭主には、容量を間違えると、私自身にも悪影響が及ぶから、結構、慎重な私だ。
なにせ、このキトヒロ… 人にもよるけどウナギ数人前に匹敵する男のパワー増大食、
いくら、暑さの所為とは言え、容量を間違えれば、私は朝まで、寝かせてもらえないし、
当然、寝不足の顔で店にいけば、バレバレだし、第一、匂いが身体に着いて中々、取れず、
その上、寝不足になったら、私は前夜、亭主に、やられましたと言わんばかりだ。

 でも、夏場の、スタミナと言えば、やっぱり、これだ!
昔は、沢山、取れたキトヒロも、業者の乱獲で、年々、数も減っていて、スーパーで買っても、
一掴み1000円なんてことも、よくあるパターン、だから、我が家では、秘密の場所に秘密で栽培、
まるで、ご法度の植物のような神経の使いようだ。

 なんで、そこまで、神経ピリピリかと言うと、盗られてしまうからだ。
これだけの、高給食材になると、高値で売れるから、植物を育てて逮捕される人達と、同じくらい、
何処の家でも、神経質に育てている。
で、そうして育てた、キトヒロを使うかどうか、迷っている…
正直、ウナギの方が、安くて、量も多いけど、キトヒロのパワーにはどの食材も敵わない。
義母に貰って、育てたキトヒロを容易く、使って良いものか、悩む…
もちろん、時期に獲って冷凍したものだけど、そのパワーで、この暑さの中を、亭主に5時間も、
抱かれていたら、私の方が、パワーダウンしてしまう…
はてさて、どうしたものか…

 でも、キトヒロの玉子炒め… 美味しいのよねぇ~♪
熱々の、御飯に乗せて、少し、汁を多めに作るところが、味噌なのよ~♪
で、冷めても、またこれが… 考えただけで…
味噌に漬けたキトヒロなんか、ピリッと辛くて、それでいて、じゅぅわぁぁ~って口に広がる甘さ♪
ガスコンロの上に渡し網載せて、その上に、味噌漬けを転がして、焼くと、ピリ辛風味の煙がさぁ~
天井に広がるのよぉ~♪ しかも! 美味しい味のする煙なのよ~ あぁぁ~ん、食べた~い♪ 

 さて、ウナギ4人前にするか、キトヒロにするか、考えどころだわ!
でも、もうそろそろ、私も、欲しいなぁ~ って少し考えたりもするんだけど… 亭主の愛
他の、旦那さんみたいに、40分とか、1時間くらいなら、いいんだけど、5時間だもんなぁ~
羨ましいなぁ~ 他の奥さんたち… 早く、終って… 

 悩むところだなぁ~♪




◆◆◆◆◆31番目


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 義母は、相変わらず、私たちを無視し続けていた。
今では、誰も、義母には必要以上の言葉もかける人もなく、義母は孤立していった。
亭主達も、知ってはいたものの、毎晩のエアロビに私たちが、借り出されると困るからだろうか、
当らず、触らずと言う感じの立場を維持していた。

 そんな、中で、義妹が、義母を慰めてあげようかと、女達に持ちかけて来た…
二人の従業員たちは、あまり乗り気じゃないような感じに見えたものの、このままでは、
息苦しい、そんな思いからか、義妹の意見に賛同する姿勢を見せた。

 私は、このまま、そっとしておいた方が、良いのではと、投げかけたが、
義母と、顔を会わせる日々に、息苦しいと言う3人の女達の意志は話し合ううちに、結束していった。
結局、あまり、気乗りしなかった、私は、義妹の提案から、一人外れることになったけど、
彼女達は、義母を無理矢理にでも、可愛がって上げるような、雰囲気にもなって行った。
頑固になってる、義母を無理矢理したら、もっと酷くなるような気が私は、していた。

 終業時間が過ぎ、事前連絡して、男達を先に帰宅させた、3人の女達は、義母が帰る前にと、
急いで、二階の社長室に上がって行った。
亭主はバイクで帰宅したものの、私は彼女達の行動が気になって、一人で一階の事務所にいた…
下の灯を落として、シャッターを半分だけ閉め、カーテンをして内鍵を掛けて、終るのを待った。
二階てら、激しい足音や擬音が聞こえた…
心配になった私は、気が気ではいられず、静かに二階へと上がって、ドアを開けて見ると、
ブラインドが完全に閉じられ、灯も落とされ、机の上の、電気スタンドだけが点いていた。

 ドアの隙間から、中を覗くと、絨毯の上に、衣服のままで、後ろ手に縛られ、両脚を開かされて、
猿轡をされているのか、声にならない、唸り声を上げている義母がうっすらと見えた。
二人の女達が、義母の両脚を広げて、誰かが、義母の陰部に貪り付いていたのが、見えた。
ウゥー! ウゥー! と義母の唸り声が聞こえる…
やがて、義母の唸り声がしなくなると、二人の女達は、義母の胸に片方ずつ、貪りついた。
一人は、義母の左側で、左脚を開かせながら、左乳首を…
もう一人は、右側で右足を開かせながら、右乳首を…
真ん中の女は義母の陰部をと3点攻めに息を荒くしていた。

 3人の女が、一人の女をレイプする様を始めて、客観的に見た私だった…
タンクトップとブラは首の辺りまで引き上げられ、ショーパンもパンティーも剥ぎ取られたのか、
側のソファーに二枚一緒に置かれていた。

 唸りながら抵抗していた、義母も3点攻めに身悶えし仰け反っていた…
誰かが、義母から猿轡を取り外した瞬間、部屋の中に、義母の女の鳴き声が響きはじめた。
両側の女たちが、義母の脚から手を離すと、義母は自ら、両脚を開いて、受け入れていた。
真ん中で、義母の陰部を攻めていた女が、膝立ちすると、腰にペニスバンドを装着していた…
古参の彼女だった… 暗さに目の慣れた私は、右側に義妹、左に二番目の彼女を見た。

 黒く太い、ペニスバンドを差う着した古参の彼女は、腰をクネクネさせてバンドを馴染ませていた。
左右に、振られて揺れる、ペニスは特大のサイズだと直ぐに私には解った。
陰部にペニスの先っぽを、グニュグニュと上下させ、入れる合図を義母に送る古参の彼女…
ゆっくりと、古参の彼女が、腰を降ろして、下半身を前側に倒して行くと、
ハアゥー ハアゥー と大きく息を吐いた義母の声が聞こえた…
奥まで入れるまでに、何度も大きく息を吐き出す義母の右太ももがフルフルと揺れるのが見えた。

 やがて、古参の彼女は、ゆっくりと、腰を前後させ、パチッ パチッと肌と肌の当る音を出し、
義母の鳴き声が大きく響き渡ると、両側の二人の女達も、勢いを増して、義母にムシャぶり着いた。
太さ、8センチの特大ペニスは、義母を、一人の女に変化させ導いていった…

 私は、ドアから離れ、静かにその場を離れ、店の裏の軽トラックで帰宅した。

 翌朝、店に行くと、義母と女達の様子に変わりはなく、相変わらず義母は、ツンとしていた。
昨日は、あんなに燃えていたはずなのにと、不思議でならなかった。
あの様子なら、義母も元通りになるはずと、私は楽観していたのだが、結果はいつもと同じで、
義妹が挨拶しても、無視するように、二階へ上がってしまった。

 更に、終業時間…

 私も亭主と軽トラで帰ろうとしていると、男達に自分達は残業があるからと、嘘ぶく古参の彼女。
妙だなぁ~ 残業なんて無いのに… そう思って亭主に、私も手伝うと言い、バイクで帰宅させ、
事務所のトイレに、こっそりと忍び込んで、時間を稼いだ。
暫くして出て見ると、一階のシャッターを半分降ろし、カーテンをかけて、事務所の灯は落とされていた。
やっぱり、何かあると、思って私は、静かに二階の社長室のドアを少し開けて覗いた。

 暗闇に目が慣れていない所為か、よく見えないものの、ハッキリと聞こえた、義母の喘ぎ声…
聞いていて、恥ずかしくなるほどの鳴き声を奏でる義母。

 少しずつ、目が慣れて来た、私がみたものは、紛れも無い義母の醜態だった。
パンティー一枚だけの、裸にされたうえ、四角い柱に、両手を縛られ、体育の跳び箱のように、
両脚を広げ、両胸を垂らした格好の義母だった。
両側で、二人の従業員の女達が、下に垂れた、義母の豊満な胸を揉み、そして、義妹が、
義母の後ろに立って、1メートルくらいの竹の物差しで義母の、お尻をパンティーの上から、
ビシッ! っと音を立てて叩いていた。

 ビシッと音を立てて尻を叩かれると、義母は全身を揺らして、身悶えしては鳴き声を奏でていた。
義母の、両側で胸を攻める、女達は上半身裸で、義母の胸を攻める度に、自らの胸を揺らし、
義妹もまた、竹の物差しを振る度に、プルンと両胸を震わせていた。

 お尻、太もも、背中と言う具合に強弱付けて、叩く義妹の顔は、冷酷な女の顔にも見えた。
その時だった!
「義姉さん! 隠れてないでこっちにくれば!」 と、強い口調で、こっちを向いた義妹。

 ここにいることを女達は知っていたようだった…
私は、無言でドアを、大きく開けて、中に入ると、ビシッと義母の尻を物差しで叩いて見せた義妹。
ドアを閉めて、義母の近くへと、近づくと…
「見ないでぇぇー!!」 と、下を向いている義母が、悲願するように私に叫んだ!

 そんな、義母に構いなく、義妹が、物差しで義母の太ももを叩くと、義母は身悶えして鳴いた…
「見ないでぇぇ… お願いょぉ… 見ないでえぇぇー!!」 と、私に悲願した義母。

 こいつはさぁ~ Mだったんだよ! ツンツンしてたくせに、見てみなよ義姉さん!
こうして、叩くと! ホラッ! ビシッ! 
「アアァァーーーーン!」 と、義母の鳴き声。

「お願いよぉ~ ○○(私)には見せないで~ お願いだからぁ~」 と、悲願を繰り返す義母

 私の見ている前で、義母を物差しで叩く義妹は嬉しそうに、私に義母の鳴き声を何度もきかせた。
義妹は、物差しの先で、義母の陰部をパンティーの上から、グリグリして見せた。
「義姉さん! 見てみなよ! この女、グショグショなんだよ~♪」 と、嬉しそうな義妹

 義妹に言われ、義母の陰部を見ると、パンティーから染み出した義母の愛液は、太ももに伝い、
ヌルヌルと足首まで滑り落ちていた。
義母の、背中や太ももは、ミミズ腫れしていて、赤くなっていた…
私が、義母の下半身を見ていると、義妹は、義母のパンティーを勢いよく、剥ぐように降ろした。

 膝のところで、広がって止まった義母のパンティーは、お漏らししたようにグショグショだった。
義妹は、容赦なく、義母の尻を叩いた! 叩く度にヨガリ声を上げて身悶えする義母だった。
義妹が、義母の両脚を大きく開かせ、物差しで勢いよく、内モモを叩いた!
「ギャァーーーー!!  痛ーーーーーーーーーーーーーーーーーーい!!!」 と、義母が叫んだ!

「痛いのか! よーーし もう止めるか!」 と、義妹が強い口調で言った。

「止めないでぇー! お願い! 止めないでえぇぇーーー!!」 と、哀願する義母。

 義妹が、もう一度、義母の内モモを叩いた! ビシッ!!
「痛ーーーーーーーーーーーーーーーーーい!!」 けたたましい義母の叫び声。

 義母は、叩かれる度、悲痛な叫びを上げながら、中から愛液を溢れさせていた…
叩かれれば、叩かれるほど、嫌らしい体液を滴らせては、身悶えして、鳴き声を奏でていた。
女達は、交互に、義母を物差しで叩き、身悶えして鳴き声を奏でる義母を攻めた。
義母は、時折、ひざをガクンッとさせては、立ち上がっていたものの、
古参の彼女が、気を利かせて、義母を柱から解放すると、義母は絨毯に崩れた。

 両手を縛られて絨毯の上に上半身がうつ伏せに、下半身が真横にと言う格好で崩れた義母。
義母の背中も、太もも、お尻も、痛々しく、赤く腫れ上がっていた…
二番目に古い、彼女が何かを持って来た…
縛られた義母を仰向けにして、両手の上に乗って、何かを義母の乳首に着けた瞬間!
「痛ーーーーーーーーーーーーい!!!!!!」 義母は、目を見開いて叫んだ!

 全身をバタバタさせて、身悶えして頭の上で縛られ押さえつけられてる、両手を上下に激しく振った。
よく、見ると、義母の乳首は、目玉クリップではさまれていた!
「痛い! 痛い!痛い! 痛い! 痛ーーーーーーーーーーーーーーーーーい!!!」
「痛い! 痛い!痛い! 痛い! 痛ーーーーーーーーーーーーーーーーーい!!!」
「痛い! 痛い!痛い! 痛い! 痛ーーーーーーーーーーーーーーーーーい!!!」
激しく、泣き叫ぶ義母の苦しむ姿だった!

 それを義母の両手を尻で押さえつけて、ニヤニヤして笑う、二番目に古い女…
顔を顰めて、目を反らす、古参の女に 下半身を押さえつける義妹だった。

 痛いと泣き叫ぶ、義母の乳首を挟んだ、目玉クリップをニヤニヤした女が、一刺し指でツンツンした!
「ギィヤァァァァァァァァゥーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!」

 義母はのたうち、苦しみ大絶叫した!!

 私は、切れた!
頭の中が真っ白になった…
義母の乳首からクリップを外すと、ニヤニヤしている女を拳骨で数回殴り、古参、義妹も殴って、
気絶させ、義母と同じように、柱に縛りつけた。

 ニヤニヤしていた、女の頬を数回平手して、気を撮取り戻させてから、仰向けにして
義母と同じように、目玉クリップを乳首に着けてやった。
女は、天井が抜けるのではないかと、思うほどに大絶叫を繰り返した…
手足をバタつかせ、全身でのたうちまわり、苦しみ絶叫を何度も繰り返した。
私は、女の乳首に着いた目玉クリップを人差し指で、ツンツンすると、女は叫んだ。
「ギィヤァァァァァァァァァァァァァーーーーーーーーーーーー!!」 と、女

 その後、クリップを外すと女は、床にうつ伏せになって号泣し、それを後ろに見ながら、
女達をそのままにして、帰宅した。

 女達がどうやって帰宅したのか、私の知ったことではなかった。
プレイと、拷問をはきちがえた、彼女達に腹がたった。




◆◆◆◆◆32番目


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 私は、アレ以来、店には行っていない。
元々、手伝いで行ってるだけで、給料を貰ってるわけでもなく、暇潰しに行ってる感があった。
店に行かなくなって、数日が過ぎたあたり、突然、昼間の10時ごろ、義母が尋ねて来た。
玄関ドアを開けて中に入った義母は、私がドアキーを掛け終り中の方へ、歩き出そうとした瞬間、
後ろから、突然、抱き着いて来た…

 ギュッと抱きついて、私の背中に豊満な胸を押し付けて来る義母…
「中に入ろう♪」 と、振り解こうとする私。

 抱きついたまま、動かない義母…
「ホラッ♪」 と、後ろの義母をあやすように、言う私。

 義母は、私から離れると、ようやく私を解放してくれた…
中に入って、ソファーに座らせ、冷えた麦茶を出すと、両手を冷やすように、義母は無言で俯いていた。
「どうしたの?」 と、義母に問いかける私。

 スッと、顔を上に上げた義母は、私のことをジーッと見詰めて一言…
「なんで、来てくれないの?」 と、呟いた義母。

 義母の目は、母親ではなく、一人の女の視線を私に送り続けていて、
何を、どう、話せばいいのか、私自身も言葉が見付からず、返答に困っていた。
話題に困り果てて、つい、聞いてしまった私。
「いつからなの? Mだって気付いたのは?」 と、テーブルの向う側の義母に聞く、私。

 義母は、私の質問に、スッと視線を下へ向け、俯いて、麦茶を一口飲むと、溜息をついた。
「こないだ、みんなにレイプされた時…」 と、俯いたまま、声を少し震わせた義母。

「でっ? あの人達とは、してるの? まだ?」 と、義母に聞いた私。

「あの子たちとは、もうしてない… 恐いもの…」 と、チラッと私を見た義母。

「そぅ? よかったわ♪」 ホッとした顔で義母を見詰めた私。

 突然だった… 私が義母に安心顔を見せ、麦茶を一口飲んだ時だった、
ソファーから立ち上がって、テーブルの向う側から、私の左側ソファーの肘掛の下に来て床に座った。
床にお尻を着けて、直座りした義母は、私の左太ももの上に、左手を、右手を私の腰に置いて、
全身を震わせて、顔を上げて下から私を見上げた。
「お願い! 抱いて! 虐めて欲しいのぉ! お願いよぉ!」 と、突然、私に、悲願を始めた義母。

「我慢… 我慢出来ないのょ… お願い! 貴女の言うことなら何でも聞くから!
 私を、虐めて欲しいの…」 と、テーブルと座る私のソファーの間に入って、私の両脚に抱きつく義母。

 私は、この時、背筋が寒くなるような、気持ち悪さを感じてしまった。
義母の目は、真剣そのもので、断ることが、出来ないほど、追い込まれているような感じだった。
下から私を見上げる義母の襟首から見える、豊満なバストが、ユッサユッサと揺れ動いた。
「ねぇー ホントに何でも、言うこと聞くの?」 と、見上げる義母に真剣に聞いた、私。

「何でも! 何でも言うこと聞くから! お願い! 虐めて!」 と、哀願する義母。

「そぅ! 解った! じゃぁ、ねぇ~ 私、最近、セックスもオナニーもしてないんだ!
 だから、先に、わたしの事、満足させてくれないかなぁ~」 と、見上げる義母に話し掛けた、私。
「ただし! 私のこと、満足させられなかったら、無理だからね!」 と、私。

 義母は、下から私を見上げながら、微笑して見せた…
私は、そんな義母を見ながら、寝室のベットへと、義母を導いた…
ベットの前で、ショーパンとキャミを脱ぐと、ベットに仰向けになって、義母を待った。

 ベットの横で、スルスルスルッと、音を立ててワンピースを脱ぐ音が聞こえた。
パサッ… スルッと、スリップ、ブラジャー、ガードル、パンスト、パンティーを脱ぐ音が聞こえ、
何気なくチラッと義母を見た瞬間、私はギョッとした!
義母の身体に荒縄が食い込んで、何箇所も縛ってあった!
絶句して、義母を見た私に対して、義母は恥ずかしいそうに、頬を紅からめ、立っていた。
両胸の上下と、ウエストで、肌に食い込む荒縄は、後ろで下に通り、陰部の中に食い込んで、
腰の辺りで、縛ってあって、義母が身体を揺らしたり、歩いたりすると、荒縄が陰部に食い込んだ。

 荒縄が、陰部に食い込む度に、義母は顔を少し歪めて、一人、自分の世界に酔いしれていた。
ゆっくりと、荒縄を外す義母は恥ずかしそうに俯いて、陰部から荒縄を外した…
陰部から離れた荒縄は、大量の義母の愛液で糸を引きキラキラと光っていた。

 陰部をティッシュで拭いた義母は、ゆっくりとベットへ、そして私の身体にムシャぶり着いて来た…
首、肩、乳房、乳首に脇の下に脇腹、お腹に、お臍、お尻に太もも、脹脛に足首、
そして、背中を入念にして、両脚を広げさせてから、陰部とアナルへ…
洗っていない、私の陰部に無我夢中でシャブリ着く義母は、時折、咽て咳き込んでいて、
義母の、不慣れな手つきに舌の動きが、私に新鮮さを与え、鳴き声を上げさせた。
私の愛液を、ジュルジュルと音を立てて、舐め摂る義母は次第に激しさを増して行き、私を、
タテ・ヨコ・斜めと自由に体位を変えさせては、入念に舐めまわした。

 私は、何度かイクことは出来たものの、テクニックの浅い義母は、私をエクへとは導けなかった。
疲れ果てて、グッタリして、私の真横でうつ伏せになっている義母は肩で息をしていた。
義母からは、大量の愛液が溢れ、シーツに川のように流れ落ちていた。
「どうだった? 私の貴女へと虐めプレイは?」 と、義母に問いかけた、私。

「えっ?」 と、返答に困っているような顔して、私の方を見た、義母

「ここはねぇ! アナタの生んだ息子が、夢中になって私を味見するベットなんだよぉ~」 と、私

「えっ! えっ!」 と、繰り返す、義母

「まだ、わかんないのぉ~♪ ここは、アンタの息子が私を抱くベットなんだってぇ~♪」 と、私

 突然、義母はガバッと起きて、辺りを見回して、両手で顔を覆うと、布団に蹲った。
「どう? アンタが生んだ息子の匂いがするだろう~♪」 と、微笑する私。

 義母は、蹲って、全身を小刻みに震わせた尻はプルプルと揺らしていた。
黙って、見ていると、今度は突然、両脚を軽く開いて、陰部に指を… クチゥッ クチュゥッ クチュッ
数分後、義母は激しく悶え始め、全身を痙攣させ、仰け反らせて、叫んだ!
「イクウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!」

 義母は、自分の息子が普段寝ているベットで、私を抱いたことをオカズにして、エクして気絶した。

 最高の虐めだろ! 私の心。



◆◆◆◆◆33番目

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 ワンツー! ワンツー! ハイ! 腕を大きく回してぇー! ワンツー! ワンツー!

 義母と私だけの、平日の6時から7時までのエアロビ体操…

 私と義母は、ベットを供にして以来、以前と同様の関係に戻った、ただ、以前と違うのは、
義母が、私のペットになったこと。 勿論、愛し合う時だけなんだけど、それにしても、
Mの義母の要求はベットを、重ねるたびに増して行くばかりで、正直、疲れてきてはいた。
さすがに、目玉クリップは無いものの、義母の家に行くと、何処で買ったのか知らないけど、
ムチが置いてあったり、こないだなんか、ロウソクが数本色違いで置いてあったし、
エスカレートするばかりの義母に、ちょっと、うんざりしていた。

 そう言う義母のために、激しく痛くなく、それでいて、そこそこの感じる器具と言うか、何と言うかを、
身の回りから探すのが、日課になってしまった私に対して、今度は何だろうととワクワクする義母の、
会うたびの顔が少々、重荷になりつつある。

 洗濯ばさみのバネを外して、伸ばして見たりと、まるで小学校の工作でもしているような私。
義母を楽しませる道具は、自分の身体で試しながら、作るから、あちこちに傷も出来るし、
瓶に70度のお湯を入れて、スポイトでポタッと垂らしてみた時は、相当熱く感じたんだけど
実際には、身体が冷えていて、熱く感じた程度だったことが判明して、実戦を待つばかりなのだが、
アイテムは、最低でも、3つは欲しいところなんだけど、その3つが最近は思いつかない。

 組み合わせをノートに書いては消し、消しては書くを繰り返すものの、亭主が見たら、
何だこれはと言う、意味不明な表に見えるんだろうなと、言う表が出来上がった。
ネットで調べたら、トロロ芋を摩り下ろして、クリトリスに少し塗り、痒さを我慢させると言う、
プレイがあることも知ったし、それをアナルに流用するのも知った。
下手な拷問モドキよりも効果絶大と書いてあったけど、プレイが終っても痒かったらと思えば、
使うのも、少し考え物だとは思った。

 ペン先で、チクチクするのも、小さいながら効果ありの記述に誘われ、自分の腕で試すと、
確かに、効果はあるものの、うっかり力を入れると、本当に穴が開いて流血ものだと解ったし、
とにかく、難しいのだ。 市販されてるのも気には留めたけど、効果が想像出来ずに躊躇しているし、
とりあえず、義母に電マ(電気マッサージ器)を、数本、用意するようには伝えたから、
恐らく、来週には届くと思うけど、電マは、SMと言うよりは、普通のオナニーグッズ的要素が強いし、
まぁ、使い方によっては、攻撃も出来そうだしと、色々考えてはいる。

 で、今夜のエアロビの後の、プレイで何を使うかが問題なのだ…

 義妹や二人の従業員たちは、仕事が終ると、サッサと帰宅してしまうから、事務所の二階で、
私と義母の二人は、ほぼ毎日のように、エアロビダンスをして、事務所のシャワーで汗を流す、
その後の、義母の、お待ちかねのプレイを私がして上げるんだけど、亭主には親孝行と話し、
一応、理解は得ている。

 亭主も、義母のエアロビの件は知っているから、私が店の手伝いをしない代わりに、
義母の、オモリを、しているのだと、思っているようだ。

 さてさて、今夜のプレイのメニューは……………




◆◆◆◆◆34番目


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 裸にした義母を、両手をV字に縛り上げ、ベットに固定させる。
その時、背中に布団を詰め込んで、呼吸を楽にさせるように全体に傾斜をつけてやる。
両脚は大きく開かせて、足首と膝の上辺りを片側2本の縄で、上側へ引っ張るように縄で固定、
更に、閉じれないように、両方の膝の下に、突っ張り棒で縛り上げて固定する。
この時、突っ張り棒が直だと、筋が痛いのでタオル等を巻いてから固定する。
後は、摩り下ろした、トロロ芋を両方の乳首と陰部、大陰唇と小陰唇の間に、サッと一塗りし、
時間の経過とともに、量を増やす。
但し、プレイ終了後も数時間、激しい痒みがあるから、プレイ終了後は連れまわしプレイとして、
身支度させて、街を連れまわす。

 痒くても、人前で、履物の中に手をいれるわけにも行かず、相当の苦痛を味わうことになるから、
やられた側は、大変なことに… あまり大量に塗ると、以後は婦人科へ通うことになるので注意する。

 トロロ芋を塗る前に、絡みや、愛撫は無用にすることが大切である。
折角の、トロロ芋の効果が、ヨダレや、汗、愛液等で薄れるので、極力しないことが肝心だ。

 ベットに、固定した義母は何も知らずに、ワクワクして期待している、そんなとろに、サッと一塗り、
あとは、ただジッとベットの上で、痒さに悶える義母を椅子に座って観察するだけのプレイ。
場合によっては、その場を離れても、構わないのが特徴である。

 義母は、全身をクネクネさせ、仰け反り、豊満な身体を揺らせて、目の前にいる。
勿論、大声で叫ばれては、困るので、タオルで猿轡ょしている。
ドンッ ドンッ とベットを揺らし 痒さと戦う義母の陰部からは、大量の愛液が溢れては滴り、
ベットのレザーに流れて行く。

 ソファーベットは金具があって、振動に弱いので、何度もこれをやると、壊れるので要注意。
義母を見ていて、芋の効能が薄れてきたなと感じたら、更にサッと一塗りすると、義母も大喜び。
愛液と汗で、芋が薄まり、流れ落ちるので、補填が必要だ。

 義母は全身、汗だくになって、エアロビダンス以上に、大汗かいて、縛られて踊り続けている。
痒さで、モガク義母の、身体には極力、触らないのがベスト。 更に膣には挿入しないことだ。
痒くで苦しむ義母の、乳首を下手に触ったら、心地いいものに変化してしまうからだ。
義母は、縛られてノタウチ回っている… 大きな唸り声を出して…

 暫く見ていて、飽きた私は、義母から離れ、缶ジュースを飲みながら雑誌を読む…
義母は、遠くのベットで一人悶えて、プレイを楽しんでいるから、放置するのが一番の方法。
チラッと見ると、悶えも落ち着いて来たから、義母に近付いて、陰部を見る…
愛液で流れ落ちたようだった。 義母の顔を見ると汗だくで、目を見開き必死に顔を左右に振って、
私に塗って欲しいと言わんばかりだった…(笑)

 私は心を鬼にして、更に陰部に芋を一塗り、そして、クリトリスにも一塗りしてやると、突然、
義母は、今までにないほどに、身悶えして、仰け反って、大喜びしていた。
余りに、大喜びするので、クリトリスの皮を下へ押し付けて、露になったクリトリスにグルリと、
芋を塗り回してやると、義母は何度も、全身を上下させ、捻れ乱れて、激しく大喜びして見せた。
暫くして、クリトリスを見ると、クリトリスはビンビンに勃起していた…

 縛られた、手は拳骨になり、両脚の指は、上下にギュッ ギュッを繰り返していた。
震える、脹脛… 義母はよほど嬉しいのか、大粒の涙を流して、大喜びしていた。
私は、義母に見せるように、バイブにタップリと芋をヌリヌリして見せると、義母の表情は一変した!
暴れるように悶え、上下させ、激震のごとく、ベットを揺らして音を立てて大喜びした。
勿論、ただ、見せただけなのだが…

 私は、義母の乳首を温タオルで、優しく何度も何度も、拭き、陰部も温タオルでふき取ってやった。
少しは、軽減されたのか、義母はグッタリして動かなくなった。
義母の猿轡を外してやった時の、義母の一声が可笑しかった!
「人で無しーーーーー!!」 と、大声で私に叫んだ、義母は可愛かった。

「どうだった?」 と、義母に小声の私。

「う… うん…」 と、顔を私に向けた、義母。

 その後、義母は数日間、痒みに耐え続けた…
葬儀場所で、モジモジしていた、義母の姿が、可愛くて仕方のない私だった。


◆◆◆◆◆35番目


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「何だか、マンネリと言うか、毎日、毎日、似たゆうな事ばかりで、飽きてきたな~」 と、亭主

「仕方、ないっしょぉ~ そう毎日、凄いことあるはずないって!」 と、私

「俺も、章が変るたんびに、仕事も替わってよぉ~ 14章じゃぁ葬儀屋だもんよっ!」 と、亭主

「そうねぇ~ 随分と、いろんな仕事してきたよねぇ~ だけどさぁ~ 最初の頃、覚えてる?
 あのころなんてさぁ~ 縄奥Ⅰの1章の何番て感じだったし、縄奥Ⅱの2章の何番とか、
 今は、解り易くなっちゃって、今のだって14章の何番だもん」 と、暑さでダレる、私

「そうだったなぁ~ 最初の頃は、書ける行数とか、極端に少なかったから、段落も控えめっつうか、
 全然なくってよぉ~ 点とかみたいな句点が全く、なくて、相当読みづらかったと思うし、
 第一、誤字脱字のオンパレードで、読み手が考えながら読む見たいな感じがあって、
 書き手と読み手の間に、一体感見たいなのがあったような気がしてたんだよなぁ~」 と、亭主

「そうなのよぉ~ そこが一番の肝心なとこなのよ! でも、今じや、一体感って言うかさぁ~
 書き手は、ただ書いて行くだけになってて、最初からの、読み手さんも減ってる気がするし、
 まぁ~ こんだけ、長く書いてると、読むほうも実際は、飽き飽きしてるだろうし、
 そろそろ、私たちの生活にも、ピリオド打とうかぁ、なーんて考えたりもするし」 と、疲れ顔の私。

「おいおい! バカ言うんじゃねえぞぉ! 散々、俺のこと変態扱いしといて、こんなんで終ったら、
 俺は、永遠に変態のままじゃねえかー 大体、一番の変態は誰だと思ってんだよ!
 何にも知らないとでも思ってんのかあ!」 と、床に直座りし、私を威嚇する亭主。

「一番の変態? 何のことさ! そもそも、三擦半のアンタの所為じゃないのぉ!
 アンタが、ちゃーーんと、頑張れる人なら、お義母さんとも、義妹とも、あんなことになんないでしょ!」
 と、床に座ってこっちを見てる、亭主を威嚇する私。

「それ言ったら、お前だって変態だろうがぁー! 最初の頃なんて、俺に隠れて何してたんだよ!
 俺が知らんとでも、思ってたのか? ちゃーんと証拠のビデオだつて、ホラ! この通り!」
 と、さっきまで、なかったはずのビデオを魔法のように出して、得意げに、見せる亭主。

「あぁー!! やっぱり、アンタ! 隠し撮りしてたんだなー! ひっどぉーい!」
 と、ビデオに手を伸ばす、私。

「あぁー タップリと見せてもらったよ♪ お蔭で、オナニーのオカズにさせて貰ったし、
 出張が楽しみで、楽しみでよぉ~♪ 今度は、どんなプレイしてんのかってなぁ~♪」
 と、ニヤニヤして、嫌らしい顔する、亭主。

「アンタだって、隠れて女装してたり、何が! 性同一性障害者よぉ! 化粧してバカ見たいだったわ
 私に隠れて、女装して、化粧してベットで、アンアン唸り声出してたの誰~だ♪」
 と、立ち上がって、窓から外を眺める私。

「うん?? 何でしってんだぁー お前!」 と、急に顔を強張らせる、亭主。

「うふふふふふ~♪ ビデオはアンタの特権じゃないのよぉ~♪」 と、拍手して亭主を振り向く私。

「まさかっ! お前も隠し撮りをっ!」 と、窓の外を見る私に背後から話す亭主。

「全く! 親も変態なら、息子も変態! 挙句に弟まで、凄い親子だこと!」 と、威嚇する私。

「なにぉ! お前こそ、一人で縄で縛って何やってんだよ! この、弩変態!」 と、イキリタツ亭主

「言ったわね! 遂に! 言ってはならない一言! もう、私たちの生活、止めましょうよ!
 もう、疲れたし… アンタだって、一人暮らしすれば、大好きな女装も毎日出きるし…
 でも、私さぁ~ 知ってるのよねぇ~ 」 と、意味深なことを亭主に言う私。

「何だっ! 何知ってるって言うんだよ!」 と、突然、うろたえる亭主。

「恐らく、縄奥Ⅰの1章から14章まで読んだ人でさえ、知らないアンタの秘密」 と、微笑する私。

「なっ! 何だ、その妙な笑みは! 何、知ってるって言うんだ!」 と、オロオロしだす、亭主

「アンタさぁ~ 私に隠れて、やってる重大なことあるでしょう~♪」 と、床に座る亭主を上から見る私。

「チッ! だーから、何だってよぉ~! もったいつけてねえで、さっさと言えよ!」 と、フテる亭主。

「そう! じゃあ言ってもいいのね!」 と、フテる亭主を見詰める私。

「アンタさぁ~縄奥Ⅰの1章から14章まで、ずっ~と 浮気してるよねぇ~♪」 と、窓を開ける私。

「何っ! 何、バカなこと言ってんだよ! 俺は変態だが、浮気なんてする男じゃねーぞー
 第一、それは、最初から見てくれてる読者さんが、一番よく、知ってることだ! 何を言うか!」
 と、床に胡坐座りして、猫背になってイライラする亭主。

「ふぅ~ん そっかぁ~ じゃあさあー 質問あるんだけどさぁ~! お義母さんとプレイしてる時さぁ
 今まで、何百回もねっ! お義母さんが、アンタの名前、叫ぶのよねぇ~♪ イク時!
 それって、何でかなぁ~?」 と、フテる亭主の側から少し離れて窓の端っこに移動する、私。

「なっ! なんちゅうこと言うんだ! お前!! 気は確かか! 読者さんに誤解招くだろぅ!!」
 と、私の方を下から見上げて、額から汗の出る、亭主。

「でねっ! お義母さんの布団から 結構、アンタの匂いが、するんだわ~♪ これがまた、
 アンタが仕事行ってる時とか、出張した後とかさぁ~♪」 と、遠くを見る目の私。

「おいっ! いい加減しないと叩くゾ! お前!」 と、目付きがヤバくなった亭主。

「義姉さんの、話しに間違いは無いわ~♪」 突然、台所から義妹が登場!

「さすがは、小説ね~ いるはずの無い人が出てくるなんて! うふふふふ~♪」 と、笑む私。

「アタシも、何百回も、お義母さんの、義兄さんを呼ぶ声、聞いたもの…」 と、厚化粧に派手な服の彼女。

「おっ! お前ら! それ以上言ったら許さねえぞっ!!!」 と、立ち上がって凄んだ亭主。

「アンタから、お義母さんの化粧水の匂いがしことなんて、ほとんど毎日だった」 と、冷めた目の私。

「お義母さんが、隠れて義兄さんのパンツ、洗ってるのも、何度も見たわ」 と、亭主を睨む彼女。

「何章だっかなぁ~ アンタが、酔って私と彼女を突き飛ばして、お義母さんに入ったことあったよね、
 あれは、酔ってて、私と彼女の存在に気がつかなかっただけで、普段から母親とセックスしてたから、
 アンタにとっては、普段と変わらない行動の一つだった…」 と、冷蔵庫から缶ジュースを取る、私。

「あの後、お義母さんの部屋から、義兄さんの女装グッズ一式と縄を見つけたわ! と、彼女」

「アンタが、コソコソと、お義母さんの使用済みのパンティーやパンストの匂い嗅ぎながら、
 固くしてシコシコしてたのを何度も見たわ!」 と、ジュースを飲む私。

「それ! アタシも見た見た♪ お義母さんのパンティー、舐めてたし♪」 と、同意する彼女

「アンタは、ずーーーっと、浮気していたってことさっ!」 と、ジュースを一口飲む私

「更に! 義兄さんは、お義母さんを縄で吊るして楽しんでた!」 と、冷蔵庫からジュースを取る彼女。

「お義母さんが、彼女に荒縄で吊るされていた、あの章では、単にアナタは驚いただけで、
 普段、自分がしてることがバレたんどゃないかと、ヒヤヒヤものだっただけのこと」 と、私。

「お前ら… よくも!! 言ってくれたなぁ!! そこまで、俺と母さんのことを愚弄すんなら、
 ちゃんと、証拠はあるんだろうなぁー!! おいっ! 証拠を出せよ!!!」 と、爆発した亭主。

「ホラ! ここにあるよ! 兄貴!」 と、何故か、トイレから出て来てビデオを見せた義弟。

「何っ!!」 と、真っ青になった亭主。

「兄貴よぉ! もう、年貢の納め時だぜ! 俺も確かに変態だが、流石に母親とはなぁ~」 と、義弟

「うぐぐぐぐ…」 と、額から汗を流して、唸り声を上げる亭主。

「兄貴と母さんが、何度もセックスしたり、縄遊びしたりするのを、何度も見たしビデオにも撮ったし、
 度々、出てくる、母さんの若返りに真っ先に反対したのは、母さんの身体は兄貴の物で、
 他の奴らには、見せたくなかったんだよな、兄貴!」 と、亭主の背中をポンと叩いた義弟。

「でしょうねぇ~ それは、女達、全員が知ってたことさっ!」 と、投げセリフの私。

「アタシも、そう思ってたよ」 と、彼女。

 亭主は、泣いていた… 大粒の涙をポタポタと床に流して、跪いて、両手を床にペタッとくっけて、
声を出さずに、泣いていた。

「もう、もう! 許してあげてよぉー! この子が悪いんじゃない!! ワタシが、ワタシが!
 あんなとこを、見られなけりゃ、ワタシが、オナニーしてるとこさえ! 見られなけりゃー!
 ワタシは、この子に、オナニーしてるところを見られたのさぁ! 父さんが死んでから、ずっと一人、
 ワタシだって、女だもの! 欲しくて、欲しくて、我慢出来ないこともあるじゃなーい!
 そんな時だった… 一人、布団に仰向けになって、天狗の面の、鼻にゴムを被せて、してたのよー
 それを、この子に見られて! 思春期だった、この子にとって、ショックだったはずよ!
 実の母親の、オナニーなんて、見せられた! その後、何度か、見られてることに気付いて、
 暫くは、止めていたのよ! そしたら、ある日、この子がワタシの使用済みの下着の匂いを嗅ぎ、
 マスターベーションしてることを、見てとまったのよぉー! そして… それから暫くして、
 ワタシは、この子に、力ずくで、犯されたの… でも! 犯されたんじゃない!
 この子が悪いわけじゃないのよぉー! ワタシは、この子に犯された時、最初は抵抗したけど、
 途中から、抵抗するのを止めたのよ… それほど、ワタシの身体は、肉欲に満ちていたのよ、
 ワタシは、この子に犯されかかってる途中で、濡れているのが解ったのよ!
 それは、ワタシが、女であると言うことを、ワタシ自身が認識してしまった結果なの…
 だから! お願いよー! この子を責めるなら、ワタシを責めて! お願いだから…」
 
  と、号泣して、亭主の横に、蹲ってしまった義母だった。

「ねぇー どう? このストーリー! これならさあー 何か、前の医者よりは、よくないかなー」
 と、亭主に読み聞かせる、私。

「全く! つまらんこと書くんじゃねーってーの! 何で俺が母さんとー!」 と、不機嫌な亭主

「だって~」 と、ソファーの亭主の肩に頭を乗せる私。

「つまんねー こと想像してねーで、ホラ♪ こっちこいってぇーの♪」 と、私を引っ張る亭主。

「ちょっとぉー 駄目だってばー 汚れてるからー…」 と、亭主を拒む私。

「むふふふふ~♪ ホントだぁ~♪ クンクンクンクンクン♪ いい具合に蒸れてっぺやぁ~」
 と、スカートの中に顔を入れ、陰部の匂いを嗅ぐ亭主。

 ちょっとぉ~ もおぅヤダ~♪


◆◆◆◆◆36番目


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 葬儀屋の事務所、中央部分に、集まった、縄奥一族…
「ねぇー 今回の14章、どうだったなぁ~?」 と、店の事務所で、みんなに聞く私。

「あんまり、パッとせんかったんじゃないかなぁ~ 義姉さんには悪いけど」 と、そっけない義弟。

「確かに、そうかも… アタシの出番も少なかったし…」 と、私をみつめる義妹。

「出番? 出番の問題じゃないってーのよ! なにさー、ワタシなんか、変態じゃないのぉ~」 と、義母

「出番? そう言えば、最近、俺の出番減少してねえーか? 今回も少なかったし!」 と、亭主

 てんでんバラバラに、好き勝手なことを真顔で、言う全員に、実は腹も立たない私なのだが…

「て、言うかー このストーリー 俺が主人公なんだよなあー! 確か!」 と、豪気を強める亭主。

「えぇー? 違うでしょー それはー! 縄奥だもん、義姉さんでしょうにぃー!」 と、義妹

「違う、違う! 確かに題名は、縄奥なんだけどよ! 最初から読んで見ると、俺って気がすんだよ、
 第一、俺の妙な行動とか、言い訳とかが、売りだったはずだぜー そこへ! お前ら脇役がー、
 アレやこれや、登場とてたじゃねーか」 と、身振り手振りの亭主。

「ちょっとぉー! いつから、アタシ達が脇役になったのよー!」 と、亭主に詰め寄る義妹

「待て待て待て、待てっつーうの! ここは、一つ! 書いてる人に聞いてみようや!
 義姉さん! 主人公誰なんだ? 一体?」 と、みんなを静めて、ワタシを見る義弟。

 ワタシは、困った。 正直なところ、このストーリーには主人公が存在しないからだ。
最終的には、いつも、ワタシと亭主の円満で締めくくられるものの、実際には、誰を主人公になんて、
考えている訳ではなく、登場する人達の全員が主人公と言う位置づけをしていたから、
改めて、主人公は、誰? と、聞かれると、返答のしようがないのである。

 元々は、【縄は友達、寂しい人妻】と言う題名でスタートした、このストーリー、
最初は、私が一人の物語だったんだけど、徐々に登場人物も増え、気付けば、亭主に、
義母に義弟に義弟の妻の義妹の、5人が基本設定だから、主人公は全員と言うことになる。

「ねぇー 正直に言うよ! このストーリーに主人公はいないのよー!」 明るく、振舞って話す私。

 何故か、全員、しらけムードで納得行かないような顔して、ワタシを見ている。
「納得、いかねーよー! そんなんじゃ! 主人公が全員なんて」 と、憮然として足を組む亭主。

「納得もなにも、義姉さんが言うんだから仕方ないじゃないのー!」 と、私の横に来て話す、義妹。

「まぁ~ まぁ~ まあ! で、この章はどうするんだい? 義姉さん!」 と、割って入った、義弟。

「勿論! 続けるんでしょー♪ だって、まだ、最終回らしくなってないし♪」 と、笑顔の義妹。

「あのさぁ… もうそろそろ、終わりにしようかなって思ってるのよ、実は…
 今回で14章、普通にページ数で言うと、何万、何十万ページって量になってるし…
 もう、マンネリして来てるし、書くことも浮かばないし、少し疲れたかな~って」 元気の無い私。

「ちよっとぉ~! マンネリって言うけどねぇー 普通の人達ちって、みんなマンネリの生活だよぉ、
 そんなー、アンタ、毎日、毎日、年がら年中、凄いことばかり起きるわけないでしょぅ~
 凄いことだけ、期待して、縄奥見てる人なんて、そんなにいないって!」 と、立ち上がって怒る義母。

「そうよ! 義姉さん! お義母さんの言う通りよ! 読者さんだって、こんな読みづらい、
 誤字脱字だらけで、最近、ようやく句点が入ったような文書、読んでくれてるんじゃないの!
 こんなの読んでたら、目だって疲れるし、最悪なんだよ! こんな文書読んでくれる読者さんに、
 申し訳ないって、思わないの!!」 と、台風のような剣幕で苛立つ、義妹。

「おいおい! 言い過ぎたぞ、少し!」 と、私の横の義妹の側に来て、後ろから両肩を振る義弟。

「そうだよなぁ~ 最初の頃は、解らんかったけど、ブログとかに替わってからは、一日に相当、
 来てたのが解ったんだよなぁ~ 最初の頃は100人とか200人とかだったのに、
 その後で、小説サイトとかに、掲載してみたら、閲覧が、15000人の訪問が8000人とか、
 毎日だもんよ、あれには、正直驚いたし、全部合せたら、物凄い数の読者数だったもんなぁ~
 今だって、一日に、数千人だろうし、続けたほうがいいと思うけどな~」 と、物静かな亭主。

「昔、一日に5人か10人くらいの人達相手に、書いてた頃は、自由に書けたのよねぇ~
 誤字脱字も気にしないで、みんなも許してくれたし、今じゃ、誤字脱字の訂正に、句点つけて
 カギカッコまで、つけてさぁ、縛られてるような感じで書いてる… ストーリーもマンネリだし、
 読者が増えれば、増えるほど、重圧感で、押しつぶされる気がする… 面白い物を書かなきゃ、
 楽しい物を書かなきゃって、頭から離れないし、以前、見たのよ、私… 何かの検索で、
 青少年育成に関する有害サイト指定ってとこに、縄奥が掲載されていたのを… 指定されてた
 縄奥が、なくなっても、誰も困らないし、誰も何とも思わないよ… 」 と、私。

「義姉さん…」 と、義妹。

「じゃっ! じゃーさぁー! 少し変えたらどう? 例えばさあー♪ 縄奥じゃなくて、縄男とか♪
 縄男の主人公は、アソコにいるアンタの亭主! もしくは、縄の亭主で、縄亭とか♪
 それなら、気分一新でかけないかなぁ~♪」 と、思いつきとしか思えないことを言う、義母。

「取敢えず、この件はさぁ、また明日、話し合うってことで、いいんじゃないかな~」 と、義弟
「俺も、そう思う、何年も書いてきたものなんだし、また明日、話し合おうや♪」 と、落ち着く亭主。
「でも、いいかもね♪ 縄男に縄亭… 調度、主人公狙いの人も居ることだし♪」 と、義妹
「取敢えず、御飯にしましょう♪ って、ここ、店だったわねぇ~♪ あはははは♪」 と、義母

 家族会議は、始まったばかりだけど、私の心は決まっていた…


◆◆◆◆◆37番目


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 あれから、私たち出演者たちは、朝に昼に、夜にと時間を見つけては、会議を繰り返した。
結論は、出ず、最終的に、廃刊ではなく、休刊にしておいて、折を見てまた連載すると言う案で、
落ち着く雰囲気も… ただ、今回14章の結末をどう締めくくるのかが見出せず苦慮している。

 義母は、義母で既に、自宅にこもって、休刊に備え引越しの準備に追われ、
義弟夫婦も、義母と同じく引越し先を探しまわった挙句、義母の1章の頃の家に同居することに…
亭主は、亭主で、休刊の雰囲気が出るや否や、私と別れる覚悟を決めている様子で、
長年、夫婦役を演じてきた亭主としても、まさか、本当に私にプロポーズするはずもなく、
1章から、14章まで、話しが変る度に、何度か入籍を繰り返しただけに、亭主も、困惑気味になっている。

 こないだも、亭主との夫婦の営みのシーンが終った後で、酔っていた亭主が寝ぼけて、
私を、彼女と間違えて、抱こうとしたことがあって、実社会と小説の区別がつかなくなってきているし、
亭主役の彼は、酔っぱらいの役をこなすときは、本気でお酒を飲んで出演するから、
過去にも何度も、同じ失敗を繰り返しているし… 義母もまた、小説の中から玩具を持ち出して、
旦那さんとのプレイに使ったあとで、手入れしないで、そのまま返却したことが、バレで、大恥かいたし。

 この数年間、本当の家族のように、演じていた部分が余にも多すぎて、私も、恋人と一緒にいても
恋愛中の実感が、なくなってしまい、13章の辺りで、彼との恋愛は破局を迎えてしまったし、
義弟の奥さん役の彼女もまた、恋人から、レズ扱いされた挙句に、変態呼ばわりされて、破局した。

 今でも、たまに遊びに来るのは、私たちと共演した、家政婦役の彼女に釣具屋の妹役の彼女
あの二人は、当時から、私たちの間でも、レズなんじゃないかって、噂されてたんだけど、
そのまま真相が掴めないままに、話しが結末を迎えててしまったけど、よく手を繋いでたけど。

 でも、こうして、みんなバラバラになってしまうんだって、物凄く大きな物を失ったような気持ちで
押しつぶされそうになるのも、現実なんだろうか…



14章完結

縄奥続き

縄奥続き

  • 小説
  • 長編
  • 青春
  • 恋愛
  • コメディ
  • 成人向け
  • 強い性的表現
  • 強い反社会的表現
  • 強い言語・思想的表現
更新日
登録日
2011-11-24

Copyrighted
著作権法内での利用のみを許可します。

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