TIME

明日こそは君を飾ろう
そう言い始めたのは何時からだろうか
そう言い続けているのは何故だろうか
いつもいつも君に期待させて
その度に君を裏切って
何度繰り返したか覚えていないよ
何を求めてるかさえ分からないのに
いつも君に求めてしまうんだ

君が悲しいと僕も悲しいから
君に期待させるのを辞めたり
君に求めるのを辞めたり
だけど君はいつだって離れてくれない
鬱陶しくて
暑苦しくて
こんな僕に優しくしてくれて
そんな馬鹿な君が僕は嫌いで
離れられないから背を向けた

けど君が居ると息が続いてしまうんだ
君が居ると世界が回るんだ
君が居ると夜が朝になるんだ
君なんて大嫌いだ
僕を悲しませるために生きてるくせに
僕に優しくしてみたり
僕を許してくれたり
何とか言ってよ
何を思ってるの
何もかも君のせいなんだよ
何もかも
君のお陰なんだよ

TIME

ありがとうございました。

TIME

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2014-04-04

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