彼女が持ってたSMG
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とある残暑の性交記録
「んンンッ!!や……ふあ、アアァァァァンッ!ン、フゥンンンンッ!!」
風に揺れて鳴る風鈴の音のように耳に心地好い彼女の喘(あえ)ぎ声が、寝室に響く。
「ヤァアアアア、アアァァァァッ!!ンンッ、ンンンンゥッ!フゥ、ン!!」
彼女の喘ぐ息遣いが、その昂(たか)ぶりに併せて激しいものになっていく。
「やぁ、ソコ、そん、な、はあぁぁ!やぁ、激しくしちゃあッ!!アアァァァァ
ッ!!ンンン‥‥‥」
彼女の身体の中に入った二本の指がその膣(なか)をかき回し、蜜液がチュプチャプチャプッと、激しく音を立てて溢れ出ていく。
「ヤアァァァァァッ!ン、ダメェェェッ!ン、フゥ、ン‥‥‥‥‥‥?」
一旦、手の動きを緩め、一呼吸置くと、彼女が荒い息を吐きながら、どうしたの?とでも言いたげな顔で、こちらの様子を窺う。
その顔を見ながら、止めた手の親指の腹で『彼女』の『根元』に触れる。
「ヒャアァァァン!」
彼女が驚きと快感の入り混じった悲鳴を挙げ、シーツを握っていた両手を、思わずといった様子で股間に伸ばす。
その両手首を、空いた方の手でガシッと掴み、彼女の頭上のクッションに押さえつける。
そしてそのまま彼女に覆い被さるように体を倒し、突然の事にどうすればよいのかわからず、戸惑った表情の彼女の唇に口付ける。
「ンッ!?フフフゥン!?ファンヒフゥンッ!!……ウゥゥン、ム‥‥‥」
唇から舌をこじ入れ、彼女の口内を味わうように、ゆっくりと舌を動かす。
「ゥン……フ、フゥ、ンム‥‥‥プァ、ン、ンンム、チュプ、チュ‥‥‥」
しばらくすると彼女も舌を出し、こちらの舌に絡めてくる。
彼女の両手を解放すると、その手はゆっくりと動き、首と背中に絡んで、愛おしそうに撫でさすられた。
首の後ろ、うなじの辺りを撫でられた時にはゾクリとした。
その辺りは弱いのだ。
散髪に行った時、産毛を剃られる時にも反応してしまう。
こちらがピクッと反応したのを彼女に気づかれただろうか?
そう思いながら、それを誤魔化すように、こちらも愛撫を再開する。
彼女の拘束を解いて自由になった手を、彼女の頬から耳、耳の後ろ、うなじへと順に撫でていくと、彼女の身体もピクピクッと反応する。
位置は微妙に違うが、ソコは彼女の弱点でもあるのだ。
撫でる彼女の手が止まり、ギュッと締めつけてくる。
次に、はだけられた彼女の胸を撫でさする。
毎日のように撫でさすり、揉み込んだかいもあったのか、最近、成長著しい彼女の胸は柔らかく、ハリがあり、肌もキメ細やかで、触り心地が抜群に好(よ)かった。
感度も好く、胸をさすり、乳首をイジメてやると、彼女の喘ぎも、濡れ具合も、どんどん高まり、こちらのボルテージも高まってくる。
そうして、彼女が昂ぶってきたのにあわせて、股間の手の動きを再開する。
「ん、ゥンン!チュク、チャ……ファム、チュプァ、ンンム‥‥‥」
チュプチャプ、クチュクチャ、と、股間と口内から漏れる水音が寝室に響き、二人の性感がより昂まってくる。
もう一度、今度は親指と、その下の手の平の部分で彼女の『根元』の辺りを刺激する。
もちろん、彼女の膣中(なか)に入れた指の動きはそのままで。
「フンン!?ン!ゥンンンム!!……ンプァ!!ふぁ、や、やぁん!ゥウンン!そんな、ファァァァン!!ど、同時になんて……」
舌と唇を振りもぎって非難を口にしようとするが、快感に押され、喘ぎ声が混じる。
「あぁぁん!ンッ!やぁ、だ、ダメェェェェンッ!!ンンンンム!ンプァァンム……」
ようやく言えた言葉もすぐに唇で覆い隠され、挿(さ)し入れられた舌で、快感にトロかされてしまう。
「ンフウゥゥゥゥゥゥゥゥン!ンンンム、フンンンンッム‥‥‥」
もう、上の口も下の口も快感の蜜液がしとどに溢れ、濡れそぼっていた。
「ンフウゥゥゥゥン……ンプァァ!……ハァァァァァァァ‥‥‥ハァ、ハァハァ‥‥‥ハァァァ‥‥‥‥‥‥」
股間を攻める手を止め、彼女の唇を解放すると、荒い息を整えようとする。
唇も、股間も、悩ましい粘液が二人の間を繋いだままだ。
そろそろ頃合いだろうと、ズボンを脱ぎ捨て、下着からガチガチに固くいきり立った肉棒を解放し、彼女の股間にあてがう。
「あ‥‥‥‥‥‥」
惚(ほう)けた表情(かお)で荒い呼吸をしていた彼女が、膣口にあてがわれた肉棒の硬さと熱さに気付き、はっとなる。
「挿入(い)れるぞ?」
一応、断りを入れてから、しかし、返事は待たずに腰を前に。
他のモノよりは(たぶん)大きめのモノを、膣の中に送り込む。
「あンッ!?く、フゥゥゥゥゥ‥‥‥」
初め、亀頭が膣口に入り込む時に心地好い抵抗感が、グ、ルンッ、とあり、その後、
ズニュウッ
と、愛液で溢れる膣内は堪らない滑(ヌメ)り具合と柔らかな締め付けで肉棒を迎え入れ、あたたかく包み込む。
「やはぁぁぁぁァァァァァァンッ!!」
それまでとは明らかに違う、甲高い喘ぎ声が室内に響き、ベッドの天蓋(てんがい)を震わせる。
入り口では情熱的に締めつけ、膣の中では待ちわびたモノを優しく包み込むような感触が、堪らなく気持ちいい。
さらなる快感を得ようと、グッ、グッ、と腰を動かし、肉棒を押し込んでゆくと、ズニュル、ヌプル、と、あたたかく濡れた心地好い感触が肉棒に絡んで刺激し、やがて、一番奥のコリっとした感触に行き当たる。
「んはぁぁぁぁァァァァァァァァンンンンッ!!んん、フゥァァァァンン!!」
一際、高い喘ぎ声が響き、完全防音なのはわかっているのだが、部屋の外壁を越えて外にまで聴こえるのではないかと思ってしまう。
それもあって、そこで一旦、動きを止め、代わりに彼女の唇を自分のそれで塞ぐ。
「んん、ンンン、ウンンンンンッ、フ、フゥ!!フゥ~~~ムゥ‥‥‥」
彼女の息は逃げ場を求め、鼻から荒々しく吐き出される。
「フゥ、ン、フゥ……ンム‥‥‥チュ、チュク、プチュ‥‥‥」
やがて息は落ち着いたが昂奮は治まらないのか、舌が唇を割って入ってきた。
グイグイと締めついてくる最奥で、子宮口を押さえたまま、舌と唇で盛んに求められ、堪らなくなってきて、ズ、ニュ、ズ、ニュ、と腰を動かし始める。
「ンンンッ!フゥンンンンンンンンン~~~ッ!!ンンフゥンンンンッ!!」
彼女が唇を塞がれたまま、感極まったように喘ぐ。身体を密着させているので、股間のモノが刺激されて辛(ツラ)いのだろう。
彼女の唇を解放して、体を起こし、彼女の膝(ひざ)に手をかけ、脚を開かせる。
そしてそのまま、腰の動きを再開して……ズルッ、ニュル、ズルッ、ニュル、と、先程よりも動きを大きくした。
「はあぁぁっ、ああッ!!アアハァァァァァァァァッ!!や、はぁ、だぁあっ!は、イイ、ンンンンッ!!」
自由になった唇から彼女の耳触りの好い喘ぎが響き、声に触発されてますます腰の動きは激しいものになる。
ズルルッ!ニュルル!ズルルッ!ニュルル!
「んンンンンッ!!やふぁァァァァァァァンッ!!ああ、アアァァァァァァンンンンッ!ン、フウゥゥンンッ」
ズニュルルッ!!ズニュルルルゥッ!!
「あ、アアァァァァァァァァンンッ!!や、はぁッ、ダメェッ!!激、し、すぎ!イイィィッ!!ンンン、ンンッ!ンッ!!フゥゥゥゥン!」
さらに動きを大きくしていくと彼女の喘ぎは一層高くなり、締め付けは極上の快楽を肉棒に与えてくる。
「くうぅぅ!もう、出そうだ!クッ!!」
「はあぁ、あ、アアァァァァン!ウ、フゥゥゥゥゥゥゥゥンンンッ!!わ、わた、ワ、タ、シ!も、もう!い、イキ!イキそう!!う、ウゥゥゥゥンンンッ!!」
ラストスパートとばかりに膣奥の方で、動きは小刻みに、しかし、スピードを上げて腰を叩きつけるように突き入れる。
ズッ!ズッ!ズッ!ズッ!ズッ!ズッ!ズッ!ズッ!ズッ!ズッ!ズッ!ズッ!ズッ!ズッ!ズッ!ズッ!ズッ!ズッ!
「ヤッ!ハッ!ハッ!ハッ!ハッ!ハッ!ハッ!ハッ!ハッ!ハァッ!」
彼女はもう、荒い呼吸を繰り返すばかりである。
「クッ!もう!もおぉうッ!!くうぅ!!」
「ウン!ンンンッ!!来て!ん!きてキテッ!ンッ、ンンンッ!!膣中(ナカ)にィッ!!はあぁっ!そのままぁッ!ンッ、ナカ、に、はっ!はあぁァァァァッ!!ハッ!膣中に、出してぇェェェェェンッ!!」
息も絶(た)え絶(だ)えになりながらのその言葉に、いよいよ我慢も限界に達し、グッと最奥まで挿入する。
果てる直前、身体を前に倒し、腰をグイッ、グイッ、と押し付け、肉棒で膣と子宮口を、下腹部で膣口の上のモノ全体をグリグリと刺激しながら、息荒く喘ぐ彼女の唇に口づける。
「ムフウゥゥゥゥン!!ン!ンンンンン~~~~~ッ‥‥‥フ‥‥‥‥‥‥」
彼女の膣が、肢体(カラダ)が、ビクビクビクッと跳ね、震え、二人同時に達して体液を吐き散らした。
「ハァ、ハァ、ハァァァァ、ハァ‥‥‥」
彼女の胸の上で、その鼓動と荒い息遣(いきづか)いと、下腹部の彼女の体液の熱さを感じながら、(早過ぎたか?まだ、もうちょっと、していたかったな‥‥‥)と、思っていると、
「ハァ、ハァ‥‥‥ハァ‥‥‥‥‥‥ハァァァァ。ねぇ、あ、あの‥‥‥」
と、彼女が、情事の直後だからか、頬を朱く染め、腰の辺りをもじもじと、させている。
「ン?どうした?」
訊ねると、
「その‥‥‥も、もういっかい‥‥‥その‥‥‥」
と、さらに頬を紅くして答えた。もう一回、しよう?と。
可愛いと思った。この上なく、破壊的に。
こんなに可愛い彼女、島崎愛理と、俺、相羽万次が、何故、この様なことをする間柄になったのか?
その馴れ初めの話しをしよう。
彼女が持ってたSMG