カウントダウン

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前回は自分の過去の卒業式のことについてふれたが、とうとう自分の今の職場の卒業までも数えるほどの日数となってきた。
期間が決まっている仕事だったため、卒業は必然であるが、卒業シーズンに一緒に卒業してしまうのも何か寂しさを感じる。

思えば夏の暑さ、何度も襲ってきた大雪など、自然現象とともにあった職場だった。
それだけでなく、かすかながらも季節の移り変わりを感じることのできる場所でもあった。

人と接する機会が増えることで、考えさせられることも多くなった。たまたま、職場が引っ越したことによりたくさんの人と接する機会が増え、自分のことについて深く考えるきっかけとなった。

また、任される仕事が時期を追うごとに増えていくことがやはり一番うれしかった。それだけ内部がガタガタしていたということであるともいえるが、自分の微力でも役に立っていると思うとやりがいを感じることができた。

お酒を飲むことはできないが、飲み会に参加させてもらい、楽しい時間を過ごさせてもらうこともあった。たまたま近所で実施されたので参加できたが、気負わずにアルコールなしでも過ごすことができた。

皆様、本当に、お世話になりました。またご縁があればうれしいです。ありがとうございました。

ご縁があればとは、しばらく休みを置いて再雇用の可能性があるという話があるのだ。しかし、このような場所は年度末年度初めで大きく人も体制も変わる。あまり期待はしないでおこう。

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  • 随筆・エッセイ
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2014-03-20

Copyrighted
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