恋ってなんだろうね

恋って不思議だねぇ


わたしは貴方に対して謝らなければいけない。
ごめんなさい、ごめんなさい。

最初はこんな気持ちじゃなかったんだ。
貴方の隣で、傍で働くこと、力を出すことが
非常に誇らしかったのに。


なぜこんな気持ちになってしまったんだろう


普段意識して無かったと言うのは嘘になる
無意識だったけど、意識して無いと貴方を守れない
でも、今まで無意識に意識していたことを
意識的に無意識にすることは無理だ。

なんども務めてみたけど
だめだった。

この気持ちに答えてくれなくていい
こんなに薄汚れたわたしです
どんなに償っても償いきれないモノを持っています。

そんなわたしを傍に置いていてくれた貴方がすごく……
すごく尊敬してました。


きっと気のせいなんでしょう
こんな気持ち、
あっていいはずがない
もういいです、気にしないでください
こんなの、ほんと、気のせいですよ



言えない、こんな言葉。
汚い

汚いよ


せっかく貴方の傍で笑って生きていけると思ったのに
貴方を守ることを生きがいにしてきたのに

あぁ、どうしてこんなにも切ないのでしょう
心は貴方で満たされているというのに本能が貴方を拒絶する


きっと気づかれてる
こんなに隠しているのに気付かれてる


それでも、貴方はわたしを拒まない
今まで通りわたしを傍にいさせてくれる

それがどれだけわたしを生殺しにしているか、
それがどれだけ誇らしいか、





貴方にはお見通しなんですね


ズルイ人だ。

恋ってなんだろうね

高梨 恋(たかなし れん)です。変な天気ですね。皆さん変わりないですか?
さて、今回失恋系(?)を書かせていただきました。
皆様に実感を持っていただく文ではないですね、はい。


まぁ今まで楽しい友達だったのに、いつのまにか自分は恋しちゃってて、それを忘れようとしたけどダメだったっていう話ですね。

…なんか下種い。


ご精読感謝します。ありがとうございました。

恋ってなんだろうね

無意識だったものを意識すると、ずっと意識しちゃうっていう話

  • 小説
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2014-03-14

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