たくみとたかしの17時間
来栖 拓海 (クルス タクミ)
河本 天 (コウモト タカシ)
です。ざっついですがみてください
なにか不明な点や、おかしい点がございましたらコメントをお願いいたします。
又、創作意欲を向上させるコメント待ってます^^b
序章
「キーッ!」
それは突然の出来事だった。
〜たくみとたかしの17時間〜
その日は、随分と平凡で、当たり障りない一日だった。
いつもの朝、いつもの学校、いつもの、いつもの...
何も変わっていない、はずだった。
あんなことが起きるまでは...。
第一章 悲劇
俺は拓海、顔は上の上、足も長くスタイルバツグン!....
と、言いたいところだがそんなわけにもいかず、短足デブだ。
そして、同性愛者だ。
それも極度の。
そんな俺は、幼馴染の天が大好きだった。
部活も終わり、学校から帰ろうとしていると、天が門の近くにいた。
俺は猛ダッシュで駆け寄り、声をかけた。
「おう天!一緒に帰ろうぜ!」
「ん...?拓海か。今日はバルクチェアから使徒がきていてな。
悪いがそんな時間はないんだ。」
「あ、そう...ごめん!また今度な!(ナニイッテンダコイツ)」
天はものすごい速さで帰って行った。
だがその時、悲劇は起きた。
「キーッ!」
ゴンッ!という凄い音が聞こえた。
目を開けると、天は血だらけだった。
第一章 天Ver.
「呼んでいる...」
そう感じた俺は、クラブを早めに帰ろうとした。
が、先生に呼び止められ、結局いつも通りになってしまった。
「急がないと...」
早歩きで帰っていると後ろから自分の名前を呼ぶ声がした。
「おう天!一緒にかえろうぜ!」
「ん...?拓海か。今日はバルクチェアから使徒がきていてな。
悪いがそんな時間はないんだ。」
俺はそう言い、一気にスピードを出した。
何か言っていた様子だったが、よく聞こえなかった。
そして俺はまた何かを感じた。
『止まって!』
そんな言葉が聞こえた。
そして俺の視界は、真っ暗になった。
第二章 宣告
気が付くと俺は病院で寝ていた。
どうやら俺が天のために救急車を呼んだらしい、そんな覚えはないのだが。
必死だった。大好きな人を、守るために。
なんとか天は一命を取り留めたらしい。
安心していた。その時は。
俺は主治医に呼ばれ、病院内の喫茶店らしきところへ行った。
そして、主治医は言った。
「天さんの余命はあと17時間です」
第三章 無情
「天さんの余命はあと17時間です」
「え・・・?」
考えられなかった。
あんなに元気だったのに。
あんなにおかしかったのに。
妄想癖で馬鹿で変な奴で、俺の大好きな人。
そんな奴が明日までに死ぬなんて、想像すらつかなかった。
俺はすぐに天のもとへ行った。
ベッドの上で座って、空を見ていた。
「今日も来なかったか...」
天は、呟いていた。
たくみとたかしの17時間
つかれる