コール;me

まだ作りかけなのですがお願いします。

プロローグ

ーー壊れた世界の再生を始めようーー

この世界は狂っている。
狂った環境、狂った社会、狂ったヒトたち。
狂ってるものばかりだ。
こんな世界、必用なのだろうか。

誰かが言っていた。

『この世界は本当によく出来てるんだ。助けが必用な人には手を差し伸べ、
互いに作用しながら生きている。
こんな世界はどうだい?幸せではないかい?』

遠く昔の話だ。
彼がこの世界を見たらなんて言うんだろう。
前みたいに笑えるのかな。

いや、そんなことはどうでもいいや。

僕はこの世界が嫌いだ。早く再生しようか。

同情?  そんなのするわけ無いだろう。悪いのはいつだってヒトの方なんだからさ………………


ーーーーー終わりの終わりーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「秀司ー、今日さクラスの皆でカラオケ行くんだけどさ、お前も来るか?」

なんで、俺が呼ばれるの最後なんだよ。誰がお前らなんかと、、、!
「いや、今日は用事あるからやめと」
「OKー。」
話くらい最後まで聞け。
本当にあいつらは腹の立つ奴らだな。

ここの高校の奴らは本当に馬鹿ばかりだ。

まぁ元々、公立高校に落ちた俺が悪いんだけどな。

東京都にある、進学率98%のTOP高校
  [東京王庭学院高校]
俺はその高校を受験し、歯牙にも掛からず呆気なく落ちた。俺はこの時覚悟はしていた。
また、馬鹿の中で生活しなければならないことを。

「あいつは元気にしてるのかな、、。」

秀司の通う高校のすぐ近くにはただただ広い河原がある。本当に何も無い河原だが、秀司はこの河原が大好きだ。
「この辺りは全然変わらないよな。本当、落ち着くよ。」

辺りは自然だらけ。

見たこともない花や虫がいる。「赤い」花というよりは「紅い」花と言うとこだ。ここから眺める景色は美しい。

川から時折、跳び跳ねる魚の水飛沫に光が反射してキラキラと光のも、綺麗だ。

こんなにも汚れた世界でも自然は、いつだって綺麗でみる人の心を魅了する。

、、、、、なのに
「また、ゴミか、、、」

最近ゴミの量が増えてきてる気がする。

せっかくの憩いの場所も台無しだ。

…………カランッ

上から空き缶が飛んできた。
上からは軽快な笑い声がケラケラと聞こえてくる。

あいつらは何がしたいのかと、ふと不思議に思う。
特に夢や目標も持たずダラダラと毎日を過ごし、一瞬を楽しむだけの毎日。
あんな生活に意味はあるのだろうか。
俺には分からない。
周りの奴らの考えも自分自身の答えも。

、、答え?

答えってなんのことだ?
何の答えが欲しいんだ?

それすらも僕は分かってない。
人の事が言えた立場ではなかのかもな。

俺の答えはなんなんだ、、、?

こんなことを考えていると他のことも考え出してしまう。

中学の頃にふと、思い始めたことだ。

俺はこの先何をして生きていきたいんだろうか。

先生は「夢を持ちなさい」と俺たちによく言う。

だが、夢とは何なのかは教えてくれない。

答えは決まって「自分で見つけるものだ。」と。

夢に模範回答は存在しないと思う。
ならば、どれを選べばよいのだろうか。

「はー、駄目だな。何も分からない。今日も帰ろうかな。」

秀司はそう一言、空に向かって吐き出すと、ゆっくりとその河原を踏みしめるように立ち上がった。

辺りは暗くなりつつあり、人影は見えない。

秀司は一瞬後ろに視線を感じ振り返ったが、

「足いてぇな~。なんかに、噛まれたか?」

秀司はゆっくりと自分の帰路についた。

星がとても綺麗だった。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

秀司は今一人で暮らしている。
男なら誰でも一度は憧れるであろう、あの独り暮らしだ。

だが秀司は微塵も満喫出来ていない。
理由は色々ある。

しかし、大きなことは「家事音痴」であるからだ。

すべての家事においてことごとく失敗し今はお菓子類やパンなどしか食べていないのである。

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  • 小説
  • 掌編
  • 青春
  • アクション
  • SF
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2014-03-07

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