転校生はアイドル!?10話

失踪はしていないからゆっくり読んで下さい

オレと笹木さんの会話を遮ってきたコイツは一体…?
「お前、いきなり来て話を遮るな。ていうか、アンタは誰だ?」
「僕?僕は『桐生 翔』だよ~よろしく君は?」
やっぱりか…。コイツは何かオレは嫌いだな。チャラそうだし…。
「木戸光だ。アンタが菊谷の元マネージャーか?」
桐生という奴は頷き菊谷の方に目を移すと
「相変わらず歌は上手いね」
と言った。
「翔!いつまで見てるの!…って何であんたが⁉︎」
それはこっちのセリフだ。何で茅ヶ崎がこの場にいるんだよ…。
確か原田から昔貰った情報誌に茅ヶ崎の事が載っていたな。
『茅ヶ崎遥』『ハルカとしてアニメの声優や菊谷のライバル的存在として
名が広まっている。ちなみにアニメは深夜のアニメだ。』って最後の情報は必要無いと思うんだが…。
「ちなみに遥は僕がナンパしてそのままスカウトしたんだよ?」
茅ヶ崎がアイドルになった経緯は聞かなかったことにしよう。
うん、菊谷の元マネージャーがここまで下衆だとは思えないからな。
「そういえば遥は何で僕を呼んだの?」
「あ、うっかり忘れる所だった。『僕初』の主題歌の打ち合わせがあるから来いってディレクターさんが言ってたよ」
『僕初』『僕の初恋物語』という恋愛シュミレーションゲームらしい。
原田からの情報によるとゲーム研究部の田宮という人が悶え死ぬとか言いながらプレイしてるゲームらしい。原田から貰った資料は図書館の喫茶店で話してる時に貰ったのだが、あいつは予知能力があるのか…?
「じゃあまた後で会おうね」
桐生は手を振って先に行った茅ヶ崎を追いかけて行った。
そして、思ったことは茅ヶ崎は学校と口調が半端ないくらい違う。
「木戸さん、美香の方もリハ終わったから早くここを出ましょう?」
そんなに話した気はしなかったが予想以上に時間が経っていたんだな。
このあとにあんな事が起こるなんてこの時のオレは予想もしていなかった。

転校生はアイドル!?10話

ファミレスには『定休日』と書かれているがファミレス内は何やら騒がしい
さて何が起こっているのやら

木戸「更新ペースが遅い理由は?」
野菜の音「受験があったこと、パソコンの調子が悪かったこと、あと…」
囲「あと?」
菊谷「どうせやる気が出なかったとか言うんでしょ?」
野菜の音「!(鋭いやつだな)」
木戸「図星なんだな?こいつには試練を与える」
菊谷「薬師寺でしばらく修行してきなさい。アホ原田と一緒にね」
原田「ちょ、何で俺まで巻き込まれるんだよ!(焦り)」
メイド「そう言うわけで次回から新企画薬師寺修行お楽しみに」
野菜の音「執筆は?どうするの?」
木戸「修行の合間にでも書いとけ」
原田「本編には関係ない話だからな。またな!」

転校生はアイドル!?10話

記念すべき10話ですニャ

  • 小説
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2014-03-06

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