さいどゆぅ

さいどゆぅ

生きるって

なんでか
生きつらいですね

生きるって
思えば思うほど
生きるが締め付けてきますね

僕はふとした生きるを
ふとした時に
締め付けてるは部分を
拾って
空に浮かばせる

生きるが生きるである限り

僕は生きるを削らない

申し訳

今の自分はちゃんと楽しめてるかな 作り笑いとか我慢とか しないでちゃんと 自分は立てているかな 優しくされると何でか申し訳なくなるんだ こんな自分は そんなに優しくしてもらって本当にいいのかなって

勿体ないくらいの人生です でも逆になにも出来てない事に 申し訳なくなるんだ

背を向けたり 話をしなくなった訳は どうしても申し訳ないからで そこに入って空気を悪くしてしまうんじゃないか 笑ってる笑顔を 自分が消してしまうんじゃないか

そう思うと 声がでなくなってしまったんだ 本当はね 自分もね その中に入りたいのに どうしても 怖くなって 何でか逃げるしか出来なかったんだ

それでも 輪の中に入れてる事が 一員にされてる事が ふとした時に知ったとき 本当に本当に嬉しくて

でも逆に 申し訳なく感じてしまうんだ

自分は必要な人が沢山いる でも逆に自分は必要となんてされてない ましてや 必要なんて どうやって伝えればいいのかって

悩んでばかりなんだ 同じ事を 話せるでも 楽しい話題が ある訳じゃない

でも その中にいれるってだけで申し訳なく感じるんだ だから 笑顔に皆なっていてくれればいいなって 勝手に 思ってたりするんだ

拝啓 逆の立場の君に 多分なれる日がくるなら 僕は 君の手を引いて 大丈夫だって言ってやろう 誰も悪者になる必要はないって言ってやろう 優しいからこそ きっと傷つくんだ 人の喜ぶ顔が好きなら きっと僕達は 大親友になれるよ

だから いつまでも いつまでも 気を使わないで話そう 肩の力なんて抜いて 素の自分だけでいればいいんだ 明日なにしようか?なんて言い合える そんな友達でいよう

だから 拝啓 そんな事をしてくれる優しい人 僕は そんなあなたがいるから 申し訳なくなる 顔色をうかがってしまう事に そんな事しか悩めない事に

僕は申し訳なくなるんだ

冷たいスーツの召し使い

僕らのインプットされて行動には
何もかもが同じ
それぐらいしか思いつかない
それ以外はエラー
心の奥。。。
あたたかい、冷たい
よく解らないです
たまに 油とガソリンを一滴ほど 差して頂ければ
僕はずっと笑い続けれるでしょう

おおせのままに

ままにっままに?

僕はあなたが起きる前に
陽をあびる
あなたが
冷たくならない様に
温かいコーヒーを用意して
あくびと言うのが出ない様に
僕はあなたが退屈を感じない様に
面白いを探す

食事のメニューは決まって
あなたが選んだ 食事を出します

おおせのままに
僕は あなたの召使い
おおせのままに なんなりと
お申し付けくださいませ

休みの日はあなたを起こして
僕は眠る

あなたが外で遊ぶ間
僕は点検に出されます

工場では みぎうで
ICUでは あたま
制御室では しりょく
ICUでは あたま
充電する からだ

異常なし
今日も異常なし
背中にコードを差して
週に一度 エネルギーを充電します

再起動をするまで
僕はあなたを想い 眠ります

あなたの帰りを待つのは 生きた猫
僕は 物置で眠ります

タイマーをセットして
あなたの寝顔をまた見る為に
おおせのままに
僕はあなたに触れてはいけない
おおせのままに
僕はあなたの命令を背いてはいけない

かしこまりました。
うけたまわリマした

僕はあなたの言う事を
断片でもデータに残し
声、顔、表情、予想、予測 気持ち
全てをデータに残して

心、

断片でもデータに残し
声、顔、表情、予想、予測 気持ち
全てをデータに残して

心、

全てをデータに残して
全てをデータに残して
全てをデータに残して
全てを

おおせのままに
僕は あなたの召使い
おおせのままに なんなりと
お申し付けくださいませ

エラーが検出されました
このプログラミングは機密保護の為に消去します
消去しま
消去
消、、

おはようございます
御主人様

本日の御予定は...

霞草

ぼんやり見える朝焼け雲
例えば物語の欠片が姿を変えて
始まりを告げる
光が漏れる時
つゆが光を広げるカスミ草

最優先にするべきは
人をどれぐらい救えるのだろう?
この写真は
このまなこの写真だけは
誰にもケズレナイ
欲にまみれ

大事な物をどこにやってしまった

すぐになくなってしまうのなら
捨ててしまってもいいと決まってしまったのは
どこからなのだろう?

年老いて行く前に刻んでいる
地球
ここは平坦から 始まった
戦いを繰返し
無駄を省くことに専念し
気づけば人は心の火を消していた
灯していた
事さえなかったことにして
人を殺していた

指揮棒をふるごとに 亡くなる
降る雨が悲しみをせめても
洗い流せるようにと
降り てくる ネズミ色の雨を

誰しも地球を守る番人
その全ては子に語り継ぐために
産まれたはずなのに はずなのに
助け船さえ人は造らない

もう地球はひとつにはならない
希望の火は どこにあっても乾かないで
コダマする水の願い
地球が泣いている
泣いている
血で塗り変わる赤い川
カスミ草がぽつりと さいている
このほとりで
人が死んでいく

風が吹き アカガリが消えて
涙が灯るころ
錆び付いた人が機械になり
人を探す
かたっぱしから命を消せる様に
木陰の片隅でうずくまる人を
川のほとりで見投げする人を
紙切れ濡らし赤く染めた
昼に月が太陽代わりに笑っている

カスミ草のさく場所を
見つけた私は
次第に錆び付いていく
胸の内から
胸の内から
赤茶色混じりの肌に変わり
倒れる前に
私をみていたのは
月とカスミ草

もう地球はひとつにはならない
希望の火は どこにあっても乾かないで
コダマする水の願い
地球が泣いている
泣いている
血で塗り変わる赤い川
カスミ草がぽつりと さいている
このほとりで人が簡単に死んでいく

となえられない呪文

どうやったら振り向かせられるか解らなくて

戻ってきてよ
戻ってきてよ

それしか呪文のように
出る言葉はなくて
だけど
打てる文字も
伝えたい気持ちも
天の邪鬼だから
僕は本音さえ伝えるのが怖かったんだ

電話で話せたらいいのに
連絡が途絶えた一年間で
僕は影だけ追っかけて
きっとそう
きっと全て自分の悪いところを
直せば戻ってきてくれるんじゃないかって
勝手に思って
勝手にチャンスを期待してる

まだ駄目だ
まだ駄目だ

君に近くなれた
気がしてすぐ後ろを振り向く
だけど
うつむき加減で背中を見ていた君は
どうやってもいない
どうやっても
押さえぎみに笑っていた君は
どこにもいない

神様
あのときの僕はどうかしてたんです
お願いだから
あの頃に戻してよ
なんて何度も何度も
折れそうになり
何度も何度も
君が好きな月を見ながら
思ったよ

きっともう
遅すぎたねと待っててくれてた事を知ったとき
声にならない程
嬉しかった
ボロボロになってしまった体を抱き締めて
どこか遠くへ連れ去ってしまいたかった

いまだに冷やかされ
気を使われ
君の文字やキーワードを
当時の友達は出さないようにしてくれてるよ

どうしたら
どうしたら

もう遅いんだよね
もういくらサヨナラを唱えても
サヨナラをしたと自分に言い聞かしたとしても

もう遅いんだよね

どうしたら人を好きになれるのか
追いかけられるのか解らないんです。
隣にいていいって
勝手に決めたルールが破れず
君を待っている僕は

嗚呼、本当に馬鹿だって思ったよ

大好きだ
大好きだ
今だけは唱えてもいいよね
大好きだ
大好きだよ

誰よりも一番好きなんだよ

きっと君が困るから
きっと笑えなくなるだろうから
もう会えないって知ってるけど
ちゃんと、解ってるけど

大好きなんだよ

君が嫌いだった自分は
歳が経ち
本当の強さとか
本当の優しさとか
温かさとか
冷たさとか
頭を使うこととか
生きるとか

色んな知らないを知ったよ
君が戻らない事なんか
ちゃんと、知ってるのに
どうしようもなく好きで
誰かの近くにいるのが本当は
怖くて怖くて仕方ないんだ

君を傷つけた自分が
また出るんじゃないかって

だからね

君じゃない人に
好きだって
呪文を唱える気さえ
隠して
怖がっているんだ

君だけがやっぱり
好きだから
馬鹿だよね
本当にそこだけは
変えたくないんだ

好きだよ、
大好きなんだよ

君の涙をください

僕は二回も命を君に助けられたんだ

小さい子を 昔、
君は助けたことはないかい?

その子供が僕だったんだ
僕はね
君が抱き締めてくれた
だから 生きる事が出来たんだ

二回目は
はじめて僕を見つけた日
君が手を引いてくれて
傍にいてくれたから
僕はねまた 戻ってくることが出来たんだ

僕はね君に出会えて本当に良かったって
君の力になれたらって

だから、
同じ仕事を選んだんだ

命をもう捨てた方がいいんじゃないかって
半分ね 諦めてたから

なんとかしてこの人の為に生きれたらって
あの時泣いてくれた
あの涙が 諦めてたのを
辞めて 僕の力に変えてくれたんだ

君はどんなときでも明るかった
君はどんなときでも強かった
どんな小さな事でも気がついて
落ち込んでる人の背中を
優しく優しく
擦っていたんだ
僕はねそんな君が凄いな
なんて思う反面

君が落ち込んでる姿を
隠れて
泣いてる姿を
見てしまったんだ
隠れてみてるなんて酷いなんて思うかもしれないけ ど

僕はね 見てしまったんだ

最初はどうしたらいいのか解らなかった
君は本当に強い人を
演じていたんだって知ったから

小さな時 命をすりおろして
君は助けてくれた
きっと それは その分君を辛くさせる事だったのかもしれない

君は本当に優しい人だから
傷ついてる
君の助けになりたいから

また今日も君は
隠れた秘密の場所で泣いている
ふと 見つけた僕は
たまにくる君を後ろから
隠れて眺めている

仕事をしながら明るく振る舞う君
涙を流し
体をふせぐ君 どっちも君

君が僕を一度目も救ってくれた人だったって
しった 時
僕は 真っ白になった

僕のなかで
光を温もりを教えてくれた人だったから

僕が泣き出して
崩れ落ちそうになってしまった時
支えてくれたのが

君だったなんて

ぼんやりぼんやりと眺める過去を
君は何十年と続けて
そして泣いていた

今度は僕が貴方にあげる番
僕はね
君に出会えたから
生きてこれたんだ

人生が終わりそうだった所を
君が助けてくれたんだ

昔、君は小さな子を助けなかったかい?
茫然と立っていた子を
助けなかったかい?

あの子が実は僕なんだ
僕は君のおかげで
また戻ってくることが
二回も出来たんだ

君が泣いてる分を
僕にくれないだろうか
どんなに辛いことでも
僕なら大丈夫だから
君の涙を下さい

だから、 お願い
こんな所で泣かないでよ
こんな一人で寂しく泣かないでよ
僕がそれを少しでも受け持つから

お願い
もう生きるのが辛いなんて 言わないで

お願いだ
君の涙をくれないだろうか

君の涙を
僕にくれないだろうか

小さなおじちゃん伝説 1

ちいちゃなおじさんと言うのをしっていますか? 有名な本棚の影にいたとか 起きたら髪を引っ張ってたとか 会えば幸福に逢えるとか そんな噂が飛び交う ちいちゃなおじさん

ちいちゃなおじさんはねきっと その人にとって 別れ道みたいなのに入る前に 現れる そんな妖精みたいなモノなんだって 僕はね思うんです

インフルエンザか水疱瘡なのか 僕は生まれてはじめて 高熱で頭がくらくら 数分に一度意識がくらくらして 布団から起き上がれない

なんで僕は寝てるんだっけ 思い出せないぐらい昔 僕は、二階の敷布団の上で 汗びっしょりになりながら 死ぬのを予感した

ボーっとしながら 寝ようとしても寝れない自分

眠るのが恐いのだ

大人よりも小さな小さな手で頬を撫でる パンパンに膨れている でも 手のひらが気持ちいい

ぼんやりぼんやりと 仰向けになって天井をみた 木の模様が昔から怖かったのに なんでかこの日は 顔に見えた模様が おいでおいでーって呼んでるようだった

ぼんやりぼんやりと その声に誘われてついていこうとしていると ガヤガヤと声がする なんだろう?と耳を澄ますと 頭の上からガヤガヤ聞こえてくる

時折なにかを運んでる音まで聞こえてくる

ボーッとしながら 意識が戻り その聞こえてくる音が気になり 少しずつ頭に目をやると ひっくり返った人が なにかを積んでいる

ブロックだ!

小さな小さな何かが 以前、家で直した時と同じコンクリートのブロック を積み上げている 何人もの小さな人が 積み上げたり 補修したり どこかからかセメントを持ってきて 何かの工事をしている

なんだ夢か、、、

そう思うと 力が一気に抜け そのまま僕は寝息をついた

何時間か経つと あんなに熱が引かなかった筈なのに 昼寝の何時間かで急激に引いた事に 母は驚き 不思議な顔をしていた。

トンネル


ぎゅうぎゅうで暗いけど
行かなきゃいけないとこがあるの
ぐいぐい動いてね
あそこに行くの
本当はね
いた場所にいたら
安心だって
んとね
動きたくないの
でもね
行かなきゃいけないの
そこまで行かなきゃいけないの
苦しいよ
怖いよ
不安だよ
でもね
僕を呼ぶ声がするの
行きなさいって
言う声がするの

やっと出たよ
長かったよ
恐かったよ

でもね
僕はね
あなたに会えるから
ズルズルしたんだよ
ぎゅうぎゅうだったけど
ズルズルしたんだよ

んとね
恐かったよ
すんごい
恐かったよ
んとね
真っ白なここもね
んとね
もっと怖いんだ

でもね
会えたから
やっと会えたから

嬉しいんだ
だからね
なんでか
泣けちゃうんだ

本当に恐かったよ
でもね
会えたから
嬉しかったよ

扉向こう側

扉向こう側

何がある?
開いて

息を飲む

数秒後に
手を掛けるのは

誰?

扉を開くのは
開いた先に

足を向けるのは

つま先だよ

君の
大切なものなんだよ

命糸

代償に何を得ますか?
お金を得ますか?
心を得ますか?
才能を得ますか?
欲しいものはなんですか?
自由とはなにを選ぶ事でしょう

目的はなんですか?
選ぶ物を1つ決めると
天秤のように傾く
それでも
貴方が選ぶ物は間違いなんてないのですね
それなら
貴方にはそれだけをあげましょう

なんて言われたら
それでも貴方はそれを選びますか?
全部を選ぶことは出来ません
なので
少しずつではなく
1つを選び下さい

その1つが人生の宝物であり
貴方の弱点になる

さぁ、
何を得ますか?
貴方が欲しがるものには
どれも
裏があるということ
信じれない要素も含まれていること
それを知ってください

選択の余地と
鍵と
結果を置かれた箱の中
迷うのは
開けた先が見えないと言うだけ

この世は面白いね
空けるまでが解らない宝くじ
ただ、ここまで大袈裟に言われても
ピンとこないのは
全部が全部
目には見えないものだからだ

僕の決めた鍵は
多分
見えない
何故なら
最初から見えないように
隠していたからだ

運命よ
作られただけで
形がなくなってしまう
中身がなくなる
運命よ
また影から笑うのをやめなよ
ほら悩んでいるよ
君の言葉は人を惑わす
時として
追い求める人は
運命である君を捜すうちに
落とし穴に落ちていく

蜘蛛なんていない奈落で
雲だけが笑っている

運命よ
悪戯はもうやめなさい

心透

人の気持ちが
見える生活があったら
それを見ることが出来たなら
君はどうするだろうか?
助けを求める声がする
欲を求めるうめきが聞こえる

そんな人生が寝ていても
起きていても
全てが降ってくるとしたら

君はどうするだろうか?

悪用する?
利用する?
それとも
正義の味方になるように
心掛ける?

僕はねきっと
どうすることも出来ず
ただ黙り
沈黙を続けると思う

だって
心の雨が
ずっと降るということは
ずっと濡れ続けると言うことだから

少しはカワサナクテハ
傘を刺さなきゃ
風邪を引いてしまう

風邪だって病気
悪化したら危険なんだよ

君はきっと
大丈夫だって笑うだろう
だけどね

どうしようもなく
埋もれて行くと思うよ

優しい君だから
傷つきやすい君だから

だれかに擦り付けたり
利用しようなんて
どうしたって出来ないだろう?

でもだからこそ
知らず知らずの内に君は救えるのかもしれない

なんで
こんなことを言うかって
顔をしているね

現実は小説より奇なりって事さ

「銀河鉄道」残された手紙


いきなりいってしまった君を
僕は夜通し探したよ
君が最後まで
宇宙にいきたいとひとりで言っていた事
僕は知っていたよ
でも 実は
みんなが君を探してる中で
僕は あの時
図書館で本を探していた
君が
古い本を山積みにしながら
目を丸く丸くして
話しをしてくれた
あの時をよく覚えてるよ
目を輝かせて
真っ直ぐ 真っ直ぐ 言っていたね

やっと見つけたって
ここを見てご覧って、、
ある古文書を引きながら
謎の呪文の書かれた部分を 指差しながら
君は 言っていたね

そんな君は
4/1日のエイプリルフールの日
僕らに何も言わず
突然と いってしまった

嘘を嘘のままにして
終わりにしないのが鍵だって

君は言っていたね

今、君は あの 触角の丸い
宇宙人にちゃんと 会う事は出来たかい?

言葉が通じない筈だからって
必死に過去に出会った人の
話しの書かれた文献を
熱心に 調べていたね

君が片方の靴を落として
消えた あの夜から

僕らは 君を探しているよ

君は きっと もう、
火星へとたってしまっただろう

最後に手紙を残していた
あの本の 呪文の横の
かすれたインクを

今でも見返して

何故か 温かい気持ちになるのを
僕は隠しているんだ

だってさ?
君のお母さんも
君が好きで
告白もしないで
諦めてしまった
あの女の子も

君が話すたびに
「そんなのあるはずがない」と
君を馬鹿にしていた
アイツも
君が戻ることをいつもね
呟いているから

あと、隠していてゴメン
君は知らないだろうけど
実はね、
君が告白をせずに諦めてしまった
彼女は 君の事を
ずっと好きだったんだ

あのね
君は信じられないかもしれないけど

君がいなくなってから
悲しんだ人は沢山いるんだよ

馬鹿にしていたアイツも
いなくなった夜から
ずっとふせぎこんでいて
君のお母さんは毎日のように
いなくなってしまった時間に
あの丘へ
隠れて君を探しに行っているんだ

頭の硬い長老とかは
亡くなった人が乗る列車に
乗って行ってしまった

なんて君を 亡くなってしまったものだと
いうけれど

きっとね
帰ってくるんだって
僕らは知ってるから

何光年も
何万光年も離れてるけど
君が戻ってくるって知ってるから

夜月をみるたびに
君の乗った列車が
星の影に隠れて
煙を吐く気がして

君がいつ帰ってくるか

なんて僕らはぼんやり
眺めているんだ

君がいなくなって
十回目のエイプリルフールになったよ

また今日も
君の代わりに
君がついていたように
僕が嘘をつくよ

君の乗った列車が帰って来たぞーって
おみやげは
月の石だって
見たこともない布をまとって
不思議なお菓子を
頬張っているよって

慌てた顔をちらほら
またかって
顔をちらほら見ながら
君を探す
嬉しそうな顔と
とやっぱりなって
悲しい顔を見ながら

誰にも
忘れて欲しくないから
また、嘘をつくよ

あと何十回、
月に向けて手紙を書けばいいだろう?
あと何回
君のいなくなった場所に
この一年を残せばいいだろう?

君はもう覚えているだろうか
君にも母がいたことを
好きで仕方ない娘がいたことを
いつも馬鹿にしてきた
ゴリラみたいなヤツがいたことを

村には噴水があり
学校の先生はいつも眉間に皺をよせていて
長老は口癖のように
あの時間に
あの丘へ
ひとりで行ってはならないって言ってて

大人になるためのあの儀式とか

遠くの町を見たいって約束したことも
あの図書館で借りたまま
無くしてしまった
あの本があったことも

君が出発前夜、手紙にはさんでくれていた
銀河鉄道への切符は もう捨ててしまったよ

僕もきっと
この町にいる限り
改めて 君とは違う列車が
迎えにきて
君が乗ったように
あの丘から
静かに
誰にも言わず乗りこむのだろうって思ってる

きっと言ってしまえば
君みたいに旅に出る前に
止められてしまうから

25を越えた若者には
分岐の列車が一度やってくるっ て

君がいっていたのを覚えているよ
その時まで
僕は 村にいようと思うんだ
君が残していったものと一緒に

またエイプリルフールのこの日
村から1人
列車に乗る子供がいる

きっと君がいる火星に
いくのだろう
次の
エイブリルフールの日には
もう無かったものにされて、、、

君は元気なのだろうか?
君をいつでも
待っていてるから
返事がいつかくるのを待ってます

追伸、 十一回目の今日が来たら
僕はあの丘へ行こうと思うんだ
呪文の意味をこないだ知ってしまったから

その意味をきっと果たしに
切符を手にして
きっといくから

ポエトリーリーディングを知ってるかい?

ポエトリーリーディングを知ってるかい?
それはね
言葉が音色
詩は映像

ある人はピエロみたいで
ある人は熱気のある演説家
また、ある人はsexを体現するんだ

根本的に恥ずかしいかもしれない
でも 根本的に見てみたいでしょ?

口で語るのではない
でも、映像がね
耳を澄ませば入ってくる
その人が入ってくる
君の好きなsexシーンが見れるかもね
君の好きな映画が見れるかもね

お金を払い
見たくない
対して面白味を見出せない映画より
楽しいかもしれない

なんでかって?
映画を
音楽を
全てを 一つの空間で
何度も何弁も
見ることが出来るのだから

君はどんな映画が好きなんだい?
君は映画で泣いたことはあるかい?

溢れる程の思いを根本的から
体感したことはあるかい?

そん事に全てがつまっている
ポエトリー

お笑いだってあるんだ
なんせ 言葉の魔術師が多い国だから

君はその一歩をふみいれてしまった
残る作戦は
ガンガンいこうぜ

感じるままに眠れ

それだけなのさ

お前はもう ポエトリー
我が生涯に一片の ポエトリー

誰でもかけて
恥ずかしいも何もない

宇宙

宇宙を体感せよ

いいかい?
五分たって 君が生きていたら

お腹が空いてる証拠だ

ただのポエトリーでも
ただのリーディングでもない

音があってもなくても
子宮や心臓
心のどこかに染みて入るのだ

ポエトリーリーディングを知ってるかい?
ここには
恥ずかしいも 隠すこともない

静かに静かに
酒のつまみにでもしてきいてくれればいい

ポエトリーリーディングを知ってるかい?

それは ビックバン

それは 宇宙

それは、 それは、

生涯なのだ

ポエトリーリーディングを
知らないなら

「あんた 損してるね 」
紛い物じゃない
純正を体感して
ノックアウトされれば いいのさ

そうしたら 五分後の君は

きっと 人生が変わるだろう

ポエトリーリーディングを知ってるかい?
それは 汗と血と爆弾
そして 喉を潤す水なのさ

ようこそ

ポエトリーへ ようこそ
最高の爆発地帯へ

生きる


生きてるということ
生きてるということ
それはのどが乾くということ
明日や今を
どう生きようか考えれるということ

精一杯になれる時もあるということ
誰かの為に生きようと思える
そんな瞬間を知れると言うこと

生きてるということ
生きてるということ
見上げる空
道の先に
何が見える
それを
言葉で
答えれるということ

心臓が記憶する
そんな鼓動があるということ

生まれてから
初めてを
何度も繰り返せるということ
知らないということ
知っているということ

話し方も
空を飛んでいるなにかも
最初は皆知らなかったということ

道路を走っているなにかも
のんびり追いかけっこをしている動物も
それを守るにはどうすればいいのかも

傷がつくとどうなるかも
亡くなると
どれだけ悲しいことかも
最初は皆知らなかったということ

生きてるということ
いま生きてるということ
いつも同じ風景をみれないということ
素晴らしさは一瞬で過ぎてしまうということ
だから
僕らは
知らず知らずに追い求める
また新しい
生きてると知れることを

生きているということ
いま多分、生きているということ
いま、いまが過ぎてゆくこと

いま、遠くで誰かが
愛し合うということ
いま、人に優しくできるということ
いましか出来ないことを
地球の裏側で
誰かがしているということ
何かを思うこと
望むこと
信じるということ
忘れないでいれること

生きる

生きているということ
いま生きているということ
人を愛せるということ
傷つけたくないと思えるということ
優しいあなたが
優しいままでいれること

生きる

言葉が刃物になること
奪えること
殺してしまうこと
逆に救うことが
簡単に出来てしまうことも
手の皺が増えるたび
知っている
だから
嘘も言い訳も
使い方を覚えるたびに
経験し
覚えていく

生きる

生きているということ
いま生きているということ
それは
お腹がすいたということ
まだしたことのない事をしてみたいと言うこと
可能性は無限で
宇宙だということ
好きなことも
恋い焦がれることも
いま出来ない問題も
きっといつかは
出来ているということ

生きているということ
難しく考えても
明日に変わるまでしか
この自分が問い
深める方程式の
全ては覚えていないということ

生きているということ
僕らが
生きているということ
それは命の輝き
それは
考えれるということ
それは
空の雲のように移りやすく
散っていってしまいやすい


肌のぬくもり
心の中に吹く風
香る影

生きてるということ
いま生きてるということ

人×人なに?


建物も クルマも
食べ物も
路地裏の風景も

人が作った
作り上げた

携帯も
タッチスクリーンも
補聴器も
歩行器も

音楽も
服も
言葉も

寝るときにつかう枕や
誰かを思い浮かべて寝るベッド
ソファに
そして ソファから眺める
テレビやパソコン

ゲームをしたり
本を読んだり

タイムスケジュールも
カレンダーも

朝という瞬間や

星が浮かんだり
月と言うのが浮かんでいる

この地球の
日本という国からみた空は夜でも
宇宙からみれば
周りはみんな

暗い

当たり前

明るい星は
太陽

明るいとは、、、

明るい
輝く

全部
人が作った言葉
作った物

作ったという言葉でさえ
人が作ったのだ

争うことも
奪いあうことも
何かを欲しいことも

人が作ったものが
欲しがるひとが
欲しいと願うから

コーヒーを買うときに使う小銭や
ネットの通貨も
お金の単位
そして 計算の数字や数式
パソコンの処理能力とか

小難しいのも
小難しく考えることも
全部
人が経験して
作り上げた

じゃあ 人ってなんなんだろう?
ホモサピエンスだとか
哺乳類だとか
動物の頂点とか
いうひとがいるけど

人より強い
肉食の動物はいるよ
人が倒れて
月日が経てば
食べてしまえる
ウジや
虫だとか

だけど
そんな命を脅かす
何かと戦う術さえ持っている

多分ね
ある日恐竜が現れたり
ゴジラだって
今の地球人なら
倒すだって
捕獲することだって
出来ると思う

太陽の力を手にし
戦う術を知り
癒す方法さえ知っている

ただ、
神だとかを
見たことのある人は
多分いない
幽霊だったり未来を知れたり
心を聞けたり
全ての人がみえる訳じゃない

なんとか能力って言うらしいね

僕は人で
あなたも人で
君も君も君も

僕らは人で
それ以下も
そ れ
以上もない

ただ、
みんな何かをもとめ
それに近づけようとする
その答えは未来しかしらない

想像もしなかった
パワードスーツが
中国のどこかで既に
出来ているなんて
ロボットが店頭で
話しかけてみて下さい
あなたを認識しますなんて
映画みたいに立っていたり

TVが3Dや薄型になったり
携帯がタッチスクリーンになったり
音楽や娯楽が指先だけで出来たり
どこかの国では
クルマが飛べるらしい
火星に移住する計画がもうすぐ達成するらしいし
日本人が沢山海外で活躍している
ハリウッドに出たり
消費税なんちゃらで
自販機の飲み物が
百円で買えなかったり

人 人、
人の未来なんて解らないけど
未来なんてすぐにきてしまう
人 人

人がつくるものの中にいる僕らは
何かを消費し
何かをまた作っている

僕も人
君も人
君も君も君も君も

そして人がまた生まれ
人生になる

人生設計はお済みですか?
僕はまだ
設計図なんてないよ
だって
設計図はいま書いている所だから

砂漠に落ちていた。錆び付いた足の持ち主

御主人様がいなくなった後
私は御主人様を迎えにいく旅に出ました。
それはそれは時が掛かる旅でした。

足は砂や雨の影響で錆び付いて

身体はギシギシ音をたてていました
私が通る後を人は私を眺めながら
何か話をしていました。

時には可哀想とおっしゃる方もいらっしゃいました。

でも私は
貴方様を迎えにいかなくてはならなかったのです。

何故なら
私にはない
涙を流していらっしゃる方々が口々に
貴方様のお名前を呼んでいたので

私は御主人様を迎えに
足を進めているのです。

御主人様はどちらにいらっしゃるのでしょう?
どのpcや世界中のnet
そして衛星からのgpsサーバーに接続しても見つかりません。

生きた猫と
いなくなってしまった御主人様を
私は探しに

いえ、
迎えに向かっています。

私の足はとうとう
ショートしてしまいました。

御主人様はどちらにいらっしゃるのでしょう?

私の身体には
油が切れてしまいました。

この世界のデータは消えていきます。
God by

「申し訳ございません。ミッションはクリアーになりませんでした。なりませんでした。」

でりぃと、、、

僕らはいない

色んなものを失った
そして新たな道に変えてみた
今までと反対の
今まで見つけられなかった道を

自分が不甲斐なかったから
自分が許せなかったから
それだけで

色んなものにすがれなかった
色んな人にすれ違っていた
気づいた頃には
誰もいなかった
ショーウィンドウの中にいました。

あのとき泣き叫んで
手を離さないでいれば
あのときから全てを変えていれば
誰も傷つけなかったのに

ひとりでいるのが恐いとか
なぞれない言葉とか

もっと答えを出す前に
全てを受け入れられていれば

なにも失わなかったのに
なにも傷つけなかったのに、、、

洗うのに遅すぎた
続ければどうなるか
その時に歯車を
早めに止められていれば

穴に埋もれたどす黒い模様
染み付いてそのままにした

「それは本当に強い訳じゃない」

何かが恐いから牙を向いた
欺く事が自分でいれた

そんな事が蝕むだけだって
思えられず続けていた
リカバリーは出来ない
ブレーキもきかないぐらい
棘が絡み付いて

悩んで悩んで
愛をなぞりかいて
捨てた数のぶん
暗がりが増えて

真っ暗闇だった
僕が誰か解らなかった

大勢の中から手を掴んだ
それだけの
道だった

嘘しか言わない
戯れ事に
何度も何度も背を向けた
嫌なことを
信じさせられた

だれも信じられなかった

序章

僕はどんな色?
僕はどんな形?
僕は誰なんだ

お前は、

おれは?

止められた
裏側で
落ちていくだけの陰をみた
否定された気持ちをみた

壊れない様に支えられてるのに
ブロックの中では毒があって
溶かしているのに気づかれない

そして死ぬ

その想い

よく解った

色んなものを失った
そして新たな道に変えてみた
今までと反対の
今まで見つけられなかった道を

自分が不甲斐なかったから
自分が許せなかったから
それだけで

色んなものにすがれなかった
色んな人にすれ違っていた
気づいた頃には

誰も

い な か っ た

したくない仕事する人がいて
したくない笑顔する人がいて
殺してしまいたいぐらい
何かを恨んだ時からで

一度、
選択肢が生まれる事を学んで

掴まったひと
巻き添えになったひと
みんなが同じ一日を生きていて

誰を殺せばいいか
問い続ける人がいて
耐えきれなくて
止まった人がいて

駆け抜けた何年間
何を知っただろう
経験してしまった君は
もう人生の相手がいる年になって
子供が生まれて
もしくは収入があがるか
家を一つでも建てただろう

それとは逆に

何かがあると信じていた
このまま続くと
思っていた。
年を取った僕はだれ?
君はだれ?

役職ついたお前は?

礼儀がどう
言われただろう
礼儀がどう
言っただろう
先輩に教わったこと
今の歳には全否定した
年下が増えた

シラナイ年下が
増えた

教えない
同世代が増えた

救えない歳上が増えた
何が変えた?

何かが変わっちまった


ふざけんな、、、

安定がない
就職ってなに?
会社が消え
倒産が増え
五年後にはない
職ばかり

大学を出た?
高校を出た?
その年から
働いていた

僕はだれ?
君はだれ?
簡単に体をうる
どの仕事もそう
軽く笑うけど
「否定出来んのかよ」

吐露の果て
全てを失った
否定して
失った
未来はないと信じていた
なんにもないと
嘆いていた。

僕はだれ?
君はだれ?
我慢して
無理して
過ごしたから

傷つけて
下を向いた
逃げたのは自分だった
満月の夜

もっと手を離さないでいれば
そう願った
そう泣いた

色んなものを失った
そして新たな道に変えてみた
今までと反対の
今まで見つけられなかった道を

自分が不甲斐なかったから
自分が許せなかったから
それだけで

色んなものにすがれなかった
色んな人にすれ違っていた
気づいた頃には
誰もいなかった

僕のいた場所には
君のいた場所には

僕らはいない

もう僕らはいない

未来は明るいんだよ

誰かを信じることは出来なくても
自分を信じることは出来るよ

誰かの感覚に埋もれたとき
これでいいのかって思うときは
沢山あったね

誰もが信じてくれなくて
ただの一人でも解ってくれたらって
狭い中で何度も思った

君が君でいるために
それより自分が自分であるために
種をまこう

自分が感じる
幸せの種を

悩むことも
深く息を吸い込まなくては
動けない畑ではなく
自分だけにしか解らない
そんな庭へ

自分にしか見分けられない
そんな種を

「なんで言ったの?」

「なんで言ったの?」
兄は言った

言いたかったこと
言えなかったこと

なんでって
なんで言わなかったの?
隠して繕って
嘘の話でまとめて
隠したままで良かったの?
本当にそのままにして
良かったの?

温かかった場所には
隠し事がおおくなった
タンスの中も
ご飯を食べてたお膳の下も
ビデオの入った
テレビ台のなかも

あるのは
隠した温かさと
取り繕った家

「なんで言ったの?」
今まであった普通は
普通じゃなくなっていって
いつの間にか
触れてはいけないことになっていた

嘘はいけないって
それまで思っていて
誰かに

それを壊して欲しかった

ついてはいけない嘘だって
知ってたけど
作られた事情はそうじゃなかったらしい

何も知らなかったくせに
僕らの家庭なんか
どうでも良かったくせに

ずっと言いたかったこと
でも
ずっと言えなかったこと

一通り口から出た
本当の事のせいで
暫く母に会えなかった
そして
もう二度と会わないことって
小さい僕に
祖母は
約束をさせた

「守れない約束はしないこと」
そう母に怒られた僕は

嘘の約束をした
守れない約束を

「こういうことになってるから」
つじつま合わせで話された内容と
完全に違う
本当の事を話してしまった僕は
きっと色んな人に
迷惑をかけてしまったかもしれない

でも僕は
それでも、隠す事は母に背いている
そう思えて仕方なかった

誰も解ってくれないけど
誰かに壊して欲しかったんだ
誰にも見えないように壁を建てた
自分がいけなかったんだ

僕に表現をやらせて下さい

僕に表現をやらせて下さい

たった一瞬でもいい
僕に詩を書かせてください
僕に世界を救える力をください
歌を唄わせてください
目の前のあの子の涙をスクエル手をください

僕は無力だ

あの時もっと早く気づいていればって
冗談にして丸め込んでから
どうしようもない所まで
やってしまったって
やっと飲み込まれてしまう前に
もっと早く気づいてればって
遅くなってしまってから何度も思うんだ

本当に言いたい
事はそうじゃない

でも自分は
いつも少しの重さに耐えれなかった
きっと
このまま行ったらって
いつも
手にしたのをぎゅっと付かんでられなかったんだ

今の僕は
ボーナス求め
有給求め
正社員までの道のりに歯を食い絞め
通勤ラッシュ
ネクタイ絞め
コートと鞄と資料と蛍光マーカー
帰る前に
酒を一杯飲んで月を眺める
そんな僕は
ヒーローにも
いい人にもなれていない現実です。
ねぇ?
休みの日
何をした?
勉強するITと接客の言葉
イメージトレーニング、、、

前に誰かのために作った
曲がふと胸に突き刺さる
イメージが星と一緒に降り
詩が浮かびあがる

嗚呼
休みの日に空を見上げている
僕の周りには
終電が過ぎた電車の駅
閉まって暗がりに変わるスーパー

僕には根本的に
知識がない、、
憧れだった
「仕事」

でも常に誰かが会社の中で
苛立ちを見せている
お客さんも
上司もだ

よれてしまったスーツを
いつ
馴染みのクリーニング屋さんにだそうか
なんて考えている自分からは
多分、
明日も表現なんて言葉は似合わないよ

何故、こうなってしまったんだろう?
成績がどう
悪ければ首がどうの
クレームに怯えて
頭下げて過ごす毎日
働きはじめの新人は
皆、エリートを目指す

呪文のように唱えるのは
「人より早く覚えること」

そんなこと実はどうだっていいんだろ?
もたれた首でふと
そんな詩が頭の上で囁いた

チャンスがあれば良かったんだ
いや、
本当は資料を眺めるんじゃなく
本当は表現の渦にいたいんだ

僕に
まだ音楽をやらせてください
僕に
詩を書かせて下さい
まだ
伝えたい事の四分の一も
書けてないんだ
まだ
歩き初めなんだ

このまま諦めるなんて
生活から削るなんて出来ない

年を取ったって
僕は表現者
いつ有給貰えたって
僕は表現者
マイクを下さい
詩を詠む耳を下さい
仕事に埋もれるより
感覚の雨を降らせてください

僕は表現者
きっとブランドじゃ買えない仕事を手にいれたんだ

そう感じた時
星がひとつ輝いた
月が少し明るさを増した気がした

一般的に言う仕事をしてるひとに
泣いてるひとに
悲しんでるひとに
目を瞑る人に伝えたいことがある

全てが終わる前に
僕は残したい想いがあるんだ

だから少しの時間でいい
僕に表現をする時を下さい
ほんの一瞬でいいんです
ほんの一瞬でいいから
世界を一瞬でも変えれたらいいから
僕に表現をやらせてください

僕に似合うのは
満員電車で揺られて
休みでさえも仕事に
全てを
塗り替えてしまうことじゃなくて

一瞬でも感じた事を書き綴る事なんだ
だからサヨナラ、サラリーマン
こんにちは表現者

憧れは憧れ
まだやりたいことがあるんだ
だから
お願いします
僕に時間を下さい

「ドラえもんへ、3月6日 野日のび太」

「ドラえもんへ、3月6日 野日のび太」

君は覚えてるかな?
あの日
僕らの出会いは机の中からだったね
みたことのない君は
その日僕に
空を飛ぶ道具を出してくれたんだ
最初、恐かったけど
こんなドジな僕の為に
ドラえもん?
投げ出さないで頑張れって言ってくれたから
僕は飛べたんだ
ジャイアンとスネ夫に苛められて
泣いて帰った時も
僕よりも君が一番に怒ってくれた
諦めて
別にいいよって言う僕に
君は背中を押してくれたんだ
だからね

ドラえもん
君とした冒険も
一緒に笑いあった思い出も
泣いたことだって
僕らは今だって忘れてはいないよ
ドラえもんに
頼ってばっかりだったから
すぐに泣いてばっかりだったから
最後は自分の力だけで負けないで
君をどうしても送り出したかったんだ
ねぇ?ドラえもん
今もここにいたら良かったなぁって
僕のタキシード姿見せたかったなぁって
思う僕は
やっぱり君がいなきゃ本当にダメだね
今日
しずかちゃんと結婚することになったよ
あの日君と星空を見たりさ?
大冒険していた僕らも
いつのまにか
こんなに大人になったよ

ドラえもん
ねぇ?ドラえもん?
ドラえもん
君が帰っちゃったら
部屋がガランとしちゃったよ
でも、すぐに慣れるって
思ったけど
君がいない部屋は
退屈だったよ

ねえドラえもん
未来に帰ってからどうしてた?
ちゃんと整備してるのか
寂しくて帰って来ちゃうんじゃないかって
いつも
勉強しながら
窓を眺めていたよ
「のび太君が勉強なんて」って
きっと大騒ぎするんだろうなぁ
なんて思いながらさ?
いいんだ
信じてくれなくても
でもね
いつも応援してくれたから
頑張れたんだ
きっと君がいなかったら
僕の未来はどうなってただろう?
やっぱりジャイアンに
苛められっぱなしだったかな?
0点
取っても
きっと
これじゃいけないなんて思えなかったよね


あれから
ジャイアンは店やりながら
歌手になっただろ?
スネ夫は実業家だっけ?
デキスギ君は科学者だろ?
実は僕も科学者になったんだ
ジャイ子ちゃんは漫画家で有名になって
そうそう
あの時仲よかった子と結婚したみたいだよ
ジャイアン張り切ってたっけなあ

それでしずかちゃんは、、
これから僕のお嫁さんになるんだ
こんな時までいないなんて
勿体ないぞ!
ドラえもんなにやってんだよ
見逃すぞぉ
バカだなぁ

ドラえもん
君とした冒険も
一緒に笑いあった思い出も
泣いたことだって
僕らは今だって忘れてはいないよ
ドラえもんに
頼ってばっかりだったから
すぐに泣いてばっかりだったから
最後は自分の力だけで負けないで
君をどうしても送り出したかったんだ
ねぇ?ドラえもん
今もここにいたら良かったなぁって
僕のタキシード姿見せたかったなぁって
思う僕は
やっぱり君がいなきゃ本当にダメだなぁ
今から
しずかちゃんと結婚するよ
こんなに綺麗なのに
少しも見に来ないなんて
ドラえもんは勿体ないなぁ
美味しいどら焼きだってあるのに
本当にバカだなぁ
でもね
君と笑ったあの時から
ドラえもん?
僕らは大切なことを
沢山知れて
君のお陰で
こんなに幸せになったよ

ドラえもん
ねえ
ドラえもん?

100年飛んで何年

100年飛んで何年

100年飛んで何年かしないと
今現在の星の光は地球まで届かないらしい
同時刻に光っている今の星の光が
かなり先にある
子供達の未来まで
飛ぶって
昔、小学校のころ
担任だった先生が言っていた
きっとそう考えた時にみていた
そんな星の光は
今の僕でさえも
見ることが出来ないんだろう
江戸時代とか
明治時代とか
お爺ちゃんが昔みた時に
宇宙で光っていた光が今見れて
逆に今光っている星の光は
百年とか立たないと見れないんだ
形が変わっていたり
もしかしたら
無くなってしまった星もいる
でも
その答えが出るのは
百年と何年かしないと
降ってこない
でも、
その頃には
その答えが逆に
子どもの中では
質問に変わるかもしれない
今 現在の時間軸にある星の光は
その頃には
運命を変える奇跡に
変わっているのかも
しれない

100年飛んで何年
100年飛んで何年
一つだけ未来に飛ぶ想いがある
きっとそれを
未来の誰かが受け取って
同じように考える
きっとそれが
昔から繋がっている記憶なのかもしれない
次に会うのは100年後
僕らは100年前の気持ちを
受け取っている

夏の日の終わりに

いつまでだってここは変わらないから
君が遠くにいったってここが故郷だから
あの学校裏でした落書きも
お祭りでいった屋台も
君が着ていた浴衣の写真も
僕らが変わらない限り
無くならないから
君とした喧嘩もやがて笑い話になるから
だから
遠くに行っても忘れないでほしいんだ
大人になっても
忘れないでほしいんだ
家の庭でしたスイカ割り
上手く割れなかったね
虫取り編みふって蝉取り競争したっけ
夜は肝試し
チョウチンの火が消えるなんて思わなかったな
あ、あの時お化けやってたの近所のおじさんだったね
あの時あんなに君が泣くなんて思わなかった
一生に一度の思い出だ
本当に楽しかった
何日か前の事なのにこんなに懐かしく感じてしまうんだね
なんでか寂しいな
君はいってしまうんだね
大人になっていってしまうんだね
この場所も忘れちゃう?
一緒にいた僕の事も
探検したあの場所も
一緒に埋めたカプセルの事も
君は忘れちゃう?
きっと忘れないでいてほしいんだ
きっと
きっと
じゃあね
じゃあね
じゃあね

そんな二人になろうよ

そんな二人になろうよ

どうしたら君の事を
僕は、本当に幸せに出来るかな?
いつだって
考えているのに
答えは出なくて
なんていうか
これでいいのかな?って
思うことが沢山あるんだ
だけど
君がいてくれて本当に良かったって
思うんだ
この何年間
僕はどんな男だった?
僕の気持ちは昔のままだけど
君はいつも笑うだけだったから
最初はただ好きだったよ
だけど
気づいたら
それじゃ足りないぐらい
僕の中では君がいつも何でか、何処かにいたんだ

君が
選んでくれた
まだ若かったあの日から
僕は
君を守ろうって
いつだって決めたんだ
何かあれば
その手を引いて
僕が頑張るから
「家族になろうよ」

子供が出来たら
どんな名前にしようか
男の子だったら君に似てて
女の子だったら男に似てるって言うじゃん?
えーと、なんていうか
大きくなったら
バーベキューとかしたいし
遊び、みんなで一緒に行ったりしたいね
やっぱり、そんな家族でいたいんだ

まだ先の事だから
今は解らない事だらけだけど
ずっと先も変わらないって
何でか思うんだ
きっとこの指に繋がる糸も
あのとき知り合った
あのきっかけも
全ては最初から
繋がっていた
そんな気がするんだ

君が
今も僕の隣で
笑っていてくれているから
まだ何も知らないあの日から
僕は
変わらないままでいようって
思った
これからのシワの数の分だけ
増やしていける幸せ
「そんな二人になろうよ」

この先
友達と飲みに行って
しょーもなく酔っぱらって帰ったりしたらゴメン
残業で遅くなって
疲れたしか言わなくなったら
本当にゴメン
何かあったら
いつだって背を向けないようにするから
いつだっていいから
君がキツくなる事があったら
僕が気付くようにちゃんと頑張るから

君が
選んでくれた
まだ若かったあの日から
僕は
君を守ろうって
いつだって決めたんだ
これからも乗り越えて
行けるようにもっと僕が頑張るから
「家族になろうよ」

それと
あなただけを愛し続けるから
ずっと好きだから
「幸せになろうよ」

僕のいる今日、君のいない昨日

僕のいる今日、君のいない昨日

君が生きている今日は
生きれなかった誰かが
生きたかった未来なんだ
今日出来ないことを明日にしようって
言えれば空は泣かずに澄んだのに
僕らは息苦しさを空に委ねている
明日になれば
明日になればって何度も無駄にした昨日は
誰かが必死にもがいて生き抜きたいと
叫んだ昨日
僕らは銃も病気も自由がないと言うこともない
なんでもあるし
多分やりたいと望める事も沢山ある
昨日までにしか空を見上げれなかった誰かが
自分のように誰もならないで欲しいと望み眺めた
空を
また違った場所から僕らは眺めている
何かをしたかったけど
出来なかった涙で固めた雲は
今日、望めば希望になる空の手紙のようにも変わっている
やりたい事やってからでいいやと思ったあの時から
やり残した事が沢山あり過ぎて
そんな誰かに会ったときに後悔しないようにって
踏みとどまったあの時から
僕はまだ空を眺めている
君が空に昇りたいって言うたびに
涙が空から落ちてくる気がする
気持ちが解るから
何も言えない
だけど、気持ちが本当はあの頃の僕と
同じなのかもしれないと思う
君がこの詩を読む頃
きっと僕の事は忘れてしまうかもしれない
だけど
君と出会った事だけは
本当だったって
嘘にはしたくないんだ
昨日の誰かが残した今日
そして僕も残してしまうんじゃと思う
いつかまでの明日
何かを残さないで、
後悔しないで、
精一杯、僕は生きたい
だけど、君には届かない
明日になるなって望んだ自分が
今は早く明日になれって望んでる

きっと人生の分起点
曲がり角を曲がった違った未来を
自分でいつしか変えていたのだろう

君の気持ちは解るよ
だけど
何も言えない自分がいる

そして今日 またどこかで誰かが後悔しながら人生を終える

自分で終えるのは簡単だ
だけど、終えたくなくて終わってしまった誰かはきっとあなたに会えたらこう言うだろう
もっと僕よりも長く生きて
好きな事をしてって
僕よりも生きてるのは嫌だけど
貴方は僕よりも生きれるチャンスがあるし
好きな事をする自由があるのだから
終えてしまったら
何もかも無くなってしまう
そして悲しむ人がいる
大好きな人を泣かせてしまうぐらい
自由を捨てなくてはいけないぐらいなら
終えることを辞めてしまえばいいのに

君の気持ちは解るよ
だけど、何故か終えたくなくて終わってしまった誰かがそう
空から言ってる気がするんだ
だから僕よりも生きて下さい

さいどゆぅ

あぁ
生きている
嗚呼
今日も生きている

それにはきっと理由がある
きっとやらなくてはならない
僕には僕の役割があるのだろう

さいどゆぅ

何も考えず、 思いをのせて 映画をみてるように 溜め息が漏れる時にでも 寝る前に 一文字見てみてください 起きたとき 力に変わりますように

  • 自由詩
  • 短編
  • ファンタジー
  • 青春
  • 恋愛
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2014-02-24

Copyrighted
著作権法内での利用のみを許可します。

Copyrighted
  1. 申し訳
  2. 冷たいスーツの召し使い
  3. 霞草
  4. となえられない呪文
  5. 君の涙をください
  6. 小さなおじちゃん伝説 1
  7. トンネル
  8. 扉向こう側
  9. 命糸
  10. 心透
  11. 「銀河鉄道」残された手紙
  12. ポエトリーリーディングを知ってるかい?
  13. 生きる
  14. 人×人なに?
  15. 砂漠に落ちていた。錆び付いた足の持ち主
  16. 僕らはいない
  17. 「なんで言ったの?」
  18. 僕に表現をやらせて下さい
  19. 「ドラえもんへ、3月6日 野日のび太」
  20. 100年飛んで何年
  21. 夏の日の終わりに
  22. そんな二人になろうよ
  23. 僕のいる今日、君のいない昨日