暗い闇の中で
ある一人の少女のお話です。数人で連載をしていきます。
Ⅰ ~プロローグ~ A視点
小学校の頃のA___私には好きな男子が2人いた。
ある日、本に載っていた【恋が叶う占い】を実践してみた。
_Yくんに好きって言ってもらえますように____。
_Oくんに好きって言ってもらえますように____。
黒い紙に、鉛筆を使って書いた
(叶うといいなあ)
その頃は占いをよく信じたものだ。
そして、その紙を机の裏に貼った
でもその頃私は、まさかあんな出来事が起きるとは思いがけなかったのだ
もしかしたら そのときから 私の人生の歯車は 狂っていたのかもしれない
担当者 Z
Ⅱ ~プロローグ~ T視点
小学校6年生のときに、僕はMが好きだった
でもその恋は終わった。
中二の夏。
新しい恋を始めた
好きな人ができた。 名前はAという。
友達のCに、Aが好きということがばれ、その友達に好きな人がいるか聞いて欲しいと言った
結果、Aには好きな人がいた。僕の親友の、Kだった。
でもこの恋を、実らせたいと思った。
Aに必死の思いで告白をした ダメ元だった。
返事は_____。
その返事が引き金になり
あんなことになるなんて全く知らなかったのだ
担当者 Z
A視点
A「......はっ!」
気づいた時には闇の中ただ一人蹲っていた
ここはどこ?
思い出せない
いつここに来た?
思い出せない
家の鍵閉めてきたっけ...
思い出せない
だめだ、思考が追いつかない
A「はっ....はぁ............う」
呼吸が浅い
苦しい.......助けて、誰か.......だれか
こんなとき思い出すのは、楽しかったあの日々.....
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キーンコーンカーンコーーーン........
ざわざわ.......
A「ん.......やっと終わったぁ....」
さゆり「よ、巨乳さん」
A「もぉ!!......からかわないでよ!!」プンプン!
さゆり「どうせ巨乳さんには、貧乳の気持ちなんてわかんないだろ」ぺチャ
この子は、登校時に仲の良い、旗 小百合(はた さゆり)
今言ってたとうり貧乳なんだ。そのかわり背が女子で一番高くてとてもマジキチな友達♪
A「でも、さゆり脚長いしいいじゃん。」
さゆり「背が高いだけで、そんな変わんねえよ。それよりおっぱいくれ( ◠‿◠ )☛」
ね、マジキチでしょ?私はそれなりの女子力は持ち合わせてるもんね(*^^)v
さゆり「それよりさあ、お前......Tに告白されたって本当か?」
A「ああ...そのことなんだけどね.....」
凪桫「よお!お前ら!!」
A「凪紗!.....もう、驚かさないでよ!」
凪桫「✌('ω'✌ )三✌('ω')✌三( ✌'ω')✌」
この子は今同じクラスで仲の良い 小窪 凪桫 (こくぼ なぎさ)
さゆりの次くらいにマジキチなんだ♪一番シュールでクールだよ♡
かわいい声の私と違ってすっごくイケボなの(´・ω・`)かっこいいょ♡
担当者、マジキチR
A視点
凪紗「で?Tが?告白したんだっけか?」
A「あっ…うんっ…それでね…?」
小百合と凪紗と話していると、また一人友達が近寄ってきて、私の頭に手を置いた
そして私の頭をわしゃわしゃと撫でる
A「もうっ…やめてよぉ…っ!」
「ごめんごめん…余りにも小さくて(笑)」
A「もうっ…」
今の彼女は東谷 鶇
髪が短く、とてもボーイッシュな女の子。
鶇と凪紗がかっこいい系なら私は絶対可愛い系かな?
鶇「あ、なんの話してたの?」
A「あ、Tに告白されたんだけど、どうすればいいかなって思ってて…私好きな人いるし…迷ってて…どうしよぉっ…」
凪紗「あーそういえばTがAの事好きとか言ってたな」
小百合「え?!まじ?!」
凪紗「うん。なんかTと電話してて好きな人の話になった時に問い詰めたらAが好きっつってたなー。」
A「え?!そんなこと言ってたの⁈恥ずかしいっっ」
鶇「あーやっぱりかー」
小百合「え⁈気づいてたの?!」
鶇「なんかわかるじゃんそういうの。」
凪紗「私最初心愛だと思ってたんだけどー…」
小百合「あーわかる」
心愛「私が何ー?」
A「心愛ちゃんっ!」
彼女は佐々木 心愛 (ここあ)
よく凪紗と登下校してるの!
そして私には劣るけどすっごくかわいいの!
頭もいいし!
凪紗「あーなんかTがAの事好きとか言っててさ、私最初Tは心愛狙いだと思っててさー
ー」
心愛「なわけないじゃん(笑)」
担当者 Z
A視点
心愛「私よりAちゃんの方がずっと可愛いし、Aちゃん早く付き合っちゃいなよ!!」
A「えっ……そっ、そうかなぁっっ//」
凪紗、鶇、小百合「そうだよ!」「Aも可愛いよね」「はよOKして付き合えよー」
A「もぅ…みんなったら」
みんな、一斉に私を褒めてくるから最初は戸惑ったけど…。事実上仕方ないよねっ♡なんで私こんなにズバ抜けて可愛いんだろう…///…ねぇ?
でも、付き合うかは少し迷いがあった。だって、私はあの人も好きだから…
担当者 RM
A視点
私の心の中にはまだKがいた……
諦めたくない……だけど
自分から告白して傷つくなんて嫌……
みんな言ってくれてる。
一回付き合ってみればいいんだよね…
それにKのことだって……
Tにばれなきゃいいんだもん……
悩んでる内に放課後になっていた。
廊下に出て帰る準備をしてると聞き慣れた声がした
「A一緒に帰ろ」
この子は地主麗華ちゃん
家が近くてよく遊んであげてたの
お嬢様みたいでかわいいかな?
まぁ私には及ばないけどねっ///
A「うんっ!ちょっと待ってて」
私は急いで準備をした……
私と地主ちゃんは学校を出てバス停まで歩いた
A「ねー地主ちゃん私ね…」
麗華「ん?」
A「私ね、いいよって返事しよっかなーって!」
麗華「?」
地主ちゃんは不思議そうな顔をした
A「あっ!!地主ちゃんには言ってなかったね!!」
A「私Tに告白されたのっ///」
麗華「へー」
あれ…全くおどろかない
A「おどろかないの?」
麗華「まぁ…なんとなくわかってたし」
A「そっか…」
いつも地主ちゃんと話すと続かないなぁ
そんな話をしてたらバスが来た
バスに乗ってから家に帰るまで特に地主ちゃんとは話がなかった
私…地主ちゃんのこと少し苦手なのかもしれない……
でも今はそんなの関係ないっ!!
明日Tに会ったら返事するんだからっ!!
そしたらみんなに自慢できちゃうな(>///<*)
T……私が「いいよ」って言ったら喜ぶのかな?
こんなこと考えてたら眠れないよぉ……
その数分後 私は眠りについた
担当者 N
暗い闇の中で