屋根裏の二人
「バレたら大変だから、部活動でも平然としてるんだぞ」
黒川の偉そうな言い方にムッとしながらも俺は興奮していた。
二人で女子弓道部室の屋根裏に忍び込む。
声を押し殺し待っていると女子達が来て着替えだした。
心臓は高鳴り覗き穴から目を離せなかった。
黒川が好きな夏帆が入ってきた。
制服を脱ぎブラ姿になると巨胸がユサユサと揺れる。
黒川がゴクリと生唾を飲み込む音が聞こえた。
部活動が始まる。
今下着姿を見たばかりの女子たちと普通に会話できる自分が不思議だ。
「熱でもあるの?」
後輩の夏帆に指導中の、黒川の様子が変なので皆が集まってきた。
黒川は赤面し、股間の大きな膨らみを隠すのに苦労している。
俺は笑いを必死にかみ殺していた。
(了)
屋根裏の二人