〜あらすじ〜U子

無し

U子のほのぼの物語

〜あらすじ〜U子30歳
平凡な家庭に生まれ育ち 中位の成績で小中高を卒業し 大学は隣の県に行き 親元を離れて生活をはじめる
大学を卒業したU子は地元に戻り社員五人の小さな会社に就職する
会社の一つ年上の男性と仲良くなり交際をはじめる
なんとなく始めた交際だったが 彼の誠実さに惹かれ いつしか結婚を意識し始めるU子
付き合いはじめて一年後 突如彼から別れを切り出される
あまりの突然の言葉にU子は 泣き崩れ 彼を罵倒し始める
諦めきれない彼への思いは日増しにつのり 彼をいつしか呪いはじめるU子
彼との一年間の幸せな日々を思い起こす度に 怒りはどんどんエスカレートしていく
諦めきれない‥けれど 元には戻れない
‥ 手首の傷が増えていく 体重も落ちていく 底知れぬ恐怖がU子を襲う
病院にも通い始め 精神安定剤 睡眠導入剤が手放せない日々になる
生きる気力も萎えてゆき 会社も退職し 一日中部屋にこもる事も珍しくなくなる
助けて欲しい 生きるのが辛い
何もかもが嫌になる
でもどうしていいのかわからない‥
死に場所を探すつもりで時々外を夢遊病者のようにあてもなく歩くようになったある日の午後
公園の近くを通りかかると 幼い兄弟が ジャングルジムや鉄棒ではしゃぎながら遊んでいる姿をみる
U子は思う
いつからだろう‥私笑ってないや‥‥
涙が一粒 道路に落ちる
その日を境にU子は笑顔を意識するようになる
これまで笑顔なんか意識したことなかったU子は 笑顔を意識した日から 道ゆく世間の大人が笑ってないことに気づく
みんなも辛いのかもと 自分だけが辛いと悲劇のヒロインを演じてた自分が変に気恥ずかしくなる
笑顔を意識し始めた頃から半年後 自然に睡眠導入剤や精神安定剤を呑まなくなっていた
一生呑み続けるかもと思っていた薬達からのまさかの卒業
気力も戻り 仕事は以前からやりたかったイラストレーターの道を選ぶ
笑顔が幸いしたのか仕事も順調になり 知らぬ間に有名なイラストレーターになっていた
ふと 昔の彼を思うと あれでよかったのかもと許せている自分に気づき あの辛い日々が感謝にさえ感じれる
笑顔の奇跡はそれだけでは終わらず
仕事仲間と付き合いはじめ 半年後に結婚する
優しい彼との間に双子を授かる
名前は笑子と希望
U子 辛い日々からわずか3年後の笑顔の奇跡の物語‥

〜あらすじ〜U子

無し

〜あらすじ〜U子

無し

  • 小説
  • 掌編
  • ファンタジー
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2014-02-13

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