〜あらすじ〜S男

無し

競輪選手の奇跡の物語

〜あらすじ〜S男30歳
競輪選手として 鳴かず飛ばずのS男30歳
プロ生活10年目 気力も萎えはじめ練習でも手を抜くようになり選手として夢を抱けなくなっていたS男
そんな矢先 レースで落車し意識不明の重体になり病院に運ばれる
意識が回復し目を覚ますと そこは競輪界がまだ活気付いてた50年前にタイムスリップしていた
知らない人達から 落車したレースの詳しい内容や 数日間 意識不明だった事を聞かされる
自分は知らないのに この人達は自分の事をよく知ってるように話しかけてくる
不思議な感覚にとらわれながら その時代で生きていく決心をするS男
そこであるベテラン選手に出会い 生き方を説かれる
競輪選手として強くなるのも
生きるのも同じことだと
レースで負けても決してくさらず笑顔を忘れるな
もしレースで相手に怪我をさされても ファンの人にののしられても 相手を恨
まず 許して忘れろ
レースに出れることを当たり前と思わず感謝と思うようにしろ
笑って許して感謝の大切さをベテラン選手に教えられたS男は やる気を徐々に取り戻 し
人が変わったように練習を始め 成績も徐々に良くなっていくがまたもレースでの落車で意識を失い数日後 意識を取り戻すと なぜか 元の世界に戻っていた
あれは夢だったのか‥
だがS男には夢の世界でベテラン選手に教えられた笑って許して感謝する大切さは 夢から覚めても覚えていて 練習を再開したS男はやる気も気力もみなぎり やがて神がかり的に快進撃を続けるS男は競輪界最高峰のレース ケイリングランプリに出場し 見事優勝を果たす
その優勝の表彰式 賞状と優勝トロフィーを手渡してきたのは あの夢の中で出てきた ベテラン選手
S男は驚き なぜあなたがここにいるんですかと 表彰状を手渡すベテラン選手に問いかける
するとベテラン選手は ニコリと笑い いいから いいからとニコニコしながらS男に呟く
いいかS男 笑って許して感謝してると こんな奇跡起きるんだよ
誰にでもなと笑いながらウインクをするベテラン選手
S男は表彰台の上で ありがとう皆さんと派手なガッツポーズ
おめでとうと拍手するベテラン選手
12月30日 暮れかかる夕刻16時の競輪選手S男の奇跡の物語‥

〜あらすじ〜S男

無し

〜あらすじ〜S男

競輪選手をモデルに生きる基本の大切さが見え隠れする短編小説

  • 小説
  • 掌編
  • ファンタジー
  • 冒険
  • SF
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2014-02-12

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