Inside

収まりきらない僕を
空で包みたい
海で包みたい

イヤホンから流れる音に
感情を溶かして
川となって流れていく
僕はそれに流されて
身を任せて
夜を待つ

冷えきった身体では
もう寒ささえわからない
待っていた夜もやってきて
さて次は何を待とう
その前に
やるべき事をやらないと
何が正しいかも解らずに
やるべき事はやらないと

川から出て
風に晒される
毛布にくるまり
暖まる
そんな時間が奇跡だと思う
僕がこうして生きていることを奇跡だと思う
収まりきらない僕が溢れないように
君が抱きしめてくれることが奇跡だと思う

そんな

昼下がり
丘の上
ため息を吐いて
静かに目を閉じた

Inside

ありがとうございました。

Inside

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2014-02-09

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