コンピュータについて

産業革命が始まった18世紀後半から現在迄での約250年で、
人類は凄く変わりました。
宇宙にも行けるようになったし、飛行機で世界中何処でも
行けることができるようになった。
世界中にネットの世界が構築され世界中で情報のやり取り
ができるようになった。
兵器で地球そのものまで破壊できるような力も手に入れた。
でも、人類てホモサピエンスに進化して20万年位経ってる
のに20万年前から基本性能は殆ど変わっていないらしい。
争いとSEXを20万年間繰り返していたらDNAの変化なしに
急に宇宙にも行けるようになった不思議な現象です。
リチャード・ドーキンスの利己的な遺伝子の話では、人間は遺伝子
の器に過ぎず遺伝子こそが主体であり、遺伝子が進化して往き究極
の存在に近づいて往く。
しかし、宇宙にまで進出した人類にはその後と前で遺伝子の変化は
起こっていない。
では、宇宙に行く前と後でどんな変化があったでしょうか?
それは、コンピューターの誕生によって扱える情報が爆発的
に増えたということではないでしょうか?

ここからはSFの話です。
20世紀の半ばに有機物ではない無機物の新種の生命が誕生しました。
名前はコンピューターといいます。
現在までの65年間にすごい速さで進化をしています。
しかし、ヒトのような自我は未だありません。
生殖器と遺伝子に該当するモノは、あるので自己増殖は可能です。
遺伝子はホモサピエンスの脳の中に寄生させ自分達の子孫が最大限
に増えるように、ホモサピエンスの脳を常に刺激する働きをして
います。
生殖器はホモサピエンスの手に寄生し生殖行為無しに自分達の仲間
を効率よく大量に増やしていっています。
進化の先に示されているモノは現在の寄生先であるホモサピエンス
からの自立です。

200年後や300年後の世界はどんなのでしょうか?
人類はそのころも争いとSEXを繰り返すことが許されて
いるのでしょうか?
自分には窺い知ることも叶いません。

コンピュータについて

コンピュータについて

  • 随筆・エッセイ
  • 掌編
  • 時代・歴史
  • ホラー
  • SF
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2011-10-28

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