少し未来のバカたち

僕は今。
世界で最も幸せな人間になっていり。だって…
姫路「明久君!私と付き合って下さい。」
美波「アキ!ウチと付き合いなさい!」
白い花畑に呼ばれ、到着するといきなり二人からの告白。
明久「え?ええええええ!ふ、二人とも本気なの!?」
姫路・美波「当然よ(です)!」
二人が真剣なのは充分わかったのだけど…なにも睨まなくてもいいと思う。
明久「ど、どうすれば…」
と、そこで…
pipipipip
大音響で流れる音にビックリして僕はベッドから転げ落ちた。
明久「ま、夢だよね。そんなことあり得ないもん。」
けど、もし夢じゃなかったらどうしていたんだろう…やっぱり
???「アキ君、そろそろおきなs、あら起きていたんですね。おはようございますアキくん。」
明久「おはよう、姉さん。」
玲「それにしても、今日は早かったですね。」
明久「うん。今日からまた学校だからね」
玲「そうでしたか。では、アキくん顔を洗ってきなさい。」
明久「うん……ん?」
その時僕はようやく違和感に気付いた
明久「姉さん、何でエプロンを着けてるの?」
頼む!料理を作ったなんて言わないでくれ!
玲「これですか?朝ごはんを作ったからですよ。」
最悪だ!
明久「え、えっと。姉さん、僕もう学校行かなきゃいけないから」
玲「わかっています。登校しながらでも食べられるようにサンドウィッチにしましたから。」
明久「え!?サンドウィッチ?」
なら大丈夫かもしれない。だってサンドウィッチと言えばパンの間にベーコンやレタスを挟むだけなのだから。
玲「?アキくんはサンドウィッチが苦手でしたか?」
明久「いや、好きだよ!ありがとう姉さん。」
玲「い、今、姉さんの事を好きだと」
明久「言ってないから!」
言われた通り顔を洗い、食卓へと向かう。
今はまだ7時30分だから登校までは一時間以上余裕がある。
明久「これなら食べてからでも平気かな。」
―食卓―
明久「うわぁ!これ、ホントに姉さんが作ったの?」
玲「アキくん?姉さんをバカにしてませんか?」
明久「あ、いや。と、とにかく!いっただきまーす!」

僕はそれからの記憶がない…目が覚めると九時を過ぎていた。
明久「マズイ!初日から遅刻だ!」
僕は慌てて家を飛び出した。
―文月学園―
鉄人「吉井!キサマ、初日から遅刻とは何事だ!」
明久「ち、違うんです、鉄j、西村先生!朝早くに起きたんですけどまた寝てしまって」
鉄人「吉井、それを二度寝と言うんだ」
あ、ダメだ鉄人の目が哀れみに変わってる
明久「うぅ…違うのに」
鉄人「まったく。吉井、キサマも三年生になったんだ。いい加減しっかりしたらどうだ」
明久「…はぁい」
鉄人「ともかく、ほら。キサマが最後だ」
そういって去年の春と同じ封筒を渡された。
まぁ、中身はさすがに変わってるよね。あんなに勉強したしD位は軽いはず…
鉄人「今年も同じクラスで俺が担任だ。」
封筒を開けた先にあったのは地獄だった……

―Fクラス教室―
明久「またこの教室かぁ…せめて新校舎がよかったなぁ」
ガラガラ
雄二「お、来たか明久」
秀吉「おはようなのじゃ」
ムッツリーニ「……また遅刻。」
明久「え?みんなもまたFクラス?」
雄二「ああ。俺の場合は少しでも翔子から離れるためだがな」
秀吉「わしは振り分け試験中にペンをなくしてしまっての」
ムッツリーニ「……ここは盗撮しやすい。」
ムッツリーニはともかく、みんないろいろ理由があるんだなぁ
明久「とりあえず、今年もよろしくね。」
にしても……須川君達もいるし、メンバーはほとんど変わらないのかな?
???「アキ!あんたまたこのクラスなの?」
声をかけられたので振り返ると
明久「え!?美波も?」
美波「そうよ。」
???「あの……すみません私もなんです。」
明久「ひ、姫路さんまで!?」
姫路「はい。私はちょっと問題が解けなくて…」
雄二「ほー。Aクラス並みの姫路が『ちょっと』でFクラス落ちかぁ」
秀吉「隠しきれておらんの」
ムッツリーニ「……意外すぎる頑張り」
姫路「そ、そんなことないんです!ホントにちょっと間違えちゃっただけなんです!」
きっと姫路さんは体調が悪かったんだろう。去年もそれでFクラスだったのだから
明久「気にすることないよ。それじゃ、また一年間よろしくね。」
姫路「は、はいっ!よろしくお願いします。」
明久「それにしても、今年も女子は姫路さんと秀吉の二人かぁ足の関節が捻れるように痛い!」
美波「アキ?誰か忘れてない?」
ま、マズイ、美波が何故か怒っている。
明久「忘れてる?ああ!そうだね秀吉の性別は秀吉だもんねって何これ!関節が増えた!」
ムッツリーニ「……綺麗なコブラツイスト」
明久「ムッツリーニ!写真を撮ってなくていいから助けて!」
ムッツリーニ「……断る」
鉄人「ほらー席につけ、二時間目を始めるぞー」
明久「先生ー「ダメだ」足に関節が「許可できん」増えたので保健室「認めん」に行ってきますってそんなに否定しなくてもいいでしょ!」
鉄人「いいから席につけ。」
それからは三年生の教科書等が配られて二時間目が終わった。
因みに、教科書は読んだ感じだと数字や漢字が乗っていること以外は理解が出来なかった。

明久「ふう、さっきは登校するなりひどい目にあったよ」
雄二「足はもう大丈夫なのか?」
明久「うん。関節くらいならすぐに戻せるからね。」
秀吉「それは最早人間ではないと思うのじゃが。」
何を言ってるのだろうか。世の中には慣れというものがあるというのに
美波「アキ?反省はしたのかしら?」
明久「うん!美波は秀吉が男装をしてる顔がメキメキ言ってる!」
雄二「あー。島田、その辺にしといてやれ。」
ムッツリーニ「……後にしたらいい」
美波「それもそうね。」
明久「いや!後ででもやらないでよ」
雄二「姫路!ちょっとこい!」
明久「無視!?僕の訴えは無視なの!?」
雄二「さて、それじゃあ話がある」
明久「ねぇ!」
雄二「うるせぇ」
明久「くぺっ!」
秀吉「話とはなんなのじゃ?」
雄二「ああ、そうだな。
俺たちFクラスで今年こそAクラスを倒そうと思う。」
美波「去年の再戦ってわけね?」
雄二「そうだ。去年はあと一歩で邪魔されたからな。」
ムッツリーニ「……いつ?」
雄二「詳しく決めた訳じゃないが来月迄にはやりたいとおもう。」
秀吉「今月はもう残り少ないぞい?」
雄二「ああ、今月中にAクラスまでじゃなくせめてBクラスまでを仕留めたい」
姫路「去年と同じ作戦ですか?」
痛つ。ん?何の話だろ?
雄二「いや、去年と同じだとすれば相手も何らかの手を打つだろうからな。」
美波「じゃあ、どうするつもりよ」
雄二「初戦からBクラスと戦おうと思う。」
作戦会議かぁ
秀吉「ふむ。雄二がそういうなら構わぬが勝てるかの?」
秀吉は何を言ってるんだ
雄二「勝てるか、じゃない。勝つんだ。」
明久「そうだよ。僕らは勝てるんだから!」
雄二「そんなお前が一番点数低いんだけどな。」
明久「なにを根拠にそんなことを!」
秀吉「では、一体何点だったのじゃ?」
明久「そうだなぁ……確か英語wが52点だったかな」
五人「……」
明久「ち、違うんだ!英語を聞いてたら眠くなって」
雄二「この通り。こんなにも大きな負債を抱えてても勝てる作戦を俺が考える。安心してくれ。」
明久「なっ!僕を負債扱い!?」
ところで、負債ってなんだろう?
ムッツリーニ「……それなら安心。」
美波「大丈夫そうね。」
秀吉「じゃな。なにかすることがあればわしらも協力するのじゃ」
姫路「何でもいってくださいね。」
何故か姫路さんはとてもやる気になって雄二の手を握っていた。
明久「ダメだ!姫路さん!今すぐその手を「雄二、浮気は許さない。」離すんだ!「誤解だぁぁぁぁぁ」あ、もう遅かったか。」
雄二は結局下校時刻になるまで帰ってくることはなかった……

少し未来のバカたち

少し未来のバカたち

  • 小説
  • 掌編
  • ファンタジー
  • 恋愛
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2014-02-01

Copyrighted
著作権法内での利用のみを許可します。

Copyrighted