淡水


淡く燃える水が


うずまいて あふれる
さかまいて したたる


透明なともしび
ゆらゆらと


朝もやの向こう側で
待っているのは 何

朝もやの向こう側で
呼んでいるのは 何


どこへそそぐ?
虹色七色

なにをつつむ?
虹色七色


水たまりに映った知らない空


とめどなく こぼれる
はてしなく ながれる


淡く燃える水が

淡水

淡水

「淡い」ということばが漢字も含めて好きです。 水と炎で「あわい」を表すってすごいと思います。

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2014-01-21

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