"必ずあの道に"
白く染まる息。
周りの景色と同化して、
綺麗だ!
冬のある日に出会えた君のこと。
僕はずっと
10年後も忘れない。
*1*
「見てよ!凄いね。。。」
「うん。凄く幻想的。」
“鳥”たちが囲む木に、鮮やかな光が浮かんでいる。
水面のように煌めき、燃え盛る炎のような紅みのかかった
オレンジ色が映っている。
“鳥”たちは対照的に真っ黒な装束を着ていた。
弔いだろうか。。。
“鳥”たちは、一斉に消え去った
………………******……………………
「ンバアッ!!!!!!」
「うぅおっ、うっせえよ葵華子(アカネ)!」
下の階から兄の強烈な大声を聞いて、本格的に
目覚める。。
……お前もうるさいだろ(泣)
ま、いいや起きよう。
「おはよー。ばあちゃん家行くかっ!
ほらみんな早く支度しろおお!!!!」
「うっせえっつの!!、、たくっ誰まちだと思ってんだよ
。」
「お兄ちゃん。」
「…………。」
小声で泣いていい?とか言ってるけど
私にも準備あるのでー☜
「葵華子」
「はい。」
さ、こっから頑張らないとっ!
「わかってるわね?」
もっっちろん!
じゃあ、ばあちゃん家へ。。
いざっ!!!
"必ずあの道に"
どーでそかあああ(´;ω;`)