名前などないのです

客観的な意味などないのです。

全ては直感です。

今日一日が幸せだと誰もが思っても、自分は不幸せだと思う日もあります。

それは世間とはそぐわないのです。

みんなが幸せなら自身も幸せだと思うことが社会です。

周りが横一列並ぶから、小さい自分の世界は、前後左右見渡せるのです。

ここは不順列な気持ちを書き留めてここで残しています

月下の鏡

水溜りに映える月

乱れる水面に映える月

見え方は違えど同じ月下の鏡よ

小さき器も大きな器も

収まるのなら同じこと

器も自身が決めるもの

大きな心でも小さな志なら映えるのは三日月よ

虚空

虚しさとは何か

無ではない

消えいくことでもない

あるものが消え失せて

消え失せたものさえ忘れたことだ

灰色でも何色さえもない

無色の空が

虚空

手を伸ばす

手を伸ばそう

どこまで伸ばせるかは事前にわかっている

理解している

届かぬものと届くもの

知っている

届くものだけを手に取る

手を伸ばす

それが自身の世界だと

寒い夜には

吹雪く風は僕を拒絶する

寒さは人を寄り付かせるのに

僕は一人を選んだ

暖をとるのにやたら背中が寒い

泣かないと決めた

失いたくないのなら得なければいい

そう言ったのは自分なのだから

儚さが残る香り

去った音のあとに香りが残る

漂う空気と混ざりながら

何よりも存在感があった

ただ他のものが存在が薄いだけかもしれないが。

名前などないのです

名前などないのです

客観的な意味などないのです。 全ては直感です。 今日一日が幸せだと誰もが思っても、自分は不幸せだと思う日もあります。 それは世間とはそぐわないのです。 みんなが幸せなら自身も幸せだと思うことが社会です。 周りが横一列並ぶから、小さい自分の世界は、前後左右見渡せるのです。 ここは不順列な気持ちを書き留めてここで残しています。

  • 随筆・エッセイ
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2014-01-14

Copyrighted
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  1. 月下の鏡
  2. 虚空
  3. 手を伸ばす
  4. 寒い夜には
  5. 儚さが残る香り