■ Neo Border 012 [ Version 3.0 ]
北欧神話を知っていますか?
オーディン、ワルキューレ、ラグナロク・・・。
モバイルやデジタルネットワークに飛び交っているこれらの言葉は全て北欧神話の中にあります。
ゼウス、カオス、オリンポスなどでメジャーなギリシャ神話にかわり、
なぜ今ここに来て北欧神話なのか?
その答えの手がかりを、ここでお話しましょう
ワインフェスティバルが終わり、すぐさまMarkはあの少女の話をWilliam、Johnに話した。
「細いブレスレットはセイフティを示していた。」
「じゃあ、まやかしじゃないな」
「昨年秋からの”人類の悲鳴”以降、特に今年になってから現実国家群と仮想国家群はよく衝突しているからなぁ」
(きっかけは昨年秋ごろから始まった国家間の対立や地域紛争で、年の暮れにNGO(非政府組織)などの調査で驚愕の失われた人命数が公表されてからである。)
「“仮想地球(Globe of Virtual Reality)”の辺境フィールドに目が届かないのが特に問題だな」
「その少女が何者であるかはともかく、“仮想地球(Globe of Virtual Reality)”の親しいやつらに防壁を固めるように伝えておいたほうがいいな。」
この出来事により10月初旬“仮想地球(Globe of Virtual Reality)”のセキュリティが防壁最高責任者<AI Haviハーヴィ>の下ひそかに最高レベルとなった。
(この影響によるクラウドネットへのわずかな遅延がこのころ起きていたため、“仮想地球(Globe of Virtual Reality)”の人工知能にはバグが存在するとささやかれた。)
■[ ハーヴィ ]とは =======
北欧神話では
アース神族のオーディンの呼称、別名。
高き者という意味がある
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やがて10/14 ”Ragnarok Crisis・ラグナロククライシス(ネットパニック)”が発生。
ノーマル時の十数個の防壁だけでは数秒で突破されていたであろうから、ワインの少女の助言が無ければ、“仮想地球(Globe of Virtual Reality)”はわずか数十秒で壊滅していたであろう。
なぜならば”Ragnarok・ラグナロク(人工知能型ウイルス)”が一番初めに襲ったクラウドネットは“仮想地球(Globe of Virtual Reality)”だったからである。
理由はわからないが“仮想地球(Globe of Virtual Reality)”の辺境フィールドに突然”Ragnarok・ラグナロク(人工知能型ウイルス)”が発生したから、一番近いネットが攻撃された。といえばもっともらしいが、そこに突然発生する要因がまったく無いことから、時限式でそこに送り込まれていたと推測される。
(一年後に製作されたノンフィクション映画 「A Month」 では“仮想地球(Globe of Virtual Reality)”の内部から発生したとされているが、実際は“仮想地球(Globe of Virtual Reality)”の防壁のすぐ外の辺境フィールドと呼ばれる関連領域からであった)
ちなみに攻撃を受けた時点での防壁は<AI Haviハーヴィ>が構築した最高レベルの数万個といわれている
もちろん突然の攻撃で数千個の防壁が一気に破壊されたが、接触後、数秒後に独断でゲートウェイを閉鎖することに成功。この防御データは一気にネットに流され、特に “Valkrieヴァルキリー”系のクラウドなどの対応は瞬時であった。
これにより“Valkrieヴァルキリー”系ネットワークがいち早くセキュリティを上げ始めたため、当初“Valkrieヴァルキリー”系ネットワークのみ大規模なネット障害が起きた。これによってネット速報で「Valkrieの乱心」との見出しが飛び回った。
■ Neo Border 012 [ Version 3.0 ]
Hi everyone!
Welcome to the Neo Border World
”Neo Border”(ネオボーダー)は、近未来の世界を描いた作品です。
"北欧神話(Norse mythology)"で知られている
<Odin オーディン>
<Loki ロキ>
<Thor ソー>
<Ragnarok ラグナロク>などが出てきます。
でも"マイティ・ソー(The Mighty Thor)"ほどエキサイティングじゃなく、
どちらかといえば"マトリックス(The Matrix)"や、
"攻殻機動隊(Ghost in the shell)"みたいな展開へとむかっていきます。
お楽しみいただければ幸いです
I want to make English translation of the "Neo Border" sometime ;p