■ Neo Border 009 [ Version 3.0 ]
北欧神話を知っていますか?
オーディン、ワルキューレ、ラグナロク・・・。
モバイルやデジタルネットワークに飛び交っているこれらの言葉は全て北欧神話の中にあります。
ゼウス、カオス、オリンポスなどでメジャーなギリシャ神話にかわり、
なぜ今ここに来て北欧神話なのか?
その答えの手がかりを、ここでお話しましょう
現実国家群の今回の発表に対し、
“仮想地球(Globe of Virtual Reality)”を事実上統治していた仮想国際連合は、一斉に反論をおこなったが、
現実国家群から発表されるシナリオに沿ったような立派な証拠の数々によってもろくも打破されていった。
やがてこれもまたシナリオに沿ったごとく、発表当日から“仮想地球(Globe of Virtual Reality)”は悪しき根源であるとマスメディアが大々的に報道し、あらゆるメディアもこれに歩調を合わせる。世界中の関心が、「”Ragnarok・ラグナロク(人工知能型ウイルス)”の生誕地は“仮想地球(Globe of Virtual Reality)”」のコピーに集中し、ほどなく多くの世論もそう信じるようになっていく。
そして
現実国家群は、国際ネットシステム妨害規則違反など、数々の国際条約違反を理由に、
今回の責任と賠償を突きつけ、同時に
“仮想地球(Globe of Virtual Reality)”の閉鎖を要求した
やがて
”Ragnarok Crisis・ラグナロククライシス(ネットパニック)”の被害に比例し、世論の“仮想地球(Globe of Virtual Reality)”排斥運動は広がりを見せ、メンバーは徐々に退会。そしてメディアは彼らを“生還者”と呼び、それを称えた。
巨大な向かい風は
破竹の勢いで拡大した“仮想地球(Globe of Virtual Reality)”を輝かせてきた街のLEDを次々に灯油ランプに代えていく。
それでも心硬き多くのメンバーは、今にも消えてしまいそうなおぼろげに揺らぐ灯油ランプの明かりの中で、
濡れ衣を晴らすべく、あらゆるフィールドの情報を集め反論、矛盾点、抗議を発信した。
そして願う
遥か昔から言い伝えられてきた伝説のように彼らの再来を
Mark Frost(マーク)
William Madison(ウィリアム)
John Reeves(ジョン)
現在は所在が明らかになっていない、“仮想地球(Globe of Virtual Reality)”建国の3人の救世主たちを
■ Neo Border 009 [ Version 3.0 ]
Hi everyone!
Welcome to the Neo Border World
”Neo Border”(ネオボーダー)は、近未来の世界を描いた作品です。
"北欧神話(Norse mythology)"で知られている
<Odin オーディン>
<Loki ロキ>
<Thor ソー>
<Ragnarok ラグナロク>などが出てきます。
でも"マイティ・ソー(The Mighty Thor)"ほどエキサイティングじゃなく、
どちらかといえば"マトリックス(The Matrix)"や、
"攻殻機動隊(Ghost in the shell)"みたいな展開へとむかっていきます。
お楽しみいただければ幸いです
I want to make English translation of the "Neo Border" sometime ;p