■ Neo Border 008 [ Version 3.0 ]
北欧神話を知っていますか?
オーディン、ワルキューレ、ラグナロク・・・。
モバイルやデジタルネットワークに飛び交っているこれらの言葉は全て北欧神話の中にあります。
ゼウス、カオス、オリンポスなどでメジャーなギリシャ神話にかわり、
なぜ今ここに来て北欧神話なのか?
その答えの手がかりを、ここでお話しましょう
世界中に広がった”Ragnarok Crisis・ラグナロククライシス(ネットパニック)”に対し、現実国家群は早急にネット系集合体トップの“Neo Border Company”に各国の電子頭脳ブレーンを招集し、”Ragnarok・ラグナロク(人工知能型ウイルス)”への地球規模の緊急対策本部を立ち上げると同時に反撃を開始した。
当然”Ragnarok・ラグナロク(人工知能型ウイルス)”は瞬時に世界中のフリーなネット、サーバー、クラウドを駆逐したが、セキュリティの堅固な領域への進行には時間を要した。
この鈍化した進行によって、進行パターンなどの解析が行われ、約一週間で対Ragnarokワクチンやファイヤーウォールを作製、投入などにより、徐々に進行の速度が鈍り、2,3週間後には完成させた“Savior・セィヴィアー(人工知能型セキュリティ)”を分刻みでバージョンアップしながら投入したため沈静化がすすみ、わずか一ヵ月後には”Ragnarok・ラグナロク(人工知能型ウイルス)”は消滅した。
当初予想された、まったく先の見えない解決期間が驚くべきスピードで終わりを迎えたわけだが、
航空機の墜落やインフラの混乱などわずか一ヶ月の間に世界中で発生した多大な被害はやはりネット依存社会の脆弱さを裏付けた。
とはいえ
消失した膨大なデータや、ソフト、ハードのダメージは散々であったが、まったく先の見えない復旧期間といわれたものの、ネット系集合体トップの“Neo Border Company”のシステムによってわずか数ヶ月でその多くが回復していく事は唯一の救いであった
また、やがて事態が収束に向かうにつれて被害が明確になっていったが
いくつもの深刻なダメージの中でも、紛争地域、軍事施設での、核兵器、生物化学兵器等の作動が偶然の幸運によって停止していたことは、やはり神の奇跡があったのかもしれない。
そして、事態がひとまず沈静化すると当然原因究明が始まった
早急に原因を調べ迅速な対策が急務である。
今,再度起きれば今度こそネットワーク社会の崩壊となる
”Ragnarok・ラグナロク(人工知能型ウイルス)”への緊急対策本部は、データ、ネットワーク復旧作業にめどが付いたころ、原因究明本部となり調査を開始。そして1ヶ月あまりという異例の速さで結果を現実国家郡へ報告、承認。
それをもとに翌日、現実国家群国連総会は世界に向けて発表。
今回の一連に関する原因が“仮想地球(Globe of Virtual Reality)”にあると。
■ Neo Border 008 [ Version 3.0 ]
Hi everyone!
Welcome to the Neo Border World
”Neo Border”(ネオボーダー)は、近未来の世界を描いた作品です。
"北欧神話(Norse mythology)"で知られている
<Odin オーディン>
<Loki ロキ>
<Thor ソー>
<Ragnarok ラグナロク>などが出てきます。
でも"マイティ・ソー(The Mighty Thor)"ほどエキサイティングじゃなく、
どちらかといえば"マトリックス(The Matrix)"や、
"攻殻機動隊(Ghost in the shell)"みたいな展開へとむかっていきます。
お楽しみいただければ幸いです
I want to make English translation of the "Neo Border" sometime ;p