頭おかしい可哀想な子供の話

「私を怒らせるようなことはしないで」

お母さんは、わたしにそう言いました。

でもお母さんは、私がなにをしても怒りました。

私が家にいるから怒るのか、
わたしはお家にいることをやめました。

一週間ほど公園で過ごしていたら、お母さんの足音が聞こえてきました。

私がいい子にしていた(家にながいこといなかった)から、褒めてくれるのかと思いました。

お母さんは、泣いていました。

そしたらお母さんは、私のほっぺたを叩きました。

わたしも、泣きました。

その日は、雨が降っていました。


次の日から、お母さんは怒らなくなりました。

でも、笑ってもくれなくなりました。

わたしは、怒らないお母さんが、好きでした。

頭おかしい可哀想な子供の話

頭おかしい可哀想な子供の話

  • 小説
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2014-01-03

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