旧い年と新年の間
旧い年と新年の間
「旧い年と新年の間」
あけましておめでとうございます。
今年も、およそ週一回のペースでこうしたエッセイのようなものを投稿してまいります。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
さて、今年は年越しの瞬間を実家の浴槽内で迎えてしまうこととなってしまいました。
紅白見て、それからお風呂に入っていたら、上がった時にはもう二○一四年。
なんだか拍子抜けでございます。
さて、年というものは明けてしまうと前年のことなど忘れてしまったかのように新春なんとかだのの特集があれこれ行われます。
でも、確実に続いてるんですよね、時間って。
言ってしまえば、普通に午前十二時を迎えるのと本質的に変わらない。
ただ、年が改まる。それだけのこと。
旧い年と新年の間。
そこにあるのは、ちょっとした新鮮な気持ちと、神聖な心持ち。
普通の午前十二時を迎えるのと違うのは、これではないかなと。
ああ、誕生日を迎える日も似た気持ちになりますが、少し違うようです。
旧い年と新年の間