眼科の罠

眼科の罠

眼科の罠

眼科に罠が仕掛けられていた事はご存知だろうか?

早速、眼科の罠にいきます。

目が少しでもかすんでしまったり黒い点や糸ミミズみたいなのが見えたりすると目が見えなくなるのかなと被害妄想全開になる罠。

慌てて眼科に行くと眼帯をされてる患者が多い罠。

数年ぶりに来たのだが、ここの眼科は大丈夫なのか?と思わせる罠。

受付嬢やスタッフ誰1人メガネをかけてない罠。

受付嬢に目がかすんでしまう事と黒い点が見える事を伝えると、びっくりされた顔をしながら「いつ頃からですか?どんな時になるのですか?」と聞かれるから重い病気なのかなと不安になった罠。

出来ればびっくりしないで普通に接して欲しい罠。

診察を受ける前に、視力検査をするのだがA先生が気難しそうな罠。

挨拶をすると怒ったような顔で「そこに荷物置いて、あの椅子に座って」と上から目線で言われた罠。

いざ視力検査が始まるのだが、やはり上から目線で「これ何?これ読んで?」と言われて、見えなくて首をかしげると「首はかしげないでいいから答えて」と緊張感を漂わせてくる罠。

いくつかの文字を言っていくのだが、途中で見えない文字があった為、「解りません」と答えるとA先生が首をかしげてた罠。

私は「お前が首をかしげるな!!」とツッコミそうになった罠。

A先生から文字以外にCという記号を指しながら「これはどこに空いてる?」と言われて、本当は右だったのだが私は見えなくて「左」と答えるとA先生は「これだよ、これ!!何で右なの?」と軽くキレてた罠。

この時、私は頭にきてたのでA先生をおちょくりたいと思った罠。

A先生がCという記号を指されてきたので「シー」か「パックマン」と答えてやろうかなと思ったのだが、臆病な私は真面目に答えた罠。

そんなこんなで視力検査が終わるのだが、A先生が憎くて仕方がなかった罠。

その後は、診察室に入ると目が異様に大きなB先生がいて威圧感丸出しで「僕ちゃん久しぶりだね、どうしたの?」と子供扱いしてきた罠。

私は「最近、目がかすんでしまったり黒い点みたいのが見えるんですよ」と伝えるとB先生は「疲れと飛蚊症だね」と淡々と答えられたので大丈夫だろうと思って安心してたら怖い事もある病気だった罠。

B先生から「これから飛蚊症を見る為に、瞳孔を開く魔法の目薬をさすからね」といつまでも子ども扱いしてくる罠。

魔法の目薬をさされてから周りがぼやけすぎて、まともに歩けない罠。

しばらく待合室で待ってると看護師から「○○さーん」と呼ばれたので返事をするも、声が小さかったせいか「○○君、もうちょっと大きな声で返事をしなくちゃ」と怒られた罠。

看護師と一緒に暗い部屋に入って横になると見知らぬC先生がいた罠。

看護師から「○○先生は慶応大学からいらしてくれた方だから安心してね」と言われるも私は「慶応大学だからと安心して何かあったらどうするんだ?」と言ってみたかったのだが看護師がハキハキしてる方なので、何も言えなかった罠。

いざ慶応大学の先生から小さいライトで開いた瞳孔を見てもらうのだが、光が眩しすぎて目をつむろうとするとC先生が「目をつぶったら何も見えないよ~もう少しだからね」と言われるも全然、もう少しで終わらなかった罠。

何とか飛蚊症の検査が終わったけど、ぼやけてるせいかまともに立てない罠。

再び、診察室に呼び出されて行くと先生から「僕ちゃん、飛蚊症を検査してくれたけど大丈夫だったよ、良かったね」と言われるも、今後もずっと僕ちゃんと言われ続けるんだろうなと思った罠。

先生いわく「飛蚊症が急にいっぱい見えるようになったり、大きくなってきたらすぐに病院に来るんだよ」とかなり不安がらせてきた罠。

後で飛蚊症の事を調べたのだが、飛蚊症が見える時は疲れてる時、又は目の病気になる合図とも言われていて、調べなきゃよかったと後悔した罠。

眼科にもいっぱい罠が仕組まれてましたね。

眼科の罠

眼科の罠

  • 随筆・エッセイ
  • 掌編
  • ファンタジー
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  • コメディ
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2014-01-01

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