■ Neo Border 003 [ Version 3.0 ]
北欧神話を知っていますか?
オーディン、ワルキューレ、ラグナロク・・・。
モバイルやデジタルネットワークに飛び交っているこれらの言葉は全て北欧神話の中にあります。
ゼウス、カオス、オリンポスなどでメジャーなギリシャ神話にかわり、
なぜ今ここに来て北欧神話なのか?
その答えの手がかりを、ここでお話しましょう
やがて“仮想地球(Globe of Virtual Reality)”はバージョンアップを重ねるごとに人気が上がり、
Version3.0 がメディアに紹介されてからはMassive Hit(大きなヒット)に。
Version4.0 での仮想国家群ができるころにはその参加者数と力は現実国家も一目をおくようになり、
Version5.0では経済や金融の提携などで現実国家群の法律などにも影響を与えるほどの一大勢力となった。
ベータ版として“仮想地球(Globe of Virtual Reality)”が構築されてからわずか1年数ヶ月で、世界を席巻するコミュニティになる。
(もちろんこの背景には昨年秋あたりから、深刻化してきた地球への人的負荷による大規模温暖化被害、小惑星軌道誤差の地球へのダメージ、太陽フレアなどにより異常気象などが複合発生し、世界規模の災害を誘発させている“地球の悲鳴“とよばれる事象の影響による人心不安の広がりが大きい)
■[ 席巻する ]とは =======
せっけんする
激しく領土などを広げること
================
■[ “地球の悲鳴“ ]とは =======
自然災害や、地球の内外的要因によって
まるで地球が悲鳴を上げるように
世界中の環境が変調をきたし、
全生物にダメージを与えている事象
================
このころMarkはWilliam、Johnと共に“仮想地球(Globe of Virtual Reality)”の基盤を固めることに専念していた。
数ヶ月前から世界中で被害が拡大している“地球の悲鳴“は、“仮想地球(Globe of Virtual Reality)”にも大きな影を落としているため、メンバーの急激な増加を手放しでは喜べない状況となりつつあり、堅牢なセキュリティの早急な構築が急がれたからだ。
そして
公式、非公式で“仮想地球(Globe of Virtual Reality)”の構築に協力してくれたメンバー、団体などと共に、
昨年“MSSS(Medical Support Security System)”という体や心の管理をモバイルが行うアプリなどを開発し、
世界のトップ10企業に名を連ねる“ASG”というグローバルセキュリティ企業の関連企業のサポートなどもあって、Markが大学を卒業するころには
<AI Freyaフレイヤ>(民間コミュニティで初めて管理を任された人工知能)をコアに、頑丈なセキュリティを敷いた防壁を“仮想地球(Globe of Virtual Reality)” の周りに築くことができた。
■[ フレイヤ ]とは =======
北欧神話ではヴァン神族の女神。
美、愛、戦い、死をつかさどる
================
「結構大きくなっていたなぁ、防壁を作るのも一苦労だった」
「でももう少し礎を固めるのが遅かったら、この巨木の根までは守りきれなかった」
「潮は満ちていたわけか」
「とにかくこれで安心だ」
そんな一段落した6月の終わりに突然、“仮想地球(Globe of Virtual Reality)” の緊急最高理事会議をIndependence Day(独立記念日)に行うことが決定された
■ Neo Border 003 [ Version 3.0 ]
Hi everyone!
Welcome to the Neo Border World
”Neo Border”(ネオボーダー)は、近未来の世界を描いた作品です。
"北欧神話(Norse mythology)"で知られている
<Odin オーディン>
<Loki ロキ>
<Thor トール>
<Ragnarok ラグナロク>などが出てきます。
でも"マイティ・ソー(The Mighty Thor)"ほどエキサイティングじゃなく、
どちらかといえば"マトリックス(The Matrix)"や、
"攻殻機動隊(Ghost in the shell)"みたいな展開へとむかっていきます。
お楽しみいただければ幸いです
I want to make English translation of the "Neo Border" sometime ;p