正義と闇の可能性

「あたし、いっつも言ってますよね」

「……え?」

「悪役が使うことが多いこのチカラだって・・・人の役にたてるって」

「……」


「……あたし自身も、そうずっと思ってたんです。でも、」

第一話

「着いたー!……ここか」


少々息を荒らしながら、ヴィンは呟いた。
周りは呆れるほど、緑。木が多々あり、そのほかは草原となっている。
目の前にはすべて木で造られた、手作り感のある家。この町ではほとんどがこういう家らしい。
隣町から徒歩で、しかもここまで来るのに登山をする羽目になったので、体力は限界寸前。
……まぁ、結果的に頂上にたどり着いたのでよかったのだが。


「で、どう入るか、だな」


本当はドアノブをひねり、普通に入ればいいのだが、実はそうはいかない。
……感情的な意味で。
ヴィンは親方…いや、元親方との会話を思い出していた。


☆☆☆



「は、はぁ……。なんだか話が急っすね。いきなりギルドに入れとは」

「お前の好きな人助けをチカラを存分に使ってできるんだ。義賊の一人前になるまではそこにいたほうが、お前にとっては得だろ?」

「お、親方!そこまで俺のことを……」

「ん、下っ端が増えてきて邪魔だから。それだけ」

「……」

「で、ここに行って来い」

「おわっと!……これは、地図?」

「そ。ちなみに俺はついていかないからな。ガキ共には会いたくないし」

「ま、まぁ、ギルドは子供、というか、少年少女しかいないっすからね」

「知ってるわそれくらい!」

「何で怒るんすか!?」

「……。あ、そうそう」

「は、はい?」

「そこのギルド、闇のチカラを持ったヤツがいるんだと」

「……はぁぁ!!?今なんて!?」

「じゃ、話は終わりだ。俺はそこしか薦めないからな。他のとこに入ったら・・・タダじゃおかねぇから」

「え、ちょ、お、親方ぁ!?言うだけ言って逃げるなんて卑怯っすー!!」



☆☆☆


「はぁ……」


そう、入れない理由は、闇のチカラを持った者がいるからだ。
炎、氷、草、光、腕力、そしてスピード。
これらの属性のチカラ、または複数の属性のチカラを操ったりして、生活をするのが一般。これらを『魔法』と言う者もいる。
たまに、闇のチカラしか使えない者が生まれてくることがある。
そして、その者はだいたい、悪さを起こす犯罪者となるらしい。
まぁ、闇というほどだ。性格も闇に染まってしまっているのかもしれない。
そんなヤツが、今から入るギルドなんかにいるだなんて。
この先、上手くやっていけるのだろうか。本当に心配だ。


「ええい、考えても仕方ない!」


考えがまとまらないまま、ヴィンはドアノブをひねった。
すると、腕を動かしていないのにドアが開き、そして、


「きゃあああ!?」

「え?うわっ!!」


何かが、いや、誰かにぶつかった。
そして、勢いで倒れこんでしまった。
一瞬でよくわからなかったが、背中に草があたっている感覚がある。
押し倒されているわけなので、上に誰かが乗っかっているわけなのだが。思ったより軽い。
軽いってことは……異性!?


「い、いたた……。って、誰かいたぁっ!?」


軽い誰かが焦った声を出して起き上がった。
やっぱりだ。女性、いや、女の子の声だ。
自分も起き上がると、予想通り少女が目にはいった。
……小さい。
ギルドは14歳から22歳までの少年少女しか加入できないはずなのだが、どう見てもそれ以下の身長だった。
だが、14歳以上、ということはわかった。
水色の髪を一本で結んでいる少女は白いブラウス、黒いスカートの上にマントを羽織っていた。
マントはチカラを増幅させるためのものだと聞く。それは、チカラを大量に、そしてこまめに使っている証拠である。
13歳以下の子供は、そこまでチカラを使わない。


「ご、ごめんなさい!人がいるとは思わなくて……。だ、だ、大丈夫ですか?」

ひどく動揺している。目をうるうるさせながら。ここら辺も子供らしく見える。

「あ、いや、平気平気」

「あーあ、やっちゃったな」


その後ろから、別の声が聞こえてきた。これも少女の声。
オレンジの髪をまとめた子が、ニヤニヤと笑いながらこちらを眺めていた。


「もうっ!ラキが押すからでしょー!もしドアが開いてなかったら顔怪我するところだったんだよ!」


マントの少女がラキと呼ばれた少女に怒鳴った。しかし迫力はない。


「ほらシキ、買い物行くんじゃなかったのぉ?」

「む、むぅ……」


シキと呼ばれた少女は何か言いたげだったが、地面に落ちたカバンを拾い、


「あの、依頼しに来たんですよね」

「え?」

「えっと、何もないですが、ゆっくりしていってくださいね」


と、ヴィンに向かって微笑むと、


シュンッ


「なっ!?」


先ほどまでいたのに、一瞬で消え去ってしまった。


「い、今のは……?」

「おや、シキを知らないとは珍しい」

「め、珍しい?って、な、何?」


残ったラキが、こちらの右腕をぐいぐいと引っ張り、無理矢理部屋の中に入れようとする。


「それも含めて、中でお話しようねー。あ、私はラキ。さっきのはシキ。よろしくー」

「は、はぁ……」


まぁ、元々目的がギルドの中にあるのだから、抵抗はしなかった。


☆☆☆


「さてと、とりあえず、私らのギルドにようこそ、だね!」


コーヒーを片手に、ラキはそんなことを言った。
広々とした部屋もあったが、今は比較的小さい部屋にいる。ここで依頼人の話を聞いたりするのだろう、と勝手に考えを浮かべる。
依頼、といっても、落し物だとか人探しだとかそういう類で、深刻なものはあまりないと噂で聞いているが。
黄色いノースリーブに紫色のミニスカートをはいたオレンジ色の髪をツインテールにしている女子は、きょろきょろとしているヴィンを見て、


「あれ、よく見たら、こりゃ若いお客さんだことー」


口に手をあて、見た目の若さに合わないようなことを口にした。


「いや、まぁ、年は17だけど……」

「マジか!一つ年上なだけか!くっそー負けたー」


張り合ってるつもりはないのだが?
負けた、とか言いながらのんきにコーヒー飲んでいるが、自分の分だけか?一応客だぞ?
いろいろ突っ込みたかったが、やめておいた。一応、初対面だし。


「先ほどはうちの妹がご迷惑おかけしましたねぇ」


妹さんはあなたが悪いように言っていましたが?


「って、さっきの…シキって子?妹なんだ」

「正確には、双子の妹だけどね」

「ふ、双子!?」


思わず声をあげると、ラキは予想していたかのようにニヤリと笑った。


「まぁ、身長も10センチくらい差があるし、双子に見えないか。……いや、そっちに驚いたんじゃないね」

「いや、まぁ、そっちもだけど」

「あれでしょ?14歳に見えたんでしょ?みんな言うよー」


やはり、他人にもそう見えるらしい。姉が言っているのだから、本当なのだろう。


「でも、14歳ならうちのギルドにはいるよ。別の人が」

「そうなんだ?」

「コーヒー持ってきたわよ~」

「お、噂をすれば」


また、新たな声。
今度は、シルクハットに似たような小さい帽子をつけた、赤髪の少女だ。耳元に小さく三つ編みをしている。
チェック柄のはいったワンピースを着た、おっとりとしているような雰囲気がある。
だが、身長はラキと同じくらい、といったところだ。逆に14歳に見えない。


「ラキ、お客さんがいるならコーヒーもっていってあげればいいじゃない。自分のだけじゃなくて~」

「だって面倒だったんだもーん」


そして、ラキよりも大人であることが今わかった。


「リンネ、この人この町の人じゃないっぽいから自己紹介したほうがいいと思うよ」

「え、そうなの?じゃあ……リンネです、よろしゅうに~」

「よ、よろしゅうに~……」


気が抜けるような挨拶をそのまま返した。
コーヒーを一口含んだ後、ふと気がつく。


「何でこの町出身じゃないって分かった?あと、シキちゃんを知らないのが珍しいって?」


そして、先ほどの疑問も付けたした。


「ああー。まぁ、その説明は町の人に聞けばどこでもしてくれるよー」

「ここで教えてあげないの?」

「えー面倒ー」


いや、面倒って……。


「まぁいいや。特別だぞー、感謝しろー」

「ど、どうも」


絶対客に向かって言う言葉ではない。


「シキはあることで有名だからねー。そしてそのおかげもあったりなかったりして、ギルドもそこそこ有名だから、」

「この町の人はほとんどがそれを知っているってことか?」

「お、鋭いねお兄さん」

「ヴィンだ」

「ああ、了解了解」


親方……。
前にこの町に行ったらしいけど、
そこで噂を聞いて、気まぐれで命じたんじゃ……。


「で、シキちゃんが有名とは?」

「ありゃ、チカラのことまでは知っていると思ったんだけどな」

「ふふ」


ラキとリンネちゃんが顔を見合わす。


「ま、まさか……」

「ふっふっふ~」

「そのまさか。シキの姉貴は闇のチカラを持った者よ~」


「………」


リンネちゃんの言った言葉を最後に、沈黙が生まれる。


「はぁぁ!?あの子が!?闇のチカラぁぁ!?」


そして、ヴィンが、思わず声を荒げた。


「あれ。ってことは、ラキも……?」

「いや。私はただの光の使い手。まぁ他にも使うけど。ちなみに『物を浮かせることができる可能性』の持ち主でもあるのだ~」

「そ、そっか……。遺伝ではないのか」

「ふ、まぁな」


そこはドヤ顔するところか?
しかし、驚いた。14歳にも満たないような姿をした、邪心なんて全く持ってなさそうな、あの子が……。


「さっきの姉貴の瞬間移動も、闇のチカラとセットの『可能性』なのよ~」


リンネちゃんが付け足す。
それは聞いたことがあった。闇のチカラの持ち主は同時に必ず『自分の空間を作り出せる可能性』を持っていると。
そしてそれを応用し、瞬間移動もできる、と……。


「あぁ~やっぱり憧れちゃうわ~!瞬間移動!さすが姉貴!!」

「私はあれのどこが尊敬できるのだかよくわかんないよ、リンネ」

「ラキよりは尊敬できるわ」

「ひどいなー」


しかし、何故だ。
自分の妹が、または身内がそのような危険なチカラを持っているというのに。
どうして落ち着いていられるのだろう。
もうそのチカラに慣れてしまったのだろうか?


「ん?ヴィン、どうしたー?そんな深刻な顔しちゃって」

「え、あ、いや、その」


ラキの言葉で我に返る。


「まぁ知らなかったのだから、仕方ないわよ。深く考えちゃうわよね」

「ま、まぁ……」

「依頼する気にならなくなったかー?」

「あ、そうだ。依頼じゃなくて……」

「んー?」


ヴィンは自分のことを告げた。
ギルドに入りたいこと。また、自分の得意なチカラと可能性。……まぁ、可能性は自分でも何なのかわからないのだが。
そして、元義賊の下っ端だが、雑用しかやってないのでお尋ね者にはなっていないこと。しかし、物を奪うのは得意なこと。


「おおー!大歓迎だよ!今そういう人手がほしかった!」

「改めて、わたしたちのギルドにようこそ、よね!」

「……え?」


意外にも、あっけなく了承されてしまった。
いいのか、こんなので。


「スピード系のチカラが得意な人、うちのギルドにいなかったんだよねー。いやーよかったよかった」

「後、可能性が不明ってことは……希少種じゃない!大物よ大物!」


いや、釣りで大物釣ったような言い方されても……。


「えっと、ありがたいんだが、いいの?こんなので」

「いいのいいの。とりあえずは、まぁ……いいよね、リンネ?」

「今はあの依頼が先よね~」

「依頼?」


と、いうか、何でそこ曖昧なんだ?後で入会金払えとか言われても知らないぞ?


「いやー、何時間か前にね、依頼人が来たんだけどー……」

「この近くにいる動物に宝石を奪われちゃったらしいのよー。けど、動物を殺してまで取る気はないから、どうしようかと思ってたの~」

「サラッと恐ろしいこと言うなよ……」

「そこで、ヴィン!あんたが現れたってわけ!」


ラキがビシッと人差し指をヴィンに向けた。
決まったつもりらしい。
そこになんて返そうか迷ったその時、


ガチャッ


ドアの開く音。


「ただいまー」

「おー、おかえりー!」

「お帰りなさい姉貴っ!!」


先ほど買い物に出かけていったらしいシキが帰ってきたらしい。
例の、闇のチカラの使い手。
確かここは山の頂上。男でも上るのに1時間以上かかるというのに、わずか数十分で帰ってきたのは、やはり瞬間移動をしているからだろうか。
ラキとリンネが玄関のほうに出て行った。
その途端にヴィンはまた深刻な顔に戻る。
どうしても解決できない。落ち着いているわけが。
そしてリンネがシキをあんなに慕っているわけが。テンション上がりすぎだろ。


「―でね、このヴィンがギルドにはいるんだって!」

「やりましたねー姉貴!!」


リンネの大きな声で、ヴィンは三人が戻ってきたことに気づいた。


「!さっきの……」


さっきの出来事もあって、シキは少し顔を赤らめた。
そして、


「ヴィンさん、でしたね。これからよろしくお願いします!」


と、90°のお辞儀をされた。
しかも、正確に。


「よ、よろしく……」

「ヴィン~、さっきので惚れたりとかしてないよね?」

「なっ!?」

「ら、ラキ!何言ってんの!」

「したらわたしが許さないかもしれないわね~……ふふ」


シキの後ろでリンネが微笑んだ。
……闇のチカラを持ってるのはこっちじゃないか、と思うくらい、殺気を放っていたが。


「じゃあヴィンさんも盗品を取り戻しに行くんですね」

「流れ的にそうなるらしいな。行くのか?」

「あ!買ったばかりの卵とかアイスとかを冷蔵庫に入れなきゃ……」


そう言うとシキは一瞬だけ消え、また現れた時には大量の食料が入った荷物が三つあった。


「こ、これは…?」

「シキは瞬間移動『も』できるけど、本来は『自分の空間を作り出せる可能性』、だからね」

「あ、そうか」

「闇って、何でも吸い込んじゃうみたいなんですよ。光以外のチカラを使った攻撃でも、こういった食料でも」


ラキの説明を、シキが続ける。


「で、吸い込んだものは自分の空間に入れられちゃうんです。出す時苦労することもありますけど、便利ですよー」


食料の荷物の一つを重そうに持ち上げ、別の部屋に持ち出そうとするところを、リンネが声をかける。


「姉貴、この荷物、冷蔵庫の前で出せばよかったんじゃ」

「………。ああっそうだった!」


やはり闇のチカラを持っているように見えない。



☆☆☆

シキが冷蔵庫の整理を終えた後、ヴィンを含めた四人は下山をしていた。
この山のどこかに依頼人の宝石を盗んだ動物がいるらしい、が。


「ふぃ……疲れた~」

「シキ、瞬間移動ばっかりしてるから運動不足なんじゃない?」

「ラキに言われたくないんだけどー。お菓子関連のときしか外出しないくせに」

「今こうしてしてるじゃん。シキよりはぜんっぜん体力あるしー」

「まぁまぁ二人とも、ケンカはその辺で~」


三十分程度歩き回っても、現れないということで、今は近くにあった岩を椅子代わりとして休憩をしている。
木々の間から夕日がこちらに顔を向けている。


「そういえば、シキちゃん達」

「?」


ヴィンは、一人で考えていたことを質問した。


「……つまり、シキが凶暴になる可能性があるってのに、何でそんなにまったりしてるのか、って言いたいんだ?」

「そういうことになるな」


ラキの質問を肯定すると、シキが寂しげな顔になった。


「やっぱり、『常識』っていうのは染み付いちゃうものなんですね……」

「あ、いや!その、シキちゃんを侮辱したとかそういうんじゃなくて」

「いや、あたしが言ってるのは闇のチカラのほうですよ」

「え」


どういうことだ?
そう言おうとした瞬間、後ろでガサガサと物が動く音が。


「お、ようやくお出まし……」


ガサガサッ!


ラキの言葉を遮って出てきたのは、巨大な熊。


「なんだよー言わせろよー!」

「ちょ、え、ええっ!?」


2m、いや、3mあるだろうか。
この山にこんなでかい熊がいたとは。


「グルルルル……」


しかも、威嚇してるし。
って、ずっとシキのほうを見ているじゃないか。攻撃してくるのではないか?


「シキちゃん!」

「はい?」

「いや『はい?』じゃなくて!なんか戦闘準備とかいいんすか!?」

「平気ですよ、これくらいなら」


こ、これくらい?
3mほどの熊を、『これくらい』…?
きょとんとしていると、熊がシキに襲い掛かっていた。
意外と素早く、止める暇も声をかける暇もなかった。
はずだった。


「おーおー、容赦ないねぇ」

「さすが姉貴ー!」

「な……」


いつの間にか、熊が自らの体長の倍は吹っ飛んでいたのだから。
シキの無事を確認しようと振り向くと、不気味なオーラがただよっていた。
これが、闇……?
ここで気がついた。シキは闇のチカラを使って、波動を一瞬でつくり、熊を跳ね返したということが。
あの体であの威力……。どれだけの魔力を持っているのだろうか。


「またチカラに頼っちゃったなー。あ、ヴィンさん、盗品とってこないとですよ」

「え、ええ?」

「ヴィンー、シキ手加減してるから、熊しんでないと思うよ。そろそろ起き上がるかも」

「ちょ!先に言えよ!」

「まぁ、あの熊が盗品持っていたらいいんだけどねぇ。どこかに付けてるようには見えないし、もしかしたら住処においてあったりとか?」


ヴィンはラキみたいに考えるのは後にし、熊の元に急いで駆け寄った。
スピードには自信がある。シキの瞬間移動にはかなわないが、それも一瞬といってもいいほどの速さだと思っている。
そして、熊の身体を少々調べると、夕日に当たり輝くルビーの宝石を見つけた。


「あった!」

「よしゃー、これで解決!」


ヴィンは熊が起きないうちにその場を離れ、盗品をラキに手渡した。


「ほい、初仕事お疲れさん」


受け取ったラキはニッと笑った。


「ヴィンさんさっきの質問にお答えしますね」

「え?ああ、うん」

「闇って悪役が使うものかもしれませんが……

正義の為にも使えるんですよ」

正義と闇の可能性

正義と闇の可能性

不思議な「チカラ」が使える世界― 人々は魔法のようなそれを当たり前のように扱い、生活していた。 そんな中、義賊の下っ端だったヴィンは、自分のチカラを伸ばし、将来本物の義賊になれるよう、ギルドにはいるよう言われたが、 そこには、「チカラ」のない世界から来たにもかかわらず、特別な闇のチカラを手にしてしまった少女がいて…… シリアスに見えたり見えなかったりするファンタジー!コミカルなところが多いです!

  • 小説
  • 短編
  • ファンタジー
  • コメディ
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2013-12-24

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