NEW SYSTEM (3)

久しぶりの投稿!

ぜひ見てくれるとうれしいです!

「ただいま」
俺は家の扉をあけた。
「あら、あんたどこに行ってたの。刑事さん困ってたわよ」
母がリビングから出てきた
「一回刑事さん帰っちゃって、また違う刑事さんが来て貰っちゃったんだから。
 公務執行妨害とかにならないかしら」
思いつめた顔をして母はリビングに戻っていった。
「そんなんならないよ」
少しわらってしまった
だって最初の警察は偽者なんだから
言いたかったけどめんどくさいのでやめた

そのとき携帯がなった
開いたらメールだった。気がつかなかった何件もメールが来ている。
俺は自分のへやに戻りながらメールを確認した。
ほとんどが友達からだったがその中でひとつ不思議なメールが来ていた。
<FUTURE SYSTRM>
読めねぇ・・・
「ふつあー  さいすたむ?」
俺のバカさに一瞬あきれる

開いてみた。
・ ・・なにこれ。
「はじめましてFUTURE SYSTEMと申します。
  このたびあなたの彼女にあたるミチカさんをお預かりさせていただいております
  なおこの機関は国が補償する施設ですので、どうぞ心配なさらないでいただきますよ  
  うよろしくおねがいします
  
  ちなみにこのメールは自動送信となっております
  返信は受け付けておりませんのであらかじめご了承ください
  
  では失礼いたします」

「ミチカを・・・あずかってる?」

しかも国って書いてある。
のにサツが知らないとか

どこまで信じたらいいんだろう?
でもおれのメアドがわかるってのは並大抵のことじゃ・・・ないか
ミチカのケータイを見ればすぐわかることだし
でもこれは誘拐ってことになるんじゃないか!?

・ ・・そうだ!
ミチカのおばさんとかにもメール届いてるんじゃないか?
それなら俺のすることはない。
ただ明日を待つだけ。

でも念のためおばさんにも連絡しておこう
俺はミチカの家電にかけた

・ ・・でない
そこで俺は何か嫌なものを感じた
普通だったら普通におばさんがミチカを探しているのかと思うけど

何か・・・違う

1分間コールして切ろうとしたそのとき、
いきなりコールが途絶えた

誰かが会話をしている

「こちらフュー***シス*ム*ほお*り」

「ま*なっとく**ないやつ**る」
??
「***、カンナ」

一気に背筋が凍った

『カンナ』
その声だけがはっきり聞こえた。
ということは
ここは慎重に考えたら逃げた方がいいってことになる

そうなると俺はさっきレイと交換したメアドにれんらくした

『追われてる可能性アリ。明日、昨日の階段で待ってる』

俺は着替えとか貯金とかをリュックに詰めた
「あとは・・・」

こうして俺は折りたたみ自転車にまたがった。


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すがすがしい朝、
カンナの母、佳苗は電話の音でめを覚ました。
電話の内容は
『ミチカの母が自殺したのをカンナに伝えて欲しいという一報』
そしてリビングにおいてあったカンナからの書置き
『知らない人が来たらおとなしく言うことを聞いて欲しい。
  俺を出せと言われたら家中を探させて欲しい
  その間に姉ちゃんと逃げろ
   必ず帰ってくる』

そして佳苗がカンナの姉を起こし朝食をとっていた頃、

知らない男2人がいきなり扉を開けた

NEW SYSTEM (3)

まだまだファンタジー要素は出てませんがちゃんと出すつもりでいるので
引き続き見ていただけると幸いです

NEW SYSTEM (3)

  • 小説
  • 掌編
  • ファンタジー
  • ミステリー
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2011-10-06

CC BY-NC-ND
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CC BY-NC-ND