犠牲マン

犠牲マン

ここ最近の小説では、ありえない部活動が多々あるとおもう。みんなはそれらにあこがれを持ったことはないだろうか?俺はもちろんある。今そうだ。
そこで俺は新しい部活動を作りたいのである。しかし、小説の通りにならないこともある。まず教師が、
「そんな部活認めるわけがないだろうwwww」「これだから子供は・・・・」「そんなことする余裕あるなら勉強しなさい」
などと言うに決まっている。少しは子供に夢を見させてあげてほしいものだ。しかし、そんなことじゃめげないんだ・・・俺は・・・
まだ第二手段があるのだ。そう、裏部活パターンだ。よくあるだろう。放課後に行動している魔物をやっつける部活的な、そういう感じだ。
要約すると表向きにはクソ真面目な部活動名にしておいて、裏でかっこよさげなことをしちゃうということだ!!!この言い分で教師を説得してみた所、
「あぁ・・・・まぁ・・・おっけー♪」と
超軽い感じにおっけぃしてくれちゃったのだ。ちなみに名前は「科学部」だ。科学的なことはもちろん何もしない。ただの外見上の部活動だ。
しかし内容が無いと教師がOKしてくれないとみなさん思うだろう。大丈夫だ。問題ない。もう一人の友人に頼んでおいたのだ、文才があるからな!

そんなこんなで、部活動を作ることができた。表は「科学部」裏では・・・・何て名前にしようか・・・中二病っぽくなりそうだな・・・まぁいいかな?
ということで裏の部活動では人を助ける部活動・・・・・・「ヘルプ部」こうしておこう。なに?しょぼい名前じゃないかって?だいじょぶだ。まだまだ、
これから先の展開は長いのであるから。。。。そんなこんなで俺のヘルプ部が始まった。
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2、出会い

2、出会い

「俺のクラスは・・・・。1-Aか・・・。」
「うわー・・・。いまどきほとんどの高校「1-1」とかのはずなのにーーー。ここの学校「1-A」とかいってるーーハズカシーーw」
この高校お前もかよってただろーが・・・・・
春は心のなかでそう思い、1-Aへ入っていった。
「きゃーーー!春君だーーーー!」「やったーーーー!同じクラスだーーーー!」「何あの人イケメンーーーー!」
「ひゅーひゅー!もてもてだな♪モテる王様、「モテキング」!!!」
うざいこの上ない。この兄貴の声、形、物体、俺にしか見えないものなのだ。だから人前ではなにも反抗できないのだ。ほんとにうざい。消えとけ。成仏いつすんだよ・・・。女はほっとくからいいとして、あとはこの物体兄貴とほかの男子の目線がめんどくさいな・・・。この外見からか、友達は一人しかいない。
「おh!おしゅんじゃーーん♪同じクラスじゃんー♪うっふふーー♪」
この男こそが俺の唯一の友達「東武 嵯峨」 とうぶ さが だ。こいつはなんㇳ・・・
「俺の出番じゃい!」
来ると思った。うざい、不愉快だ、死んでくれ、あ、死んでるわ。俺のセリフにかぶせるな。
「この男は春の唯一の友達の「東武 嵯峨」君だ!」
それさっき言いました。うざい、きもい、目の前に出てくるな、うっとうしい、帰れ。
「話し方がおねぇっぽいけど最初だけだから気にしないでくだちぃ。」
それどっかで聞いたことある奴だ、ぱくるな、著作権がどうとかするから。
「東武君もイケメン、天才、モテ魔王なのだ!しかし、変人であり女子にも友達多数。なので少しだけ春に立場がにておるのじゃい。」
兄貴キャラが安定してねぇよ、一定の話し方にしろよ、うぜぇ極まりねぇよ、だまっとけよ。。。
「と、そんなこんなで説明終わりっ!はなしにもどります。」
俺は脳内でずっとつっこんでたのか・・・。兄貴のことになると俺性格変わるな・・・。嫌だわ。

「おう、お前と同じクラスか。ちょっと安心したよ。てかお前檸檬高校だったんだな?」
「もちろんもちもち!おまえといっしょじゃないと俺生きてけないょw喋る奴いないよぉ。」
「へ?お前女子人気あるじゃないゕ・・・」

時が止まった。そんなに俺は悪いことを言ったのだろうか?東武はこっちを向いたまま動かなくなってしまった。新たな新種のボケのようだ。今分かった。よく見ればこいつは中学よりも面白い奴になりたいとか言っていた。その話をすると長くなるので略。かっといってそのボケの意味はまったくわからなかった。おもしろくもなんでもない。つまらなさすぎる。そもそもこれはボケの類にはいるのだろうか?そんなこと考えながら俺は自分の席を見つけて、着席した。春の季節にはすばらしい、窓側の位置取りの席であった。そこでいつものように小説を取り出して、読みだすのであった。どんな小説かと言うと、兄貴のものだ。兄貴と言えばヲタクである。それらの本を俺はブックカバーをつけて読んでいる。つけないとなんとなく恥ずかしいのだ。ヲタクに見られたくないと思っているのだろ。心の淵で・・・。

どんなこんなで最初の一日は何も起こらずに終わっていった。。。これからの俺は忙しくなり、面倒になっていった。

1、死亡フラグ

1、死亡フラグ

先ほどまえがきではなしていた物は3年前に死んだ兄の言葉だ。兄は中二病だった。うざいほどの。高校にはいったら青春するんだ!とか言って死んでしまった。まるで馬鹿なはなしだ。なにがヘルプ部だバカ野郎・・・。自分のこと助けれないで交通事故で死ぬとか。人をかばって死んでいたらしい。そこだけはヘルプしていたんだな。いい話だとは思うがホントにバカだな、兄貴・・・。
「おい!おーい!起きろ!春!おきろ!!!」
「うが・・・」
「はやく起きろって!今日から兄貴と同じ高校いくんだろ?早く準備しろ!」
今しゃべっている奴、それは、兄の亡霊だ。兄は死んだはずなのに、俺にだけ見えたままの幽霊になっていたのだ。
「うるさいな・・・・・、二度寝は朝の基本だろ?」
「うるせぇ!だって今日から俺の青春をつぶしてくれた、檸檬高校に行くんだろ?たのしみでしょうがねぇんだよ!」
「はいはい、兄貴はたのしそーですね。」
「そりゃたのしみだよ!だってお前には「ヘルプ部」にはいってもらうからな!」
「はいはい、わかってますよ、どうせ暇だし他に入りたい部活もないし。」
そう、今は3年後、たった3年たっただけなのにこの世はゆとり化していき、学校は少し自由化していた。2036年、これが今の年、なんと平成のまた次の
                                             
                                             「ゆるめ」

そんな名前の年号になっていた。3年前よりだいぶゆるめなのであった。
「おっと!そろそろ登場人物の説明かな?」
「へ?誰に話してんの?兄貴?大丈夫?そろそろ成仏する?」
「俺の名前は「尾 凸出」 お でこでだ。変な名前は小説でのお約束だぜ!そしてこちらが弟の「尾 春」 お はるだ。変な名前なのは気のせいだ。これからもたくさん登場人物が増えるからそのたび説明するぜ!ちなみに俺の性格はとてもいい人だ!ほんとにいい人だ悪いことはしたことが無いぞ!それとは違い、この弟さんはイケメンなのにやる気なし!賢いのに、頭いいのにモテるのに!彼女は作らない!なんてやつだ!」
「別にそれぐらいは良いだろう・・・。その人のことを好きになれないだけだ。」
そう、俺は何事にも興味がない。好奇心がないのだ。昔は勉強が好きだったのに、すべてを理解できた今、勉強の意味をなくした。興味を持てる物がないのだ。興味のそそるようなことを探して生きる日々を過ごしていた。
「もーーーー。そんなこと言っちゃって!俺は×××したこともねぇのに逝っちまったぞ!?哀しいよ・・・。」
「そーですか・・・。じゃあとりあえず学校行こうか。」
「お!?パンくわえていっちゃう?角でぶつかりにいっちゃう?」
そんなこと言ってる亡霊の兄を無視してパンをくわえて、初登校の檸檬高校へと歩き出すのであった。

3、初仕事

だるい。だるくてしょうがない。なぜ、自己紹介などするのだろうか・・・・・。皆の名前と顔をすぐ一致させるためだとか言うが、結局すぐ覚えれないではないか・・・。特に教師がそうだと思えるのは俺だけなのだろうか・・・・・。まったくもってだるい。
「ちなみに言うと、春は心の中はひどいのだっ!」
そんなこと説明しなくていい。お前が居なくなれば一番のストレスは無くなるのだが・・・・・。お願いだから成仏してほしいものだ。
「はい。次は・・・、はい、尾 春君、お願いします。」
ついに来てしまった俺の番。さて、どう自己紹介してやろうか、兄ならば・・・・・、
「はい。囚人番号104番、尾 凸出です。趣味は人殺しで、好きなものは血と叫び声です。俺にはかかわらない方が身のためですょ・・・。」
とか言うのであろうか、中二病にもほどがある。なんだ囚人番号て、わけわからん。大体自分の番号把握している、囚人いるのか?興味ないからわからないが、中二病は大体頭悪いのは確かなはずだ。そんなこと考えてる暇にも、自己紹介を思いついた。
「はい。檸檬中からきた尾 春です。部活動では、科学部に入ろうとしています。いろいろしているので、皆さんよろしくお願いします。」
「春君、科学部なんだぁ・・・?」「何であんな部活はいるのかな?」「私もはいっちゃおっかなーー♪」
色々なことを言われてるが、男子の目という目がこっちをにらみつけている。怖いこの上ない。でもこんなの気にしない。こんなんじゃへこたれない。なぜならこれからもっと大変な出来事が待っていたのだから。
「はいじゃあ次に、東武 嵯峨君おねがいします。」
「はい!俺の名は、東武嵯峨だ!よろしく!突然だがこの学校に裏の部活が存在しているという・・・。そんな噂をきいたので、この高校に入学してきました。なにか心当たりのある人は俺に連絡ください!一緒に突き止めようぜ!!!」
はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああっぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!???

犠牲マン

犠牲マン

初投稿なのでお手柔らかにっ!

  • 小説
  • 掌編
  • 青春
  • 恋愛
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2013-12-21

Copyrighted
著作権法内での利用のみを許可します。

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  1. 2、出会い
  2. 1、死亡フラグ
  3. 3、初仕事