大馬鹿推理の助
前半は蘭に欲情するコナン。
後半は電話越しの2人(新一と蘭)の葛藤です。
(処女作です)
ザーーーーッ
「わ、すごい雨ね、コナン君。」
「そうだね、蘭姉ちゃん。」
ここは毛利家の居間である。
コナンと蘭が窓の外を眺めている。
「…」
「…」
ピカッ
…ゴロゴロゴロゴロ‼︎‼︎
「っきゃぁっ‼︎」
「どうしたの?蘭姉ちゃん。」
「う、ううんっ!?なんでも無いわ」
「そ?なら、いいけど。
ところで、そろそろ寝ないの?」
それもそのはず。
時計の針は12時をさすところだった。
「え、?うっうん。そうね、」
「…?」
「…」
「…」
「あ、あのね?コナン君。今日、お父さん麻雀でいないの。」
「そ、そうなんだ」
(どうしたんだ?蘭のやつ)
「だ、だからね?コナン君、私の部屋で寝てもいいのよ?」
「え…」
「ほら、雷も鳴ってるし…汗」
(そうか、蘭のやつ、雷が…)
「…蘭姉ちゃん。」
「っ!はい!」
「…もしかして、雷が怖いの?w」
「そそそそそっそんなわけないじゃない!!!ただ、私はコナン君が怖いかなぁ~っと、思って…ね?」
「…ふーん。ま、いいや!一緒に寝よっか!」
「うううううっうん!」
(ったく、高校生にもなって雷が怖えーのかよw)
「じゃ、電気消すわよ」
「うん!」
ゴソゴソ
「ふふっ。おやすみ、コナン君。」
「っおやすみ、蘭姉ちゃん」
…スー…スー…
(寝るの早えー)
スー…
「さ、俺も寝よ。」
スー…スー…
「…」
「っ‼︎」
コナンはガバッと起き上がる。
「寝れるかっ!//」
それもそのはず。
コナンの耳もとに微かな蘭の鼻息が
かかるのだ。
(っ、やっべ…//)
蘭の胸元はパジャマのボタンが
二つも空いてあられもなくはだけている。
(っ//無防備過ぎんだろっ…//)
「んっ…」
(⁉︎)
「しん…ち……」
(……蘭…)
「しん…いちぃ……」
コナンは堪えきれずに蘭の上にそっと馬乗りになる。
「…蘭………」
コナンの唇が蘭の唇に近づく。
すると、そのとき…
「新一の、大馬鹿推理の助めえぇっ‼︎」
(っ⁉︎)
蘭が寝言で新一を罵倒した。
「ちっ蘭のやつ…」
コナンが蘭から離れようとすると、
「…いで。」
「…え?」
「…いかな、でっ……」
蘭の閉じられた瞳から涙が零れ落ちる。
(…蘭)
「…き、」
「…好きよ、…んいち…」
(蘭…‼︎)
蘭が寝言で告白する。
(…電話、しなきゃな……。)
翌日
プルルルルル プルルルルル
はい、もしもし?
「…蘭」
「新一っ⁉︎」
「ああ、俺だ。」
「新一、元気なの!?」
「元気に決まってるだろ」
「…ふふっ//」
「んだよ、気持ち悪りーな//」
「あのね、私、昨日新一に会った気がするの。」
「っえ⁉︎」
「あ、や、多分夢なんだけどねっ//」
「バーロ、驚かせんなよw」
(蘭…)
「あーあ、夢の中の新一はもっと優しかったのになぁっ」
「優しくなくて悪かったなっ」
「ううんっ。その方が、新一らしいよ!」
(昨日のも俺だっつーのw)
「わり、蘭。俺そろそろ…」
「はいはい、じゃあ、体には気をつけてね!」
「おぅ!」
「またね、大馬鹿推理の助君っ♡」
「てめ、今度会った時は承知しねーぞw」
「ふふっ。てことは、また会えるって事だよね」
(…会えるよね?新一…)
「ああ!絶対にな!」
「信じてるからね!」
「おう!んじゃな!」
「バイバイっ」
ツーツーツー
(…本当だぜ、蘭。俺は、何があっても帰って来る。
また蘭、お前に大馬鹿推理の助!って、言われにな!…だから、それまで待っていてくれ。ごめんな……)
大馬鹿推理の助
うあーーーっ
グダグダになってしまった。゚(/□\*)゚。
自分の文才の無さが恨めしい‼︎
とにかく、こんな駄文をここまで読んでくださった皆様、
本当にありがとうございましたm(;∇;)m