親知らず

親知らず

親知らず

歯が痛い。
いろいろな病院には行き慣れているが、この年になっても歯医者という場所は苦手だ。耳鼻咽喉科と同じで、口の中に機械を入れて診察されるということに抵抗があるらしい。

とはいえ、この痛みはかなり前から痛んでいたものだったので、放置しすぎはいけないと思い、今週末に歯医者の予約を入れておいた。親知らずが関係しそうだったので、そのあたりの希望も伝えられるところがいいと思って今までとは違うところにした。


今までかかりつけだった歯医者は、腕は悪くないのだが、親知らずでも自分で抜けると思えば抜きたがるところがあって敬遠していた。以前、横に生えた親知らずは自分じゃあ手に負えないから、ということで別の大きな病院の口腔外科の紹介状を書いてもらって抜いてきたが、そのあと残っている親知らずも「これならここで抜ける」と自信たっぷりに言われてちょっと恐怖感を感じてしまった。大きければ大きいほどいいとは言わないが、最低限口腔外科を名乗っているところであってほしい。万が一が恐ろしい体質だからである。


ただ、運がいいのか悪いのか、平日の仕事の休日は、ことごとく周囲の医者は休みである。歯医者とて例外ではない。
まあ、それだけ家のことをやれということなのであろう。

親知らず、きれいに痛みが残らずに抜歯できればいいなあ…

親知らず

親知らず

  • 随筆・エッセイ
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2013-12-12

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