昔忘れ やましたたかゆき 通い慣れたはずの道がまるで知らない町に思え昔馴染みのはずの人たちが見知らぬ人に思え空も海も山も異国の町のように生ぬるい風が吹き抜けて行く訪ねたことの後悔に駅へ向かう足取りが早くなってゆく 昔忘れ