閃光の3.11
あの地震から32年。
大臣暗殺から見えはじめた
本当の災害、AFの目的とは
閃光の3,11
2010/3/11
ほんの数分の出来事は何年も先の未来変えた、、、。
町は少し前までの繁栄を失い、ある人は家族、またある人は心を失った。
それから32年、人の記憶は月日とともに流された。いつの間にか、3月11日は黙祷の意味を失い煩雑なものに姿を変えた。
2042年3月11日
福島の小さな町で静かに追悼式は行われた。TVのカメラのはどこにもなくラジオでのみ報じられた。
ゲストというとかなりの語弊があるが、台上には曽我大臣がいた。そして彼の足はマイクへと進む。
「ロックオン射撃許可を」とある男のトランシーバーは告げた。
「まて、あのひとのきょかがまだだ」
大臣が話す。
「え~本日は・・」
カンペの言葉が並ぶ
~一発の弾丸が大臣をつらぬいた~
刹那、頭にジョンFケネディーが蘇る。
これがすべての始まりだった。その同じ日警察はこの事件を主導したと思われるマフィアのアジトがある廃工場に数名のSIT内密にを派遣した。その中の一人、青田優だけは3,11を知らない世代だった。
SITは工場につくやいなやすぐに突入。しかし、中になにもないまま5分大きな物音に優は意識を奪われた。
築くとレスラーの様ながたいのいい男の運転するバンの中で手足を縛られていた。詰まる声で優はきいた。
「あんたは?」
「今警察の追っているテロ組織AF<アンデット福島>野本幹部だ」
がたいのいい男はそう軽く答えて、一瞬優を見た。
「聞いてないのか?」
「昨日の大臣暗殺の重要参考人の確保としか、、、」
正直、事件の詳細について優はあまり詳しいとは言えなかった。
「そうか、なら三月十一日になぜ追悼式でなぜ事件を起こしたか教えよう。おれたちは一度国に殺されたんだ」
はっ!?っしたかおで優は男を見た。
「俺の名は浅黄はやち君の敵であり組織の裏切り者だ逮捕するかしないかはこれからいくさきではんだんしてくれ」
少しして小さな廃墟ビルについた。すかさずはやちは優のひもを説き、拳銃を渡した。
「きをつけろ、ここはアジトだ」
二人は闇の中を進む。
少しして一発の弾丸が二人を出迎えた。すぐに二人は柱の裏に隠れた。
閃光の3.11