Dimension adventure

始めまして!
アクションアドベンチャーを書かせていただきます「ナノα」です!

英語で堅苦しいとは思いますが、
とっても楽しいお話です!

Dimension adventureを日本語訳すると「次元の冒険」
と言います!
次元の変動で翻弄する少年達を楽しく見守っていただければ光栄です!

次元移動!?

俺は部屋の中に太陽の光が差し込んで目覚めた。
いつもの朝だ。
気だるい体をゆすって、一度あくびをする。
いきなりチャイニーズマフィアがAK48(銃の名前)を両手に抱えながら家に飛び込んでくるなんて災難はないだろう。
第一そんな大事件があったら珍しくて遭遇してみたいくらいだ。
平和だ。
平和すぎて俺はもう一度5秒間くらいあくびをした。
暇だし、朝の日課の筋力トレーニングでもするか?
そして俺は腕の体操をしながら部屋を出た。

「ふぁ~母さん!おはよう!」

いつものように家族に朝の挨拶をする。
だが、今日はそのいつもではなかった。
さっきまで平和と俺はとぼけていたのにだ。

「ん?返事がない」

静まり返っている。
いつもは返事をしてくれるのに今日は少し違う空気
がリビングに広がっていた。
俺は恐怖心を打ち消すため体をブルッと震わせた。

「母さん~~!!入るよー?」
ドアを開けると…………


―――――そこは「もぬけの殻」だった…
いや、もぬけの殻なんてモンじゃない。
なにもない…   否、そこは白い壁につつまれた
立方体でしかなかった。    

トイレ、風呂場、ついさっきまで居た俺の部屋まで
すべて白い壁…

「どうなってんだ………
 俺、夢でもみてんのか?」

というか、外から変な音がする
なんか空風というか、
ガタガタガタという音が。
俺は思わずリビングにある窓を思い切り開いた。
普通なら川が目の前にあって、すがすがしい景色のはずだ。
だがしかし、目の前にある光景は信じがたいものであった。

「こっ、これは!!
 おいおいどうなってんだよっっ!!!」

つい叫んでしまった
だが、外の光景は揺るぎ無い事実。

「な、なんで…だよ…」

次元移動!?(2)

――――――目に映ったのは、
一面の、砂漠、砂漠、砂漠
サハラ砂漠?砂漠なんかあったらあのピラミッドが拝めるチャンスじゃないか?
なんてジョークもかましてみたが状況は変わらないまま。
まるで夜のうちにエジプトまで
飛ばされたとか?
家族はどうなってる?


「とっ、とりあえず。落ち着こう…」


          シーン…
「落ち着けるかっ!!!」

ちょっとまて、なぜ自分でつっこんでんだ…

「ま、まず外へ出よう。うん。そうしよう」

だが外へ出たとたん

―――――あったはずの家は塵のように舞って
きれいさっぱり  『消えた』

そう。『消えた』のだ



「え?ちょ。いや え?
ちょっとォォォォォォォォォ!!!! 
家は!? なんの嫌がらせだよッ!!」
その場にうずくまる

その様子をあざ笑うかのように
  グルルルルル
と嫌な音が聞こえてきた

「ん?」

目を凝らすと鋭い牙をむき出しにした「トラ」
がいた…

「いや、俺なんも武器持ってないんだけど!
 死ぬーー!」

Dimension adventure

Dimension adventure

突然次元移動してしまった少年レンは 仲間と共に次元脱出を開始する! 友情があって温かいアクションアドベンチャーが今、始まる! バトルシーンもたくさんあります! 一緒にレン達と旅を始めましょう!

  • 小説
  • 掌編
  • ファンタジー
  • 冒険
  • アクション
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2013-12-03

Copyrighted
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  1. 次元移動!?
  2. 次元移動!?(2)