エゴイズム プロローグ

ちょっと遠い未来。
その未来では超能力を使える人が少しいる。
ただ、まだ超能力者を知る人はまだ少ない。
そんななか、超能力を悪用する者もいる。
人知を超えた力に警察は、なされるがまま。
警察の権威がなくなりつつあるために、自衛隊が台頭。
自衛隊附属中学校、高等学校が続々開校される。
しかし自衛隊でも超能力者による犯罪に手を焼いている。
業を煮やした政府は賞金首制度を半ば強引に公布し施行した。
この制度により市民、軍人という隔たりはなくなりつつある。
このような混乱している時、上文(かみふみ)ハイツの永治幸平(ながやこうへい)たちは行動を起こすのであった。

プロローグ

一人の少年が走っている。それも体格のいい男、3人を相手にして。


「おい、待て!いい加減、俺らに捕まったらどうだー?」
「待てって言われて待つやつがいるか!それより、そろそろ許してはくれないんですかー?」
「何?!兄貴のスーツを汚しておいて許してくださいだと?!」
『やべ、地雷踏んだ・・・。』


4人の追いかけっこはさらに白熱していった。
まだまだ日は沈まないようだ。

エゴイズム プロローグ

エゴイズム プロローグ

ちょっと遠い未来で少年が正義とは何かを考えるお話。

  • 小説
  • 掌編
  • アクション
  • SF
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2013-11-30

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