片思い

カタオモイ

気が付けば好きになってて。

目で追いかけちゃうし、話せたらすっごい嬉しいし、ヤキモチだって妬いちゃうし。

きっとこれが片思いなんだろうな、って思うのにそう時間はかからなくって。

「告白しちゃいなよ!」

そんな友達の声。
無理だよ、できるわけないよ。

でもね、時々絡まるアナタとの視線にね、私期待しちゃうの。
少し私を意識してくれてるのかなぁって。
きっとそれは自惚れ。

席はアナタの近くになりたいし、何かのグループだって一緒になりたい。
アナタの笑顔が大好きだし、からかわれると赤くなるその顔も好き。
ちょっとした仕草にいつも心を奪われるの。

これ以上アナタを好きにさせないで。

そんな願いを持ちながら、でもやっぱり毎日好き。

いつか言えるといいな、大好きです、って。

片思い

片思い

アナタのコトが好きなんです。 そんな風にいつか言えたらいいな。

  • 小説
  • 掌編
  • 青春
  • 恋愛
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2013-11-30

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