ガンダムZZ 0087 20話

「こちらポシュー、着港願います。」
「「こちらグラナダ、許可します。第4港へ…」
グラナダ…反連邦組織エゥーゴの本拠地である。
「これでしばらくは休めるね。レオン。」
「ああ……これからどうなっちまうのかな?」
「さあ…でもこれからも戦うのは確かよ。」
その時ブリーティング室のドアが開いた
「お!お勤めご苦労!」
「クレア…俺じゃなかったらと考えたことあるか?」
入ってきたのは艦長だった。
本名は不明。
なんでも艦長やってれば艦長としか呼ばれないから艦長で良いらしい。
馴染み深いクレアでさえ知らないとか
年齢は28歳の若い艦長だ。
「それよりな…俺たちは新しい艦にかわるぞ!」

「よく来てくれた。ユキ中佐。先の戦いは残念だったな。」
「申し訳ございません。ハマーン様。」
「そういう意味ではない。」
「ではいったい?」
「さきほどシャングリラ宙域から報告が入った。その報告の中で新型のガンダムが現れたそうな。」
「では、私にそれを討てと?」
「いや違う。中佐はまだ体の傷が癒えてなかろう?そこで中佐にはしばらく休養をと思ってな。」
「しかし、今はそのような時では!」
「確かにそうだ。だが中佐は私の為によくやってくれた。その礼をな。」
「ありがたき幸せ。しかしその間私の部下はどのように?」
「同じような待遇だ。で中佐の任務はモーリス少佐が引き継ぐ。」
「モーリス…少佐でありますか…大丈夫でありましょうか?あの男は…」
「わかっている。」

「よーしぃ!ではでは行こうじゃないか。諸君。」
アクシズから出航する一隻の朱色のエンドラ級がいた。
「んん~僕の勘だと…」

ガンダムZZ 0087 20話

ガンダムZZ 0087 20話

  • 小説
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2013-11-15

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二次創作物であり、原作に関わる一切の権利は原作権利者が所有します。

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