純粋な学園物だと思ったらこんなことになるなんて・・
5話ですよ( ´∀`)bグッ!
第五話 キビシイ生徒会長とか
ツンデレ決定じゃん!
YSO=ヴェルクマイスター
「ふぅ、今日もいい天気だ。」
俺は両手に持ったバケツに入っている水を眺めながら言った。まああれだ、結論から言えば間に合わなかった。チクショウ作者め・・・
話は1時間前に遡る。
バタン!
「どうだ!」
俺は体育館の扉を力強く開け放った。
「しまった・・・」
強く開け放ったから俺は注目の的になってしまった。ま、まあここまではよくあるシチュだ。俺ならこの屈強を乗り越えられる。簡単なことだ「遅れましたーてへぺろキラッ☆」って言えば笑いと共に遅れたことを忘れ去ってくれるに違いない。い、いくぜぇ・・・
「遅れましたーてへぺろキラッ☆」
ヒュー・・・寒い空気が流れ込む。一瞬俺だけD○O様の影響下に落ちたかと思った。「ジー」
みんなの視線が痛い。
「おい伊神。」
クソったれな鬼教師が俺様に気安く声掛けて来やがった。
「マク○スFのネタパクってんじゃねえ!」
「そこつっこむところちがーう。」
「罰として外でバケツ持って待ってろ。」
「うっわーおそのネタふりぃー。」
「追加で一つだ。」
とまあこんな感じになったわけだ、ん?
「そういや蒼音はどこいったんだ?」
「ちょっと奏ちゃん。」
体育館の角に隠れていたらしい蒼音が声を掛けてきた。
「この裏切りものめえ、話聞いてやらないからな絶対に。」
「今度アダルトゲームなんか買って上げるから。」
「オーケー許す、で、用件は?」
蒼音は一つ深いため息をした後5秒くらい間をおいて言った。
「そのままサボって次の授業から元から居ましたよー的な感じでいれば良かったのに。」「・・・」
俺は何も聞かなかったことにした。
「ん?君はさっきの・・・」
聞きなれない声が背後から聞こえた。
「俺の後ろを取るとはお主やりおるな。」
「hrr?」
「はいすいません俺が悪かったです。だから笑顔の動画とかで棒○みちゃんが呼んだらやけにリアルっぽさがある表記で言わないでください。」
今俺に頭を下げさせた愚か者は見た目第一印象がどーみてもツンデレ決定だな、うん。だった。だが髪が金ではない青髪ロングだ。
「ツンデレは金髪ロングで現代は安定してるんだよ!オタクの暗黙の了解を穢すな!」
「・・・」
「はいすいません。」
たしかこの子はこの学園の生徒副会長の・・
「神崎桜花よ。」
そうそう神崎だ。ん?
「なんかタイミングいいな。」
「だって勝手にあなたの心の中で私の自己紹介終りそうだったもの。」
コイツ勘がいいな・・・まあ青髪ロングのツンデレとか珍しいけど確か某格ゲーのアルカナ○ートとかいうやつにも似たようなキャラいたから大丈夫か。
「お前は今から何処に行くんだ?」
「貴方に答える権利はないわ。」
ごもっともだ。なんで聞いたか俺も分からん。多分作者がフラグ回収の為に何となく聞いときたかったんだろう。
「でも隠すほどのことじゃないからね・・・今から部室に行くのよ。」
「部室?副会長殿は何に所属して居られるのでしょうか?」
「剣道部よ。」
ツンデレ確立アップだな疾風のごとくとかいうやつのツンデレも二人とも剣道部だったからな・・・ちなみに作者も中学の頃は剣道部だった。
「暇だからついていってもいいか?」
「勝手になさい。面白いものなんてなにもないわよ。」
次回!ツンデレ副会長と剣道部で・・・まさか!グフフなゲヘヘ。きめえよ俺マジ自重だフヒヒ。おい作者!俺のキャラ勝手に変えんじゃねえよ。これから困るだろ。「ふひひ」とかどこのカ○ス頭の主人公だよ。
「置いてくわよ。」
「今行きます副会長様。」
純粋な学園物だと思ったらこんなことになるなんて・・
ツンデレを書くとか俺には無理だ・・・なんで剣道部についていったんだ主人公・・・前回→http://slib.net/2423次回→http://slib.net/2491