純粋な学園物だと思ったらこんなことになるなんて・・ 

第3話ですぅ

第三話 カメラ少女 努涼裕香
     YSO=ヴェルクマイスター
 「ハァ、ハァ、ハァハァ」
俺は走っている、
「ハァハァハァ」
なぜ走っているかというと、
「バラされたくなかったら私を捕まえてみろ
ー」
まあそういうことだ、あの新キャラみたいなやつが俺「達」のアレな写真を持っているわけで、説明すると長くなるんだが。
「第2話を見ろ!(カメラ目線)」
「短いじゃん!」
蒼音が誰に言っているのか分からないセリフに対して突っ込んだ。
「んなこたあどうでもいい定番のアレだアレ挟み撃ちを仕掛けるぞ」
学園内なので基本四角形に近い形をしているから左右に分かれれば簡単に挟み撃ちを仕掛けることが出来る。
「俺は中ニ病だからな、作戦名を決めるしかないだろう。」
俺は考える人のような体勢で考える、
「急がないと見失っちゃうよお」
「・・・」
考える
「・・・」
「よし!単純にダブルサイドアタック!略してDSA読み方わディーサだ!ドヤッ」
もう蒼音は俺の前に居なかった。気づけば遥かかなたに蒼音の後ろ姿が見える。今にもスカートがめくれそうだ、
「よし後ろを付いていって観察でもするか」
俺は蒼音を追いかけた。そしてついに念願のぱんtらが!見えなかった・・・そしてそのまま蒼音に追いつく、
「え?なんで奏ちゃんがコッチに来てるの?」
なにを意味の分からないことを・・・
「そんなのぱんtら見るために決まってるじゃ・・ぁあああ!」
っく俺としたことがディーサを失敗した。
「しかしまだかすかだがヤツの姿が見える!見える!俺にもみえるぞ!」
すぐに姿を見失ったのはいうまでもない。
「くっそおこちらコードネーム「SOU]LOSTした。」
俺は誰にいうでもなくそう呟いた。現代的に言えば中ニ発言をツイートした。
「俺はなんてイタイ子なんだ・・・ガン!」
力いっぱい地面を殴る。痛かった。
「俺たちの人生は終わったんだ」
「そんなに落ち込まないで。」
「分かってる!分かってるぞ!どうせこのまま全校に写真を見られヤンデレ女子たちが集まり修羅場になって新聞にこう載るんだ。」
    王立新参戦学園での衝撃スクープ
病み盛りの君立ちへ、ヤンデレパラダイス

ていうタイトルで載るんだ・・くぅ
「大丈夫よ、そんなどこぞのドラマ見たいなタイトルで新聞に載るわけないよ。」
そうだろうなまあこのタイトルは作者が原作のドラマのタイトルが好きではなかったからそれをオマージュしたなんて言えないしな。
「とりあえずどうするか考えようよ。」
蒼音が提案する。
「でも対策なんてない、なんかヤツは足速いしどこぞのウサギと亀の勝負くらい無意味だ。」
「その理屈でいくと勝てるよね?」
たしかに、なんかやる気出てきたぞ!こんなことでやる気が出る自分がしょぼく感じて仕方ないけど今回はしょぼくて良かった。
「俺は復活した。今なら何でも出来る気がするぞ蒼音!あとこのままだと特に何も進展もなく3話が終わっちまう!せめて続きが気になるような終り方につなげないといけない。」
「うん分かったとりあえず3話とか何のことか良く分からないけどがんばる!。」
そこで俺はいい作戦を思いついた。
「おい蒼音ちょっと耳を貸せ。」
10分後
「そ、奏ちゃんこれであの子来るの?」
蒼音の吐息を間近で受けならが答える。
「ああ、アイツはこういう場面だったら必ず来るんだ。」
「なんでそんなこと分かるの?」
「それは作者がこの場面で来るようにテキストを打ち込むからだ。」
説明の途中だったが、おや?誰か来たようだ。
「2回目の衝撃スクープGETおおお!」
俺はダッシュして取り押さえる。
「努寮裕香(ドリョウユウカ)を取り押さえたぞ!やったぞ俺!」
「ちょっとなんで私の名前知ってんのよ!かっこよく紹介出来ないじゃない!」
「ふっ、それは愚問だな!そんなの決まってる!タイトルに名前書いてるからだ!後行数の関係でもお前の招待はどちらにせよ言わなければならなかったからな。」
この時奏摩は努寮裕香を侮っていた・・・

純粋な学園物だと思ったらこんなことになるなんて・・ 

2話後編のあとがきで「続きが気になる感がたまらんでしょう」とか言いながら続きを2分後にうpする俺って何なんだ・・・前回→http://slib.net/2420次回→http://slib.net/2423

純粋な学園物だと思ったらこんなことになるなんて・・ 

  • 小説
  • 掌編
  • 恋愛
  • 青年向け
更新日
登録日
2011-09-18

CC BY-NC-ND
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