ある少女一日。
冷え込む朝の駐輪所で
登場人物 「由愛(ユメ)」 「遥(ハルカ)」
朝、自転車を置きに駐輪所に行くと・・・
由愛「あ…おはよう、遥。」
遥 「おはよう(*´▽`*)/由愛!」
由愛「今日はいちだんと冷え込むね。。。」
遥 「ん…そうだね…ねぇ 少し時間もらっていいかな?」
由愛「構わないけど…どうしたの?」
そういうと
遥 「あまり人がいるところでは恥ずかしくて…もう少しでチャイムなるし、誰もいなくなるからそれからでいいかな…?遅れちゃうけど。」
由愛 「あたしは構わないけど…遥はいいの?遅れちゃっても。」
遥 「僕はいいのw それより由愛に真剣に伝えたいことがあるから…」
・・・・。いつもとは違う…へらへらニコニコしてない遥の様子に少し驚いたけど…そんな大切な話って何だろう…。
キーンコォーンカァーンコォーン…♪
遥 「あ…鳴ったねチャイム・・・」
由愛「そうだね…あたしら遅刻決定だね・・・。」
遥 「あははw 怒られちゃうなw」
由愛「怒られたら遥のせいだからねw?」
遥 「えぇ???? 由愛構わないって言ったじゃんw 」
由愛「あははw冗談だよw」
遥 「もぅ…w」
由愛「ん…人いなくなったね。 それで伝えたいことって何?」
遥 「……大好きだよ。」
由愛「ん……え?」
遥 「僕は由愛のことが恋愛対象として大好きだよ…。良かったら付き合ってほしいんだけど…ダメ。。。かな?」
真剣な話って…遥が真剣なら…あたしもちゃんと答えてあげなくちゃな。
由愛「ねぇ…放課後まで待ってくれないかな?」
遥 「わかった…^^急な話でごめんね? 待ってるから…あ。。。そうだ、僕たちクラス違うけど廊下とかですれ違っても声かけないでほしいんだ…なんか恥ずかしいから////」
由愛「わかった。wじゃぁまた放課後。。。誰もいなくなったこの場所で^^」
遥 「うん! じゃ…またねw」
そういうと遥は駆けていった。
由愛「あたしも行かなきゃ…」
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あたしは今遥への答えを探している。放課後までにしっかりした答え出さなくちゃね・・・。
そんなことを考えているときずいたら昼休みに。 トイレに行こうと教室を出て、廊下を歩いていると
あ…遥だ。声…かけちゃダメなんだったね。
いつもはすれ違ったら必ず話すし休み時間、わざわざ遊びに行く遥のよこをすどうり…少し寂しいな。
トイレ行って教室へ戻るとまた考える。
考えて…考えて…あたしは恋愛的に遥のことを好きなのか…考えて…悩んで悩んで悩んで…考えて…
あ…そっか。遥あたしは――—
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――誰もいなくなった駐輪所にて―――
遥 「あははw午後になっても寒いねw」
由愛「そうだね。それで答えなんだけど…。」
遥 「うん…」
由愛「あたし、遥のこと大好き…。」
遥 「やったぁ!/// じゃぁ…」
由愛「うんん…そうじゃなくて…」
遥 「え?」
由愛「遥のこと大好きなの。だけど…まだあたしはガキで恋とかよくわからなくてさ…今は友達としてしか見れないんだけど、ちゃんと恋愛対象として見れる日が来ると思うから…もう少しだけ待っててほしいな。」
遥 「・・・。」
由愛「これがあたしの出した答え。」
遥 「あはは…そっか…それが由愛のホントの気持ちなら僕はずっと待ってるね。」
夢愛「うん…ありがとう。」
遥 「…待ってるからね(ニコッ)ぎゅーっ////w」
由愛「うわぁ/////ちょ…遥あぁ////」
遥 「大好き(*´▽`*)/」
……………あぁ…遥を「そういう目」で見れる日も遠くないかも・・・・。
ある少女一日。