MSSS(Medical Support Security System)
“Neo border”には組織、技術など様々なキーワードが出てきますが、
キーワードごとに少し補足しないとわかりづらいものがあります。
そこで本編とは別枠にしました。
この作品は
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“MSSS
(Medical Support Security System)”
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についてです。
“ASG”というグローバルセキュリティ企業の関連企業が開発した、
モバイル用メディカルシステム。
個人の身体や精神情報は最高の個人情報であり、
厳格に守られなければならないが、ネット上では
個人情報の漏洩防止が困難であるため
特殊なシステムが待たれていた。
しかし
残念なことに過去のどのシステムも完全ではないため、
この領域はまがいものだらけとなっていたが、
新星のごとく“MSSS”が発表されたため、
このシステムは一気に世界に広まりました。
<“Neo border”に出てくるキーワードの解説>
“MSSS(Medical Support Security System)”とは
このころのモバイルなど携帯端末は、その限界から拡張機能は本体性能ではなくデバイスリンク機器等で各個人に合わせたライフツールとして発展した。
また携帯端末本体にCPUなど基本性能はあるが、カードスロットがあり、そこに好みのカードを差し込んで性能を向上させることができる。
これを”Thunderbird Systemサンダーバード方式”といい、日々のシーンによって携帯端末の使い方をまったく変えることができた。
(機密の高いものは物理的にクラッシュするタイプなどもある)
また、画面や、電子機器の伸縮や形状の自由化は、老若男女の欲求に対応すべく多様なデバイスを生み出す。
その中でも“ASG”というグローバルセキュリティ企業の関連企業が、メディカル機能を中心とした、トータルセキュリティアプリを発表し、それとリンクしたデバイスリンク機器が瞬く間に世界中に広まる。
これは携帯端末を母体とし、
リング、リストバンド、腕時計、アクセサリー、靴はもとより、衣服などにも簡単に装着できるデバイスリンク機器が、常に体温、脈拍や血圧、心拍数などをチェックし、個人の状態によって各対応を携帯端末が自動的に行うシステムである。
ユニークなことに必要なデータは貪欲に収集するが
蓄積されていく個人データは一切ネットにあげない。
1953年以降個別化医療が進歩し、個々のゲノムマップもこれには管理されているため、完全なるセキュリティ対策(クラッシュ付)が必要だった。
実はこれが万人に支持され爆発的ヒットになったおおきな理由のひとつである。
初期タイプはメディカル系がメインの動作であったが、バージョンを上げるにつれ高度な防犯サーチ機能等がつき、危険度の高い人物が接近した場合や、先の危険が推測された場合などにも的確な対応できるものとなっていく。
この“ASG”関連企業が開発したシステムが“MSSS(Medical Support Security System)”であり、後日<AI Firエイル>がこのCMOに任命された。
■[ エイル ]とは =======
= 北欧神話ではアース神族の女神。
医術に優れ、肉体、精神などへの技術、霊能力を持つ。
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MSSS(Medical Support Security System)
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POSTSCRIPT(後記)
Hi everyone!
Welcome to the Neo Border World
”Neo Border”(ネオボーダー)は、近未来の世界を描いた作品です。
"北欧神話(Norse mythology)"で知られている
<Odin オーディン>
<Loki ロキ>
<Thor トール>
<Ragnarok ラグナロク>などが出てきます。
でも"マイティ・ソー(The Mighty Thor)"ほどエキサイティングじゃなく、
どちらかといえば"マトリックス(The Matrix)"や、
"攻殻機動隊(Ghost in the shell)"みたいな展開へとむかっていきます。
お楽しみいただければ幸いです
I want to make English translation of the "Neo Border" sometime ;p
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