Our world 02

Our world０１ の第2弾ボランティア活動へ行くことになったシエラとデミ。
少し悲しく超絶面白コメディのⅡです
ぜひどうぞ！

夕食

「いただきま～す」

「いっぱい食べてね！」
母は私を見てにこりと笑った。

「あ、そうだ！デミデミ！」

「なぁに？」

「ボランティアのことだけどいって何をするの？」

「えっと、タンザニアの家にホームステイして、食料は国が支援してくれるだけはあるらしいし、向こうの家に泊まりこみでその家の家族を助けるのよ！」

「で、出発はいつ？」

「1週間後かなぁ・・・」

「お母さんねスーツケースだけはレンタルしてきたの！」

「あの時買い物行った理由ってそれぇ？」

「何色？」

「もちろん白よデミ好きでしょ？」

「ありがとう！ご馳走様でした」

学校

「Hey ！デミGood morning!」
シエラが登校した。

「んねね！お母さんなんだって？」

「もちろんおｋよ！放課後買い物行かない？」

「ちょっと、シエラこれはあくまで慈善活動よ！」
でも、私も内心観光気分になっていた。

そして放課後

「ねぇデミ！」

「んー？」

「私たち飛行機で行くんでしょ？」

「アー平気よお母さんがやってくれるらしいから」

「そっか！」

彼女はお店に入ると、真剣な表情でコップやらなんやら、向こうで使うものを見ていた・・・。

観光じゃないって・・・でもま、いっか！

いざ出発！！！

じりりりっり・・・・
めざまし時計がなった。
「うーん、今何時？」

「え、嘘でしょぉ！」

シエラとはロサンゼルス国際空港にて待ち合わせだ。
10時に・・・。

「やばーい！」

「あら、やっとおきたのねほら荷物は用意してあるから、着替えてさっさっと出なさい！
シエラちゃんが待ったら・・・」

「いってきまーす！」
私はスーツケースとリュックをしょって、アメリカから出国する。