冬支度

冬支度

冬支度

 日に日に増していく寒さに耐えかね、一気に冬支度を済ませた。
こたつを出し、服を冬物に入れ替えた。どっと疲れるものである。
何気に出ていた扇風機もきれいにして仕舞い、加湿機能付きの空気清浄器を動かす準備も行った。

 職場には肩からすっぽり覆える薄手のひざ掛けを常備している。山の冬は冷え込むであろう。

 今年の冬も冷え込みが厳しくなるようだ。寒がりの私には堪える。


 夏物をしまうのは比較的に楽である。夏物はたいてい家で洗える。そんなにかさばるほど量もない。
 問題はこの冬物をしまう時だ。家で洗えないものがたくさん出てくるためクリーニングに出さなければならず、さらに量がかさばるため衣類圧縮袋もそこまで効果を大発揮!  とまではしてくれない。出したはいいが、しまうのが憂鬱、それが冬物なのである。

 でもこれがないとやり過ごすことのできない冬。冬のない常夏の国に憧れたころもあったが、それはそれでまたいろいろと大変そうであることに気が付いた。

 さて、今年の初鍋はいつになるだろうか。

冬支度

冬支度

  • 随筆・エッセイ
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2013-10-24

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